JPH06100003A - 液体容器における点滴装置 - Google Patents

液体容器における点滴装置

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Publication number
JPH06100003A
JPH06100003A JP4238669A JP23866992A JPH06100003A JP H06100003 A JPH06100003 A JP H06100003A JP 4238669 A JP4238669 A JP 4238669A JP 23866992 A JP23866992 A JP 23866992A JP H06100003 A JPH06100003 A JP H06100003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
liquid
sheath tube
drip
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4238669A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kuze
實 久世
Jiei Aburigo Guretsugu
グレッグ・ジェイ・アブリゴ
Hisao Kimoto
久雄 紀本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takemoto Yoki Co Ltd
Original Assignee
Takemoto Yoki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takemoto Yoki Co Ltd filed Critical Takemoto Yoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液量に関係なく滴下量が等しい点滴装置を得
たい。 【構成】 空気流入口6に鞘管8を取り付けてこの鞘管
8内を上昇して空気層7ではじけるまでの気泡aの上昇
時間を同一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内に容れられた薬
品例えば目薬或いはラー油等のような調味料等の液体物
を、容器を逆さにすることにより任意に滴下させること
ができる点滴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の点滴装置を図4に示す。1は点滴
装置にして、この点滴装置1は外周面に容器本体2の口
3内に対する嵌合部4を形成し、底面中央に滴下孔5を
形成すると共にこの滴下孔5の横に空気流入口6を形成
した構成で、容器本体2を逆さにすると、空気流入口6
から入った空気は気泡aとなって液中を上昇し、上部の
空気層7に気泡aがはじけるごとに滴下孔5より一滴ず
つ液体が滴下する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
場合、滴下孔5から液体が滴下する時間間隔は、空気流
入口6から入った空気が容器本体1内の液中を気泡aと
なって上昇し、上層に形成された空気層7内に気泡aが
はじけると一滴の滴下があることから、例えば図4にお
いて液の高さがhの場合と、液が減ってh′になった場
合とでは、気泡aが液中を上昇して空気層7に到達する
までの時間が異なる。つまり、液が多く残っている場合
には空気層7に到達する時間は長く、一方液が少なくな
るとこの時間は短く、結果として滴下時間間隔は徐々に
短くなる。このため、液が少なくなると一定時間当りの
滴下量が多くなるという欠点があり、使い勝手が悪い。
【0004】本発明の目的は液量に関係なく同じ滴下量
で点滴できる液体容器における点滴装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る点滴装置の
構成は次のとおりである。
【0006】容器本体の口内に対する嵌合部を外周面に
形成すると共に底面に滴下孔及び空気流入口を形成し、
前記空気流入口を容器本体内に長く挿入して成る液体容
器における点滴装置。
【0007】なお、空気流入口に鞘管差込部を形成し、
この鞘管差込部に対する鞘管の差し込み量により空気流
入口と鞘管の先端との距離を調整することにより、点滴
時間を調整できるように構成してもよい。
【0008】
【作用】容器本体を逆さにすると、空気流入口から流入
した空気は気泡となって鞘管内の液中を上昇し、容器本
体内の上部空気層に入ってはじける。このようにして、
気泡がはじけると、滴下孔からは一滴の液体が滴下す
る。液量が少なくなり、容器本体側の液面のレベルが下
がり、空気層が拡大しても、鞘管内には液体が入ってお
り、この鞘管の長さ(高さ)が同じであることから、気
泡が上昇してはじけるまでの時間は常に同じである。こ
の結果、滴下時間間隔も始めから終わりまで同じであ
る。但し、液量があまり少なくなると、鞘管内に入る液
量も少なくなることが考えられるので、この時は鞘管を
取り外すか、差し込み量を変えて、空気流入口から鞘管
の先端までの距離を短くして対応することができる。
【0009】
【実施例】図1に本発明に係る点滴装置を示す。点滴装
置1は外周面1aに容器本体2の口3内に対する嵌合部
4を形成し、底面1bの中央に滴下孔5を形成すると共
にこの横に空気流入口6を形成し、更に空気流入孔6の
差込部6aに鞘管8を差し込んだ構成で、鞘管8は差し
込み量の調整が可能であると共に取り外すことも可能で
ある。
【0010】上記点滴装置は、図3に示すように容器本
体2を逆さにすると、空気流入口6から空気が矢印のよ
うに流入し、鞘管8内の液中を気泡aとなって上昇し、
やがて鞘管8の先端8aから空気層7内にはじける。こ
のようにして空気層7内に空気が入ると、滴下孔5から
一滴の液体が滴下する。上記実施例において、容器本体
2内の液体のレベルが鞘管8の先端8aより下っても、
鞘管8内には液が入っているため、空気流入口6から鞘
管8の先端8aまでの距離(気泡aが気泡を保ちながら
上昇する高さ(H)は変わらない。この結果、滴下時間
間隔も変わらない。但し、途中で滴下時間間隔を変えた
い場合であって、これを長くしたい場合には鞘管8の差
込量を少なくしてHを大きくなし、反対に短くしたい場
合には多く差し込んでHを小さくする。これにより、気
泡aの上昇時間が変わり、滴下時間間隔つまり滴下量が
変わる。
【発明の効果】本発明は以上のように、容器本体内の液
量の変化に関係なく滴下量は一定となり、又必要に応じ
てこの滴下量の調整も出来るから使い勝手の良い点滴装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る点滴装置の説明図。
【図2】A−A′線断面図。
【図3】使用状態の説明図。
【図4】従来の点滴装置の説明図。
【符号の説明】 1 点滴装置 1a 外周面 1b 底面 2 容器本体 3 口 4 嵌合部 5 滴下孔 6 空気流入口 6a 差込部 7 空気層 8 鞘管 8a 先端 a 気泡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の口内に対する嵌合部を外周面
    に形成すると共に底面に滴下孔及び空気流入口を形成
    し、前記空気流入口を容器本体内に長く挿入して成る液
    体容器における点滴装置。
  2. 【請求項2】 空気流入口に鞘管差込部を形成し、この
    鞘管差込部に対する鞘管の差し込み量により空気流入口
    と鞘管の先端との距離を調整することにより、点滴時間
    を調整できるように構成して成る請求項1記載の液体容
    器における点滴装置。
JP4238669A 1992-09-07 1992-09-07 液体容器における点滴装置 Pending JPH06100003A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4238669A JPH06100003A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 液体容器における点滴装置

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JP4238669A JPH06100003A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 液体容器における点滴装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06100003A true JPH06100003A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17033563

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JP4238669A Pending JPH06100003A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 液体容器における点滴装置

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JP (1) JPH06100003A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5794824A (en) * 1992-10-07 1998-08-18 Jeong; Chang-Rock Vessel for containing liquid
CN115279173A (zh) * 2020-03-10 2022-11-01 尼古拉斯·J·库克 用于单株植物的缓释型灌溉装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5794824A (en) * 1992-10-07 1998-08-18 Jeong; Chang-Rock Vessel for containing liquid
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