JPH0599275A - 送風機用円筒形羽根車の不釣合修正方法 - Google Patents
送風機用円筒形羽根車の不釣合修正方法Info
- Publication number
- JPH0599275A JPH0599275A JP3245521A JP24552191A JPH0599275A JP H0599275 A JPH0599275 A JP H0599275A JP 3245521 A JP3245521 A JP 3245521A JP 24552191 A JP24552191 A JP 24552191A JP H0599275 A JPH0599275 A JP H0599275A
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- Japan
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- synthetic resin
- blades
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業性よく安全に送風機用の円筒形羽根車６
の動不釣合を修正する。 【構成】 動不釣合試験機２５の検出信号に基づいて、
円筒形羽根車７のおもりが必要な複数の羽根２の所要部
分に、おもり粉末を混入した熱可塑性の合成樹脂液１０
を供給して固化させる。 【作用】 動不釣合試験機２５によっておもりを取付け
る羽根２，これらの羽根２のおもり取付部分，取付重量
を検出し、これらの検出信号に基づいて、おもり粉末を
混入した合成樹脂液１０を自動的に供給し、合成樹脂液
１０の固化によって羽根２におもりを固着できる。
の動不釣合を修正する。 【構成】 動不釣合試験機２５の検出信号に基づいて、
円筒形羽根車７のおもりが必要な複数の羽根２の所要部
分に、おもり粉末を混入した熱可塑性の合成樹脂液１０
を供給して固化させる。 【作用】 動不釣合試験機２５によっておもりを取付け
る羽根２，これらの羽根２のおもり取付部分，取付重量
を検出し、これらの検出信号に基づいて、おもり粉末を
混入した合成樹脂液１０を自動的に供給し、合成樹脂液
１０の固化によって羽根２におもりを固着できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機などの送
風機に用いる円筒形羽根車の不釣合修正方法に関するも
のである。
風機に用いる円筒形羽根車の不釣合修正方法に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機などの送風機、とくに横流フ
ァンには熱可塑性樹脂の射出成形品からなる円筒形羽根
車が一般に用いられる。前記円筒形羽根車は、図３に示
すように、円板状または円環状の支持板１の端面に軸方
向に延びる多数の羽根２を円周方向に所要間隔で一体に
形成したエレメント３を有している。これらのエレメン
ト３を軸方向に複数個接着または高周波溶着し、一端の
エレメント３の支持板１には軸４が一体にインサートし
てある。他端のエレメント３には羽根２の先端面と一体
に形成した環状の支持板１を設け、この支持板１に図示
省略した取付部材を介してカップリング５が設けてあ
る。なお、図３において、６はカップリング５を電動機
の軸に固定するためのビスである。
ァンには熱可塑性樹脂の射出成形品からなる円筒形羽根
車が一般に用いられる。前記円筒形羽根車は、図３に示
すように、円板状または円環状の支持板１の端面に軸方
向に延びる多数の羽根２を円周方向に所要間隔で一体に
形成したエレメント３を有している。これらのエレメン
ト３を軸方向に複数個接着または高周波溶着し、一端の
エレメント３の支持板１には軸４が一体にインサートし
てある。他端のエレメント３には羽根２の先端面と一体
に形成した環状の支持板１を設け、この支持板１に図示
省略した取付部材を介してカップリング５が設けてあ
る。なお、図３において、６はカップリング５を電動機
の軸に固定するためのビスである。
【０００３】前述した構成の円筒形羽根車７をそのまま
回転させると、静不釣合と偶不釣合による動不釣合を生
ずる。そこで、動不釣合を修正するために、所要のエレ
メント３の羽根２の所要部分に金属板からなる所要重量
のおもり８をそれぞれ固着している。おもり８は、図４
に示すように、羽根２の横断面形状に近似した横断面ほ
ぼＵ字状の金具からなり、両側辺８ａ，８ｂの対向面に
爪８ｃを突出させたものであり、羽根２に外周側から嵌
めて羽根２の両側面に爪８ｃを喰込ませて、羽根２を両
側辺８ａ，８ｂにより挟着するものである。
回転させると、静不釣合と偶不釣合による動不釣合を生
ずる。そこで、動不釣合を修正するために、所要のエレ
メント３の羽根２の所要部分に金属板からなる所要重量
のおもり８をそれぞれ固着している。おもり８は、図４
に示すように、羽根２の横断面形状に近似した横断面ほ
ぼＵ字状の金具からなり、両側辺８ａ，８ｂの対向面に
爪８ｃを突出させたものであり、羽根２に外周側から嵌
めて羽根２の両側面に爪８ｃを喰込ませて、羽根２を両
側辺８ａ，８ｂにより挟着するものである。
【０００４】そして、図５に示すように、おもり８の一
側辺８ａより他側辺８を長くして羽根２に挿入しやすく
したり、図６に示すように、おもり８の両側辺８ａ，８
ｂの間隔を先端開口部近くで狭くして、羽根２の強力な
弾持を可能にしたりするものもある。
側辺８ａより他側辺８を長くして羽根２に挿入しやすく
したり、図６に示すように、おもり８の両側辺８ａ，８
ｂの間隔を先端開口部近くで狭くして、羽根２の強力な
弾持を可能にしたりするものもある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の送風機用円筒形
羽根車の不釣合修正方法は、横断面ほぼＵ字状の金具か
らなるおもり８を、羽根２に挟着していたので、作業者
の手作業となり、作業が面倒であると共に、おもり８の
取付後に前記羽根車を回転させると遠心力によっておも
り８が外れる恐れがある。
羽根車の不釣合修正方法は、横断面ほぼＵ字状の金具か
らなるおもり８を、羽根２に挟着していたので、作業者
の手作業となり、作業が面倒であると共に、おもり８の
取付後に前記羽根車を回転させると遠心力によっておも
り８が外れる恐れがある。
【０００６】そしてこれを防止するために接着材による
挟着を併用したり、おもり８の両側辺８ａ，８ｂに爪８
ｃを設けて爪８ｃを羽根２に喰込ませたりしているが、
これらによっておもり８の取付時の作業性がさらに低下
し、また、取付時に作業者が指先を負傷したり、羽根２
を破損したりすることがあるという問題点があった。こ
の発明は、前述した問題点を解決して、作業性よく、ま
た、羽根を破損することがなく、さらに安全な送風機用
円筒形羽根車の不釣合修正方法を提供することを目的と
するものである。
挟着を併用したり、おもり８の両側辺８ａ，８ｂに爪８
ｃを設けて爪８ｃを羽根２に喰込ませたりしているが、
これらによっておもり８の取付時の作業性がさらに低下
し、また、取付時に作業者が指先を負傷したり、羽根２
を破損したりすることがあるという問題点があった。こ
の発明は、前述した問題点を解決して、作業性よく、ま
た、羽根を破損することがなく、さらに安全な送風機用
円筒形羽根車の不釣合修正方法を提供することを目的と
するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明による送風機用
円筒形羽根車の不釣合修正方法は、動不釣合試験機から
の検出信号に基づいて、送風機用円筒形羽根車のおもり
が必要な複数の羽根の所要部分に、おもり粉末を混入し
た合成樹脂液を必要量だけ供給し、供給した合成樹脂液
を固化させるものである。
円筒形羽根車の不釣合修正方法は、動不釣合試験機から
の検出信号に基づいて、送風機用円筒形羽根車のおもり
が必要な複数の羽根の所要部分に、おもり粉末を混入し
た合成樹脂液を必要量だけ供給し、供給した合成樹脂液
を固化させるものである。
【０００８】
【作用】この発明は、動不釣合試験機によっておもりを
取付ける複数の羽根，これらの羽根のおもり取付位置，
および取付重量を検出し、この検出信号に基づいて、お
もりが必要な羽根の所要部分に、おもり粉末を混入した
合成樹脂液を所要量だけ自動供給し、供給した合成樹脂
液を固化させることにより、自動的に羽根におもりを固
着することができる。
取付ける複数の羽根，これらの羽根のおもり取付位置，
および取付重量を検出し、この検出信号に基づいて、お
もりが必要な羽根の所要部分に、おもり粉末を混入した
合成樹脂液を所要量だけ自動供給し、供給した合成樹脂
液を固化させることにより、自動的に羽根におもりを固
着することができる。
【０００９】したがってこの発明によれば、作業性よく
送風機用円筒形羽根車の動不釣合を修正でき、また羽根
を破損することがなく、さらに作業者の安全性も向上す
る。
送風機用円筒形羽根車の動不釣合を修正でき、また羽根
を破損することがなく、さらに作業者の安全性も向上す
る。
【００１０】
【実施例】以下、この発明の一実施例につき、図１，図
２を参照して説明する。図１において、９は合成樹脂液
の供給装置であり、この供給装置９は次のように構成し
てある。すなわち、鉛粉末などのおもり粉末を混入した
熱可塑性の合成樹脂液１０を入れる原料液容器１１を有
し、この容器１１内の下部にはヒータ１２を設置し、容
器１１内に適所にプロペラ形の攪拌翼１３を設けてあ
る。この攪拌翼１３は、容器１１の蓋１４上に設けた攪
拌用電動機１５の縦軸１５ａ下端に連結してある。
２を参照して説明する。図１において、９は合成樹脂液
の供給装置であり、この供給装置９は次のように構成し
てある。すなわち、鉛粉末などのおもり粉末を混入した
熱可塑性の合成樹脂液１０を入れる原料液容器１１を有
し、この容器１１内の下部にはヒータ１２を設置し、容
器１１内に適所にプロペラ形の攪拌翼１３を設けてあ
る。この攪拌翼１３は、容器１１の蓋１４上に設けた攪
拌用電動機１５の縦軸１５ａ下端に連結してある。
【００１１】また、容器１１の下部には、送出管１６の
基端を連通させ、送出管１６の先端には図示省略したモ
ータ，ポンプ，バルブなどを備えた定量吐出装置１７の
入口を接続し、この吐出装置１７の出口には吐出管１８
を接続してある。前記吐出管１８の下方にはスライドテ
ーブル１９を配設し、このテーブル１９に円筒形羽根車
７を着脱可能に保持する保持機構２０および割出し回転
機構２１を設けてある。前記テーブル１９は、ベッド２
２上に支持し、送り機構２３によって前記羽根車７の軸
方向に沿って往復移動するようにしてある。
基端を連通させ、送出管１６の先端には図示省略したモ
ータ，ポンプ，バルブなどを備えた定量吐出装置１７の
入口を接続し、この吐出装置１７の出口には吐出管１８
を接続してある。前記吐出管１８の下方にはスライドテ
ーブル１９を配設し、このテーブル１９に円筒形羽根車
７を着脱可能に保持する保持機構２０および割出し回転
機構２１を設けてある。前記テーブル１９は、ベッド２
２上に支持し、送り機構２３によって前記羽根車７の軸
方向に沿って往復移動するようにしてある。
【００１２】なお、図１において、２４はヒータ１２の
温度制御装置、２５は従来公知の動不釣合試験機であ
る。また、テーブル１９に保持する円筒形羽根車７は、
図３に示し前述したものと同構成であり、図１，図２
中、図３と同符号は対応する部分を示す。次に、図１に
示す供給装置９を用いる円筒形羽根車７の不釣合修正方
法について説明する。
温度制御装置、２５は従来公知の動不釣合試験機であ
る。また、テーブル１９に保持する円筒形羽根車７は、
図３に示し前述したものと同構成であり、図１，図２
中、図３と同符号は対応する部分を示す。次に、図１に
示す供給装置９を用いる円筒形羽根車７の不釣合修正方
法について説明する。
【００１３】先ず、原料液容器１１内に熱可塑性の合成
樹脂液１０とおもり粉とを入れ、ヒータ１２を作動さ
せ、温度制御装置２４によって所定温度に保ち、攪拌用
電動機１５を駆動させて攪拌翼１３を回転させることに
より、前記容器１１内の合成樹脂液１０におもり粉末を
均一に分散させる。また、スライドテーブル１９上に保
持機構２０によって円筒形羽根車７を保持させる。
樹脂液１０とおもり粉とを入れ、ヒータ１２を作動さ
せ、温度制御装置２４によって所定温度に保ち、攪拌用
電動機１５を駆動させて攪拌翼１３を回転させることに
より、前記容器１１内の合成樹脂液１０におもり粉末を
均一に分散させる。また、スライドテーブル１９上に保
持機構２０によって円筒形羽根車７を保持させる。
【００１４】前述した状態で、割出し回転機構２１を駆
動させて円筒形羽根車７を回転させると共に、動不釣合
試験機２５を作動させることにより、円筒形羽根車７の
静不釣合と偶不釣合との和からなる動不釣合を検出し、
検出した動不釣合を修正するためのおもりが必要な複数
の羽根２と、これらの羽根２へのおもりの取付位置およ
びおもり粉末を混入した合成樹脂液１０の必要重量とを
前記試験機２５に記憶させ、割出し回転機構２１を停止
させる。
動させて円筒形羽根車７を回転させると共に、動不釣合
試験機２５を作動させることにより、円筒形羽根車７の
静不釣合と偶不釣合との和からなる動不釣合を検出し、
検出した動不釣合を修正するためのおもりが必要な複数
の羽根２と、これらの羽根２へのおもりの取付位置およ
びおもり粉末を混入した合成樹脂液１０の必要重量とを
前記試験機２５に記憶させ、割出し回転機構２１を停止
させる。
【００１５】次に、前記試験機２５に記憶した信号によ
って割出し回転機構２１と送り機構２３とを作動させ、
円筒形羽根車７を軸回りに回転させ、スライドテーブル
１９を介して円筒形羽根車７を軸方向に移動させること
により、おもりが必要な最初の羽根２の所要部分を、前
記吐出管１８の先端下方に対向させて、割出し回転機構
２１と送り機構２３とを停止させる。
って割出し回転機構２１と送り機構２３とを作動させ、
円筒形羽根車７を軸回りに回転させ、スライドテーブル
１９を介して円筒形羽根車７を軸方向に移動させること
により、おもりが必要な最初の羽根２の所要部分を、前
記吐出管１８の先端下方に対向させて、割出し回転機構
２１と送り機構２３とを停止させる。
【００１６】この状態で、前記試験機２５の記憶によっ
て所要短時間だけ定量吐出装置１７を作動させることに
より、前記容器１１から前記吐出装置１７におもり粉末
が混入した場合、合成樹脂液１０を供給しつつこの合成
樹脂液１０を吐出装置１７から吐出管１８を経てその先
端と対向する羽根２に供給し、定量吐出装置１７の作動
を停止させることにより、羽根２に必要量の合成樹脂液
１０を被着させる。なお、羽根２への合成樹脂液１０の
供給は羽根車７を停止した状態で行う。
て所要短時間だけ定量吐出装置１７を作動させることに
より、前記容器１１から前記吐出装置１７におもり粉末
が混入した場合、合成樹脂液１０を供給しつつこの合成
樹脂液１０を吐出装置１７から吐出管１８を経てその先
端と対向する羽根２に供給し、定量吐出装置１７の作動
を停止させることにより、羽根２に必要量の合成樹脂液
１０を被着させる。なお、羽根２への合成樹脂液１０の
供給は羽根車７を停止した状態で行う。
【００１７】羽根２に被着させた合成樹脂液１０が流動
性を失う程度までの極めて短時間のうちに冷却固化した
後、試験機２５の記憶した信号によって割出し回転機構
２１またはこの回転機構２１と送り機構２２とを作動さ
せることにより、おもりが必要な次の羽根２の所要部分
を吐出管１８の先端下方に対向させて、作動させた回転
機構２１またこれと送り機構２２を停止させ、以下前述
したような吐出装置１７を作動させ、合成樹脂液１０を
羽根２に被着させる。
性を失う程度までの極めて短時間のうちに冷却固化した
後、試験機２５の記憶した信号によって割出し回転機構
２１またはこの回転機構２１と送り機構２２とを作動さ
せることにより、おもりが必要な次の羽根２の所要部分
を吐出管１８の先端下方に対向させて、作動させた回転
機構２１またこれと送り機構２２を停止させ、以下前述
したような吐出装置１７を作動させ、合成樹脂液１０を
羽根２に被着させる。
【００１８】さらに、前述した操作を繰返しておもりが
必要な複数の羽根２の全部に合成樹脂を被着させて冷却
固化した後、保持機構２０から羽根車７を外し、動不釣
合を修正した羽根車７を得る。動不釣合を修正した羽根
車７は、図２に例示するように、軸方向の両端部と中央
部の羽根車２とに、おもり粉末を混入した合成樹脂液が
固化したおもり２６がそれぞれ固着したものとなる。
必要な複数の羽根２の全部に合成樹脂を被着させて冷却
固化した後、保持機構２０から羽根車７を外し、動不釣
合を修正した羽根車７を得る。動不釣合を修正した羽根
車７は、図２に例示するように、軸方向の両端部と中央
部の羽根車２とに、おもり粉末を混入した合成樹脂液が
固化したおもり２６がそれぞれ固着したものとなる。
【００１９】なお、この発明において、羽根に被着した
合成樹脂液の固化は、放冷または冷風の吹付けによる強
制冷却によって行い、合成樹脂液の被着量が多い場合な
ど、羽根の長さ方向に長く合成樹脂液を被着するには、
スライドテーブルや吐出管を移動させつつ前記吐出管か
ら合成樹脂を羽根に供給してもよい。また、この発明に
用いる合成樹脂液の供給装置は、吐出管を円筒形羽根車
の軸方向に沿って往復移動させ、前記羽根車を保持する
部材を固定式にしてもよく、羽根車の割出し回転機構と
は別個に、動不釣合試験機による動不釣合検出用の羽根
車回転機構を具備させるなど、適宜変更できる。
合成樹脂液の固化は、放冷または冷風の吹付けによる強
制冷却によって行い、合成樹脂液の被着量が多い場合な
ど、羽根の長さ方向に長く合成樹脂液を被着するには、
スライドテーブルや吐出管を移動させつつ前記吐出管か
ら合成樹脂を羽根に供給してもよい。また、この発明に
用いる合成樹脂液の供給装置は、吐出管を円筒形羽根車
の軸方向に沿って往復移動させ、前記羽根車を保持する
部材を固定式にしてもよく、羽根車の割出し回転機構と
は別個に、動不釣合試験機による動不釣合検出用の羽根
車回転機構を具備させるなど、適宜変更できる。
【００２０】また、この発明は、円筒形羽根車の動不釣
合を予め検出し、おもりが必要な複数の羽根、これらの
羽根へのおもりの取付け部分、おもり粉末を混入した合
成樹脂液の必要量をテープ，デスクなどに記憶させてお
き、前記テープ，デスクなどを用いて合成樹脂液の供給
装置を作動させるようにしてもよい。
合を予め検出し、おもりが必要な複数の羽根、これらの
羽根へのおもりの取付け部分、おもり粉末を混入した合
成樹脂液の必要量をテープ，デスクなどに記憶させてお
き、前記テープ，デスクなどを用いて合成樹脂液の供給
装置を作動させるようにしてもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明による送
風機用円筒形羽根車の不釣合修正方法は、動不釣合試験
機からの検出信号に基づいて、送風機用円筒形羽根車の
おもりが必要な複数の羽根の所要部分に、おもり粉末を
混入した合成樹脂液を必要量だけ供給し、供給した合成
樹脂液を固化させるようにしたので、次の効果が得られ
る。
風機用円筒形羽根車の不釣合修正方法は、動不釣合試験
機からの検出信号に基づいて、送風機用円筒形羽根車の
おもりが必要な複数の羽根の所要部分に、おもり粉末を
混入した合成樹脂液を必要量だけ供給し、供給した合成
樹脂液を固化させるようにしたので、次の効果が得られ
る。
【００２２】すなわち、この発明は、動不釣合試験機に
よっておもりを取付ける複数の羽根，これらの羽根のお
もり取付位置，および取付重量を検出し、この検出信号
に基づいて、おもりが必要な羽根の所要部分に、おもり
粉末を混入した合成樹脂液を所要量だけ自動供給し、供
給した合成樹脂液を固化させることにより、自動的に羽
根におもりを固着することができる。
よっておもりを取付ける複数の羽根，これらの羽根のお
もり取付位置，および取付重量を検出し、この検出信号
に基づいて、おもりが必要な羽根の所要部分に、おもり
粉末を混入した合成樹脂液を所要量だけ自動供給し、供
給した合成樹脂液を固化させることにより、自動的に羽
根におもりを固着することができる。
【００２３】したがってこの発明によれば、作業性よく
送風機用円筒形羽根車の動不釣合を修正でき、また羽根
を破損することがなく、さらに作業者の安全性も向上す
る。
送風機用円筒形羽根車の動不釣合を修正でき、また羽根
を破損することがなく、さらに作業者の安全性も向上す
る。
【図１】この発明の一実施例による送風機用円筒形羽根
車の不釣合修正方法を行うための装置を示す概略構成図
である。
車の不釣合修正方法を行うための装置を示す概略構成図
である。
【図２】この発明の一実施例による不釣合修正方法で不
釣合を修正した送風機用円筒形羽根車の正面図である。
釣合を修正した送風機用円筒形羽根車の正面図である。
【図３】従来の不釣合修正方法で不釣合を修正した送風
機用円筒形羽根車の正面図である。
機用円筒形羽根車の正面図である。
【図４】従来のおもりの一例を示す斜視図である。
【図５】従来のおもりの他例を示す斜視図である。
【図６】従来のおもりのさらに異なった例を示す斜視図
である。
である。
【符号の説明】 １ 支持板 ２ 羽根 ３ エレメント ７ 円筒形羽根車 ９ 合成樹脂液の供給装置 １０ おもり粉末を混入した合成樹脂液 １１ 原料液容器 １７ 定量吐出装置 １８ 吐出管 １９ スライドテーブル ２１ 割出し回転機構 ２３ 送り機構 ２４ 温度制御装置 ２５ 動不釣合試験機 ２６ おもり
Claims (1)
- 【請求項１】 動不釣合試験機からの検出信号に基づい
て、送風機用円筒形羽根車のおもりが必要な複数の羽根
の所要部分に、おもり粉末を混入した合成樹脂液を必要
量だけ供給し、供給した合成樹脂液を固化させることを
特徴とする送風機円筒形羽根車の不釣合修正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3245521A JPH0599275A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 送風機用円筒形羽根車の不釣合修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3245521A JPH0599275A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 送風機用円筒形羽根車の不釣合修正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599275A true JPH0599275A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17134924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3245521A Pending JPH0599275A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 送風機用円筒形羽根車の不釣合修正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0599275A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1571436A1 (de) * | 2004-03-02 | 2005-09-07 | Ford Global Technologies, LLC, A subsidary of Ford Motor Company | Verfahren zum Auswuchten eines Lüfterrades |
| JP2016209563A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | アービンメリトール・テクノロジー，エルエルシー | シャフト釣合いシステムおよびシャフトの釣合いをとる方法 |
| CN114080506A (zh) * | 2019-07-02 | 2022-02-22 | 微软技术许可有限责任公司 | 增材制造的叶轮的动态平衡 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3245521A patent/JPH0599275A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1571436A1 (de) * | 2004-03-02 | 2005-09-07 | Ford Global Technologies, LLC, A subsidary of Ford Motor Company | Verfahren zum Auswuchten eines Lüfterrades |
| JP2016209563A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | アービンメリトール・テクノロジー，エルエルシー | シャフト釣合いシステムおよびシャフトの釣合いをとる方法 |
| CN114080506A (zh) * | 2019-07-02 | 2022-02-22 | 微软技术许可有限责任公司 | 增材制造的叶轮的动态平衡 |
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