JPH0599102A - アイドル回転数制御弁 - Google Patents

アイドル回転数制御弁

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Publication number
JPH0599102A
JPH0599102A JP3258841A JP25884191A JPH0599102A JP H0599102 A JPH0599102 A JP H0599102A JP 3258841 A JP3258841 A JP 3258841A JP 25884191 A JP25884191 A JP 25884191A JP H0599102 A JPH0599102 A JP H0599102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
rotor
bearing
valve stem
valve body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3258841A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Iwata
光一 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP3258841A priority Critical patent/JPH0599102A/ja
Publication of JPH0599102A publication Critical patent/JPH0599102A/ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁軸の振れを防止し、流量精度を向上する。
また弁軸を支持する軸受荷重を小さくして、耐振、耐久
性を向上する。 【構成】 ステップモータ20のロータ26はナット部
26bと軸受26cとマグネット26aとで構成され、
玉軸受24、25により回転可能に軸受されている。弁
軸28の左端はねじ部28aが形成され、ナット部26
bの雌ねじに螺合する。弁軸28の右端には弁体32が
固着され、弁軸はその左端が軸受26cで、中間部が別
の軸受27で軸受され、ロータ26の回転に応じて左右
に移動して弁体32を動かす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のアイドル回転
数制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図8にこの種のアイドル回転数制御弁を
備えた内燃機関の吸気系の概略構成を示す。
【0003】この図において、1はエアクリーナ、2は
エアフローメータ、3は吸気通路、4は吸気通路に設け
たスロットル弁、5はサージタンク、6は機関本体であ
る。エアクリーナ1で濾過された空気はエアフローメー
タ2で計測され、スロットル弁4にて流路断面積が制御
された吸気通路3を通りサージタンク5で各気筒の吸気
管7に分配され、吸気管7でインジェクタ8から噴射さ
れる燃料と混合され機関6の気筒中に吸入される。
【0004】吸気通路3にはスロットル弁4をバイパス
するバイパス通路9が併設され、アイドル運転時スロッ
トル弁4は全閉位置にあるのでアイドル運転に必要な空
気はこのバイパス通路9を介して機関6へ供給される。
しかして、バイパス通路9を介して供給される吸入空気
量がアイドル回転数制御弁10にて制御される。
【0005】このアイドル回転数制御弁10は例えば実
開平2−99263号公報に開示されているように、バ
イパス通路9中に設けた絞り10aと、この絞り10a
に進退可能に進入してバイパス通路9の流路断面積を変
える絞り弁体10b及び絞り弁体10bを駆動するステ
ップモータ10cを備え、図示しない回転数センサ等の
出力信号に基づきステップモータ10cに加えられる制
御パルスを発生する駆動制御手段11によって、機関の
アイドル運転時、運転状態に応じて絞り弁体10bを進
退させることによりバイパス通路9の流路断面積を調整
して吸入空気量を制御する。
【0006】図9にアイドル回転数制御弁10の詳細を
示す。制御弁10はステップモータ20と弁ハウジング
30を備え、ステップモータ20はスクリュ31にて弁
ハウジング30に固定され、弁ハウジング30は図8に
示すサージタンク5の外壁に固定されている。
【0007】ステップモータ20はモータハウジング2
1と、モータハウジング21の下部開口端に冠着したカ
バー22と、モータハウジング21の内周面に固着した
ステータ23と、このステータ23の内周面と僅かの間
隙を保って同心に配設されるとともにモータハウジング
21及びカバー22に玉軸受24、25を介して回転可
能に取りつけられたロータ26とを備え、ステータ23
にはターミナル23aを介して図示8に示す駆動制御手
段11から制御パルスが加えられる。
【0008】カバー22には軸受27を介して弁軸28
が回転不能にかつ左右方向へ進退可能に取り付けられ、
弁軸28の左端部に形成したねじ部28aがロータ26
のマグネット26aに一体的に固着したナット部26b
に進退可能に螺合している。
【0009】また、弁軸28の右端部にはほぼ円錐形の
外周面を有する絞り弁体32が固着されている。これに
よりロータ26が回転すると、その回転角及び回転方向
に応じて絞り弁体32が後述する絞り34に対して左右
方向へ進退する。なお、弁軸28のねじ部28aとナッ
ト部26bとの遊び(バックラッシュ)をなくすためカ
バー22と絞り弁体32間にスプリング29が装着され
ている。
【0010】弁ハウジング30内部に区画形成した弁室
30aには絞り弁体32が左右方向へ移動可能に収納さ
れ、弁室30aはバイパス管33を介してスロットル弁
4上流の吸気通路3に連通されている。また弁室30a
の右端開口はスロットル弁4下流のサージタンク5に連
通される。これらバイパス管33及び弁室30aは図8
に示すバイパス通路9を形成している。
【0011】さらに弁室30aには絞り弁体32が進入
したときその外周面との間に環状流路を形成し、絞り弁
体32の進入量に応じてバイパス通路9の流路断面積を
変える絞り34が弁ハウジング30に固設されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では弁軸
28を案内する軸受が符号27で示す軸受1個だけであ
るため、軸受27から絞り弁体32迄の距離が長いと、
弁体32が振れ、流量精度が低下するという問題点があ
った。
【0013】そこで、軸受27の他にもう1つの軸受を
追加して、2点支持にしようとすると、弁軸28を右方
に延長して、弁体32の右側に第2の軸受を配設する必
要が生じ、制御弁10全体の体格が大きくなり、車輛搭
載性が悪くなるという問題点があった。
【0014】本発明は上記にかんがみ、弁体の振れが生
じることなく、かつ大型になることのないアイドル回転
数制御弁を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のアイドル回転数制御弁は、弁軸(28)の一
端部に形成されたねじ部(28a)がロータ(26)の
ナット部(26b)に進退可能に螺合し、弁軸(28)
の他端部に絞り弁体(32)が固着されているととも
に、弁軸(28)の中間部を支承する軸受(27)を有
するものにおいて、ロータ(26)の一部に前記ねじ部
(28a)の外径を受ける軸受(26c,26bc)を
設けたことを特徴とする。
【0016】
【作用】一方の軸受(27)が弁軸(28)の中間部を
支承し、ロータ(26)の一部に設けた他方の軸受(2
6c、26bc)が弁軸(28)の一端部に形成された
ねじ部の外径を受けるため、弁軸(28)が2点で支持
され、弁軸(28)の先端に固着された絞り弁体(3
2)の振れを防止するとともに軸受荷重を二つの軸受に
分散させる。
【0017】
【実施例】図1及び図2の実施例で制御弁10はステッ
プモータ20と弁ハウジング30を備え、ステップモー
タ20はスクリュ31にて弁ハウジング30に固定さ
れ、弁ハウジング30は図8に示すサージタンク5の外
壁に固定される。
【0018】ステップモータ20はモータハウジング2
1と、モータハウジング21の下部開口端に冠着したカ
バー22と、モータハウジング21の内周面に固着した
ステータ23と、このステータ23の内周面と僅かの間
隙を保って同心に配設されるともにモータハウジング2
1及びカバー22に玉軸受24、25を介して回転可能
に取り付けられたロータ26とを備え、ステータ23に
はターミナル23aを介して図8に示す駆動制御手段1
1から制御パルスが加えられる。
【0019】カバー22には軸受27を介して弁軸28
が回転不能にかつ左右方向へ進退可能に取り付けられ、
弁軸28の左端部に形成したねじ部28aがロータ26
のマグネット26aに一体的に固着したナット部26b
に進退可能に螺合している。
【0020】また弁軸28の右端部にはほぼ円錐形の外
周面を有する絞り弁体32が固着されている。これによ
りロータ26が回転すると、その回転角及び回転方向に
応じて絞り弁体32が後述する絞り34に対して左右方
向へ進退する。なお、弁軸28のねじ部28aとナット
部26bの遊び(バックラッシュ)をなくすためカバー
22と絞り弁体32間にスプリング29が装着されてい
る。
【0021】また、ロータ26のナット部26bの左端
には、弁軸28の左端部に形成した前記ねじ部28aの
外径を受ける軸受26cが一体的に固定されている。ロ
ータ26はマグネット26aを樹脂のナット部26bに
図4に示すようにインサートし、このナット部26bの
左端に図3の金属製または樹脂製の軸受26cを接着、
圧入或いは廻り止めを有した隙間嵌め等にて組み合わせ
て構成する。
【0022】こうして構成されたロータ26は、金属製
または樹脂製の軸受26cが金属製の弁軸28のねじ部
26aの外径に回転可能に嵌合し弁軸28を左右方向に
進退可能に支持する。
【0023】次に、弁ハウジング30内部に区画形成し
た弁室30aには絞り弁体32が左右方向ヘ移動可能に
収納され、弁室30aはバイパス管33を介してスロッ
トル弁4上流の吸気通路3に連通される。また弁室30
aの下端開口はスロットル弁4下流のサージタンク5に
連通される。これらパイパス管33及び弁室30aは図
8に示すバイパス通路9を形成している。
【0024】さらに弁室30aには絞り弁体32が進入
したときその外周面との間に環状流路を形成し、絞り弁
体32の進入量に応じてバイパス通路9の流路断面積を
変える絞り34が弁ハウジング30に固設されている。
【0025】図5はロータ26の構造が上記第1実施例
とわずかに異なり、マグネット26aと軸受26cとが
樹脂のナット部26bにインサートされてロータ26が
構成されている。
【0026】図6は、ロータ26の更に他の構造を示
し、軸受26cのインサート部分の形状のみが図5の場
合と異なる。図7はロータ26の更に異なる構造を示
し、ナット部と軸受とが符号26bcで示すように一体
的に金属または樹脂で形成され、樹脂部材26dにより
マグネット26aと共に一体的に組み合わされてロータ
26を構成する。ナット部と軸受とを軸受材料で形成す
ることで、耐振動、高耐久性が得られる。
【0027】
【発明の効果】本発明のアイドル回転数制御弁は上述の
ように構成されているので、二つの軸受(27)(26
c)により弁軸(28)が2点支持されるため、弁軸先
端の振れが防止され、弁体(32)が絞り(34)に当
たる虞れがなくなり、流量精度が向上する。又、弁軸の
ねじ部にかかるストレスが軽減されねじ部の寿命が向上
する。
【0028】又、ロータ26の一部に軸受(26c)を
設けたので、制御弁全体の体格を大きくする必要がな
く、車輛搭載性を損なわない。そのため、自動車部品に
近時要求されるようになった耐振性及び高寿命化にも応
えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の縦断面図。
【図2】図1の実施例のロータを示す図。
【図3】図2のロータの軸受を示す図。
【図4】図2のロータのマグネットとナット部を示す
図。
【図5】本発明に用いるロータの他の構造を示す縦断面
図。
【図6】本発明に用いるロータの更に他の構造を示す縦
断面図。
【図7】本発明に用いるロータの更に他の構造を示す縦
断面図。
【図8】アイドル回転数制御弁を備えた内燃機関の吸気
系の概略構成。
【図9】従来技術の縦断面図。
【符号の説明】
26 ロータ 26b ナット部 26bc、26c、27 軸受 28 弁軸 28a ねじ部 32 絞り弁体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁軸(28)の一端部に形成されたねじ
    部(28a)がロータ(26)のナット部(26b)に
    進退可能に螺合し、弁軸(28)の他端部に絞り弁体
    (32)が固着されているとともに、弁軸(28)の中
    間部を支承する軸受(27)を有するものにおいて、ロ
    ータ(26)の一部に前記ねじ部(28a)の外径を受
    ける軸受(26c,26bc)を設けたことを特徴とす
    るアイドル回転数制御弁。
JP3258841A 1991-10-07 1991-10-07 アイドル回転数制御弁 Pending JPH0599102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3258841A JPH0599102A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 アイドル回転数制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3258841A JPH0599102A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 アイドル回転数制御弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0599102A true JPH0599102A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17325772

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3258841A Pending JPH0599102A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 アイドル回転数制御弁

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JP (1) JPH0599102A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107947446A (zh) * 2017-12-29 2018-04-20 沈阳蓝光驱动技术有限公司 转子轴重心偏置式内转子永磁电机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107947446A (zh) * 2017-12-29 2018-04-20 沈阳蓝光驱动技术有限公司 转子轴重心偏置式内转子永磁电机

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