JPH059878U - エアハンマの支持装置 - Google Patents

エアハンマの支持装置

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JPH059878U
JPH059878U JP5509391U JP5509391U JPH059878U JP H059878 U JPH059878 U JP H059878U JP 5509391 U JP5509391 U JP 5509391U JP 5509391 U JP5509391 U JP 5509391U JP H059878 U JPH059878 U JP H059878U
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air
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知 瀬下
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オールエヤー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打撃時の反動によるエアハンマの飛びはねを
防止し、被打撃物の連続打ちを可能とする。 【構成】 上下に設けた一対の支持体7a、7bの支持
孔8a、8bにエアハンマ10のシリンダ11を昇降自
在に挿入する。一対の支持体7a、7b間にストッパリ
ング29を組込む。下部支持体7bに形成したピン32
内にピン33と、このピン33をストッパリング29に
押し付けるスプリング34を組込む。上記ピン33でス
トッパリング29を傾斜させ、その内径面の上部エッジ
30と下部エッジ31の対向位置をシリンダ11に係合
させてシリンダ11の上方向の移動を防止し、下方向へ
は自由に動けるようにする。また、上部支持体7aには
シリンダ室35を形成し、その内部に組込んだピストン
36をエアの供給により下降させてストッパリング29
を水平状態に戻し、シリンダ11の外周面に対する係合
を解除させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、刻印機、カシメ装置、打抜き装置等に組込まれるエアハンマの支 持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シリンダの内部にピストンと、その下方にハンマとを組込み、シリンダ内に対 するエアの供給によりピストンを下降させ、そのピストンによりハンマを打撃す るようにしたエアハンマは従来から知られている。
【0003】 上記エアハンマを手動によって操作する場合、ハンマを下にして垂直状態に保 持し、そのエアハンマとワークの相対的な移動によりハンマの下端をワークに押 し付け、その押し付け状態でワークを打撃している。
【0004】 ところで、エアハンマの打撃時、ピストンを降下させる圧縮エアの供給圧によ ってシリンダが逆に持ち上がり、手に衝撃力が直接作用するためきわめて危険で ある。
【0005】 そこで、エアハンマのシリンダを昇降自在に支持する上下一対の支持体間に一 対のストッパリングを組込み、そのストッパリング間にスプリングを組込んで一 対のストッパリングを相反する方向に傾斜させ、各ストッパリングの内径面の上 側エッジと下側エッジの一部をシリンダの外径面に係合させることにすれば、エ アハンマは上下動せず、ワーク打撃時の反動でエアハンマが飛びはねるのを防止 することができるため、安全に作業を行なうことができる。
【0006】 また、一対のストッパリングを水平状態に戻すことにより、シリンダに対する 係合が解除されるため、エアハンマを上下動させることができ、ワークの打撃作 業を確実に行なうことができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、2枚のストッパリングを用いるエアハンマの支持装置においては、ハ ンマがワークを打撃すると、打撃後のハンマとワークの相対的な位置が変化する ため、ワークを連続打ちする場合、ハンマがワークを打撃する毎に、一対のスト ッパリングの係合を解除してエアハンマを下降させる必要があり、作業性が悪い 問題がある。
【0008】 この考案は、上記の問題点を解決し、打撃時の反動によってエアハンマが飛び はねるのを防止し、かつ連続した打撃作業を能率よく行なうことができるように することを技術的課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、ワークを支持する支持部 の上方に上下一対の支持体を設け、各支持体でエアハンマのシリンダを昇降自在 に支持し、シリンダの下端部に昇降操作用の操作部材を取付け、一対の支持体間 には傾動時に内周面の上下エッジの対向位置がシリンダの外周に係合するストッ パリングを組込み、一対の支持体のうち、下部支持体でストッパリングの下面外 周部を押圧するスプリングを支持し、上部支持体には、上記スプリングに対向し てシリンダ室を形成し、このシリンダ室にエアの供給により下降してストッパリ ングを押し下げるピストンを組込んだ構成を採用したのである。
【0010】
【作用】
上記の構成から成るエアハンマの支持装置においては、操作部材を押し下げる ことにより、ストッパリングが水平の状態に戻されてシリンダの外径面に対する 係合が解除され、エアハンマを下降させることができる。
【0011】 また、操作部材の押し下げを解除すると、ストッパリングはスプリングで押さ れて傾斜し、内径面の上下エッジの対向位置がシリンダの外径面に係合し、その 係合によってワーク打撃時の反動でエアハンマが飛びはねるのを防止することが できる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0013】 図1に示すように、ワーク支持部としてのテーブル1の上面には支柱2が設け られ、その支柱2の上面に第1アーム3の一端部が回転自在に支持されている。 また、第1アーム3の他端部には第2アーム4の後端部がピン5を介して回転自 在に連結されている。
【0014】 第2アーム4の先端部には、板体6が固定され、その板体6の側面に一対の板 状の支持体7a、7bが上下に設けられている。
【0015】 一対の支持体7a、7bには、図4に示すように、上下に貫通する支持孔8a 、8bが同軸上に設けられ、各支持孔8a、8bに軸受9を介してエアハンマ1 0のシリンダ11が昇降自在に支持されている。
【0016】 ここで、エアハンマ10は、図2に示すように、シリンダ11の内部にピスト ン12と、その下方にハンマ13とを組込み、シリンダ11のヘッドカバー14 に形成した給気孔15に圧縮エアを供給し、そのエア圧とピストン押圧用のスプ リング16の弾力とによってピストン12を上下動させ、そのピストン12の下 降時にハンマ13を打撃するようにしている。
【0017】 また、シリンダ11にピストン12が上限位置まで上昇したときそのピストン 12で閉鎖される第1小孔17と、ハンマ13がワークに押し付けられて後退動 したとき、そのハンマ13の大径軸部18で閉鎖される第2小孔19とを形成し 、その第1小孔17および第2小孔19とをパイロット通路20を介して給気孔 15に接続された給気通路21に接続し、その給気通路21に組込んだ方向制御 弁22をパイロット通路20の圧力変化により切換えてピストン12を繰り返し 上下動させるようにしている。
【0018】 なお、パイロット通路20は、その通路20に組込んだ5ポート2位置切換弁 23の切換えによって給気通路21に連通され、一方、5ポート2位置切換弁2 3は、パイロット通路20から分岐した分岐路24中の操作弁25の操作によっ て切換えられる。
【0019】 上記の構成から成るエアハンマ10は、ハンマ13を下にして一対の支持体7 a、7bで昇降自在に支持され、そのエアハンマ10を引き上げるスプリング2 6がシリンダ11の外側に設けられている。
【0020】 エアハンマ10のシリンダ11の下端には、図4に示すように、操作部材27 が固定され、その操作部材27に一対のハンドル28、28が固定され、一方ハ ンドル28内に前記操作弁25が組込まれ、その操作弁25の押釦25aがハン ドル28の上面より突出している。
【0021】 一対の支持体7a、7b間にはストッパリング29が組込まれ、このストッパ リング29は傾斜状態において、内径面の上部エッジ30と下部エッジ31の一 部がシリンダ11に係合し、その係合によってシリンダ11の上方向への移動を 防止する。
【0022】 一対の支持体7a、7bのうち、下部支持体7bにはピン孔32が設けられ、 そのピン孔32内にピン33と、このピン33をストッパリング29の下面外周 部に押し付けるスプリング34とが組込まれている。
【0023】 一方、上部支持体7aには、上記ピン孔32に対向してシリンダ室35が形成 され、そのシリンダ室35にピストン36が摺動自在に組込まれている。シリン ダ室35の上部には給気孔37が形成され、その給気孔37は、図2に示すよう に、5ポート2位置切換弁23を介して給気通路21のエア圧が供給されるよう になっている。
【0024】 また、上記支持体7aにはシリンダ室35と180°の間隔をおいてねじ孔3 8が形成され、そのねじ孔38にねじ込まれた調整ねじ39の先端はストッパリ ング29の上面に設けた球形突起40に当接している。
【0025】 実施例で示すエアハンマの支持装置は上記の構造から成り、図4に示す板体A のピン孔aに挿入されたピンbの打抜きに際しては、テーブル1上に板体Aを載 置し、支柱2を中心とする第1アーム3の揺動と、ピン5を中心とする第2アー ム4の揺動とによってピンb上にエアハンマ10のハンマ13を位置させる。
【0026】 エアハンマ10の位置調整時、給気通路21に供給された圧縮エアは、5ポー ト2位置切換弁23を介してシリンダ室35の上部に流入している。このため、 ピストン36は下降し、そのピストン36によりストッパリング29は押し下げ られて図3に示すように水平状態に保持され、シリンダ11に対する係合が解除 されている。
【0027】 また、方向制御弁22および操作弁25は図2に示す状態にあるため、エアハ ンマ10は作動しない。
【0028】 エアハンマ10の位置調整後、ハンドル28をもって操作部材27を引き下げ 、ピンbの上端面にハンマ13の下端を押し付けてハンマ13を後退させ、その 状態において、操作弁25の押釦25aを押し下げる。
【0029】 押釦25aの押し下げによる操作弁25の切り換えによって、5ポート2位置 切換弁23が切り換わる。その切換弁23の切り換わりによって、シリンダ室3 5に圧縮エアは流れず、ストッパリング29はピン33で押し上げられて図4に 示すように傾斜し、内径面の上部エッジ30と下部エッジ31の対向位置がシリ ンダ11の外径面に係合する。その係合によってエアハンマ10の上方向への移 動は防止される。
【0030】 また、5ポート2位置切換弁23の切り換わりによって、パイロット通路20 に圧縮エアが流れる。このとき、第1小孔17はピストン12によって閉鎖され 、第2小孔19はハンマ13の大径軸部18で閉鎖されているため、パイロット 通路20の圧力が上昇し、その圧力変化によって方向制御弁22が図2の状態か ら切り換わる。
【0031】 このため、給気通路21の圧縮エアは給気孔15に流れ、ピストン12は急速 に下降してハンマ13を打撃し、ハンマ13はピンbを打撃する。
【0032】 ピンbの打撃時、ピストン12を降下させる圧縮エアの供給圧によってシリン ダ11が持ち上げられようとするが、エアハンマ10のシリンダ11の外径面に ストッパリング29のエッジ30、31が係合してシリンダ11の上方向への移 動を防止しているため、エアハンマ10は上方に移動しない。
【0033】 上記ピストン12の下降により、図2に示す排気孔50が開放するため、パイ ロット通路20の圧力が低下し、方向制御弁22はばね22aの弾力によって図 2の状態に戻り、ピストン12はスプリング16で押し上げられて上昇する。
【0034】 ハンマ13の1回の打撃によってピンbを打抜くことができない場合は、操作 弁25の押釦25aを押し込んだ状態で操作部材27を押し下げる。その操作部 材27の押し下げによってシリンダ11が引き下げられ、ストッパリング29は 水平状態に戻されるため、シリンダ11は下降し、ハンマ13はピンbに押し付 けられて上昇する。そのハンマ13の上昇により、第2小孔19が閉じられるた め、ピストン12は上下動を継続し、ハンマ13を介してピンbを打撃する。
【0035】 ピンbの打抜き後は、操作弁25の押釦25aの押し込みを解除し、シリンダ 室35に圧縮エアを供給してピストン36を押し下げ、そのピストン36の押圧 によりストッパリング29を水平状態に戻し、スプリング26の弾力によりエア ハンマ10を上昇させる。
【0036】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係るエアハンマの支持装置によれば、ストッパの内 周面の上部エッジと下部エッジの係合によってエアハンマのシリンダが上方に移 動するのが防止されるため、打撃時の反動によってエアハンマが上方に移動せず 、安全に作業を行なうことができる。
【0037】 また、エアハンマのシリンダは、ストッパリングの係合によって上方向へは移 動せず、下方向には自由に移動させることができるため、エアハンマによって被 打撃物を連続的に打撃する打撃作業を能率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るエアハンマの支持装置の一実施
例を示す正面図
【図2】同上エアハンマを示す概略図
【図3】同上の要部を示す断面図
【図4】同上の作動状態を示す断面図
【符号の説明】
7a 上部支持体 7b 下部支持体 10 エアハンマ 11 シリンダ 12 ピストン 13 ハンマ 27 操作部材 29 ストッパリング 34 スプリング 35 シリンダ室 36 ピストン

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 シリンダ内にエアの供給によって下降動
    するピストンと、そのピストンによって打撃されるハン
    マとを組込んだエアハンマの支持装置において、ワーク
    を支持する支持部の上方に上下一対の支持体を設け、各
    支持体でエアハンマのシリンダを昇降自在に支持し、シ
    リンダの下端部に昇降操作用の操作部材を取付け、一対
    の支持体間には傾動時に内周面の上下エッジの対向位置
    がシリンダの外周に係合するストッパリングを組込み、
    一対の支持体のうち、下部支持体でストッパリングの下
    面外周部を押圧するスプリングを支持し、上部支持体に
    は、上記スプリングに対向してシリンダ室を形成し、こ
    のシリンダ室にエアの供給により下降してストッパリン
    グを押し下げるピストンを組込んだことを特徴とするエ
    アハンマの支持装置。
JP5509391U 1991-07-16 1991-07-16 エアハンマの支持装置 Expired - Lifetime JPH0719728Y2 (ja)

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JPH0719728Y2 JPH0719728Y2 (ja) 1995-05-10

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