JPH059851U - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
- Publication number
- JPH059851U JPH059851U JP5502491U JP5502491U JPH059851U JP H059851 U JPH059851 U JP H059851U JP 5502491 U JP5502491 U JP 5502491U JP 5502491 U JP5502491 U JP 5502491U JP H059851 U JPH059851 U JP H059851U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- life
- load
- cutting
- integrated value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具の消耗を的確につかむ。
【構成】 工具1への実負荷値を切削負荷積算値5にて
時間にて積算することにより、工具1の消耗に応じた、
積算値が得られ寿命判定が行なわれる。
時間にて積算することにより、工具1の消耗に応じた、
積算値が得られ寿命判定が行なわれる。
Description
【0001】
本考案はNC工作機械における数値制御装置に関する。
【0002】
NC工作機械は、ワークを工具にて機械加工するという役目上、加工による工 具寿命の判定が必要になる。 図3は、従来の工具寿命判定ブロックの一例を示している。図3において、工 具21にてワーク22を切削するに当り、切削負荷検出器23は、工具21に加 わった負荷量を検出する。一方、工具番号読取器24は、現在使っている工具番 号を読取る。 切削時間積算器25は、読取った工具番号の工具に対して実際に負荷のかかっ た時間を積算する。ついで、この積算値は、切削時間積算値記憶器26に記憶す る。 工具寿命判定器29は、この記憶器26による積算値と、工具寿命判定入力器 27にて予め入力されついで工具寿命判定値記憶器28にて記憶された工具寿命 判定切削時間とを比較し、積算値の方が大きければ工具21は寿命になったこと を判定する。 工具選択器30は、次にその工具を使うとき工具が寿命になっていれば、別の 工具を使うかまた工具無しアラームを出す。
【0003】
かかる工具寿命判定ブロックにあっては、図4に示すように時間による判定が 行なわれる。すなわち、ある工具について工具寿命判定値である時間として寿命 判定切削時間Tが設定してある場合、切削負荷が図4(a)に示す実負荷P1 だ け加わっているとき、実際の負荷が加わっている切削時間tが判定切削時間Tを こえると、それが寿命到達点となる。 また、図4(b)に示すように(a)での実負荷P1 よりかなり大きな切削負 荷P2 が加わっている場合でも、寿命到達点は実負荷P1 の場合と同じで、切削 時間tが寿命判定切削時間Tをこえた点となる。
【0004】 したがって、工具寿命の判定は時間のみによる判定となり切削条件による工具 の消耗度判定とはならない。 よって例えば図4(a)のように工具がまだ使えるのに工具寿命になり加工が 停止することがあり、逆に、例えば図4(b)のように工具がかなり消耗してい るにもかかわらず寿命にならず使用しており、加工精度の仕上がり具合が悪くな ったり、余分な負荷がかかって工具が折損するという問題がある。
【0005】 本考案は、工具寿命を的確にとらえるようにした数値制御装置の提供を目的と する。
【0006】
上述した目的を達成する本考案は、工具に加わる負荷を検出する検出器と、上 記工具に実際に加わる負荷の量を積算する積算器と、この積算結果により工具の 寿命を判定する判定器と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
工具に加わる実際の負荷の量を積算していることにより、工具の消耗に従って 積算値がふえることになり、寿命の的確な判定ができる。
【0008】
ここで、図1,図2を参照して本考案の実施例を説明する。図1において、1 は工具、2はこの工具1によって加工されるワーク、3は実際に工具1に加わる 負荷量を検出する切削負荷検出器、4は現在使用中の工具番号を読取る工具番号 読取器、5は読取った工具番号の工具に対して実際にかかった負荷量を積算する 切削負荷積算器、6はこの負荷量を記憶する切削負荷積算値記憶器、7は予め工 具寿命となる全負荷量の判定値入力器、8はこの入力器7の全負荷量を記憶する 工具寿命判定値記憶器、9はこの記憶された判定値と実際の負荷積算値とを比較 し積算値が大きい場合には工具の寿命を判定する工具寿命判定器、そして10は 次に工具を用いるとき工具の寿命により別の工具を使うか又は工具無しをアラー ムする工具選択器でる。
【0009】 かかる図1の構成にあって、ある工具について寿命判定切削負荷積算値Dが工 具寿命判定値入力器7にて入力され工具寿命判定値記憶器8にて記憶されている 場合、図2(a)に示すように切削負荷がP1 だけ加わって切削すると切削負荷 積算器5では実際にかかった負荷の切削時間tの積算値∫P1 dtが得られる。 そして、この積算値が工具寿命判定器9にて積算値Dより大きくなったとき寿命 到達点eとなる。 また、切削負荷が図2(a)の如き負荷P1 より極めて大きいP2 の実負荷で あるとき、図2(b)のように短い切削時間tにて負荷の積算値より設定された 積算値Dが大きくなるので、寿命到達点eが早くなる。
【0010】
以上説明したように本考案によれば、実際に工具にどれだけ負荷がかかってい るかを積算して工具寿命の判定をしているため、工具の消耗度を正確に判断でき る。よって、切削に不適当に消耗している状態で工具を使うことがなく、加工精 度、仕上がり具合が悪化することがなくなる。また、工具がまだ使えるのに工具 の寿命になってい加工が停止するということがなくなる。
【図1】一実施例の工具寿命判定ブロック図である。
【図2】工具寿命判定例を示す説明図である。
【図3】従来の工具寿命判定ブロック図である。
【図4】工具寿命判定例を示す説明図である。
1 工具 3 切削負荷検出器 5 切削負荷積算器 9 工具寿命判定器
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 工具に加わる負荷を検出する検出器と、 上記工具に実際に加わる負荷の量を積算する積算器と、 この積算結果により工具の寿命を判定する判定器と、 を備えた数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5502491U JPH059851U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5502491U JPH059851U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 数値制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059851U true JPH059851U (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=12987102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5502491U Withdrawn JPH059851U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059851U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995004633A1 (fr) * | 1993-08-09 | 1995-02-16 | Kunio Tanaka | Procede d'evaluation de la durabilite d'un outil |
JP2020015148A (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | 三菱マテリアル株式会社 | 切削管理システム、及び切削管理方法 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP5502491U patent/JPH059851U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995004633A1 (fr) * | 1993-08-09 | 1995-02-16 | Kunio Tanaka | Procede d'evaluation de la durabilite d'un outil |
JP2020015148A (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | 三菱マテリアル株式会社 | 切削管理システム、及び切削管理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10222782B2 (en) | Parameter-based controller for managing tool life considering change in machining conditions | |
KR100579083B1 (ko) | 공작기계의 공구 이상 검출장치 및 검출방법 | |
US6584415B1 (en) | Method of creating tool wear data, estimating tool wear and judging use of tool | |
Cuppini et al. | Tool wear monitoring based on cutting power measurement | |
JPH059851U (ja) | 数値制御装置 | |
US20210158506A1 (en) | Control device and recording medium storing program | |
US20020180394A1 (en) | Numerical controlling unit | |
JPWO2023218591A5 (ja) | ||
Zhou et al. | A system for monitoring cutting tool spontaneous failure based on stress estimation | |
KR100600015B1 (ko) | 공작기계의 공구이상 검출 방법 | |
JPS60238257A (ja) | 工具寿命の管理方法 | |
KR950017079A (ko) | 공구파손 마모감지기능을 구비한 자동공구 교환장치 | |
US11768477B2 (en) | Machining control device and method for machine tool | |
JPS63114852A (ja) | 負荷監視による工具寿命監視装置 | |
JPS58132440A (ja) | 工作機械の制御方法 | |
JPH08263119A (ja) | 加工トラブル対策支援手段を備えた数値制御装置 | |
GB2124765A (en) | Monitoring sawing operation | |
JPS6353649U (ja) | ||
JPS61252053A (ja) | 穴明工具の異常検出装置 | |
JPH06155243A (ja) | 刃具交換指示装置 | |
JPH04310351A (ja) | 工具寿命管理装置 | |
SU854681A1 (ru) | Способ автоматического контрол целости инструмента на стенках и участках из станков с чпу | |
JPS6250258B2 (ja) | ||
JPH0453651A (ja) | 工具寿命監視装置 | |
JPH0430910A (ja) | 同期タッピング機能を備えた数値制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |