JPH0597962A - 低酸価水性ウレタン樹脂及びその製造方法 - Google Patents

低酸価水性ウレタン樹脂及びその製造方法

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JPH0597962A
JPH0597962A JP3263584A JP26358491A JPH0597962A JP H0597962 A JPH0597962 A JP H0597962A JP 3263584 A JP3263584 A JP 3263584A JP 26358491 A JP26358491 A JP 26358491A JP H0597962 A JPH0597962 A JP H0597962A
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urethane resin
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low acid
aqueous urethane
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JP3263584A
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Ichiro Aoyama
一郎 青山
Takeshi Matsumoto
松本  剛
Yoshiro Fuseya
善郎 布施谷
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 【構成】 ポリイソシアネート(A)、ポリオール類
(B)、カルボキシル基を有するポリオール類(C)、
グリシジル基を有する化合物(D)、塩基性化合物
(E)及び伸長剤(F)を反応してなる水性ウレタン樹
脂であり、該ウレタン樹脂中のカルボキシル基の20〜95
%がグリシジル基と反応し、且つ酸価が5〜20(固形
分換算)の範囲にあることを特徴とする低酸価水性ウレ
タン樹脂及びその製造方法。 【効果】 本発明の低酸価水性ウレタン樹脂は安定性に
優れ、乾燥後の樹脂は耐水性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自己乳化タイプの水性ウ
レタン樹脂に関し、分散安定性に優れ、耐水性、耐蝕性
等にも優れた、塗料、接着剤として有用な低酸価水性ウ
レタン樹脂の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自己乳化タイプの水性ウレタン樹脂は、
塗料、接着剤、水性インキ、各種バインダーとし利用さ
れている。しかしながら、自己乳化させるために、樹脂
骨格中にカルボキシル基が過剰に存在するものは乾燥(
樹脂化) した後の耐水性が劣り実用的に十分満足すると
は言えない。すなわち、自己乳化させるために、樹脂骨
格中に存在するカルボキシル基を塩基性化合物で中和し
ているため、乾燥( 樹脂化) 過程で、塩基性化合物が十
分揮散していない場合は、耐水性が特に悪い傾向とな
る。また塩基性化合物が十分揮散したとしても、例え
ば、特開昭57-165420 号にも記載されている如く、カル
ボキシル基自体が通常固形分酸価として20以上存在す
る。このため樹脂を乾燥( 樹脂化) した場合やはり十分
な耐水性が無い。この様な樹脂の耐水性を改善するた
め、樹脂骨格中のカルボキシル基を減少し低酸価水性ウ
レタン樹脂を得ようとすると、従来の方法では、水性ウ
レタン樹脂の分散安定性が悪くなり、製造時点で分散不
良になるか、又は貯蔵中に分離してしまう等の重大な欠
陥があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決すべく鋭意研究した結果、ポリイソシアネートと、
ポリオール類、グリシジル基を有する化合物、及びカル
ボキシル基を有するポリオール類と反応して、カルボキ
シル基を含有する末端イソシアネートのウレタンプレポ
リマーとし、次いでこのカルボキシル基を含有する末端
イソシアネートのウレタンプレポリマーとグリシジル基
を有する化合物とを反応して得られた、酸価が5〜20
(固形分換算として)の範囲にある低酸価水性ウレタン
樹脂は分散安定性に優れ、耐水性にもすぐれる事を見い
だし本発明を完成するにいたった。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は次の
とおりである。 (イ) ポリイソシアネート(A)、ポリオール類
(B)、カルボキシル基を有するポリオール類(C)、
グリシジル基を有する化合物(D)、塩基性化合物
(E)及び伸長剤(F)を反応してなる水性ウレタン樹
脂であり、該ウレタン樹脂中のカルボキシル基の20〜95
%がグリシジル基と反応し、且つ酸価が5〜20(固形
分換算)の範囲にあることを特徴とする低酸価水性ウレ
タン樹脂。 (ロ) ポリイソシアネート(A)と、ポリオール類
(B)、カルボキシル基を有するポリオール類(C)及
びグリシジル基を有する化合物(D)とを反応して先ず
カルボキシル基を含有する末端イソシアネートのウレタ
ンプレポリマーを合成し、次いで、塩基性化合物(E)
及び伸長剤(F)を混合した脱イオン水に、上記反応液
を装入することにより、親水性をもたせると同時に、鎖
伸長化反応を行うことにより、カルボン酸塩を含有する
ウレタン樹脂を合成し、次いで該ウレタン樹脂中のカル
ボキシル基(カルボン酸塩を含む)の20〜95%を、グリ
シジル基を有する化合物(D)及び/又は化合物(D)
とポリイソシアネートとの反応により得られるグリシジ
ル基を有するウレタン樹脂とを反応することにより、酸
価が5〜20(固形分換算)の範囲にある低酸価水性ウ
レタン樹脂の製造方法。 (ハ) ポリイソシアネート(A)と、ポリオール類
(B)及びカルボキシル基を有するポリオール類(C)
とを反応して、先ずカルボキシル基を含有する末端イソ
シアネートのウレタンプレポリマーを合成し、次いで、
塩基性化合物(E)及び伸長剤(F)を混合した脱イオ
ン水に、上記反応液を装入することにより、親水性をも
たせると同時に、鎖伸長化反応を行うことにより、カル
ボン酸塩を含有するウレタン樹脂を合成し、次いで該ウ
レタン樹脂中のカルボキシル基(カルボン酸塩を含む)
の20〜95%を、グリシジル基を有する化合物(D)とを
反応することにより、酸価が5〜20(固形分換算)の
範囲にある低酸価水性ウレタン樹脂の製造方法。 (ニ) グリシジル基を有する化合物(D)の分子量
が、70〜4000である上記(イ)記載の低酸価水性
ウレタン樹脂または上記(ロ)または(ハ)記載の低酸
価水性ウレタン樹脂の製造方法。 (ホ) 塩基性化合物(E)が、ジメチルエタノールア
ミン、ジエチルエタノールアミン、トリエチルアミンで
ある上記(イ)記載の低酸価水性ウレタン樹脂または上
記(ロ)または (ハ) 記載の低酸価水性ウレタン樹脂の
製造方法。 (ヘ) 伸長剤(F)が、水またはポリアミン類である
上記(イ)記載の低酸価水性ウレタン樹脂または上記
(ロ)または(ハ)記載の低酸価水性ウレタン樹脂の製
造方法。 (ト) カルボキシル基とグリシジル基の反応の反応率
が30%以上である上記(ロ)または(ハ)記載の低酸
価水性ウレタン樹脂の製造方法。 (チ) グリシジル基を有する化合物(D)及び/又は
化合物(D)とポリイソシアネートとの反応により得ら
れるウレタン樹脂とを反応させる前の全反応液の酸価
が、固形物換算で20〜100 であることを特徴とする上記
(ロ)記載の低酸価水性ウレタン樹脂の製造方法。 (リ) グリシジル基を有する化合物(D)とを反応さ
せる前の全反応液の酸価が、固形物換算で20〜100 であ
ることを特徴とする上記(ハ)記載の低酸価水性ウレタ
ン樹脂の製造方法。
【0005】本発明に用いる低酸価水性ウレタン樹脂
は、例えば次のように製造される。下記ポリイソシアネ
ート(A)と、ポリオール(B)、カルボキシル基含有
ポリオール(C)及びグリシジル基を有する化合物
(D)を、下記溶媒の存在下または不存在下で、50〜
100℃で反応させて、先ずカルボキシル基を有する末
端イソシアネートのウレタンプレポリマー、またはカル
ボキシル基及びグリシジル基を有する末端イソシアネー
トのウレタンプレポリマーを調整する。
【0006】本発明の用いられるポリイソシアネート
(A)としては、通常ポリウレタン樹脂の製造に使用さ
れている公知のポリイソシアネートが使用でき、例え
ば、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート[又は3-イソシアナトメチル-3,5,5- トリ
メチルシクロヘキシルイソシアネート] 、水素化トリレ
ンジイソシアネート[ 又は1-メチル-2,4- ジイソシアナ
ト−シクロヘキサン] 、水素化ジフェニルメタンジイソ
シアネート[ 又はジシクロヘキシルメタン-4,4'-ジイソ
シアネート] 、水素化キシジレンジイソシアネート[ 又
はビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン] 、1,4-
シクロヘキシルジイソシアネート、2,4,4-トリメチルヘ
キサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネー
ト、3-(2'-イソシアナトシクロヘキシル) プロピルイソ
シアネート、イソプロピリデンビス(シクロヘキシルイ
ソシアネート) 等の脂肪族又は脂環族ジイソシアネート
類、トリレンジイソシアネート(異性体の各種混合物を
含む)、ジフェニルメタンジイソシアネート(異性体の
各種混合物を含む)、キシリレンジイソシアネート、1,
4-フェニレンジイソシアネート、1,5-ナフタレンジイソ
シアネート、ジフェニルエーテルジイソシアネート、ト
リジンジイソシアネート[ 又は3,3'- ジメチル-4,4'-ビ
フェニレンジイソシアネート] 、ジアニシジンジイソシ
アネート[ 又は3,3'- メトキシ-4,4'-ビフェニレンジイ
ソシアネート] 、テトラメチルキシリレンジイソシアネ
ート等の芳香族ジイソシアネート類、4,4',4"-トリフェ
ニルメタントリイソシアネート、トリス(4-フェニルイ
ソシアナト) チオフォスフェート等のトリイソシアネー
ト、粗製トリレンジイソシアネート、ポリメチレン・ポ
リフェニルポリイソシアネート等の多官能性イソシアネ
ート類、前記イソシアネート類のウレタン化変性品、イ
ソシアヌレート化変性品、カルボジイミド化変性品、ビ
ューレット化変性品等のイソシアネート変性品、または
それらのジイソシアネート類の2種以上の混合物が挙げ
られる。
【0007】本発明に用いられるポリオール(B)とし
ては、通常ポリウレタン樹脂の製造に使用されている公
知のポリオールが使用でき、例えば、低分子のポリオー
ルとしては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジ
メタノール等のジオール類、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、ソルビトール、しょ糖等の多価
アルコール類等が挙げられる。また、ビスフェノールA
等のフェノール類も使用できる。また、高分子のポリオ
ールとしては、上記のジオール類又は多価アルコール類
及び/又は水、アニリン、トリレンジアミン、p,p'- シ
゛アミノ- シ゛フェニルメタン、等の芳香族アミン、エ
チレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、等の脂肪族アミン或はアルカノールアミンおよびこ
れら前記の1分子中に2個以上の活性水素を持つ化合物
あるいはこれら化合物の混合物にプロピレンオキサイド
またはプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付
加重合して得られたヒドロキシル価 200〜 800mgKOH /
gのポリエーテルポリオールが挙げられる。以上のほ
か、高級脂肪酸エステルポリオール及びポリカルボン酸
と、低分子量ポリオールとを、反応させて得たポリエス
テルポリオール及びカプロラクトンを重合させて得たポ
リエステルポリオール、ポリテトラエチレンエーテルポ
リオール類、ポリカーボネートポリオール類、ポリカプ
ロラクトンポリオール類、ポリエチレンアジペートのよ
うなポリエステルポリオール類、ポリブタジエンポリオ
ール類、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリ
チオエーテルグリコール、ポリアセタールポリオール、
ヒマシ油のような高級脂肪酸のエステル類、ポリエーテ
ルポリオール又はポリエステルポリオールにビニルモノ
マーをグラフトして得たポリマーポリオール類等も使用
できる。またはそれらのポリオールは2種以上の混合物
も使用できる。これらポリオール類は、目的、用途に応
じて、適時選択し、必要な物性を容易に設計することが
出来る。
【0008】本発明に用いられるカルボキシル基を有す
るポリオール類(C)としては、通常水性ポリウレタン
樹脂の製造に使用されている公知のポリオールが使用で
き、例えば、ジヒドロキシアルカン酸としては、ジメチ
ロールプロピオン酸、ジメチロール酢酸、アミノ酸類と
しては、グリシン、セリン等が挙げられる。またはそれ
らのポリオールカルボキシル基を有するポリオール類
(C)は2種以上の混合物も使用できる。上記のカルボ
キシル基を有するポリオール類の中でも、例えば、2,2-
ジメチロールプロピオン酸が好ましい。本発明に用いら
れるグリシジル基を有する化合物(D)としては、通常
のエポキシ樹脂の製造に使用されている公知のエポキシ
化合物またはエポキシ樹脂が使用でき、例えば、グリシ
ドール類、グリシジルエステル類類、グリシジルエーテ
ル類等のグリシジル基またはグリシジル基及びヒドロキ
シル基を有する化合物が挙げられる。この様な化合物
は、市販品として、例えば、エピコート828、 エピ
コート1001、エピコート1002、エピコート10
04、エピコート1007、エピコート1009、エピ
コート152、エピコート154(シェル化学株式会社
製)、エポライト400E、エポライト200E、エポ
ライト40E、エポライト40MF、(共栄社油脂化学
工業株式会社製)、デナコールEX 810、デナコー
ルEX811、デナコールEX851、デナコールEX
830、デナコールEX832、デナコールEX84
1、デナコールEX861、デナコールEX861、デ
ナコールEX911、デナコールEX941、デナコー
ルEX920、デナコールEX921、デナコールEX
931、デナコールEX 211、デナコールEX21
2、デナコールEX221、デナコールEX721、デ
ナコールEX313、デナコールEX314、デナコー
ルEX321、デナコールEX421、デナコールEX
512、デナコールEX521、デナコールEX61
1、デナコールEX612、デナコールEX614、デ
ナコールEX614B(ナガセ化成工業株式会社製)等
として容易に入手できる。またはそれらのグリシジル基
を有する化合物(D)は2種以上の混合物も使用でき
る。上記の方法で得られたカルボキシル基を含有する末
端イソシアネートのウレタンプレポリマー、またはカル
ボキシル基及びグリシジル基を含有する末端イソシアネ
ートのウレタンプレポリマーは、次いで、塩基性化合物
(E)及び伸長剤(F)を混合した脱イオン水に、上記
反応液を装入することにより、親水性をもたせると同時
に、鎖伸長化反応を行うことによりカルボン酸塩を含有
するウレタン樹脂液を合成し、次いで該ウレタン樹脂液
中のカルボキシル基(カルボン酸塩を含む)の20〜95%
を、グリシジル基を有する化合物(D)及び/又は化合
物(D)とポリイソシアネートとの反応により得られる
グリシジル基を有するウレタン樹脂(以下、グリシジル
基を有する化合物と略称する。)とを反応することによ
り、酸価が5〜20(固形分換算)の範囲になるよう調
製する。この際、上記のグリシジル基を有する化合物と
反応させる前のウレタン樹脂液中のカルボキシル基(カ
ルボン酸塩を含む)含有量は、固形分換算として、酸価
が20〜100 の範囲、好ましくは25〜50の範囲が適当で
ある。グリシジル基を有する化合物と反応させる前のウ
レタン樹脂液の酸価が、20以下では親水性が充分でな
く、分散性が不良になり、ウレタン樹脂の経時安定性が
悪くなり好ましくない。また、100 以上では、グリシジ
ル基を有する化合物と反応させた後の酸価を20以下にす
るに必要なグリシジル化合物の量が多くなり過ぎ、ウレ
タン樹脂の分散性が悪くなり好ましくない。また、グリ
シジル基を有する化合物(D)の添加量は、上記ウレタ
ン樹脂液中のカルボキシル基(カルボン酸塩を含む)の
20〜95%を反応するに十分な量添加する。ウレタン樹脂
液中のカルボキシル基のグリシジル基との反応率が20%
以下では残存カルボキシル基が多くなり、ウレタン樹脂
の乾燥( 樹脂化) 後の耐水性が劣り好ましくない。ま
た、95%以上では残存カルボキシル基が少なく成り過
ぎ、ウレタン樹脂の水分散性が悪くなり好ましくない。
又、グリシジル基を有する化合物(D)の添加時期は、
プレポリマー製造時に装入しないで、水性化前のカルボ
キシル基を含有する末端イソシアネートのウレタンプレ
ポリマー溶液に溶解して水性化してもよい。
【0009】本発明に用いられる低酸価水性ウレタン樹
脂の製造は、上記ウレタンプレポリマーを、下記溶媒及
び/又は水に溶解又は懸濁混合し、塩基性化合物(カル
ボキシル基と反応し親水性を増大させる)及び下記伸長
剤を滴下するか、又は溶媒及び/又は水に塩基性化合物
及び伸長剤を溶解し、ウレタンプレポリマーの溶液を滴
下する等の方法により、ウレタンプレポリマーに親水性
を持たせると同時に伸長剤と反応を行い、次いで必要で
有れば脱水、脱溶剤を行う。更に70〜90℃で約6時
間反応を行い反応率が30〜100%になるまでカルボ
キシル基とグリシジル基の反応を行う事により低酸価水
性ウレタン樹脂が得られる。この時の反応率は30%以
上が好ましく、更に好ましくは60%以上であり、30
%未満の場合は貯蔵中にゲル化する場合がある。
【0010】本発明に用いられる塩基性化合物(E)と
しては、有機アミン、又は水酸化カリウム、水酸化ナト
リウム等の塩基性無機化合物等公知のものなら何れも使
用できるが、特に好ましい例として、ジメチルエタノー
ルアミン、ジエチルエタノールアミン、トリエチルアミ
ン等が挙げられる。本発明に使用する伸長剤(F)とし
ては、例えば、水、又はジアミン類が適当であり、ポリ
アミン類としては、例えば、エチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、プロピレン
ジアミン、ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、シクロヘキシレンジアミン、ピペラジン、2-メチル
ピペラジン、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、
キシレンジアミン、α,α’-メチレンビス(2- クロル
アニリン) 、3,3'- ジクロル-α,α’ビフェニルアミ
ン、m-キシレンジアミン、イソフォロンジアミン、N-メ
チル-3,3'-ジアミノプロピルアミン及びジエチレントリ
アミンとアクリレートとのアダクト又はその加水分解生
成物が挙げられる。
【0011】又、樹脂製造に用いられる溶剤としては、
例えば、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、酢酸イソブチル、酢酸ブチル、酢酸エチル、アセト
ン、ジメチルホルムアマイド、N-メチル-2- ピロリド
ン、ジエチレングリコール、ジメチルエーテル、等が適
当である。本発明の低酸価水性ウレタン樹脂は、必要に
より有機溶剤、顔料、染料、乳化剤、界面活性剤、増粘
剤、熱安定剤、レベリング剤、消泡剤、充填剤、沈降防
止剤、UV吸収剤、酸化防止剤、減粘剤、その他の慣用
成分を含んでいてもよい。又、本発明で得られた低酸価
水性ウレタン樹脂を用いて、アクリルエマルション又は
その他の水系樹脂とのブレンドをすることもできる。
又、本発明で得られた低酸価水性ウレタン樹脂中におい
て、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、
メタクリル酸エステル、スチレン、アクリロニトリル、
酢酸ビニル等の少なくとも一種以上のモノマーを重合さ
せたハイブリッドも出来る。
【0012】
【実施例】以下本発明を更に具体的に説明するため、比
較例、実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。
【0013】実施例1 温度計、撹拌機、窒素導入管、冷却管を備えた2000
mlの四ツ口フラスコに、分子量1000のポリカプロ
ラクトンを84.8g、1,6-ヘキサンジオールを55.
1g、ジメチロールプロピオン酸を17.9g、トリメ
チロールプロパンを1.4g、エピコート1002(シ
ェル化学株式会社製のエポキシ樹脂) を15.8g、N-
メチル-2- ピロリドンを34.4gを装入し、窒素を導
入しながら90℃まで昇温し内容物を溶解した。次ぎ
に、40℃まで冷却し、アセトン172.2gを入れ、
内温30℃になったところで、トリレンジイソシアネー
ト140.7gを1時間かけて滴下した。内温を徐々に
昇温し、最終的に60℃で8時間反応を行った。得られ
たプレポリマーのイソシアネート基含有量は1.70%
/ウレタン樹脂液、固形分酸価は23.8であった。ジ
メチルエタノールアミンを11.3g含有する脱イオン
水482.1gを40℃に保ち、上記プレポリマー52
2.3gを滴下しする事により水性ウレタン樹脂を得
た。この水性ウレタン樹脂を、更に40℃で減圧脱アセ
トンを行い、さらに70℃でカルボン酸とグリシジル基
の反応を行い最終的に反応率100%、固形分酸価1
9.3の水性ウレタン樹脂を得た。
【0014】実施例2 温度計、撹拌機、窒素導入管、冷却管を備えた2000
mlの四ツ口フラスコに、分子量1000のポリカプロ
ラクトンを84.8g、1,6-ヘキサンジオールを55.
1g、ジメチロールプロピオン酸を17.9g、トリメ
チロールプロパンを1.4g、エピコート1002を5
2.9g、N-メチル-2- ピロリドンを34.4gを装入
し、窒素を導入しながら90℃まで昇温し内容物を溶解
した。次ぎに40℃まで冷却し、アセトン172.2g
を入れ、内温30℃になったところで、トリレンジイソ
シアネート140.7gを1時間かけて滴下した。内温
を徐々に昇温し、最終的に60℃で8時間反応を行っ
た。得られたプレポリマーのイソシアネート基含有量は
1.59%/ウレタン樹脂液、固形分酸価は21.3で
あった。 ジメチルエタノールアミンを11.3g含有
する脱イオン水482.1gを40℃に保ち上記プレポ
リマー559.4gを滴下しする事により水性ウレタン
樹脂を得た。 この水性ウレタン樹脂を更に40℃で減
圧脱アセトンを行い、さらに70℃でカルボン酸とグリ
シジル基の反応を行い、最終的に反応率97.0%、固
形分酸価8.2の水性ウレタン樹脂を得た。
【0015】実施例3 温度計、撹拌機、窒素導入管、冷却管を備えた2000
mlの四ツ口フラスコに、分子量1000のポリカプロ
ラクトンを81.9g、1,6-ヘキサンジオールを53.
2g、ジメチロールプロピオン酸を21.5g、トリメ
チロールプロパンを1.4g、エピコート1002を5
2.9g、N-メチル-2- ピロリドンを34.3gを装入
し、窒素を導入しながら90℃まで昇温し内容物を溶解
した。次ぎに40℃まで冷却しアセトン171.6gを
入れ、内温30℃になったところで、トリレンジイソシ
アネート142.0gを1時間かけて滴下した。内温を
徐々に昇温し、最終的に60℃で8時間反応を行った。
得られたプレポリマーのイソシアネート基含有量は1.
57%/ウレタン樹脂液、固形分酸価は21.3であっ
た。ジメチルエタノールアミンを13.6g含有する脱
イオン水480.5gを40℃に保ち上記プレポリマー
558.2gを滴下しする事により水性ウレタン樹脂を
得た。この水性ウレタン樹脂を更に40℃で減圧脱アセ
トンを行い、さらに、70℃でカルボン酸とグリシジル
基の反応を行い、最終的に反応率84.8%、固形分酸
価13.5の水性ウレタン樹脂を得た。
【0016】比較例1 温度計、撹拌機、窒素導入管、冷却管を備えた2000
mlの四ツ口フラスコに、分子量1000のポリカプロ
ラクトンを90.6g、1,6-ヘキサンジオールを58.
9g、ジメチロールプロピオン酸を10.8g、トリメ
チロールプロパンを1.5g、N-メチル-2- ピロリドン
を34.7gを装入し、窒素を導入しながら90℃まで
昇温し内容物を溶解した。 次ぎに40℃まで冷却しア
セトン173.3gを入れ、内温30℃になったところ
で、トリレンジイソシアネート138.2gを1時間か
けて滴下した。内温を徐々に昇温し、最終的に60℃で
8時間反応を行った。得られたプレポリマーのイソシア
ネート基含有量は1.76%/ウレタン樹脂液、固形分
酸価は15.0であった。ジメチルエタノールアミンを
6.8g含有する脱イオン水485.3gを40℃に保
ち上記プレポリマー508.0gを滴下しする事により
水性ウレタン樹脂を得た。この水性ウレタン樹脂を更に
40℃で減圧脱アセトンを行い、最終的に、固形分酸価
15.0の水性ウレタン樹脂を得た。
【0017】比較例2 温度計、撹拌機、窒素導入管、冷却管を備えた2000
mlの四ツ口フラスコに、分子量1000のポリカプロ
ラクトンを94.7g、1,6-ヘキサンジオールを61.
6g,ジメチロールプロピオン酸を5.7g、トリメチ
ロールプロパンを1.6g、N-メチル-2- ピロリドンを
34.8gを装入し、窒素を導入しながら90℃まで昇
温し内容物を溶解した。 次ぎに、40℃まで冷却し、
アセトン174.1gを入れ、内温30℃になったとこ
ろで、トリレンジイソシアネート136.4gを1時間
かけて滴下した。内温を徐々に昇温し、最終的に60℃
で8時間反応を行った。得られたプレポリマーのイソシ
アネート基含有量は1.75%/ウレタン樹脂液、固形
分酸価は8.0であった。ジメチルエタノールアミンを
3.6g含有する脱イオン水487.5gを40℃に保
ち上記プレポリマー508.9gを滴下したが、粗大粒
子となり分散不良の水性ウレタン樹脂となった。
【0018】実施例4 温度計、撹拌機、窒素導入管、冷却管を備えた2000
mlの四ツ口フラスコに、分子量1000のポリプロピ
レングリコールを84.1g、1,6-ヘキサンジオールを
55.1g、ジメチロールプロピオン酸を17.9g、
トリメチロールプロパンを1.4g、N-メチル-2- ピロ
リドンを34.4gを装入し、窒素を導入しながら90
℃まで昇温し内容物を溶解した。 次ぎに40℃まで冷
却し、アセトン172.2gを入れ、内温30℃になっ
たところで、トリレンジイソシアネート140.7gを
1時間かけて滴下した。内温を徐々に昇温し、最終的
に、60℃で8時間反応を行った。得られたプレポリマ
ーのイソシアネート基含有量は1.78%/ウレタン樹
脂液、固形分酸価は25.0であった。このプレポリマ
ーを40℃まで冷却した後アセトンとエピコート100
2を重量比で1/1で希釈した溶液を31.6g 挿入し
均一になるように10分間撹拌した。ジメチルエタノー
ルアミンを11.3g含有する脱イオン水482.1g
を40℃に保ち、上記プレポリマー538.1gを滴下
しする事により水性ウレタン樹脂を得た。この水性ウレ
タン樹脂を更に40℃で減圧脱アセトンを行い、さら
に、70℃でカルボン酸とグリシジル基の反応を行い、
最終的に反応率100%、固形分酸価19.3の水性ウ
レタン樹脂を得た。実施例1〜4、比較例1〜2で得ら
れた水性ウレタン樹脂の安定性試験を行った。その結果
を表1に示す。
【0019】
【表1】 評価条件 水性ウレタン樹脂を100CCのガラス瓶に入れ、20
℃恒温槽に保存し、ワニス状態を経時観察。 評価基準 ◎:沈澱物無し ○:極わずか沈澱物有り ×:沈澱物多い
【0020】
【発明の効果】本発明で得られ低酸価水性ウレタン樹脂
は従来のものに比べ、安定性に優れることは表1より明
かである。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリイソシアネート(A)、ポリオール
    類(B)、カルボキシル基を有するポリオール類
    (C)、グリシジル基を有する化合物(D)、塩基性化
    合物(E)及び伸長剤(F)を反応してなる水性ウレタ
    ン樹脂であり、該ウレタン樹脂中のカルボキシル基の20
    〜95%がグリシジル基と反応し、且つ、酸価が5〜20
    (固形分換算)の範囲にあることを特徴とする低酸価水
    性ウレタン樹脂。
  2. 【請求項2】 ポリイソシアネート(A)と、ポリオー
    ル類(B)、カルボキシル基を有するポリオール類
    (C)及びグリシジル基を有する化合物(D)とを反応
    して、先ずカルボキシル基を含有する末端イソシアネー
    トのウレタンプレポリマーを合成し、次いで、塩基性化
    合物(E)及び伸長剤(F)を混合した脱イオン水に、
    上記反応液を装入することにより、親水性をもたせると
    同時に、鎖伸長化反応を行うことにより、カルボン酸塩
    を含有するウレタン樹脂を合成し、次いで該ウレタン樹
    脂中のカルボキシル基(カルボン酸塩を含む)の20〜95
    %を、グリシジル基を有する化合物(D)及び/又は化
    合物(D)とポリイソシアネートとの反応により得られ
    るグリシジル基を有するウレタン樹脂とを反応すること
    により、酸価が5〜20(固形分換算)の範囲にある低
    酸価水性ウレタン樹脂の製造方法。
  3. 【請求項3】 ポリイソシアネート(A)と、ポリオー
    ル類(B)及びカルボキシル基を有するポリオール類
    (C)とを反応して、先ずカルボキシル基を含有する末
    端イソシアネートのウレタンプレポリマーを合成し、次
    いで、塩基性化合物(E)及び伸長剤(F)を混合した
    脱イオン水に、上記反応液を装入することにより、親水
    性をもたせると同時に、鎖伸長化反応を行うことによ
    り、カルボン酸塩を含有するウレタン樹脂を合成し、次
    いで該ウレタン樹脂中のカルボキシル基(カルボン酸塩
    を含む)の20〜95%を、グリシジル基を有する化合物
    (D)とを反応することにより、酸価が5〜20(固形
    分換算)の範囲にある低酸価水性ウレタン樹脂の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 グリシジル基を有する化合物(D)の分
    子量が、70〜4000である請求項1記載の低酸価水
    性ウレタン樹脂。
  5. 【請求項5】 グリシジル基を有する化合物(D)の分
    子量が、70〜4000である請求項2または3記載の
    低酸価水性ウレタン樹脂の製造方法。
  6. 【請求項6】 塩基性化合物(E)が、ジメチルエタノ
    ールアミン、ジエチルエタノールアミン、トリエチルア
    ミンである請求項1記載の低酸価水性ウレタン樹脂。
  7. 【請求項7】 塩基性化合物(E)が、ジメチルエタノ
    ールアミン、ジエチルエタノールアミン、トリエチルア
    ミンである請求項2または3記載の低酸価水性ウレタン
    樹脂の製造方法。
  8. 【請求項8】 伸長剤(F)が、水、またはポリアミン
    類である請求項1記載の低酸価水性ウレタン樹脂。
  9. 【請求項9】 伸長剤(F)が、水、またはポリアミン
    類である請求項2または3記載の低酸価水性ウレタン樹
    脂の製造方法。
  10. 【請求項10】 末端イソシアネートのウレタンプレポ
    リマー中のイソシアネート基含有量が0.3%〜10.
    0%(固形分換算)であることを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の低酸価水性ウレタン樹脂の製造方法。
  11. 【請求項11】 グリシジル基を有する化合物(D)及
    び/又は化合物(D)とポリイソシアネートとの反応に
    より得られるグリシジル基を有するウレタン樹脂とを反
    応させる前の全反応液の酸価が、固形物換算で20〜100
    であることを特徴とする請求項2記載の低酸価水性ウレ
    タン樹脂の製造方法。
  12. 【請求項12】 グリシジル基を有する化合物(D)と
    を反応させる前の全反応液の酸価が、固形物換算で20〜
    100 であることを特徴とする請求項3記載の低酸価水性
    ウレタン樹脂の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7402376B2 (en) * 2004-04-26 2008-07-22 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Photosensitive resin composition and photosensitive dry film containing the same
CN114805744A (zh) * 2022-04-21 2022-07-29 韶关东森合成材料有限公司 一种水性聚氨酯改性环氧树脂及其制备方法与应用

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