JPH059663Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059663Y2 JPH059663Y2 JP13645489U JP13645489U JPH059663Y2 JP H059663 Y2 JPH059663 Y2 JP H059663Y2 JP 13645489 U JP13645489 U JP 13645489U JP 13645489 U JP13645489 U JP 13645489U JP H059663 Y2 JPH059663 Y2 JP H059663Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- receiving surface
- snow
- pressure receiving
- gauge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000008014 freezing Effects 0.000 claims description 4
- 238000007710 freezing Methods 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、融雪、排雪、除雪など、積雪量の測
定を必要とする場合に用いる積雪量計に関するも
のである。
定を必要とする場合に用いる積雪量計に関するも
のである。
［従来の技術］
上面を降雪検出受圧面とした平板状の容器内部
に受圧液として非凍結性液体を封入し、その容器
内部を圧力計に接続して、受圧液の圧力により受
圧面上の積雪量を測定するようにした積雪量計は
公知である。
に受圧液として非凍結性液体を封入し、その容器
内部を圧力計に接続して、受圧液の圧力により受
圧面上の積雪量を測定するようにした積雪量計は
公知である。
この積雪量計の基本原理は、非弾性かつ軟質の
平板状容器内の受圧液圧力が受圧面にかかる圧力
と等しく、その圧力は受圧面上の積雪量に比例す
ることから、圧力計により積雪量を計測可能にす
るものである。
平板状容器内の受圧液圧力が受圧面にかかる圧力
と等しく、その圧力は受圧面上の積雪量に比例す
ることから、圧力計により積雪量を計測可能にす
るものである。
このような公知の積雪量計では、通常、降雪検
出受圧面を弾力性のある材料または軟質材料によ
り形成し、その周囲の側面を剛性の高い支持材料
により形成した平板状の容器を用いている。
出受圧面を弾力性のある材料または軟質材料によ
り形成し、その周囲の側面を剛性の高い支持材料
により形成した平板状の容器を用いている。
しかしながら、上記弾力性ある受圧面の場合
は、受圧液の量やその温度変化などによつて受圧
面が非線形バネとして作用し、そのバネの力が誤
差になつていた。そして、この影響を防ぐために
は、広い受圧面積にして実際の積雪による圧力を
大きくし、相対的にバネの力を弱める必要があつ
た。
は、受圧液の量やその温度変化などによつて受圧
面が非線形バネとして作用し、そのバネの力が誤
差になつていた。そして、この影響を防ぐために
は、広い受圧面積にして実際の積雪による圧力を
大きくし、相対的にバネの力を弱める必要があつ
た。
また、軟質の受圧面を用いた場合には、バネ特
性がないため小型でも精度を高くすることができ
るが、その上面を水平に保つための製作法に問題
があり、高価になるという問題があつた。
性がないため小型でも精度を高くすることができ
るが、その上面を水平に保つための製作法に問題
があり、高価になるという問題があつた。
［考案が解決しようとする課題］
本考案は、このような従来例の構造の欠点を補
い、小型で製作しやすく、かつ高い精度で計測で
きるようにした積雪量計を提供しようとするもの
である。
い、小型で製作しやすく、かつ高い精度で計測で
きるようにした積雪量計を提供しようとするもの
である。
［課題を解決するための手段］
上記課題を解決するための本考案の積雪量計
は、上面を降雪検出受圧面とした平板状の容器内
部に受圧液として非凍結性液体を封入し、その容
器内部を圧力計に接続して、受圧液の圧力により
受圧面上の積雪量を測定するものにおいて、上記
受圧面を剛性の高い材料により形成し、受圧面の
周囲の側面を軟質・非弾性体のゴム状材料により
形成したことを特徴とするものである。
は、上面を降雪検出受圧面とした平板状の容器内
部に受圧液として非凍結性液体を封入し、その容
器内部を圧力計に接続して、受圧液の圧力により
受圧面上の積雪量を測定するものにおいて、上記
受圧面を剛性の高い材料により形成し、受圧面の
周囲の側面を軟質・非弾性体のゴム状材料により
形成したことを特徴とするものである。
［作用］
上記積雪量計においては、受圧面に剛性の高い
材料を用いることにより、その受圧面を水平に保
つことが容易になると同時に、製作が容易にな
り、また受圧面の周囲の容器側面を軟質・非弾性
体のゴム状材料で作ることによつて、バネ特性を
持たせないようにしているので、感度を向上させ
て、測定精度を高めることが可能となり、その結
果、小型化を図ることができると共に、製作が容
易になる。
材料を用いることにより、その受圧面を水平に保
つことが容易になると同時に、製作が容易にな
り、また受圧面の周囲の容器側面を軟質・非弾性
体のゴム状材料で作ることによつて、バネ特性を
持たせないようにしているので、感度を向上させ
て、測定精度を高めることが可能となり、その結
果、小型化を図ることができると共に、製作が容
易になる。
［実施例］
以下に本考案の実施例を図面を参照しながら詳
述する。
述する。
第１図は、本考案にかかる積雪量計の構成を示
すもので、上面を円形その他適宜形状の平面板状
をなす降雪検出受圧面１とし、その周囲の側面２
と底面３とによつて平板状の受圧容器を構成し、
この容器内部に、受圧液４として非凍結性液体を
封入している。この容器は、内部を圧力計５に接
続して、受圧液４の圧力を測定可能とし、この圧
力が受圧面１上の積雪量に比例することから、そ
の圧力によつて受圧面１上の積雪量を測定するも
のである。
すもので、上面を円形その他適宜形状の平面板状
をなす降雪検出受圧面１とし、その周囲の側面２
と底面３とによつて平板状の受圧容器を構成し、
この容器内部に、受圧液４として非凍結性液体を
封入している。この容器は、内部を圧力計５に接
続して、受圧液４の圧力を測定可能とし、この圧
力が受圧面１上の積雪量に比例することから、そ
の圧力によつて受圧面１上の積雪量を測定するも
のである。
上記受圧面１は、積雪により受圧面にかかる圧
力では大きく変形しない程度に剛性の高い材料に
より形成したものであり、また受圧面１の周囲の
側面２は軟質・非弾性体のゴム状材料により形成
している。
力では大きく変形しない程度に剛性の高い材料に
より形成したものであり、また受圧面１の周囲の
側面２は軟質・非弾性体のゴム状材料により形成
している。
このような構成を有する積雪量計においては、
容器の受圧面１を剛性の高い材料で形成し、側面
２を軟質・非弾性体のゴム状材料で形成すること
により、バネ特性を持たせないようにしているの
で、積雪によつて受圧面１にかかる圧力がバネ特
性の影響を受けることがなく、その受圧面１にか
かる圧力と受圧液４の圧力とが実質的に等しくな
る。したがつて、圧力計５により受圧液圧力を計
測することにより、受圧面上の積雪量を正確に計
測することが可能になる。
容器の受圧面１を剛性の高い材料で形成し、側面
２を軟質・非弾性体のゴム状材料で形成すること
により、バネ特性を持たせないようにしているの
で、積雪によつて受圧面１にかかる圧力がバネ特
性の影響を受けることがなく、その受圧面１にか
かる圧力と受圧液４の圧力とが実質的に等しくな
る。したがつて、圧力計５により受圧液圧力を計
測することにより、受圧面上の積雪量を正確に計
測することが可能になる。
本考案者らの実験によれば、側面２を薄いゴム
膜を用いて製作した場合に、受圧面積として従来
の弾性体の受圧面を用いたものでは１m2以上を要
したのに対し、0.1m2に小型化して同等の測定精
度を得ることができた。また、受圧容器の製作を
極めて容易に行うことができた。
膜を用いて製作した場合に、受圧面積として従来
の弾性体の受圧面を用いたものでは１m2以上を要
したのに対し、0.1m2に小型化して同等の測定精
度を得ることができた。また、受圧容器の製作を
極めて容易に行うことができた。
また、上記積雪量計は、受圧面１として剛性の
高い平面板状材料を用い、容器側面２を軟質・非
弾性体のゴム状材料で形成しているので、その受
圧面１を水平に保つことが容易になると同時に、
製作が容易になり、またゴム状材料で形成した容
器側面２にバネ特性を持たせないようにしている
ので、感度を向上させて、測定精度を高めること
が可能となり、その結果、容器の小型化を図るこ
とができる。
高い平面板状材料を用い、容器側面２を軟質・非
弾性体のゴム状材料で形成しているので、その受
圧面１を水平に保つことが容易になると同時に、
製作が容易になり、またゴム状材料で形成した容
器側面２にバネ特性を持たせないようにしている
ので、感度を向上させて、測定精度を高めること
が可能となり、その結果、容器の小型化を図るこ
とができる。
［考案の効果］
以上に詳述した本考案の積雪量計によれば、従
来の積雪量計の構造の欠点を補い、小型で製作し
やすく、かつ高い精度で計測できるようにした積
雪量計を得ることができる。
来の積雪量計の構造の欠点を補い、小型で製作し
やすく、かつ高い精度で計測できるようにした積
雪量計を得ることができる。
第１図は本考案に係る積雪量計の断面図であ
る。 １……受圧面、２……側面、３……底面、４…
…受圧液、５……圧力計。
る。 １……受圧面、２……側面、３……底面、４…
…受圧液、５……圧力計。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上面を降雪検出受圧面とした平板状の容器内部
に受圧液として非凍結性液体を封入し、その容器
内部を圧力計に接続して、受圧液の圧力により受
圧面上の積雪量を測定するものにおいて、 上記受圧面を剛性の高い材料により形成し、受
圧面の周囲の側面を軟質・非弾性体のゴム状材料
により形成した、 ことを特徴とする積雪量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13645489U JPH059663Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13645489U JPH059663Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0374384U JPH0374384U (ja) | 1991-07-25 |
| JPH059663Y2 true JPH059663Y2 (ja) | 1993-03-10 |
Family
ID=31683659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13645489U Expired - Lifetime JPH059663Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059663Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP13645489U patent/JPH059663Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0374384U (ja) | 1991-07-25 |
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