JPH0596042A - ボウリング・ピン向き揃え、振り分け装置 - Google Patents

ボウリング・ピン向き揃え、振り分け装置

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JPH0596042A
JPH0596042A JP3098016A JP9801691A JPH0596042A JP H0596042 A JPH0596042 A JP H0596042A JP 3098016 A JP3098016 A JP 3098016A JP 9801691 A JP9801691 A JP 9801691A JP H0596042 A JPH0596042 A JP H0596042A
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フエラツツア エンリコ
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    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/52Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
    • B65G47/68Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices adapted to receive articles arriving in one layer from one conveyor lane and to transfer them in individual layers to more than one conveyor lane or to one broader conveyor lane, or vice versa, e.g. combining the flows of articles conveyed by more than one conveyor
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63DBOWLING GAMES, e.g. SKITTLES, BOCCE OR BOWLS; INSTALLATIONS THEREFOR; BAGATELLE OR SIMILAR GAMES; BILLIARDS
    • A63D5/00Accessories for bowling-alleys or table alleys
    • A63D5/08Arrangements for setting-up or taking away pins
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    • A63D5/00Accessories for bowling-alleys or table alleys
    • A63D5/08Arrangements for setting-up or taking away pins
    • A63D5/09Arrangements for setting-up or taking away pins the pins being assembled in right order before setting down

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  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】単一のソースからボウリング・ピンを受け取
り、受け取ったピンを2つの隔たったポイントへ分配す
る分配装置において、サイズの縮小を可能とし、かつこ
の分配装置を使用し得る自動ピンセッタのコストの低減
を可能とすることにある。 【構成】このピン分配装置は、水平経路を構成し、細長
くて水平で、ボウリング・ピン(33)を放出すること
のできる放出端(64)を有する第1コンベヤ(60)
を包含し、この第1コンベヤには、互いに隔たった状態
にある第2、第3のコンベヤ(96、100)が設けて
あり、これら第2、第3のコンベヤの各々が放出端の両
側に位置したピン受け端を有する。放出端のところでピ
ン受け端間にピン・ディバータ(110)が設けてあ
り、ピボット(120)が設けてあって、ほぼ水平な軸
線まわりに、この軸線を通る垂直面のいずれかの側に、
かつ、ほぼ第1コンベヤの長さ方向に限られた範囲で回
動運動できるようにピン・ディバータを取り付けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、ボウリング・ピンのためのピ
ンセッタあるいはピンスポッタに関係し、一層詳しく言
えば、ピン・エレベータと自動ピン設定装置またはピン
配置装置のピン・デッキの間に通常設置してあるピン向
き揃え装置およびピン振り分け装置の改良に関する。
【0002】
【発明の背景】近年になって、Schmid、Goem
sに1974年5月14日発行された米国特許第3,8
10,617号、Schmid、Goemsに1974
年5月7日発行された米国特許第3,809,378
号、Schmidに1976年6月29日発行された米
国特許第3,966,206号に概略的に図示されてい
る種類の自動ピンセッタがかなり商品化されてきてい
る。なお、これら米国特許第の詳しい内容を参考資料と
して本明細書に援用する。
【0003】より最近になって、Schmidに198
9年3月21日発行された米国特許第4,813,67
3号がボウリング・ピンのための改良された急送移動・
分配装置を開示した。この装置は、先に述べた米国特許
に見出される種類のピンセッタで使用することを意図し
ているおり、また、ボウリング・レーンのいわゆる「ピ
ット」端からピンを再配置するのに利用されるピン配置
デッキまで落とされてきたピンを上昇させる通常のピン
・エレベータとの間に介在させることを意図している。
この装置はその意図した目的には理想的にかなっている
が、それに伴う欠点もある。特に、上述した種類のピン
セッタでは、ピンはピン・エレベータから受け取ってか
ら、向き揃えして底部を先にして分配経路に落とさなけ
ればならない。ピンが単一のソース(ピン・エレベー
タ)から来て、2つの異なった位置に振り分けなければ
ならないので、ピンの或るものを或るポイントに振り分
け、別のピンを別のポイントに振り分ける手段を設ける
必要がある。好ましくは、或るポイントにピンが存在し
ないということが生じるのを防ぐために、すべての他の
ピンを2つの位置のうちの一方の位置に向け、残りを他
方の位置に向けることが望ましい。
【0004】先に述べた米国特許第4,813,673
号に開示されている装置では、ピン・エレベータからの
ピンは所望の方向に向き揃えされてから斜めに延びるシ
ュートの上端に置かれる。このシュートはその底部が2
つの給送ポイントで終わっている。シュートの両端の中
間に分配ロッカが設けてあり、これは交互にピンを最初
1つの分配ポイントに向け、次いで他のポイントに向け
るように作用する。
【0005】先に述べたように、この装置は良く作動す
るが、それが使用されているピン設定装置の体積または
嵩高性を増大させるという欠点を有する。特に、シュー
トを上端と下端を持つように斜めに設置するという要件
は、シュートおよびピン・エレベータ付近での装置の高
さを増やす。第2に、そこに開示されている分配ロッカ
の性質では、ピンセッタ・ピン・デッキとピン・エレベ
ータとの間に水平方向にかなりの間隔がなければならな
い。
【0006】これら2つのファクタはボウリング施設に
この装置を設置する見地からの考慮を必要とするばかり
でなく、ピンセッタの製作コストを増大させることにも
なる。特に、スペース上の要件のために、ピン・エレベ
ータは必要とするよりも長く作らなければならず、ま
た、通常のピット・コンベヤ(ピン・エレベータの底に
落ちてきたピンを運ぶコンベヤ)も同様に必要とするよ
りも長く作らなければならない。
【0007】本発明は上記の問題のうちの1つまたはそ
れ以上を克服することを目的とする。
【0008】
【発明の概要】本発明の主目的は、単一のソースからボ
ウリング・ピンを受け取り、受け取ったピンを2つの隔
たったポイントへ分配する新規で改良された分配装置を
提供することにある。一層詳しく言えば、本発明の目的
は、このような分配装置において、スペース的な要件を
最小限に抑えてサイズの縮小を可能とすると共に、たと
えば、この分配装置を使用し得る自動ピンセッタの構成
要素のコストを低減するのを可能とすることにある。
【0009】本発明の主目的は、このピン分配装置と一
緒に使用できる新規で改良されたボウリング・ピン向き
揃え装置ならびにこのボウリング・ピン向き揃え装置の
個々の構成要素であって、ピン取り扱いの信頼性を劇的
に改善するものを提供することにある。
【0010】本発明の第1局面によれば、所定経路内を
移動しているボウリング・ピンを受け取り、受け取った
ピンを間隔を置いた経路に分配するようにしたピン分配
装置を得ることができる。ピン分配装置は所定経路を形
成する細長い第1コンベヤを包含し、この第1コンベヤ
はボウリング・ピンを放出することができる放出端を有
する。第2、第3のコンベヤが互いに間隔を置いた状態
で設置してあり、それぞれ、第1コンベヤの放出端付近
にピン受け端を有する。ピン受け端は第1コンベヤの放
出端の両側に設置してあり、第1コンベヤの放出端のと
ころで第2、第3のコンベヤのピン受け端間にピン・デ
ィバータが設置してある。このピン・ディバータを、放
出端から第2コンベヤへピンをそらせる第1位置と放出
端から第3コンベヤへピンをそらせる第2位置との間で
或る軸線まわりの限られた回動運動を行えるように、取
り付ける手段が設けてある。この軸線は水平方向すなわ
ち第1コンベヤの長さ方向に対してほぼ平行な方向であ
って良い。
【0011】本発明の好ましい実施例によれば、ボウリ
ング・ピンの第2コンベヤへの転向に応答してピン・デ
ィバータを第2位置へ動かす手段と共に、ボウリング・
ピンの第3コンベヤへの転向に応答してピン・ディバー
タをその第1位置へ動かす手段が設けてある。好ましい
実施例において、ピン・ディバータのピボット軸線は水
平であり、ピン・ディバータは垂直平面の両側に移動す
る。
【0012】本発明の1つの好ましい実施例によれば、
ピン・ディバータ移動手段は第1コンベヤから第2、第
3のコンベヤへのピン転向経路内に機械的な要素または
センサを包含し、リンク機構がこれら機械的要素をピン
・ディバータに連結している。
【0013】非常に好ましい実施例において、ピン・デ
ィバータはくさび状であり、第1コンベヤの放出端に近
付くにつれて徐々に広がって行く。
【0014】本発明は、機械的要素またはピン・センサ
が或る軸線まわりに回転できるように枢着した相互連結
しかつ隔たった要素を包含することも意図している。好
ましい実施例では、この軸線はピン・ディバータに用い
られると同じピボット軸線である。
【0015】本発明の或る実施例では、ピン・ディバー
タはピボット軸線上方に位置し、間隔を置いた機械的要
素またはセンサは水平軸線の下方に延び、ピン・ディバ
ータのための釣合錘として作用する。
【0016】垂直平面のいずれかの側あるいは前記位置
のうちのいずれか一方の位置へピン・ディバータを片寄
せるオーバーセンタ式片寄せ手段も設け得る。
【0017】非常に好ましい実施例では、第1コンベヤ
は2つの間隔を置いたベルトを包含し、各ベルトは上方
走行部を有し、ベルトの間で上方走行部の下方にピボッ
ト軸線が位置している。
【0018】本発明は、また、ピボット軸線を構成する
ようにピボット軸を使用することも意図している。この
ピボット軸にはセンサ・ブロックが枢着してあり、この
センサ・ブロックは軸線まわりに限られた範囲で回動で
きるようになっている。ピン・ディバータをピボット軸
に取り付け、その上でかつセンサ・ブロックに相対的に
限られた回動運動を行えるようにしている。ピン・ディ
バータとセンサ・ブロックの間には、限られた空動き連
結部が延びている。
【0019】本発明の一実施例では、センサはセンサ・
ブロックから互いに反対方向に延びており、各センサは
第2、第3のコンベヤの対応したピン受け端に向かって
延びており、放出端から第2、第3のコンベヤの対応し
たピン受け端に向かってそらされたボウリング・ピンと
係合できるようになっており、また、このボウリング・
ピンとの係合によって動かされてセンサ・ブロックを回
動させると共に、限られた空動き連結部を介して前述の
位置間でピン・ディバータを回動させるようになってい
る。
【0020】本発明の一実施例では、ピン・センサはセ
ンサ・ブロックから延びるロッドである。
【0021】本発明の非常に好ましい実施例では、セン
サ・ブロックはピボット軸の両側でロッドを受け入れる
間隔を置いた孔を包含する。ロッドは、付加的に、セン
サ・ブロックから突出してピボット軸の両側で2つの間
隔を置いたポストを構成していると共に、ポストの間隔
よりも幅の小さいピン・ディバータの突起がポスト間に
延在していて限られた空動き連結部を構成する。
【0022】本発明は、また、ピン・エレベータと分配
装置の間で使用し得るボウリング向き揃え装置で使用す
るための要素の提供も意図しており、ピンを所定の向き
でピン・エレベータから分配装置へ送ることができる。
この要素は、幾分細長くなっており、ピン受け端、反対
側のピン放出端およびこれらの端の間に延在する相対的
に上方、側方のピン向き揃え面を有する。ピン受け端付
近の上方ピン向き揃え面は、放出端よりもピン受け端に
近い位置において、側方ピン向き揃え面から上方へ延び
る突起によって中断される。放出端に最も近い突起の側
の位置において、側方ピン向き揃え面は垂直上方部分と
つながる斜めの下方部分を有する。側方ピン向き揃え面
および上方ピン向き揃え面は、付加的に、ピン受け端と
突起の間に大きなアールを構成すると共に、徐々に減少
するアールが大きなアールと側方ピン向き揃え面の斜
め、垂直部分間に延在し、それにつながる。
【0023】好ましい実施例において、垂直側方ピン向
き揃え面は小さいアールで上方ピン向き揃え面とつなが
る。
【0024】付加的に、非常に好ましい実施例におい
て、上方ピン向き揃え面は、ピン受け端の付近で、放出
端に近付くにつれてやや下方へ傾斜する。
【0025】一実施例において、大きなアールはピン受
け端から突起までやや増大する。
【0026】本発明は、また、突起がピン受け端とピン
放出端の間の距離の少なくとも約10パーセントの長さ
を有し、また、放出端に向かう方向において下方へ傾斜
する上面を有する。
【0027】本発明はピン向き揃え装置も提供し、これ
は前記の要素を2つ包含し、一方の要素は他方の要素の
鏡像となっている。これら2つの要素は間隔を置いて互
いに向かい合っており、側方ピン向き揃え面はボウリン
グ・ピンの幅よりも短い距離隔たっており、突起の向か
い合った面はボウリング・ピンの幅よりは大きいがその
高さよりは小さい間隔で隔たっている。
【0028】他の目的および利点は添付図面に関連した
以下の説明から明らかとなろう。
【0029】
【好ましい実施例の説明】先に述べた特許によるピンセ
ッタであって、本発明を利用できるピンセッタの一例が
普通のボウリング・レーン22のピン・デッキ20に設
置した状態で図1に示してある。ボウラーの視野からピ
ンセッタ(全体的に26で示す)を隠すようにマスキン
グ・ユニット24を利用しても良い。ピンセッタ26は
普通の垂直方向可動のスポッティング・デッキ28を包
含しており、これは全体的に参照符号30で示す対応す
るバスケットまたはポケットまたはビンから通常の方法
でピンを受け取る。周知のように、各ピンの位置に1つ
のずつのポケットまたはビンがあり、これらのポケット
またはビンは後により詳しく説明するように2つの間隔
を置いたコンベヤ上を動いてきたピンで満たされる。
【0030】ピン・デッキ20の背後には、全体的に3
2で示すいわゆるピットがあり、ここに、ボウリング・
ピン33がピンセッタ26の作用によって、あるいは、
ボウリング・ボール(図示せず)との衝撃の結果として
周期的に払い込まれる。ピット32内にはピット・コン
ベヤ34があり、これは矢印36の方向に、すなわち、
ピット32の後部に向かって落下してきたピンを移動さ
せるように作動する。このように給送されてきたピンは
ベルト40によって駆動される垂直方向に延びるピン・
エレベータ38によって受け取られる。ピン・エレベー
タ38はピンを上昇させ、次いで、ピン向き揃え装置
(全体的に42で示す)内へ放出する。このピン向き揃
え装置は、ピンをその底端を先にしてピン分配装置(全
体的に44で示す)に送る。もちろん、ピン分配装置は
ピンをポケット30に送る。
【0031】図1において、破線46は従来構造におけ
るピン・エレベータ38のシルエットを示している。矢
印48で示す寸法は、本発明を使用することによって達
成され得るピン・エレベータ38の高さ縮小を表わして
いる。
【0032】矢印50で示す寸法は、本発明の使用によ
って達成できるピット・コンベヤ34の長さ短縮を含む
前部から後部までの装置長さの短縮を表わしている。
【0033】次に図2、3、4を参照しながら、本発明
のピン分配装置を一層詳しく説明する。このピン分配装
置は、全体的に60で示す第1コンベヤからなり、この
第1コンベヤはピン受け端62とピン放出端64を有す
る。コンベヤ60は細長くなっており、2つの間隔を置
いたベルト66からなる。図3、4でわかるように、こ
れらのベルト66は上方走行部68と下方走行部70を
有する。ベルトは、装置フレーム76の一部にピン受け
端62のところで装着された軸74上にジャーナル止め
した調車72のまわりに掛け渡してある。同様の調車7
8も、ピン放出端64のところでベルト66を受けてい
る。調車78はフレーム76に軸受82によってジャー
ナル止めされた軸80に固定してある。軸80は軸88
と一緒に回転できる歯車86と噛み合っている歯車84
を支持している。軸88は、ベルト66の上方走行部6
8が図3でわかるように矢印90の方向に移動するよう
に任意適当な手段によって駆動される。
【0034】全部で4つの付加的な調車92が、第1コ
ンベヤ60のピン放出端64に隣接してベルト66の両
側に対にして配置してある。ベルト66の片側にある一
対の調車92は、図示しない2つの調車と一緒に、間隔
を置いたベルト94を支持しており、これらのベルト9
4は全体的に96で示す第2コンベヤを構成している。
同時に、ベルト66の反対側の対になった調車92に掛
けられた同様のベルト98が、図示しない2つの調車と
一緒に、第3コンベヤ100を構成している。第2コン
ベヤ96と第3コンベヤ100は、図からわかるよう
に、第1コンベヤ60から放出されたボウリング・ピン
を受け取るようになっている。
【0035】ベルト66、94、98は、ボウリング・
ピンの頭部の幅よりも短い距離で隔たっており、任意適
当なエラストマー材料で作ることができる。これらのベ
ルトがボウリング・ピンの重量でたるまないようにする
ために、上に開いている細長い円弧状のガイド102が
フレーム76に適当に装着してあり、これらのガイドは
それぞれのベルトの各上方走行部毎に設けてあると良
い。
【0036】第1コンベヤ60からのピンを第2コンベ
ヤ96または第3コンベヤ100のいずれかへそらせる
ために、本ピン分配装置は全体的に110で示すピン・
ディバータを包含する。このピン・ディバータ110は
第1コンベヤ60のピン放出端64のところで第2、第
3のコンベヤ96、100間に配置してある。図示した
ように、ピン・ディバータはほぼくさび状であり、第1
コンベヤ60に関して斜め上向きで後方に延びる前縁1
12を包含する。2つの面114、116が互いから、
そして、前縁112から前後方向へ発散している(図
4)。もちろん、前縁112はベルト66の上方走行部
68上方に位置していてベルト66で運ばれてくるボウ
リング・ピンと係合できるようになっている。上方走行
部68下方で、ピン・ディバータ110で支持された軸
受118がピボット軸120上に回転自在に支持されて
おり、ピボット軸120は機械のフレーム76に軸受1
22などによってジャーナル止めしてある。ピボット軸
120はピン・ディバータ110のためのピボット軸線
を構成しており、このピボット軸線は第1コンベヤ60
の長さ方向に対して平行であり、好ましくは、水平面内
に含まれる。図4で最も良くわかるように、ピン・ディ
バータ110は、実線位置と破線位置との間で、ピボッ
ト軸120で構成されたピボット軸線を含む垂直面のい
ずれかの側に動くことができる。図4に示す実線位置に
おいて、ピン・ディバータ110は第1コンベヤ60上
のピンを第2コンベヤ96へそらせるように作動する。
ピン・ディバータ110が破線位置にあるとき、このピ
ンは第3コンベヤ100にそらされることになる。軸1
20で構成されるピボット軸線まわりのピン・ディバー
タ110の変位はソレノイドのようなモータで行われ得
るが、好ましい実施例では、機械的なセンサによって行
われる。
【0037】薄板金製のランプ124がほぼベルト66
の上方走行部68からコンベヤ96、100の対応する
走行部に向かって延びている。しかしながら、それぞ
れ、ランプ124と第1、第2のコンベヤ96、100
との間にギャップ126、128を残しても良い。ほぼ
水平に延びるロッド130が、図4でランプ124上方
に示す実線位置から破線で示すギャップ126内の位置
まで動くことができる。同様の水平に延びるロッド13
2がギャップ128内に配置してあり、他方のランプ1
24上方の破線位置へ動くことができる。ロッド13
0、132は一体のブレード状の要素134によって一
体に動き、ピボット軸120にピン止めされたセンサ・
ブロック136に取り付けてある。その結果、ロッド1
32がギャップ128内にあるとき、ロッド130は、
図4に実線で示すように、対応したランプ124の上方
に位置することになる。逆に、ロッド132がランプ1
24上方にあるとき、ロッド130は、図4に破線で示
すように、ギャップ126内にある。これらの位置間の
移動は、フレームに適当に取り付けられており、ベイル
134と係合する止め140によって制限される。
【0038】センサ・ブロック136は第1、第2の孔
142、144を包含し、これらの孔はそれぞれロッド
130、132と組み合ったベイル134のそれぞれの
端146、148を受け入れる。図5で最も良くわかる
ように、端146、148はセンサ・ブロック136か
ら突出していてピボット軸120の各側に1つずつ、2
つの隔たったポストを構成している。
【0039】軸受118のすぐ上において、ピン・ディ
バータ110は前方に延びる突起150を支持してい
る。この突起150は端146、148によって構成さ
れたポストの間に延在し、これら2つの端の間隔よりも
幅が狭くなっている。端146、148のいずれか一方
が、センサ・ブロック136のピボット軸120との回
転の結果として突起150と係合しても良い。このと
き、回転が続くと、ピン・ディバータ110が突起15
0と対応するロッド端146または148との干渉によ
って同じ回転方向に駆動されることになる。したがっ
て、端146、148および突起150は或る種の連結
部を構成し、それによって、センサ・ロッド130、1
32は、端146、148および突起150によって構
成される限られた空動き連結部(前記の寸法のため)を
介してピン・ディバータ110に駆動可能状態でリンク
連結される。
【0040】好ましくは、スプリング156が、その一
端158をフレーム76に取り付け、反対端160がピ
ボット軸120の構成するピボット軸線の充分上方でピ
ン・ディバータ110に取り付けて設けられる。端15
8はピボット軸120の下方にあり、その結果、オーバ
ーセンタ機構が構成され、ひとたびピン・ディバータ1
10が先に述べた垂直面を通過したならば、スプリング
156がピン・ディバータ110を近付きつつある位置
に向かって片寄せるように作用することになる。
【0041】図2、3、4に示した構成要素の配置を考
察すると、第1コンベヤ60上をピン・ディバータ11
0に近付きつつあるピンはピン・ディバータ110の面
116と係合し、ピン・ディバータのくさび状形態によ
って、ピンは第2コンベヤ96の方向にカム作用を受け
ることになる。このとき、センサ・ロッド130は図4
に示す実線位置においてランプ124の上方にくる。ピ
ンが第1コンベヤ60からそれと第2コンベヤ96の間
のランプ124上に移動するにつれて、ピンはロッド1
30に向かって転り、次いで、ロッド130を図4に示
す実線位置から破線位置まで駆動することになる。これ
は、次いで、センサ・ブロック136の回動を生じさ
せ、最終的には、端146、148および突起150の
構成する空動き連結部を介して、ピン・ディバータ11
0を図4に示す破線に移動させる。
【0042】この作用は、また、ロッド132を第1コ
ンベヤ60と第3コンベヤ100の間に介在するランプ
124に重なる位置に動かすことになる。コンベヤ60
上を移動してくる次のピンはピン・ディバータ110の
面114と遭遇し、第3コンベヤ110に向かってカム
作用を受けることになる。ピンが第1コンベヤ60を去
り、ランプ124上を転り始めると、ロッド132に遭
遇し、それを図4の破線位置から実線位置まで駆動する
ことになる。これは、順次に、センサ・ブロック136
を回動させ、最終的に、ピン・ディバータ110を図4
に示す実線位置に戻すことになる。
【0043】この交互作用関係は、ピンが第1コンベヤ
60に沿って送られてくるかぎり生じることになる。或
る種の例では、ピン・ディバータ110にソレノイドを
連結し、先に述べた機構によってピン・ディバータを機
械的に割り出す作業をこのようなソレノイドの作動によ
って左右いずれかの方向における割り出し運動によって
中断できるようにすると望ましい。
【0044】なお、センサ・ブロック136とピン・デ
ィバータ110の間の空動き連結部を設けることによ
り、「二重割り出し動作」と呼び得るものを防ぐことが
できるという点で有利である。二重割り出しというの
は、ピンがピン・ディバータ110を1つの位置から別
の位置へ動かし、別のピンの通過によってそこに振り分
けられることなく当初の位置に戻されたときに生じる。
空動き連結部はこのような二重割り出しを生じる可能性
のあるシステムでエネルギを吸収することができる。
【0045】また、ベイル134がピボット軸120の
下方に位置し、ピン・ディバータ110がピボット軸1
20上方にあるために、前者は後者を滑らかに作動させ
るための釣合錘として作用する傾向がある。第1コンベ
ヤ60の上下の走行部68、70間に延在するベイル1
34はコンパクとな組立体を与える。ピン・ディバータ
110の面114、116の下方にノッチまたは逃げ1
62を設けることによって、ピン・ディバータ110
の、先に述べた垂直面のいずれかの側への最大移動量が
得られる。すなわち、逃げ162は、ピン・ディバータ
110がピンをそらせるに充分な所望位置に移動したと
きを除いて、ピン・ディバータ110とベルト66の上
方走行部68の干渉を防ぐのである。
【0046】この配置はピン・エレベータ38(図1)
を18インチだけ短縮するのを可能とすることがわかっ
た。すなわち、図1に58で示す寸法は約18インチで
ある。同様に、10インチを機械の長さから削除するこ
とができ、これは約10インチのピット・コンベヤ34
の長さの短縮も意味する。すなわち、図1に50で示す
寸法は約10インチである。明らかなように、体積の削
減はスペース上の見解からきわめて望ましいが、ピン・
エレベータ38、ピット・コンベヤ34両方の長さを削
ることによって、これらの構成要素のコストにおける付
加的な節減も行える。
【0047】本発明は、また、ピン・エレベータ38か
ら受け取られたピンを第1コンベヤ60上に正しく置け
るようにピン向き揃え装置の改良も行う。これを行うに
は、第1コンベヤ60のピン受け端62のところでその
両側に、全体的に170、172で示す2つの間隔を置
いたピン向き揃え要素を設ける。これらの要素170、
172は互いに鏡像であるから、要素170のみを以下
に説明する。まず図6、7を参照して、要素170は耐
衝撃性プラスチックで作った一体成形部品であることが
わかる。この要素は幾分細長くなっており、ベース17
4を包含する。このベースによって、要素は図3で示す
要領で本装置のフレーム76に装着することができる。
要素170も、全体的に176で示すピン受け端と、全
体的に178で示す反対側のピン放出端とを包含する。
これらの端176、178の間には、ピン接触・向き揃
え上面180とピン接触・向き揃え側面182が延在し
ている。面180、182の反対側で、要素170は幾
分くぼんでおり、図示した種々の位置に補強リブ184
を備えている。
【0048】図6でわかるように、ピン受け端176は
ベース170からコーナー186に向かって上向きに延
びる斜面184を包含する。この位置において、図8で
最も良くわかるように、上面180と側面182が大き
なアール190を形成している。図6でもわかるよう
に、上面180は、端176から端178に向かって、
要素170の長さのほぼ2/3にわたって192のとこ
ろで下方へ緩やかに傾斜している。
【0049】図7、9を検討して明らかになるように、
アール190はピン受け端176から全体的に196で
示す、上面180を中断している突起まで軽く増大す
る。この突起196は側面182から斜め上方に延びて
いる。さらに、その上端198は上面180の部分19
2より幾分大きな角度で端178に向かって下向きに傾
斜している。突起196は端176に対面する横方向面
200も包含する。さらに、突起196の長さは端17
6、178の間隔の少なくとも約10パーセントであ
る。また、突起196は、図6、7にはっきり示すよう
に、端178よりも端176に近い方に位置している。
【0050】突起196の、端178に最も近い側で、
側面182は上方垂直部分204につながった斜め部分
202を有する。斜面182はベース174から上方に
向いており、垂直面204は小さいアール206を介し
て上面180とつながる。斜面202と垂直面204の
間の結合線208が図6にはっきりと示してある。上面
180の平坦面に対してほぼ平行に延びた後、結合線は
突起196に近付くにつれてベースに向かって下向きに
移動する。したがって、明らかなように、大きなアール
190は、斜面202、垂直面204とつながるにつれ
て、突起196から端178に向かって徐々に減少す
る。
【0051】図2に最も良く示すように、側面182の
垂直部分204がボウリング・ピン33の腹を受け取る
に充分に隔たり、同時に、斜面202がボウリング・ピ
ン33の腹がベルト66の上方走行部68上に位置して
いる間にこのボウリング・ピンに或る程度の案内を行う
ように間隔は選ばれる。突起196はボウリング・ピン
の幅よりは大きいが、その長さよりは短い距離隔たって
いる。通常の場合、ボウリング・ピンは、要素170、
172のピン受け端176に対して、これらの要素の長
さ方向かつ第1コンベヤ60の長さ方向に対してほぼ横
方向の向きで送られることになる。ピンは、普通は、要
素170、172にまたがっており、面192上に乗る
ことになる。面192がやや傾斜しているため、ピンは
突起196の面200に向って転り、それと係合するこ
とになる。ピンの腹部は、質量が大きくなっているの
で、頭部よりは慣性が大きい。したがって、ピンの頭部
は面200のどれかと係合したときの動きが遅れること
になる。ピンの底部は引き続き、突起196を通過して
下降する。その結果、ピンの底端が第1コンベヤ60に
入る最初の端となる。これが望んだ結果である。
【0052】容易にわかるように、要素170、172
はコンベヤ62のまわりに近接して装着し、そのピン受
け端62からほぼそのピン放出端まで延ばすことができ
る。上述したように確実な向き揃えが行われるために、
要素170、172の寸法は比較的短くし、機械の前述
の全長、スペースの節減をさらに容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるピン分配装置およびピン向き揃え
装置を備えるピンセッタの側面図であり、比較の目的で
本発明を具体化していない従来装置の外形を破線で示す
図である。
【図2】ピン分配装置およびピン向き揃え装置の部分破
断部分断面平面図である。
【図3】図4の3−3線にほぼ沿った垂直断面図であ
る。
【図4】図3の4−4線にほぼ沿った垂直断面図であ
る。
【図5】本発明で利用する空動き連結部の断片拡大図で
ある。
【図6】ピン向き揃え装置の一要素の正面図である。
【図7】要素の平面図である。
【図8】図6の8−8線にほぼ沿った断面図である。
【図9】図6の9−9線にほぼ沿った断面図である。
【図10】図6の10−10線にほぼ沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
20 ピン・デッキ 22 ボウリング・レーン 24 マスキング・ユニット 26 ピンセッタ 28 スポッティング・デッキ 30 ポケットまたはビン 32 ピット 34 ピット・コンベヤ 38 ピン・エレベータ 40 ベルト 42 ピン向き揃え装置 44 ピン分配装置 60 第1コンベヤ 62 ピン受け端 64 ピン放出端 68 上方走行部 70 下方走行部 72 調車 74 軸 76 フレーム 78 調車 80 軸 82 軸受 84 歯車 86 歯車 88 軸 92 調車 94 ベルト 96 第2コンベヤ 98 ベルト 100 第3コンベヤ 110 ピン・ディバータ 112 前縁 114 面 116 面 118 軸受 120 ピボット軸 122 軸受 124 ランプ 126 ギャップ 128 ギャップ 130 ロッド 132 ロッド 134 要素 136 センサ・ブロック 140 止め 142 孔 144 孔 146 端 148 端 150 突起 156 スプリング 170 ピン向き揃え要素 172 ピン向き揃え要素 174 ベース 176 ピン受け端 178 ピン放出端 180 ピン接触・向き揃え上面 182 ピン接触・向き揃え側面 184 斜面 186 コーナー 190 アール 196 突起 200 横方向面 202 斜め部分 204 垂直上部 206 小さいアール 210 平坦面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テツド イー ブリム アメリカ合衆国 ミシガン州 49417、グ ランドヘイバン ペンノワイエ− アベニ ユー 1021 (72)発明者 ローベルト アリエツシユ スイス国 オーバードウリユンテン 8635、ケントリバツハシユトラツシエ 2 (72)発明者 エンリコ フエラツツア スイス国 ヴインターサー 8405、グレン マツトシユトラツシエ 18 (72)発明者 アンドレーアス ブレツチヤー スイス国 ウスター 8610、グルデネンシ ユトラツシエ 16

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ水平の経路内を移動しているボウリ
    ング・ピンを受け取り、2つの隔たった経路に入るよう
    にピンを分配するピン分配装置であって、前記水平経路
    を構成しており、ボウリング・ピンを放出できる放出端
    を有する細長くて水平な第1コンベヤと、互いに隔たっ
    た関係にあり、それぞれが前記放出端付近にピン受け端
    を有し、これらピン受け端が前記放出端の両側にある第
    2、第3のコンベヤと、前記ピン受け端の間で前記放出
    端のところに位置したピン・ディバータと、このピン・
    ディバータをほぼ水平の軸線まわりに限られた範囲で回
    動できるようにこの軸線を通る垂直平面のいずれかの側
    に取り付ける手段であって、前記軸線がほぼ前記第1コ
    ンベヤの長さ方向に延びている手段とを包含することを
    特徴とするピン分配装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のピン分配装置において、
    前記ピン・ディバータがくさび状であり、前記放出端に
    近づくにつれて徐々に広がっていることを特徴とするピ
    ン分配装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のピン分配装置において、
    さらに、一対のピン・センサを包含し、これらのピン・
    センサが前記第2、第3のコンベヤのそれぞれに1つず
    つ設けてありかつ対応するコンベヤのピン受け端と前記
    放出端の間に位置しており、また、各ピン・センサがピ
    ンの放出に応答して前記ピン・ディバータを前記垂直平
    面の反対側に変位させるようになっていることを特徴と
    するピン分配装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のピン分配装置において、
    前記ピン・センサが、前記水平軸線に枢着した相互に連
    結し、間隔を置いた要素と、これら間隔を置いた要素と
    前記ピン・ディバータを機械的に相互連結する手段とを
    包含することを特徴とするピン分配装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のピン分配装置において、
    前記相互連結手段が空動き連結部を包含することを特徴
    とするピン分配装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のピン分配装置において、
    前記ピン・ディバータが前記水平軸線上方に位置してお
    り、前記間隔を置いた要素が前記水平軸線の下方に延び
    ていて前記ピン・ディバータのための釣合錘として作用
    することを特徴とするピン分配装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のピン分配装置において、
    さらに、前記ピン・ディバータを前記垂直平面のいずれ
    かの側に片寄せているオーバーセンタ式片寄せ手段を包
    含することを特徴とするピン分配装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のピン分配装置において、
    前記第1コンベヤがそれぞれ上方走行部を有する2つの
    間隔を置いたベルトを包含し、前記水平方向軸線がこれ
    らベルト間で前記上方走行部の下方に位置していること
    を特徴とするピン分配装置。
  9. 【請求項9】 ほぼ水平の経路内を移動しているボウリ
    ング・ピンを受け取り、2つの隔たった経路に入るよう
    にピンを分配するピン分配装置であって、前記水平経路
    を構成しており、ボウリング・ピンを放出できる放出端
    を有する細長くて水平な第1コンベヤと、互いに隔たっ
    た関係にあり、それぞれが前記放出端付近にピン受け端
    を有し、これらピン受け端が前記放出端の両側にある第
    2、第3のコンベヤと、前記ピン受け端の間で前記放出
    端のところに位置したくさび状のピン・ディバータと、
    前記放出端のところで前記ピン受け端間に位置する水平
    方向ピボット軸と、水平軸線まわりに限られた回動運動
    を行えるように前記ピボット軸に枢着したセンサ・ブロ
    ックと、前記ピボット軸上でかつ前記センサ・ブロック
    に相対的に限られた回動運動を行えるように前記ピボッ
    ト軸に前記ピン・ディバータを装着する手段と、前記ピ
    ン・ディバータと前記センサ・ブロックの間にある限ら
    れた空動き連結部と、前記センサ・ブロックから互いに
    反対方向に延びているピン・センサであり、それぞれが
    対応するピン受け端に向かって延びていて前記放出端か
    ら対応するピン受け端に向かってそらされたボウリング
    ・ピンと係合することができ、この係合で動かされて前
    記センサ・ブロックを回動させると共に前記限られた空
    動き連結部を介して前記ピン・ディバータを回動させる
    ようになっているピン・センサとを包含することを特徴
    とするピン分配装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のピン分配装置におい
    て、前記ピン・センサが前記センサ・ブロックから延び
    るロッドであることを特徴とするピン分配装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のピン分配装置におい
    て、前記第1コンベヤが2つの間隔を置いたベルトから
    なり、各ベルトが上下の走行部を有し、前記ロッドが前
    記上下の走行部のうちの対応したものの間を延びている
    ことを特徴とするピン分配装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のピン分配装置におい
    て、前記センサ・ブロックが前記ピボット軸の両側で前
    記ロッドを受け入れる隔たった孔を包含し、前記ロッド
    も前記センサ・ブロックから突出して前記ピボット軸の
    両側に2つの間隔を置いたポストを構成しており、ま
    た、前記ポストの間隔よりも小さい突起が前記ピン・デ
    ィバータに設けてあり、この突起が前記ポスト間に延び
    ていてポストと一緒に前記限られた空動き連結部を構成
    していることを特徴とするピン分配装置。
  13. 【請求項13】 所定の経路内を移動しているボウリン
    グ・ピンを受け取り、2つの隔たった経路に入るように
    ピンを分配するピン分配装置であって、前記経路を構成
    しており、ボウリング・ピンを放出できる放出端を有す
    る細長い第1コンベヤと、互いに隔たった関係にあり、
    それぞれが前記放出端付近にピン受け端を有し、これら
    ピン受け端が前記放出端の両側にある第2、第3のコン
    ベヤと、前記ピン受け端の間で前記放出端のところに位
    置したピン・ディバータと、このピン・ディバータを、
    前記第1コンベヤの長さ方向に対してほぼ平行な軸線ま
    わりに、ボウリング・ピンを前記放出端から前記第2コ
    ンベヤにそらせる第1位置と前記放出端から前記第3コ
    ンベヤへボウリング・ピンをそらせる第2位置との間で
    限られた回動運動を行えるように装着する手段とを包含
    することを特徴とするピン分配装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のピン分配装置におい
    て、さらに、ボウリング・ピンの前記第2コンベヤへの
    転向に応答して前記ピン・ディバータを前記第2位置へ
    動かす手段と、ボウリング・ピンの前記第3コンベヤへ
    の転向に応答して前記ピン・ディバータを前記第1位置
    へ動かす手段とを包含することを特徴とするピン分配装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のピン分配装置におい
    て、前記ピン・ディバータ移動手段が、前記第1コンベ
    ヤから前記第2、第3コンベヤへのピンの転向経路内に
    ある機械的要素と、これら機械的要素を前記ピン・ディ
    バータに連結するリンク機構とを包含することを特徴と
    するピン分配装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のピン分配装置におい
    て、前記リンク機構が空動き連結部を包含することを特
    徴とするピン分配装置。
  17. 【請求項17】 第1、第2の隔たったピン係合・転向
    要素を包含し、一方のピン係合・転向要素が図6〜10
    に示す外形を有し、他方のピン係合・転向要素が前記一
    方のピン係合・転向要素のほぼ鏡像となっている外形を
    有することを特徴とするボウリング・ピン向き揃え装
    置。
  18. 【請求項18】 ボウリング・ピン向き揃え装置で用い
    る要素であって、幾分細長くなっており、ピン受け端、
    反対側のピン放出端およびこれらの端の間に延在する相
    対的に上方および側方のピン向き揃え面を有し、前記ピ
    ン受け端付近の前記上方ピン向き揃え面が前記ピン放出
    端に近付くにつれてやや下方に傾斜しており、前記ピン
    放出端よりも前記ピン受け端に近い位置において、前記
    側方ピン向き揃え面から上方へ延びる突起によって中断
    しており、前記側方ピン向き揃え面が、前記突起の前記
    ピン放出端に最も近い側の位置において、垂直方向上部
    とつながる斜めの下部を有し、この上部が次いで小さな
    アールをもって前記上方ピン向き揃え面とつながり、前
    記側方および上方のピン向き揃え面が前記ピン受け端と
    前記突起の間に大きなアールを構成し、また、この大き
    なアールと斜めおよび垂直方向部分の間に延在しかつそ
    れらにつながる徐々に減少するアールを構成しているこ
    とを特徴とする要素。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の要素において、前記
    大きなアールが前記ピン受け端から前記突起までやや増
    大していることを特徴とする要素。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の要素において、前記
    突起が前記ピン受け端、ピン放出端間の距離の少なくと
    も約10%の長さを有し、また、前記ピン放出端に向か
    う方向へ下向きに傾斜する上面を有することを特徴とす
    る要素。
  21. 【請求項21】 請求項18の要素を2つ包含するピン
    向き揃え装置であって、一方の要素が他方の要素の鏡像
    でありかつ間隔を置いて他方の要素と向かい合ってお
    り、前記側方ピン向き揃え面がボウリング・ピンの幅よ
    りも小さい間隔で隔たっており、前記突起の対向面がボ
    ウリング・ピンの幅よりは大きいがその高さよりは小さ
    い距離隔たっていることを特徴とするピン向き揃え装
    置。
  22. 【請求項22】 ボウリング・ピン向き揃え装置で用い
    る要素であって、幾分細長くなっており、ピン受け端、
    反対側のピン放出端およびこれらの端の間に延在する相
    対的に上方および側方のピン向き揃え面を有し、前記ピ
    ン受け端付近の前記上方ピン向き揃え面が、前記ピン放
    出端よりも前記ピン受け端に近い位置において、前記側
    方ピン向き揃え面から上方へ延びる突起によって中断し
    ており、前記側方ピン向き揃え面が、前記突起の前記ピ
    ン放出端に最も近い側の位置において、垂直方向上部と
    つながる斜めの下部を有し、前記側方および上方のピン
    向き揃え面が前記ピン受け端と前記突起の間に大きなア
    ールを構成し、また、この大きなアールと斜めおよび垂
    直方向部分の間に延在しかつそれらにつながる徐々に減
    少するアールを構成していることを特徴とする要素。
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