JPH0595801A - 泥の中を楽に歩くための靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長靴で泥の中を歩くと、靴が吸いついて歩き
辛くなる。この原因を取り除くために、管１を利用して
自動的に空気を送り込むことで、楽に歩けるようにす
る。 【構成】 長靴の背面に管１を取りつけ、靴の上部と底
を繋ぐ。靴底の管１の開口部に弁２を取りつける。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 これは、水田のような泥の中を、楽に歩く為の靴であ
る。 従来の技術 従来のような靴では、泥（特に粘土質土壌）の中を歩く
時、足が抜けなくて、非常に歩き辛かった。 発明か解決しようとする問題点 足を上げる時、靴底と土の間が真空状態になり、ちょう
ど吸盤を無理に取ろうとした時の様に、かなりの力を必
要とする。この現象は、早く歩こうとするほど著しくな
る。その為、普通に歩くよりかなり遅くなってしまい、
片足立ちになる時間が長くなる。そのためバランスを崩
しやすいので、このような状態の中で歩くためには、体
力が必要で倒れないように神経も使うので、精神的にも
肉体的にも非常に疲れやすい原因になっていた。 問題を解決するための手段 これを図面にて説明すると、 （ア） 靴の底から上まで、管（１）を取り付ける。 （イ） 靴底の管の先に弁（２）を取り付ける。 作 用 足を上げるとき、靴底には真空状態ができるから、大気
圧により、管（１）の上から底に向かって空気が流れ込
む。この空気が、真空状態をなくし、引っ張られる力を
なくしてしまう。この作用が大きな特徴である。また、
管だけであれば、その中に泥が入り込み詰まってしまう
ので、これを防ぐため弁（２）を取りつければ、踏み込
んだ時に、弁（２）には土圧がかかり押し上げられるの
で、管（１）を閉じてしまう。これにより管（１）に泥
が詰まって空気が通わなくなることを防げ、目的を保つ
ことができる。 効 果 この結果、靴が引っ張られなくなるので、泥の中から足
を抜くといった歩き方をしなくてよくなり、楽に歩くこ
とができる様になる。また、普通に近い早さで歩けるよ
うになるので、片足立ちの時間もずっと短くなりバラン
スも崩れにくくなる。そのため、従来に比べ疲れにくく
なるし、作業効率も上げることにつながる。また、構造
が簡単なため、従来のものに少し手を加えるだけで作る
ことができ、弁もゴム板の様なものを取りつけても効果
があり簡単にできるという特徴もある。

【図面の簡単な説明】 １，は空気を通すための管である。 ２，は管の詰まりを防ぐための弁である。

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【手続補正書】 【提出日】平成４年２月１０日 【手続補正２】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】追加 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の全容を現す断面図である。 【図２】本発明の一部を拡大した断面図である。 【符号の説明】 １，は空気を通すための管である。 ２，は管の詰まりを防ぐための弁である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １，管を取りつける ２，管は弁で開閉する 以上のように構成された靴