JPH0595409U - 携帯用爪切り具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手の不自由な身体障害者が独自で自己の爪を
自在に切ることができるようにする。 【構成】 爪切り１の刃先２・２’をガイドする縦支点
軸１１の下端に補足ライナー７を爪切り１の端部を固定
する基端部５には補足ライナー７’がそれぞれ回動自在
に支持され平素は折畳でいるが爪切りには補足ライナー
７・７’を広げて使用するものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は特に手の不自由な身体障害者が自立して独自で爪切り具が使用できる 携帯用爪切りである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、手の不自由な身体障害者用の爪切りはなかった。

【０００３】

【問題点を解決するための手段】

本考案は押えレバーより可動刃体及び固定刃体の幅をやや大き目にしレバーの 使用方向にむけ操作する時点に圧力が増すように縦点とする縦支点軸と基端部に 補足ライナーを取付けて横向に操作圧力を補助するためのライナーである。

【０００４】

【作用】

考案の作用に先づ押えレバーを使用方向に向けて縦支点軸の補足ライナーと基 端部の補足ライナーも使用とする方向に向けて台か床に安定し押え押圧する。

【０００５】

【実施例】

本考案の実施例を以下図面に基いて説明する。固定刃体３可動刃体４に縦支点 軸１１を中心とする押えレバー１３が押圧力が増すよう幅をとり互いに対向する 刃先２・２’を前端に設けた固定刃体３と可動刃体４基端部５において固定部６ としてなる爪切りである縦支点軸１１と基端部５に取付けた補足ライナー７と補 足ライナー７’とが両方の端部は折込側の角面を半丸状にして且補足ライナー７ ’の突起部８を設け縦支点軸１１には補足ライナー７が基端部に補足ライナー７ ’が回動自在に支持されているので補足ライナー７・７’を折込やすく両方を１ ５度迄折曲げ片手にて１度に握りしめると補足ライナー７’は固定刃体３と補足 ライナー７の間に挿入され突起部により補足ライナーは平行となり携帯用となる 、縦支点軸１１と基端部５に取付けた補足ライナー７及び補足ライナー７’を設 けたのは両方を広げれば片手にて台又は床に安定させ特に手の不自由な身体障害 者独自で爪切りが出来る携帯用爪切り具である。

【０００６】

【考案の効果】

本考案は上記の構成を有するので下記の利点がある。身体障害者自身でも縦支 点軸補足ライナーと基端部補足ライナーを広げれば独自で爪切りができる。使用 後に折畳めば携帯用にもすこぶる便利になる、使用時は台又は床上に安定させて 片手で又は片足で押えレバーを押圧し爪切りができる又基端部に設けた補足ライ ナー先端部に設けた突起部は携帯用にするよう取付けた突起部でこれを特徴とす る爪切具である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の爪切りの実施例を示す平面図

【図２】図１の断面正面図

【図３】折込の状態を示す斜視図

【図４】折込だ状態の正面図

【符号の説明】 １ 爪切 ２ 刃先 ２’刃先 ３ 固定刃体 ４ 可動刃体 ５ 基端部 ６ 固定部 ７ 補足ライナー ７’補足ライナー ８ 突起部 ９ 皿孔 １０ 丸幅部 １１ 縦支点軸 １２ 首握部 １３ 押えレバー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 互いに対向する刃先（２）・（２’）の
   下部を固定刃体（３）とし上部を可動刃体（４）とした
   爪切り（１）に於て刃先（２）・（２’）をガイドする
   縦支点軸（１１）の下端を補足ライナー（７）を回動自
   在に止め更に刃先（２）・（２’）の端部を固定する基
   端部は突起部（８）とし折り畳み時は補足ライナー
   （７’）の突起部（８）を補足ライナー（７）と固定刃
   体との間に挿入することを特徴とした携帯用爪切り。