JPH0594556A - 情報の記録および読取方法 - Google Patents
情報の記録および読取方法Info
- Publication number
- JPH0594556A JPH0594556A JP3280875A JP28087591A JPH0594556A JP H0594556 A JPH0594556 A JP H0594556A JP 3280875 A JP3280875 A JP 3280875A JP 28087591 A JP28087591 A JP 28087591A JP H0594556 A JPH0594556 A JP H0594556A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バーコード式の情報記録で、一定記録面積上
の記録情報量を増大させる。 【構成】 多色のバー(個々のバーは単色)を用いて記
録し、夫々の色に応答する読取り装置で各色のバーを色
別に読取る。
の記録情報量を増大させる。 【構成】 多色のバー(個々のバーは単色)を用いて記
録し、夫々の色に応答する読取り装置で各色のバーを色
別に読取る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコードの情報記録で
同じ面積内の記録情報量を大きくする情報記録および読
取り方法に関する。
同じ面積内の記録情報量を大きくする情報記録および読
取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバーコードは一色のバーを使って
記録を行っていた。バーコード式の情報記録で同一面積
内の情報量を増加させることを考えると、図3に示すよ
うに記録面積を上下2分して、夫々に別の記録を行えば
情報量は倍加されるが、読取りに当たり、走査線の方向
を或る範囲に規制しなければならない。しかしバーコー
ド読取りは手持ちの式の装置で行われるのが普通であ
り、走査線の位置や方向をせまい範囲に規制することは
困難であるから、図3のように記録面積を分割して各分
割毎に別の記録を行うときは走査線が一つの記録領域と
他の記録領域にまたがるおそれがあり、バーコードの記
録面積には一組のバーコードしか記録できなかった。
記録を行っていた。バーコード式の情報記録で同一面積
内の情報量を増加させることを考えると、図3に示すよ
うに記録面積を上下2分して、夫々に別の記録を行えば
情報量は倍加されるが、読取りに当たり、走査線の方向
を或る範囲に規制しなければならない。しかしバーコー
ド読取りは手持ちの式の装置で行われるのが普通であ
り、走査線の位置や方向をせまい範囲に規制することは
困難であるから、図3のように記録面積を分割して各分
割毎に別の記録を行うときは走査線が一つの記録領域と
他の記録領域にまたがるおそれがあり、バーコードの記
録面積には一組のバーコードしか記録できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はバーコード式
の情報記録で一定面積内の記録情報量を増加させようと
するものである。
の情報記録で一定面積内の記録情報量を増加させようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】複数の色を用いて情報記
録を行い、色別に記録を読取るようにした。
録を行い、色別に記録を読取るようにした。
【0005】
【作用】通常のバーコードは単一色のバーを記録して、
バーの幅と下地部分の幅との組合せで符号を作っている
ので、2色による情報記録とみることができる。本発明
は使用する色数を更に増しているので各色のバーの幅の
組合せは従来のバーコードより多様化でき、同一面積内
の情報記録量が増大する。
バーの幅と下地部分の幅との組合せで符号を作っている
ので、2色による情報記録とみることができる。本発明
は使用する色数を更に増しているので各色のバーの幅の
組合せは従来のバーコードより多様化でき、同一面積内
の情報記録量が増大する。
【0006】
【実施例】白紙上に図1のように青,黄,赤の蛍光を発
する三種の蛍光インクB,Y,Rを用いて縞状に情報を
記録する。これを水銀灯の光源1により得られる紫外線
ビームを用いた光スキャナ2によって走査し、情報記録
から発せられる蛍光を青色光,黄色光,赤色光を透過す
るフィルタ3b,3y,3rを前面に置いた3個の受光
素子4b,4y,4rで検出し、夫々の受光素子の検出
信号を増幅し、レベルを選別回路5b,5y,5rで二
値化した後、夫々の二値化信号を解読回路6b,6y,
6rで解読して三通りの情報を読取る。
する三種の蛍光インクB,Y,Rを用いて縞状に情報を
記録する。これを水銀灯の光源1により得られる紫外線
ビームを用いた光スキャナ2によって走査し、情報記録
から発せられる蛍光を青色光,黄色光,赤色光を透過す
るフィルタ3b,3y,3rを前面に置いた3個の受光
素子4b,4y,4rで検出し、夫々の受光素子の検出
信号を増幅し、レベルを選別回路5b,5y,5rで二
値化した後、夫々の二値化信号を解読回路6b,6y,
6rで解読して三通りの情報を読取る。
【0007】図2に情報記録の方式の一例を示す。情報
は青,黄,赤三色一組で一定の幅Tをとり、これを記録
の一単位とする。幅Tを4等分する。一記録単位の中で
各色は左から青,黄,赤の順に並び、aは青と黄の境,
bは黄と赤の境である。幅Tを4等分して分点を左から
0,1,2,3,4とする。各色の境界はこれら5個の
分点の何れかに位置するが、境界aが4番目の分点に位
置すると云うことは位置記録単位全部が青と云うことで
ある。同様にして境界aが0番点,境界bが4番点であ
るのは幅T全体が黄であり、境界bが0番点にあるのは
幅T全体が赤である。これら全幅が,青,黄,赤である
場合も情報記録の一つとする。これら三つの場合を除い
て境界bが4番点にあるとき、境界aは1,2,3番の
位置をとることができ、これによって3種の符号が得ら
れる。境界bが3番点にあるとき、境界aは0,1,
2,3番点に位置することができ、これで4つの符号が
得られる。更に境界bが2番点にあるとき、境界aは
0,1,2番点を取り得るので更に3種の符号が得ら
れ、最後に境界bが1番点に位置して、境界aが0番或
は1番点を取る場合があって、こゝに更に2つの符号が
得られる。以上で符号の数は3+4+3+2=12個と
なる。幅Tを5等分した場合、符号の数は17個とな
り、一記録単位で16進数の一桁を表わすことができ
る。幅Tを2mmとすると、2cmの記録領域で16進
数10桁の種類の記録ができることになる。
は青,黄,赤三色一組で一定の幅Tをとり、これを記録
の一単位とする。幅Tを4等分する。一記録単位の中で
各色は左から青,黄,赤の順に並び、aは青と黄の境,
bは黄と赤の境である。幅Tを4等分して分点を左から
0,1,2,3,4とする。各色の境界はこれら5個の
分点の何れかに位置するが、境界aが4番目の分点に位
置すると云うことは位置記録単位全部が青と云うことで
ある。同様にして境界aが0番点,境界bが4番点であ
るのは幅T全体が黄であり、境界bが0番点にあるのは
幅T全体が赤である。これら全幅が,青,黄,赤である
場合も情報記録の一つとする。これら三つの場合を除い
て境界bが4番点にあるとき、境界aは1,2,3番の
位置をとることができ、これによって3種の符号が得ら
れる。境界bが3番点にあるとき、境界aは0,1,
2,3番点に位置することができ、これで4つの符号が
得られる。更に境界bが2番点にあるとき、境界aは
0,1,2番点を取り得るので更に3種の符号が得ら
れ、最後に境界bが1番点に位置して、境界aが0番或
は1番点を取る場合があって、こゝに更に2つの符号が
得られる。以上で符号の数は3+4+3+2=12個と
なる。幅Tを5等分した場合、符号の数は17個とな
り、一記録単位で16進数の一桁を表わすことができ
る。幅Tを2mmとすると、2cmの記録領域で16進
数10桁の種類の記録ができることになる。
【0008】上記実施例ではバーは蛍光インクを用いて
いる。蛍光インクとしては有機蛍光顔料を発色成分とし
て樹脂ワニスと混練したインクを用いることができる。
蛍光インクを用いると、可視光照明によってはバーを見
ることができず、紫外光照明によって始めて読取り可能
となるので、秘密性が得られる。蛍光インクの他の一例
としてZnCdSにCuを加えたもの、或はCaSにB
iを加えたものが顔料として用いられる。これらの顔料
をフラックスと混合し、1100〜1300℃で焼成
し、水洗洗浄後耐光処理をする。これを粒径15〜20
μm程度に粉砕する。このようにして得られた蛍光顔料
は蓄光性を有する。励起光は水銀の365mμの輝線が
用いられる。上記した顔料を50%、結合材として塩化
ビニールアクリル樹脂12%、補助材3%、溶剤35%
の配合によりインク状にして用いる。蛍光の波長は、 CaS/Bi 450mμ 青 ZnCdS/Cu 560mμ 黄 ZnCdS/Cu 600mμ 赤 但し黄と赤はCuの量により調整される。である。
いる。蛍光インクとしては有機蛍光顔料を発色成分とし
て樹脂ワニスと混練したインクを用いることができる。
蛍光インクを用いると、可視光照明によってはバーを見
ることができず、紫外光照明によって始めて読取り可能
となるので、秘密性が得られる。蛍光インクの他の一例
としてZnCdSにCuを加えたもの、或はCaSにB
iを加えたものが顔料として用いられる。これらの顔料
をフラックスと混合し、1100〜1300℃で焼成
し、水洗洗浄後耐光処理をする。これを粒径15〜20
μm程度に粉砕する。このようにして得られた蛍光顔料
は蓄光性を有する。励起光は水銀の365mμの輝線が
用いられる。上記した顔料を50%、結合材として塩化
ビニールアクリル樹脂12%、補助材3%、溶剤35%
の配合によりインク状にして用いる。蛍光の波長は、 CaS/Bi 450mμ 青 ZnCdS/Cu 560mμ 黄 ZnCdS/Cu 600mμ 赤 但し黄と赤はCuの量により調整される。である。
【0009】
【発明の効果】通常のバーコードは一色であるが下地部
分も使うので二色による情報記録と云うことになる。本
発明の場合、下地も使って二色を印刷すれば三色使用と
云うことになる。色数を増すことによって情報の記録容
量は著しく増大する。
分も使うので二色による情報記録と云うことになる。本
発明の場合、下地も使って二色を印刷すれば三色使用と
云うことになる。色数を増すことによって情報の記録容
量は著しく増大する。
【図1】本発明の一実施例の情報記録面の平面図および
読取り装置のブロック図
読取り装置のブロック図
【図2】本発明の一実施例の情報記録方式の説明図
【図3】上下分割された記録の説明図
R 赤の記録 Y 黄の記録 B 青の記録 1 光源 2 光スキャナ 3b,3y,3r 三色のフィルタ 4b,4y,4r 受光素子 5b,5y,5r レベル選別回路 6b,6y,6r 解読回路
Claims (3)
- 【請求項1】 個々のバーが単色である多種の色のバー
を組合せて形成したバーコード式の情報の記録方法。 - 【請求項2】 バー記録材料として蛍光インクを用いた
請求項1記載の情報の記録方法。 - 【請求項3】個々のバーは単色である多種の色のバーを
組合せて情報を記録し、それらの色に応答する各色毎の
読取り装置で各色のバーを色別に読取ることを特徴とす
る情報の記録および読取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280875A JPH0594556A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 情報の記録および読取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280875A JPH0594556A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 情報の記録および読取方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594556A true JPH0594556A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17631171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3280875A Pending JPH0594556A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 情報の記録および読取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0594556A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5821523A (en) * | 1992-03-12 | 1998-10-13 | Bunte; Alan G. | Combined code reader and digital camera using a common photodetector |
US5902988A (en) * | 1992-03-12 | 1999-05-11 | Norand Corporation | Reader for decoding two-dimensional optically readable information |
EP1126926A1 (en) * | 1998-08-26 | 2001-08-29 | Spectra Science Corporation | Methods and apparatus employing multi-spectral imaging for the remote identification and sorting of objects |
US6655597B1 (en) * | 2000-06-27 | 2003-12-02 | Symbol Technologies, Inc. | Portable instrument for electro-optically reading indicia and for projecting a bit-mapped color image |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3280875A patent/JPH0594556A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5821523A (en) * | 1992-03-12 | 1998-10-13 | Bunte; Alan G. | Combined code reader and digital camera using a common photodetector |
US5902988A (en) * | 1992-03-12 | 1999-05-11 | Norand Corporation | Reader for decoding two-dimensional optically readable information |
US6641046B2 (en) | 1992-03-12 | 2003-11-04 | Intermec Ip Corp | Reader for decoding two-dimensional optically readable information |
US7347375B2 (en) | 1992-03-12 | 2008-03-25 | Intermec Ip Corp. | Reader for decoding two-dimensional optically readable information |
EP1126926A1 (en) * | 1998-08-26 | 2001-08-29 | Spectra Science Corporation | Methods and apparatus employing multi-spectral imaging for the remote identification and sorting of objects |
EP1126926A4 (en) * | 1998-08-26 | 2004-11-24 | Spectra Science Corp | METHOD AND DEVICE USING MULTISPECTRAL IMAGING FOR THE IDENTIFICATION AND SORTING OF REMOTE OBJECTS |
US6655597B1 (en) * | 2000-06-27 | 2003-12-02 | Symbol Technologies, Inc. | Portable instrument for electro-optically reading indicia and for projecting a bit-mapped color image |
US6910633B2 (en) * | 2000-06-27 | 2005-06-28 | Symbol Technologies, Inc. | Portable instrument for electro-optically reading indicia and for projecting a bit-mapped color image |
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