JPH0593576U - 移動式噴水装置 - Google Patents
移動式噴水装置Info
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- JPH0593576U JPH0593576U JP3412192U JP3412192U JPH0593576U JP H0593576 U JPH0593576 U JP H0593576U JP 3412192 U JP3412192 U JP 3412192U JP 3412192 U JP3412192 U JP 3412192U JP H0593576 U JPH0593576 U JP H0593576U
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 噴水姿態にバリエ−ションをもたせて、より
一層、印象度を高める演出を実行する。 【構成】 ポンプ1から吐出される噴水用水を切替弁4
により正逆方向の流れに切替えて通水管2に供給できる
ように構成し、互いに反対に開閉作動する逆止弁を3
1,32軸方向両端部に設け、かつ噴水ノズル30を軸
方向中央部に設けた噴水ブロック3を、管軸C方向の移
動可能に通水管2に嵌合し、通水管2に供給される噴水
用水の正逆方向の流れに応じて上流側の逆止弁31また
は32を開いき、下流側の逆止弁32または31を閉じ
て、噴水ブロック3を噴水用水の流れ方向に移動させな
がら噴水ノズル30から噴水を行なうようにしてある。
一層、印象度を高める演出を実行する。 【構成】 ポンプ1から吐出される噴水用水を切替弁4
により正逆方向の流れに切替えて通水管2に供給できる
ように構成し、互いに反対に開閉作動する逆止弁を3
1,32軸方向両端部に設け、かつ噴水ノズル30を軸
方向中央部に設けた噴水ブロック3を、管軸C方向の移
動可能に通水管2に嵌合し、通水管2に供給される噴水
用水の正逆方向の流れに応じて上流側の逆止弁31また
は32を開いき、下流側の逆止弁32または31を閉じ
て、噴水ブロック3を噴水用水の流れ方向に移動させな
がら噴水ノズル30から噴水を行なうようにしてある。
Description
【0001】
本考案は、簡単な構造により噴水姿態にバリエ−ションをもたせて、印象度の 高い演出を実行する移動式噴水装置に関する。
【0002】
従来の噴水装置は、噴水ノズルを所定の位置に定置したノズル定置式構造にな っている。このような従来の噴水装置によって、噴水姿態にバリエ−ションをも たせて印象度の高い噴水を実行する場合は、たとえば多数のノズルを使用し、演 出プログラムに基づいて各ノズルからの噴水高さや噴出時間を変動させるように 制御する手段が採用されている。しかし、従来の噴水装置では、多数の噴水ノズ ルを必要とするために部品点数が多くなり装置も大掛かりになる。また、演出プ ログラムに基づいて、噴水ノズル毎に噴水高さを変動させる圧力制御や、噴水時 間を変動させる時間制御を行う制御系の構造が複雑になる難点を有している。特 に、噴水位置を移動させることで、一層、印象度の高い演出を実行することは期 待できない難点もある。
【0003】
解決しようとする問題点は、噴水姿態にバリエ−ションをもたせて印象度の高 い噴水を実行する従来の噴水装置では、部品点数が多く装置も大掛かりになり、 制御系の構造が複雑になるるとともに、噴水位置を移動させることができない点 である。
【0004】
本考案は、高圧水供給源に接続されて噴水用水が正逆方向に切替え供給される 通水管と、この通水管に管軸方向に移動可能に嵌合された噴水ブロックとを具備 し、当該噴水ブロックに噴水ノズルが設けられているとともに、噴水ブロックの 軸方向に離間して前記通水管内の噴水用水の正逆方向流により互いに反対に開閉 作動して噴水用水を導入させる逆止弁が設けられていることを特徴とし、シンプ ルな構造によって噴水高さおよび噴水時間を変動させるとともに、噴水位置を変 動させて、噴水の姿態にバリエ−ションをもたせ、より一層、印象度の高い演出 を実行する目的を達成した。
【0005】
本考案によれば、高圧水供給源から通水管に供給される正方向流れの噴水用水 により、噴水ブロックに設けられている一方の逆止弁が開いて、噴水ブロック内 に噴水用水が導入される。その結果、導入された正方向流れの噴水用水により、 他方の逆止弁が閉じられ噴水ブロックを正方向に移動させながら噴水ノズルから 噴水を行なう。また、高圧水供給源から通水管に供給される逆方向流れの噴水用 水により、噴水ブロックに設けられている他方の逆止弁が開いて、噴水ブロック 内に噴水用水が導入される。その結果、導入された逆方向流れの噴水用水により 、一方の逆止弁が閉じられ噴水ブロックを逆方向に移動させながら噴水ノズルか ら噴水を行なう。噴水ノズルからの噴水高さおよび噴水時間は、高圧水供給源に よる噴水用水の圧力制御および供給時間制御によって任意に調整できる。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の縦断面図、 図2は図1の平面図である。これらの図において、移動式噴水装置は、ポンプ1 、通水管2および噴水ブロック3を具備している。通水管2は、切替弁4を介し てポンプ1に接続されており、ポンプ1の運転状態で切替弁4を切替えることに より、矢印Aで示す正方向流れの噴水用水または矢印Bで示す逆方向流れの噴水 用水が供給される。 噴水ブロック3は、両端を開口した筒体によってなり、通水管2に対して管軸 C方向に移動可能に嵌合されている。噴水ブロック3の軸方向中央の上部に上向 きの噴水ノズル30が設けられているとともに、噴水ブロック3の軸方向両端部 に互いに反対に開閉作動して噴水用水を導入させる逆止弁31,32が設けられ ている。また、噴水ノズル30は、通水管2に形成された管軸C方向の長孔6か ら外部に突出している。したがって、噴水ブロック3は、長孔6の管軸C方向寸 法L1によって設定されるストロ−ク量L2を有して、通水管2の管軸C方向に 移動できる。
【0007】 このような構成であれば、今、図1に示すように噴水ブロック3がストロ−ク 始端にある状態において、ポンプ1を運転し、切替弁4の切替えによって通水管 2に矢印Aで示す正方向流れの噴水用水を供給すると、図3のように噴水用水の 水圧によって一方の逆止弁31を開いて、噴水ブロック3内に噴水用水が導入さ れる。その結果、導入された正方向流れの噴水用水により、他方の逆止弁32が 閉じられ噴水ブロック3を押圧して正方向に移動させながら噴水ノズル30から 噴水を行なう。噴水ブロック3が移動しながら噴水ノズル30から噴水を行なう 正方向の移動噴水は、噴水ブロック3が図4に示すストロ−ク終端に到達する時 点まで継続して行なわれる。 一方、噴水ブロック3が図4のストロ−ク終端に到達した時点で、切替弁4の 切替えによって通水管2に矢印Bで示す逆方向流れの噴水用水を供給すると、図 5のように噴水用水の水圧によって他方の逆止弁32を開いて、噴水ブロック3 内に噴水用水が導入される。その結果、導入された逆方向流れの噴水用水により 、一方の逆止弁31が閉じられ噴水ブロック3を押圧して逆方向に移動させなが ら噴水ノズル30から噴水を行なう。噴水ブロック3が移動しながら噴水ノズル 30から噴水を行なう逆方向の移動噴水は、噴水ブロック3が図1に示すストロ −ク始端に到達する時点まで継続して行なわれる。
【0008】 このように、本考案は、切替弁4の切替え操作により通水管2に対する噴水用 水の供給方向を切替えることで、長孔6の管軸C方向寸法L1によって設定され るストロ−ク量L2に相当して、噴水ブロック3を正逆方向に移動させながら噴 水を行なうことができる。勿論、噴水ノズル30からの噴水高さおよび噴水時間 は、ポンプ1による噴水用水の圧力制御および供給時間制御によって任意に調整 できる。したがって、たとえば図6および図7にように、環状部2A,2Aと、 円周方向に適当な間隔を有して環状部2A,2Aを互いに連通させるように半径 方向に設けた直線部2B,2B……によって通水管2を構成し、図6のように直 線部2B,2B……のそれぞれに噴水ブロック3を配置した噴水装置あるいは図 7のように環状部2A,2Aと直線部2B,2B……の両者にそれぞれに噴水ブ ロック3を配置した噴水装置を構築することにより、従来の噴水装置のように、 多数の噴水ノズルを使用することなく、部品点数を低減したシンプルな構造によ って、噴水位置を変動させながら噴水高さおよび噴水時間を変動させる噴水、つ まり、姿態にバリエ−ションをもたせ、より一層、印象度の高い演出を実行する 噴水を行なうことができる。
【0009】
以上説明したように、本考案は、シンプルな構造によって噴水高さおよび噴水 時間を変動させるとともに、噴水位置を変動させて、噴水の姿態にバリエ−ショ ンをもたせ、より一層、印象度の高い演出を実行することができる。
【図1】本考案の実施例構成を示す縦断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】噴水用水の正方向流れによる逆止弁の作動を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図4】正方向流れによってストロ−ク終端に到達した
状態を示す縦断面図である。
状態を示す縦断面図である。
【図5】噴水用水の逆方向流れによる逆止弁の作動を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図6】使用例の一部平面図である。
【図7】他の使用例の一部平面図である。
1 ポンプ(高圧水供給源) 2 通水管 3 噴水ブロック 30 噴水ノズル 31 逆止弁 32 逆止弁
Claims (1)
- 【請求項1】 高圧水供給源に接続されて噴水用水が正
逆方向に切替え供給される通水管と、この通水管に管軸
方向に移動可能に嵌合された噴水ブロックとを具備し、
当該噴水ブロックに噴水ノズルが設けられているととも
に、噴水ブロックの軸方向に離間して前記通水管内の噴
水用水の正逆方向流により互いに反対に開閉作動して噴
水用水を導入させる逆止弁が設けられていることを特徴
とする移動式噴水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3412192U JP2560078Y2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 移動式噴水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3412192U JP2560078Y2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 移動式噴水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593576U true JPH0593576U (ja) | 1993-12-21 |
JP2560078Y2 JP2560078Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=12405423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3412192U Expired - Fee Related JP2560078Y2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 移動式噴水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560078Y2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006075678A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Toto Ltd | 吐水装置 |
KR100686482B1 (ko) * | 2005-03-15 | 2007-02-26 | 윤순열 | 분수 시스템용 밸브장치 |
WO2007055182A1 (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-18 | Toto Ltd. | 吐水装置 |
WO2007102193A1 (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-13 | Toto Ltd. | 吐水装置 |
JP2008260010A (ja) * | 2008-03-19 | 2008-10-30 | Toto Ltd | 吐水装置 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP3412192U patent/JP2560078Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006075678A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Toto Ltd | 吐水装置 |
JP4596311B2 (ja) * | 2004-09-07 | 2010-12-08 | Toto株式会社 | 吐水装置 |
KR100686482B1 (ko) * | 2005-03-15 | 2007-02-26 | 윤순열 | 분수 시스템용 밸브장치 |
WO2007055182A1 (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-18 | Toto Ltd. | 吐水装置 |
WO2007102193A1 (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-13 | Toto Ltd. | 吐水装置 |
JP2008260010A (ja) * | 2008-03-19 | 2008-10-30 | Toto Ltd | 吐水装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2560078Y2 (ja) | 1998-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |