JPH0593240U - ランドセル - Google Patents

ランドセル

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JPH0593240U
JPH0593240U JP4262292U JP4262292U JPH0593240U JP H0593240 U JPH0593240 U JP H0593240U JP 4262292 U JP4262292 U JP 4262292U JP 4262292 U JP4262292 U JP 4262292U JP H0593240 U JPH0593240 U JP H0593240U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
front plate
school bag
small
side edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP4262292U
Other languages
English (en)
Inventor
正幸 尾崎
Original Assignee
株式会社松本
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社松本 filed Critical 株式会社松本
Priority to JP4262292U priority Critical patent/JPH0593240U/ja
Publication of JPH0593240U publication Critical patent/JPH0593240U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小襠や襠部を設けることなしに、広く開口させ
て物品の出し入れができるとともに収納能力が大きい補
助収納部を備えたランドセルの提供。 【構成】前板19にそれより一回り大きい袋地23の左
右側及び下側の各辺縁を、互いの外周辺縁を一致させて
重合した状態において縫着している。上記袋地23の上
側辺縁には所要のギャザー24をとり、その上側辺縁と
前板19の上側辺縁との間にファスナー25等の開閉具
を縫着して袋型収納部26を形成している。この袋地2
3を取り付けた前板19を、左右小襠27,28及び底
小襠29を介して、ランドセル本体Aの大仕切板14の
前面に縫着して大収納部30を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ランドセル、さらに具体的には、ランドセル本体の前側に補助収納 部を設けたランドセルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ランドセル本体の前側に補助収納部を設けてなるランドセルとしては、 例えば図5,6に示すようなものが知られている。
【0003】 その補助収納部は、ランドセル本体1の前面を形成する大仕切板2の外側に左 右の小襠3,3′と中仕切板4とにより囲繞した大収納部aと、その中仕切板4 の外側に大当板5を直接重合させて形成した中収納部bと、さらに、その大当板 5の外側に左右に襠部6,6′を折曲形成した小当板7を重合させるとともにフ ァスナー8で開閉自在とした小収納部cとを順次設けてなるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
大収納部aは左右に小襠3,3′を介在しているので、また、小収納部cは左 右に襠部6,6′を折曲形成しているので、広い上面開口を有するランドセル本 体1ほどではないものの、比較的広く開口させることができ、物品の出し入れも 楽にできる。
【0005】 しかしながら、中収納部bは、上記のように中仕切板4の外側に大当板5を直 接重合させて、すなわち左右に小襠あるいは襠部を備えないで形成されているた めに、広く開口することはできず、したがって、物品の出し入れが非常に窮屈で あり、その上、収納能力も小さかった。
【0006】 だからといって、中収納部bについても、その左右に小襠あるいは襠部を設け ると、補助収納部が全体として分厚くなってしまい、体裁を損なう等の問題があ った。 本考案は、小襠あるいは襠部を設けることなしに、広く開口させて物品の出し 入れができ、しかも、収納能力が大きくなるように工夫したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は、ランドセル本体Aの前側に補助収納部Bを備えてなるラ ンドセルにおいて、前板19にそれより一回り大きい袋地23の左右側及び下側 の各辺縁を、互いの外周辺縁を一致させて重合した状態において縫着している。
【0008】 上記袋地23の上側辺縁には所要のギャザー24をとり、その上側辺縁と前板 19の上側辺縁との間にファスナー25等の開閉具を縫着して袋型収納部26を 形成している。
【0009】 この袋地23を取り付けた前板19を、左右小襠27,28及び底小襠29を 介して、ランドセル本体Aの大仕切板14の前面に縫着して大収納部30を形成 している。
【0010】 上記において、左右小襠27,28及び底小襠29と前板19の下端辺縁左右 角部との重合部分を隅角補強部材31,32で覆う。
【0011】
【作用】
大収納部は左右小襠及び底小襠を備えているから、物品の出し入れが容易に行 え、また、袋型収納部は、小襠等を備えてはいないが、袋地が有するギャザーに 対応して、大収納部内に膨らむことができ、やはり物品の出し入れを容易に行え る。
【0012】
【実施例】
以下には本考案の実施例を図1〜4を参照して詳しく説明する。 Aは皮革,合成皮革,合成紙等で形成したランドセル本体である。 このランドセル本体Aは、下端左右角部を補強金具10で補強した背板11, 左右大襠12,13,大仕切板14,底板15によって、上面を開口した函体を 囲繞形成している。
【0013】 すなわち、左右大襠12,13は底板15の左右に連続して一体に形成され、 これら底板15及び左右大襠12,13は、その各前辺縁に上記大仕切板14の 対応辺縁を縫着するとともに、同じく各後辺縁に上記背板11の対応辺縁を縫着 し、これにより、上面を方形に開口した上記ランドセル本体Aを構成しているも のである。
【0014】 16は皮革,合成皮革,合成紙等で形成した蓋板で、その基端辺縁を背板11 の上端縁に縫着し、これによって、ランドセル本体Aの上記開口と、後記する補 助収納部Bとを覆うことができるようにしてある。
【0015】 17は基端を背板11の外面上部に取付けた背負いバンド、18は基端を底板 15に取り付けた小紐で、これら背負いバンド17と小紐18の各遊端を取り外 し及び調整自在に連結している。
【0016】 補助収納部Bの構成は次のようになっている。 19はほぼ方形の前板で、この前板19は合成紙等の芯板20の外面に合成皮 革,天然皮革等の表装板21を重合貼着し、かつ、その表装板21の左右側及び 下側の所要幅員を縫い代22として延出している。
【0017】 23は合成皮革等の袋地で、この袋地23は、芯板20より一回り大きく裁断 してあるものであるが、その芯板20に互いの外周辺縁を一致させて重合し、左 右側及び下側の各辺縁を縫着するとともに、上側辺縁には所要のギャザー24を とり、その上側辺縁と前板19の上側辺縁との間にファスナー25を縫着してい る。 すなわち、袋地23はギャザー24の分だけは少なくとも膨らむことができる 状態で取り付けられ、そこに袋型収納部26が形成されているものである。
【0018】 上記のように、袋地23を取り付けた前板19は、左右小襠27,28及び底 小襠29、並びに上記縫い代22を介し、ランドセル本体Aの上記大仕切板14 の前面に縫着され、大収納部30を形成している。
【0019】 31,32は、左右小襠27,28及び底小襠29と前板19の下端辺縁左右 角部との重合部分を覆った隅角補強部材である。
【0020】 このように、大収納部30は左右小襠27,28及び底小襠29を備えている から、物品の出し入れが容易に行え、また、袋型収納部26は、小襠を備えては いないが、袋地23が有するギャザー24に対応して、大収納部30内に膨らむ ことができ、やはり物品の出し入れを容易に行えること明らかである。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば次の効果を奏する。 袋型収納部は、小襠等を備えてはいないが、袋地が有するギャザーに対応して 大収納部内に膨らむことができるから、その分だけ収納能力が大きく、物品の出 し入れを容易に行える。 大収納部が左右小襠及び底小襠を備え、物品の出し入れが容易に行えることは 当然である。
【0022】 袋型収納部を形成する前板の下端辺縁左右角部は、それと左右小襠及び底小襠 との重合部分を隅角補強部材で覆うことにより補強されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ランドセルの蓋板の一部を省略して示す
実施例の斜視図である。
【図2】同上の要部の縦断面図である。
【図3】同上の袋型収納部を形成する部分の斜視図であ
る。
【図4】同上の横断面図である。
【図5】従来公知のランドセルの蓋板の一部を省略して
示す実施例の斜視図である。
【図6】同上の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
A ランドセル本体 B 補助収納部 11 背板 12 左大襠 13 右大襠 14 大仕切板 15 底板 19 前板 23 袋地 24 ギャザー 25 ファスナー 26 袋型収納部 27 左小襠 28 右小襠 29 底小襠 30 大収納部 31 隅角補強部材 32 隅角補強部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランドセル本体の前側に補助収納部を備え
    てなるランドセルにおいて、前板に、それより一回り大
    きい袋地の左右側及び下側の各辺縁を、互いの外周辺縁
    を一致させて重合した状態において縫着するとともに、
    該袋地の上側辺縁には所要のギャザーをとり、その上側
    辺縁と上記前板の上側辺縁との間にファスナー等の開閉
    具を縫着して袋型収納部を形成し、この袋地を取り付け
    た前板を左右小襠及び底小襠を介して、ランドセル本体
    の大仕切板の前面に縫着して大収納部を形成してなるこ
    とを特徴とするランドセル。
  2. 【請求項2】上記左右小襠及び底小襠と前板の下端辺縁
    左右角部との重合部分を隅角補強部材で覆ってなること
    を特徴とする請求項1記載のランドセル。
JP4262292U 1992-05-29 1992-05-29 ランドセル Pending JPH0593240U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4262292U JPH0593240U (ja) 1992-05-29 1992-05-29 ランドセル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4262292U JPH0593240U (ja) 1992-05-29 1992-05-29 ランドセル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0593240U true JPH0593240U (ja) 1993-12-21

Family

ID=12641125

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JP4262292U Pending JPH0593240U (ja) 1992-05-29 1992-05-29 ランドセル

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JP (1) JPH0593240U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665344A (en) * 1979-10-31 1981-06-03 Toshiba Corp Pickup element structure

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665344A (en) * 1979-10-31 1981-06-03 Toshiba Corp Pickup element structure

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