JPH0593138A - Rtvオルガノポリシロキサン組成物の製造方法 - Google Patents

Rtvオルガノポリシロキサン組成物の製造方法

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JPH0593138A
JPH0593138A JP3163432A JP16343291A JPH0593138A JP H0593138 A JPH0593138 A JP H0593138A JP 3163432 A JP3163432 A JP 3163432A JP 16343291 A JP16343291 A JP 16343291A JP H0593138 A JPH0593138 A JP H0593138A
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JP
Japan
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alkyl
silanol
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JP3163432A
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English (en)
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Thomas P Lockhart
トーマス・ポール・ロツクハート
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S528/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S528/901Room temperature curable silicon-containing polymer

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  • Polymers & Plastics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ヒドロキシル基に対するエノキシ官能性スカベ
ンジャーによって安定化されているRTVオルガノポリ
シロキサン組成物の製造方法を提供する。 【構成】(a)実質的な無水条件下0℃〜180℃の範
囲の温度において、 (A)シラノール末端停止ポリジオルガノシロキサン、 (B)有効量の縮合触媒、 (C)シラノール末端停止ポリジオルガノシロキサン1
部当り0.001〜0.1部の架橋用ポリアルコキシシ
ラン、 (D)ジオルガノスルホキシド及び、反応性=NH官能
基をもたないチッ素塩基から成る群より選ばれた硬化促
進剤、 (E)エノキシ官能性を有するスカベンジャーから成る
成分の混合物をかく拌し、 (b)得られる(a)の成分混合物を周囲条件において
長時間保存することから成る、老化による変色をおこさ
ない室温加硫性組成物を製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明前、ケイ素に結合した加水分解可
能な基をもつ架橋性シランと共に、式
【0002】
【化1】 (式中RはC(1-13)の一価置換又は非置換炭化水素基
で、好ましくはメチル又はメチルと少割合のフェニルの
混合、シアノエチル、トリフルオロプロピル、ビニル及
びそれらの混合であり、nは約50〜約2500の整数
である)を有するシラノール末端停止ポリジオルガノシ
ロキサンを用いることに基づく種々の一液及び二液型の
湿気硬化性室温加硫性(RTV)組成物が入手できた。
【0003】Ceyzeriat の米国特許第3,133,89
1号及びBrunerの米国特許第3,035,016号は、
実質的に無水の条件下でシラノール末端停止ポリジメチ
ルシロキサンとメチルトリアセトキシシランとを使用す
ることに基づいている。Bruner又はCeyzeriat の一液型
組成物は、空気中の湿気にさらされると、長い保存期間
後でも、例えば30分又はそれ以下の満足すべき不粘着
時間を示す良好な一液型室温硬化性オルガノポリシロキ
サン組成物であるが、酢酸副生物が腐食性で、いやなに
おいを有する。
【0004】一液型アシルオキシ酸生成タイプのRTV
のその他の種類はKulpa の米国特許第3,296,16
1号、Goossensの米国特許第3,296,195号及び
Beers の米国特許第3,438,930号に示されてい
る。また別の一液型アシルオキシ酸生成タイプのRTV
組成物はSchulzらの米国特許第3,647,917号及
びNitzscheらの第3,886,118号に示されてい
る。
【0005】においの少い、ほとんど非腐食性の改良さ
れた一液型RTV組成物が、Beersの米国特許第4,2
57,932号によって示されている。Beers は架橋用
シランとして、メチルトリス−(2−エチルヘキサノキ
シ)シランのような揮発性の少ない物質を利用してにお
いと腐食性を減少させている。
【0006】カルボン酸生成基をもたない非腐食性二液
型湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成物がNitzsche
らの米国特許第3,127,363号によって示されて
おり、これはメチルトリアセトキシシランの代わりにポ
リアルコキシシラン又はポリシリケート架橋剤を用いる
ことに基づいている。Nitzscheらの二液型非腐食性組成
物の成分は、大気条件下で混合されるものであり、得ら
れるブレンドの貯蔵寿命が短いため得られる組成物は成
分を混合した後すぐに用いなければならない。典型的に
はポリアルコキシシラン、シラノール末端停止ポリジオ
ルガノシロキサン及びスズ石けん触媒であるNitzscheら
の混合物は、混合すると、硬化の速い非腐食性室温加硫
性組成物となるが、Nitzscheらの混合物は、種々の商業
用に必要な貯蔵寿命が長いという一液系の利点をもた
ず、そのため多くの用途から除外されている。
【0007】Nitzscheらの米国特許第3,065,19
4号は、水酸基及びアルコキシ末端封鎖などの末端封鎖
ジメチルシロキサン重合体、不活性充てん剤、エチルオ
ルトシリケート及びジブチルスズジラウレートの混合物
が、室温で14日保存した後、水に接触して加硫しうる
ことを示している。しかしながら、この混合物の種々の
成分は、200℃において1時間加熱することによりよ
く乾燥しなければならず、またこのRTVは比較的短い
貯蔵の後、水に浸さなければならない。
【0008】非腐食性で酸を生じないポリアルコキシシ
ラン架橋剤の利点を、一液系としてシラノール末端停止
ポリジオルガノシロキサンと結びつける方向への改良結
果は、Weyenberg の米国特許第3,334,067号、
Cooperらの米国特許第3,542,901号及びSmith
らの米国特許第3,689,454号及び第3,77
9,986号(後の2つはスズ触媒の代わりにチタンキ
レート化合物を用いる)によって明らかにされている。
しかしチタンキレート触媒による室温加硫性一液系は5
時間又はそれ以上の期間経過すると、老化したRTVの
不粘着時間が、混合したてですぐに空気中の湿気にさら
した後の同じ混合物の場合よりもかなり長い。
【0009】Brown らの米国特許第3,122,522
号に示されるように、白金触媒は、アルコキシ末端停止
シルアルキレンポリシロキサン重合体を製造するのに用
いられる。しかし、ベースポリマーを合成するこの方法
は、費用のかかるヒドロシリル化操作を必要とする。ポ
リアルコキシオルガノポリシロキサンの使用による、非
腐食性でほとんどにおいのない安定な望ましい一液系R
TVをより経済的方法で得るためさらに努力がなされ、
Brown らの米国特許第3,161,614号又は米国特
許RE−29760に示されている。Brown らは無機酸
生成タイプのポリアルコキシハロシラン及び硬化触媒の
使用に基づくポリアルコキシ末端封鎖ポリシロキサンを
用いた。しかし、これらの組成物は、湿気の存在下で
も、スズ触媒に接触して硬化できないため、使用に適さ
ないことがわかった。
【0010】以後用いられるように、本発明の一液型ア
ルコキシ末端停止オルガノポリシロキサンRTVに対し
て使われる「安定」という語は、大気中の湿気が除かれ
ている間はほとんど変化なく維持でき、長期間の保存の
後不粘着性弾性体に硬化する湿気硬化性混合物を意味す
る。さらに、安定なRTVはまた、大気条件下で混合さ
れたばかりのRTV成分によって示される不粘着時間
が、周囲条件で長い保存期間、又は高温での促進老化に
よるこれと等価の期間、耐湿性で湿気のない容器に保存
された後空気中の湿気にさらされた同じ成分の混合物に
よって示されるものとほとんど同じであることも意味す
る。
【0011】1981年6月26日に出願され係属中の
White らによる米国特許出願第277,524号「安定
な一液型湿気硬化性ポリアルコキシ末端停止オルガノポ
リシロキサン組成物及びその製造方法」中には、化学的
に結合した水酸基を有する物質のスカベンジャーであ
る。ある種のシランと共にポリアルコキシ末端停止ポリ
ジオルガノシロキサンを用いることによる室温加硫性組
成物が示されている。
【0012】米国特許出願第277,524号の室温加
硫性オルガノポリシロキサン組成物において、安定剤と
しても働く上記シランスカベンジャーを使用して、有用
なほとんど酸のでない生成物が得られたが、このシラン
スカベンジャーの使用はしばしば、RTV組成物の硬化
中に望ましくない副産物を生成することがわかった。Wh
ite らの係属中の米国特許出願第481,524号に示
されるように、出願第277,524号の前記シランス
カベンジャーにかえ、ある種の有機スカベンジャーを用
いることにより、改良された結果が得られる。しかし、
シランスカベンジャー又は式 (式中R1 、R2 及びR3 は水素、C(1-8) アルキル、
アルケニル及びアルコキシ又はC(6-13)アリール及びア
リールオキシから選ばれた同じ又は異なる1価の基であ
る)のエノキシ基が化学的に結合した有機スカベンジャ
−が、様々の一液型室温加硫性オルガノポリシロキサン
組成物中で化学的に結合した水酸基を有する物質を実質
的に除去するために用いられる場合、ある種のアミン促
進剤と共に用いると逆の結果が生じることが見出され
た。例えばTakagoの米国特許第4,180,642号及
び第4,248,993号に示されるようなシリル置換
グアニジンやジヘキシルアミンのようなアミン促進剤と
一緒に、式(2)で示されるエノキシ官能基をもつスカ
ベンジャーを用いて調製された室温加硫性オルガノポリ
シロキサン組成物は、実質的に無水の条件下で製造され
たばかりの時点では無色である。しかし、この組成物は
周囲条件において長時間たつと、しばしば見苦しい黄色
の外観を呈する。
【0013】本発明は、例えば本発明の係属中の米国特
許出願第481,527号に示されるようなジオルガノ
スルホキシドや、以後明らかにされるチッ素塩基のよう
な室温加硫性オルガノポリシロキサン組成物用の特定の
促進剤が、式(2)に示されるようなエノキシ官能性を
もつスカベンジャーと共に、室温加硫性オルガノポリシ
ロキサン組成物において用いられると、周囲条件下実質
的に湿気のない状態で長期間の貯蔵の間目立った変色の
傾向を示さないRTV組成物が得られるという発見に基
づいている。
【0014】“長期間の貯蔵中変色をおこさない”と
は、RTV組成物の吸光度が、製造したばかりの初期の
値に比べ、約0.015よりも大きくならないことを意
味する。例えば、あるRTV組成物は、バリアンカーリ
ー(VarianCary )219分光光度計で1センチメート
ル直径の石英セル中0.5重量%のクロロホルム溶液を
用い、充填剤を加えない状態で380−420nmにおい
てRTV組成物を測定することにより、新しく製造され
たときに約0.003又はそれ以下の吸光度を有するこ
とがわかった。
【0015】本発明実施の際の、安定化のための、即ち
化学的に結合した水酸基のスカベンジャーの有効な量
は、アルコキシ末端停止オルガノポリシロキサン又はシ
ラノール末端停止ポリジオルガノシロキサン100部に
つき、約0.1〜約10部のスカベンジャーを用いるこ
とを意味する。好ましくは重合体100部につき1〜2
部のスカベンジャーが用いられる。
【0016】“有効量の促進剤”というのは、オルガノ
ポリシロキサン100部当り約0.01〜約10部の硬
化促進剤を意味する。
【0017】
【発明の記載】本発明により、 (1)実質的に無水の条件下0℃〜180℃の範囲の温
度において、重量基準で(A)式 のアルコキシ末端停止ポリジオルガノシロキサン、
(B)有効量の縮合触媒、(C)アルコキシ末端停止ポ
リジオルガノシロキサン1部当り0〜0.1部の式 のポリアルコキシシラン、(D)ジオルガノスルホキシ
ド及び、立体障害のある第二アミン、イミダゾール、ア
ミノピリジン及び第三アミンから選ばれた反応性=NH
官能基をもたないチッ素塩基から成る群より選ばれた硬
化促進剤の有効量、(E)オルガノシラン及びアルケニ
ルカルボン酸エステルから成る群より選ばれたエノキシ
官能性を有するスカベンジャーの有効量、(式中n 及び
Rは前記定義の通り、R4 はアルキル基、アルキルエー
テル基、アルキルエステル基、アルキルケトン基及びア
ルキルシアノから選ばれたC(1-8) 脂肪族有機基、又は
(7-13)アルアルキル基であり、R5 は式(2)のエノ
キシ基、エノキシ及びR4 O−の混合、エノキシ及びR
の混合、R4 O−及びRの混合、及びエノキシ、R4
−及びRの混合から選ばれた一価の基であり、aは0〜
3の整数、bは0又は1の整数、そしてa+bの合計は
3に等しい)から成る成分の混合物をかく拌し、 (2)得られる(1)の成分混合物を周囲条件において
長時間保存することから成る、硬化速度促進剤及び化学
的に結合した水酸基のスカベンジャーとしてエノキシ官
能基を有する物質を利用する室温加硫性オルガノポリシ
ロキサン組成物を製造する方法であり、該RTVオルガ
ノポリシロキサン組成物は、充填剤を加えない状態でほ
ぼ無色であり、周囲温度で湿気のない状態において長期
間の貯蔵の間ほとんど変色をおこさないものとするよう
な方法が示される。
【0018】式(1)、(3)及び(4)のRに含まれ
る基には、例えば、フェニル、トリル、クロロフェニ
ル、ナフチルのようなアリール基及びハロゲン化アリー
ル基、シクロヘキシル、シクロブチルのような脂肪族及
び脂環式炭化水素基、メチル、エチル、プロピル、クロ
ロプロピル、ビニル、アリル、トリフルオロプロピルの
ようなアルキル及びアルケニル基、及びシアノエチル、
シアノプロピル、シアノブチルのようなシアノアルキル
基がある。R1 、R2 及びR3 には、水素に加え、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ビニル、ア
ルケニル、ベンジル、フェニルエーテル、フェニル、ト
リル、キシリル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、フ
ェノキシ、クレゾキシのような基が含まれ、R1 及びR
2 はまた、−C=C−に結合したテトラメチレン基のよ
うな飽和又は不飽和環状構造の一部でもよい。R4 に含
まれる好ましい基は例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ペンチルのようなC(1-8) アルキル基、ベ
ンジル、フェネチルのようなC(7-13)アルアルキル基、
2−メトキシエチルのようなアルキルエーテル、2−ア
セトキシエチルのようなアルキルエステル基、1−ブタ
ン−3−オニルのようなアルキルケトン基、2−シアノ
エチルのようなアルキルシアノ基である。式1〜4にお
いて、R〜R5 が1種以上の基である場合、これらの基
は同じでも異なってもよい。
【0019】本発明の実施で用いられる有機スカベンジ
ャーのいくつかは、例えば式 (式中R6 、R7 及びR8 は水素、C(1-13)炭化水素
基、及びC(1-13)置換炭化水素基から選ばれた同じ又は
異なった一価の基から選ばれ、R9 はC(1-13)の一価炭
化水素基及び置換一価炭化水素基から選ばれる)を有す
るアルケニルカルボン酸エステルである。
【0020】本発明の実施で用いられるアルケニルカル
ボン酸エステルをいくつかあげると、例えば酢酸イソプ
ロペニル、酢酸ビニル、酢酸ブト−2−エン−3−イ
ル、プロピオン酸イソプロペニル、プロピオン酸ビニ
ル、酢酸シクロヘキセニル、酢酸シクロペンテニルがあ
る。
【0021】本発明の実施に用いられるエノキシ官能基
含有シランスカベンジャーの例としては、式 (式中R4 は前記定義の通りであり、Xは式(2)のエ
ノキシ官能基であり、cは0〜3、dは0又は1、c+
dは0〜3に等しい)のエノキシシランがある。
【0022】式(6)に含まれるエノキシシランをいく
つかあげると、メチルジメトキシイソプロペノキシシラ
ン、トリメトキシイソプロペノキシシラン、メチルジメ
トキシ(ブト−2−エン−2−オキシ)シラン、メチル
ジメトキシ(1−フェニルエテノキシ)シラン、メチル
ジメトキシ−2(1−カルボエトキシプロペノキシ)シ
ラン、トリメチルエノキシシラン、トリメチルイソプロ
ペノキシシラン、トリメチルシクロヘキセノキシシラ
ン、メチルトリイソプロペノキシシラン、メチルトリシ
クロヘキセノキシシラン、メチルジメトキシシクロヘキ
セノキシシラン、がある。
【0023】本発明の実施に用いられる促進剤には、例
えばジメチルスルホキシド、メチルエチルスルホキシ
ド、ジエチルスルホキシド、ジプロピルスルホキシド、
ブチルプロピルスルホキシド、ジブチルスルホキシド、
ジフェニルスルホキシド、ジベンジルスルホキシド、テ
トラメチレンスルホキシドのようなジオルガノスルホキ
シドがある。
【0024】本発明の実施に含まれる室温加硫性オルガ
ノポリシロキサン組成物用の促進剤としては、上記ジオ
ルガノスルホキシドに加え、例えばジシクロペンチルア
ミン、ジシクロヘキシルアミン、ジ−t−ブチルエチレ
ンジアミン、ジ−t−ブチルアミン、ジ−イソプロピル
アミン、t−ブチル−イソプロピルアミン、t−ブチル
シクロヘキシルアミン、イソプロピルシクロヘキシルア
ミン、イソプロピルシクロヘキシルアミンのような、大
きい置換基をもつ立体障害第二アミン、イミダゾール、
N−メチルイミダゾール、N−メチル−2−メチルイミ
ダゾール、N−メチル−4−メチルイミダゾール、N−
メチル−2,4,5−トリメチルイミダゾール、ベンズ
イミダゾール、N−メチルベンズイミダゾール、N−メ
チル−2−ベンズイミダゾール、N−ブチル−イミダゾ
ールのようなイミダゾール類、N,N,N′,N′−テ
トラメチル−1,3−ジアミノプロパン、1,4−ジア
ザビシクロ[2,2,2]オクタン、N,N,N′,
N′−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,N′,
N′−テトラエチルエチレンジアミン、N,N′−ジメ
チル−1,4−ジアザシクロヘキサンのような第三アミ
ンなどの有機チッ素塩基が用いられる。
【0025】化学的に結合した水酸基のスカベンジャー
として、アルケニルカルボン酸エステルが用いられる場
合に、N,N−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジブ
チルアミノピリジン、4−(4′−メチルピペリジル)
ピリジンのようなアミノピリジンが硬化促進剤として使
用できる。
【0026】前述したように、式(3)のアルコキシ末
端停止オルガノポリシロキサンは、シラノール末端停止
ポリジオルガノシロキサンと共にポリアルコキシシラン
を用いることによって製造できる。ポリアルコキシオル
ガノポリシロキサン製造に用いるシラノール末端停止ポ
リジオルガノシロキサンはよく知られており、好ましく
は約25℃で測定して約100〜約400,000セン
チポアズの範囲の粘度を有し、より好ましくは約100
0〜約250,000センチポアズの範囲である。これ
らの液状シラノール末端停止重合体は、ジメチルポリシ
ロキサンのような高分子量オルガノポリシロキサンを、
無機酸又は塩基触媒の存在下に水で処理し、重合体の粘
度を望みの範囲に調製することによって製造できる。式
(1)のシラノール末端停止ポリジオルガノシロキサン
製造に用いられるこのような高分子量オルガノポリシロ
キサンを製造する方法はよく知られている。例えば、ジ
メチルジクロロシラン、ジフェニルジクロロシラン、メ
チルビニルジクロロシラン、又はそれらの混合物のよう
なジオルガノハロシランの加水分解によって低分子量加
水分解生成物が製造される。その後の平衡化によって高
分子量オルガノポリシロキサンが得られる。オクタメチ
ルシクロテトラシロキサン、オクタフェニルシクロテト
ラシロキサン又はその混合物のようなシクロポリシロキ
サンの平衡化によっても高分子量重合体を得られる。好
ましくは、Bootの米国特許第3,153,007号に示
されるような標準方法によって、上記重合体から使用前
に平衡化触媒を除く。
【0027】1200センチポアズ以下の粘度を有する
シラノール末端停止停止オルガノポリシロキサンは、化
学的に結合したジオルガノシロキシ単位から実質的に成
るオルガノポリシロキサンを加圧下に蒸気で処理して製
造できる。シラノール末端停止ポリジオルガノシロキサ
ンを製造するのに使用できるその他の方法は米国特許第
2,607,792号(Warrich )や英国特許第83
5,790号により詳しく記載されている。
【0028】RTV組成物の硬化を促進するため本発明
の実施に使用できる縮合触媒の有効量は、例えば式
(1)のシラノール末端停止ポリジオルガノシロキサン
100重量部に対して0.001〜5部である。例えば
ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズジアセテー
ト、ジブチルスズジメトキシド、カーボメトキシフェニ
ルスズトリス−ウベレート、オクタン酸スズ、イソブチ
ルスズトリセロエート、ジメチルスズジブチレート、ジ
メチルスズジ−ネオデコノエート、トリエチルスズター
トレート、ジブチルスズベンゾエート、オレイン酸ス
ズ、ナフテン酸スズ、ブチルスズトリ−2−エチルヘキ
ソエート、酪酸スズのスズ化合物が含まれる。好ましい
縮合触媒はスズ化合物であり、ジブチルスズジアセテー
トが特に好ましい。
【0029】使用できるチタン化合物は、例えば1,3
−プロパンジオキシチタンビス(エチルアセトアセタ
ト)、1,3−プロパンジオキシチタンビス(アセチル
アセトナト)、ジイソプロポキシチタン(アセチルアセ
トナト)、ナフテン酸チタン、チタン酸テトラブチル、
チタン酸テトラ−2−エチルヘキシル、チタン酸テトラ
フェニル、チタン酸テトラオクタデシル、チタン酸エチ
ルトリエタノールアミンである。さらにWeyenberg の米
国特許第3,334,067号に示されるようなベータ
−ジカルボニルチタン化合物を本発明の縮合触媒として
用いることができる。
【0030】ジルコニウム化合物、例えばオクタン酸ジ
ルコニウムも用いることができる。
【0031】金属縮合触媒のその他の例としては、2−
エチルオクタン酸鉛、2−エチルオクタン酸鉄、2−エ
チルヘキサン酸コバルト、2−エチルヘキサン酸マンガ
ン、2−エチルヘキサン酸亜鉛、オクタン酸アンチモ
ン、ナフテン酸ビスマス、ナフテン酸亜鉛、ステアリン
酸亜鉛がある。
【0032】非金属縮合触媒の例には酢酸ヘキシルアン
モニウム及び酢酸ベンジルトリメチルアンモニウムがあ
る。
【0033】シラノール又はアルコキシ末端停止オルガ
ノポリシロキサンには、例えば二酸化チタン、ケイ酸ジ
ルコニウム、シリカエーロゲル、酸化鉄、けいそう土、
フュームドシリカ、カーボンブラック、沈降シリカ、ガ
ラス繊維、ポリ塩化ビニル、石英粉末、炭酸カルシウム
等のような種々の充填剤及び顔料を導入できる。充填剤
の使用量は意図する目的によって広い範囲で変化しうる
ことは明らかである。例えばあるシーラントの用途にお
いては、本発明の硬化性組成物は充てん剤なしで用いら
れる。結合剤を製造するために硬化性組成物を用いる等
の、その他の用途においては、重量基準でオルガノポリ
シロキサン100部当り700部又はそれ以上の充填剤
を用いることができる。このような用途において、充填
剤は主に、好ましくは約1〜10ミクロン範囲の平均粒
径をもつ石英粉末、ポリ塩化ビニル又はその混合物のよ
うな増量剤から成る。
【0034】本発明の実施により製造された組成物はま
た、建築用シーラント及びコーキングコンパウンドとし
て用いることができる。従って充填剤の正確な量は、オ
ルガノポリシロキサン組成物の用途、用いる充填剤の種
類(即ち充填剤の密度及びその粒径)のような要因によ
る。好ましくは、シラノール末端停止オルガノポリシロ
キサン100部に対し、約35部までのフュームドシリ
カのような補強充填剤を含む10〜300部の充填剤割
合が用いられる。
【0035】本発明の実施において、室温加硫性組成物
は、ポリアルコキシ末端停止ジオルガノポリシロキサ
ン、有機スカベンジャー、式(3)の架橋用シラン(こ
れは任意である)及びアミン促進剤から成る物質混合物
(混合は、空気中の湿気が実質的にない状態で行なわれ
る)をかく拌することによって製造でき、その後縮合触
媒を空気中の湿気が実質的にない状態で加える。
【0036】以後用いられるように、本発明のRTV組
成物製造に関し、“湿気のない状態”及び“実質的に無
水の状態”とはドライボックス又は空気を除きその後乾
燥したチッ素のような不活性ガスを入れた密閉容器にお
いて混合することを意味する。温度は、混合の程度、充
填剤の種類と量によって約0℃〜約180℃まで変わ
る。
【0037】本発明のRTV組成物を製造する好ましい
操作は、ポリアルコキシ末端停止オルガノポリシロキサ
ン、充填剤、さらに混合物中の水酸基官能基を実質的に
除去するのに十分な量の式(4)のポリアルコキシシラ
ンの混合物を、ほぼ無水の状態でかく拌することであ
る。このエンド−キャッピング操作は、充填剤のシラノ
ールの量、架橋用シランのOR4 基の性質等の要因によ
って数分、数時間又は数日かかる。次いでほとんどシラ
ノールのない混合物に、縮合触媒、架橋用シラン又はそ
の混合物を、例えば硬化促進剤及び顔料のようなその他
の成分と共に加えることができる。
【0038】当分野の技術者にとって本発明をより実施
しやすくするため、次の実施例を限定のためではなく例
示としてあげる。部はすべて重量基準である。 実施例1 実質的に無水の条件下にて、末端メチルジメトキシシロ
キシ単位を有し、25℃での粘度が約20,000セン
チポアズであるポリジメチルシロキサン100部、ジブ
チルスズジアセテート0.2部、エノキシ安定剤2部及
び硬化促進剤0.3〜1部を、一緒に混ぜることによっ
て、室温加硫性オルガノポリシロキサン組成物を調製す
る。上記室温加硫性組成物の0.5%クロロホルム溶液
を調製し、バリアンカーリー219分光光度計で1セン
チメートル直径の石英試料セルを用いて380nm及び4
20nmでの吸光度を測定する。ポリジメチルシロキサン
の吸光度は380nmで約0.001、420nmで約0.
001であることがわかった。調製されたばかりのRT
V組成物は、調製後すぐに測定する場合ほとんど同じ値
をもつ。
【0039】次に、上記RTVオルガノポリシロキサン
溶液を、ねじ込み式ぶたの薬ビンに入れ、かたく密閉
し、不活性雰囲気下のドライボックス中でシリコーン油
浴において43時間100℃で熱老化させる。熱老化の
後、次に、熱老化重合体溶液を上記と同じ操作に従って
吸光度の変化を測る。さらに溶液の数部を取り、不粘着
時間を測定するために、58%温度の部屋で大気にさら
す。次の結果が得られ、表中スカベンジャーは酢酸イソ
プロペニル(IPA)又はメチルジメトキシイソプロペ
ノキシシラン(MDIS)であり、「 hex2 NH」はジ
ヘキシルアミンであり、「着色」とは熱老化RTVオル
ガノポリシロキサン溶液の0.5%クロロホルム溶液が
380nmにおいて0.015より大きい吸光度であるこ
とを意味し、「無色」は熱老化RTVオルガノポリシロ
キサン溶液が380nmにおいて0.011より小さい吸
光度であることを意味し、「TFT」は43時間100
℃の熱老化後の不粘着時間(分)である。
【0040】
【表1】 表 I RTV組成物:シリコーン重合体 100 Bu2 Sn(OAc)2 0.2 スカベンジャー 2 TFT(分) 43時間 促進剤 部 0時間 100℃ 色 IPA hex2 NH 0.6 60 50 着色 N−メチル− 〃 イミダゾール 0.6 90 150 無色 N,N−ジブチル 〃 −アミノピリジン 1.0 90 115 〃 ジメチルスルホキ 〃 シド 0.8 90 150 〃 MDIS hex2 NH 0.6 60 50 着色 N−メチル− 〃 イミダゾール 0.6 150 240 無色 ジメチル− 〃 スルホキシド 0.8 90 180 〃 上記結果は、本発明の実施によって、周囲温度で長期間
の貯蔵の後、又はそれに相当する100℃で43時間の
促進老化の後でも安定である、無色又はごくわずかの黄
色である室温加硫性オルガノポリシロキサン組成物が製
造できることを示している。さらに、促進剤としてジヘ
キシルアミンを用いた着色熱老化RTV組成物は好まし
くない濃い黄色をおびていることがわかった。同じRT
V組成物溶液を450nmで調べても、色に関しほぼ同じ
結果が得られた。
【0041】本発明の実施による室温加硫性組成物の有
効な硬化促進剤である種々のチッ素塩基を用いて着色の
おこる程度を測定するためにさらに試験を行なう。ベー
スとなるポリジメチルシロキサン重合体として実施例1
のメチルジメトキシシロキシ末端停止ポリジメチルシロ
キサンの代わりにデカメチルシクロペンタシロキサンを
用いる。上記環状ポリジメチルシロキサン100部を、
スカベンジャー2部、ジブチルスズジアセテート0.2
部及びチッ素塩基促進剤0.6部と共に用いる。同様の
混合物が調製され、それにメタノールの0.5〜1.0
当量を加える。種々の溶液をドライボックス中のガラス
薬ビンの中で95±5℃において熱老化させる。次の結
果が得られ、表中「無色」とは前記定義の通り、「ごく
かすかな黄色」とは、380nmで0.012以下の吸光
度であり、一方薄黄色及び黄色は0.015以上の吸光
度を有することである。
【0042】
【表2】 表 II 95±5℃において48時間後の色 促進剤 部 IPA MDIS なし 無色 ごくかすかな黄色 ジヘキシルアミン 0.6 薄黄色 黄色 ジ−t−ブチル− エチレンジアミン 0.3 無色 ごくかすかな黄色 ジシクロ−ヘキシルアミン 0.6 − 無色 N−メチル−イミダゾール 0.6 無色 無色 上記結果により、さらに、エノキシ官能性安定剤を有す
る室温加硫性オルガノポリシロキサン組成物の製造に関
して本発明の特徴が明らかにされ、また周囲条件下で長
期保存後又はそれに相当する促進熱老化の後ほとんど無
色の室温加硫性オルガノポリシロキサン組成物を得るこ
とに関して、特定の硬化速度促進剤の使用が確かめられ
た。
【0043】以上の実施例は、非常に多くのエノキシ含
有スカベンジャー硬化促進剤、縮合触媒及びアルコキシ
末端停止ポリジオルガノシロキサン重合体のうち、わず
かの使用に係るだけであるが、本発明が、これらの実施
例の前の記載において例示された非常に広範囲な種類の
成分に係ることは当然に理解されるだろう。例えばシラ
ノール末端停止ポリジオルガノシロキサンがRTV組成
物の製造に用いられる場合、シラノール末端停止ポリジ
オルガノシロキサン1部につき式(4)のアルコキシシ
ランを約0.001〜約0.1部用いることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)実質的な無水条件下0℃〜180
    ℃の範囲の温度において、重量基準で (A)シラノール末端停止ポリジオルガノシロキサン、 (B)有効量の縮合触媒、 (C)シラノール末端停止ポリジオルガノシロキサン1
    部当り0.001〜0.1部の架橋用ポリアルコキシシ
    ラン、 (D)ジオルガノスルホキシド及び、立体障害のある第
    二アミン、イミダゾール、アミノピリジン及び第三アミ
    ンから成る群より選択された反応性=NH官能基をもた
    ないチッ素塩基から成る群より選ばれた硬化促進剤の有
    効量、 (E)オルガノシラン及びアルケニルカルボン酸エステ
    ルから成る群より選ばれたエノキシ官能性を有するスカ
    ベンジャーの有効量、 から成る成分の混合物をかく拌し、 (b)得られる(a)の成分混合物を周囲条件において
    長時間保存することから成る、老化による変色をおこさ
    ない室温加硫性組成物を製造する方法。
  2. 【請求項2】 (a)実質的な無水条件下0℃〜180
    ℃の範囲の温度において、重量基準で、 (A)シラノール末端停止ポリジオルガノシロキサン、 (B)有効量の縮合触媒、 (C)ジオルガノスルホキシド及び、立体障害のある第
    二アミン、イミダゾール、アミノピリジン及び第三アミ
    ンから成る群より選ばれた反応性=NH官能基のないチ
    ッ素塩基から成る群より選ばれた硬化促進剤の有効量、 (D)式 を有するスカベンジャーの有効量、 (式中Xは式 のエノキシ官能基であり、RはC(1-13)の一価置換又は
    非置換炭化水素基、R1 、R2 及びR3 は水素、C
    (1-8) アルキル、アルケニル及びアルコキシ又はC(6
    -13)アリール及びアリールオキシから選ばれた同じ又は
    異なる一価の基であり、R4 はアルキル基、アルキルエ
    ーテル基、アルキルエステル基、アルキルケトン基及び
    アルキルシアノから選ばれたC(1-8) の脂肪族有機基又
    はC(7-13)アルアルキル基、Cは0〜3、dは0又は
    1、c+dは0〜3である)から成る成分の混合物をか
    く拌し、 (b)得られる(a)の成分混合物を周囲条件において
    長時間保存することから成る、老化による変色をおこさ
    ない室温加硫性組成物を製造する方法。
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