JPH0592422U - エンジンの排気マニホールドカバー - Google Patents
エンジンの排気マニホールドカバーInfo
- Publication number
- JPH0592422U JPH0592422U JP3295392U JP3295392U JPH0592422U JP H0592422 U JPH0592422 U JP H0592422U JP 3295392 U JP3295392 U JP 3295392U JP 3295392 U JP3295392 U JP 3295392U JP H0592422 U JPH0592422 U JP H0592422U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust manifold
- cover
- noise
- manifold cover
- inner cover
- Prior art date
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- Pending
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排気マニホールドからの輻射熱及び騒音をと
もに吸収緩和する。 【構成】 排気マニホールド1に取り付けられる排気マ
ニホールドカバー2に、複数の貫通孔3aを備えた内側
カバー3を固定し、排気マニホールドカバー2と内側カ
バー3との間に耐熱性を備えた吸音部材としてのセラミ
ック繊維4を介装する。
もに吸収緩和する。 【構成】 排気マニホールド1に取り付けられる排気マ
ニホールドカバー2に、複数の貫通孔3aを備えた内側
カバー3を固定し、排気マニホールドカバー2と内側カ
バー3との間に耐熱性を備えた吸音部材としてのセラミ
ック繊維4を介装する。
Description
【0001】
本考案は、エンジンの輻射熱及び騒音を緩和する排気マニホールドカバーに関 する。
【0002】
従来からエンジンの排気マニホールドに設けられた排気マニホールドカバーは 、排気マニホールドからの輻射熱の拡散を緩和しており、例えば公開技報第90 ー17899号に開示されるように排気マニホールドを覆うような耐熱性の板状 部材で形成された排気マニホールドカバーが知られている。
【0003】
しかしながら、上記従来例では主に排気マニホールドからの輻射熱を緩和する もので、排気マニホールドからの騒音を反射するために充分な騒音の緩和は期待 できなかった。
【0004】 そこで本考案は、排気マニホールドからの輻射熱及び騒音を共に吸収緩和する ことの可能なエンジンの排気マニホールドカバーを提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、排気マニホールドに取り付けられる排気マニホールドカバーに、複 数の貫通孔を備えた内側カバーを固定し、前記排気マニホールドカバーと内側カ バーとの間に耐熱性を備えた吸音部材を介装する。
【0006】
排気マニホールドから発生した熱及び騒音が内側カバーに伝導され、熱は内部 に介装された耐熱性を備える吸音部材に伝導した後に排気マニホールドカバーよ りゆっくり放出され、騒音は内側カバーの貫通孔を通過して前記吸音部材により 吸収され、排気マニホールドからの輻射熱及び騒音が低減される。
【0007】
この実施例は自動車のエンジンの排気マニホールドカバーに本考案を適用した 例を示している。
【0008】 図1、図2に示すように、図示しないエンジンのシリンダヘッドへ結合された 排気マニホールド1の上面全体を覆うように板状部材で形成された排気マニホー ルドカバー2が図示しない締結手段によって排気マニホールド1に近接して固定 されている。
【0009】 排気マニホールドカバー2の内側、すなわち排気マニホールド1側の面は板状 部材で形成された内側カバー3により覆われている。この内側カバー3には貫通 孔3aが全面にわたって設けられ、端部を排気マニホールドカバー2で固定され 、排気マニホールドカバー2と内側カバー3との間には耐熱性を備えた吸音部材 としてのセラミック繊維4が介装されている。
【0010】 このセラミック繊維4は無機質の結合剤により表面だけを固めて貫通孔3aか ら拡散しないように予め処理されたものである。
【0011】 以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0012】 エンジンの運転によって排気マニホールドから熱及び騒音が発生して内側カバ ー3に伝導され、この熱は介装されたセラミック繊維4に伝導した後に排気マニ ホールドカバー2の表面からゆっくり放出され、騒音は内側カバー3に設けた貫 通孔3aを通過してセラミック繊維4により吸収される。
【0013】 このようにして、排気マニホールドカバー2と内側カバー3との間に介装した セラミック繊維4によって、排気マニホールド1が発生する輻射熱に加えて騒音 も緩和することが可能となりエンジンの発熱及び発生騒音を低減することができ る。
【0014】
以上のように本考案は、排気マニホールドカバーと内側カバーとの間にセラミ ック繊維を介装したため、排気マニホールドからの輻射熱に加えて騒音も緩和す ることが可能となりエンジンの発熱及び騒音を低減することができる。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】排気マニホールドカバー及び排気マニホールド
の斜視図である。
の斜視図である。
1 排気マニホールド 2 排気マニホールドカバー 3 内側カバー 3a 貫通孔 4 セラミック繊維
Claims (1)
- 【請求項1】 排気マニホールドに取り付けられる排気
マニホールドカバーに、複数の貫通孔を備えた内側カバ
ーを固定し、前記排気マニホールドカバーと内側カバー
との間に耐熱性を備えた吸音部材を介装したことを特徴
とするエンジンの排気マニホールドカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295392U JPH0592422U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | エンジンの排気マニホールドカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295392U JPH0592422U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | エンジンの排気マニホールドカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592422U true JPH0592422U (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=12373308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3295392U Pending JPH0592422U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | エンジンの排気マニホールドカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0592422U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100372107B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2003-02-14 | 현대자동차주식회사 | 배기 매니폴드의 비접촉식 히트 프로텍터 |
KR100774701B1 (ko) * | 2006-08-17 | 2007-11-08 | 현대자동차주식회사 | 히트 프로텍터 |
JP2009541632A (ja) * | 2006-06-24 | 2009-11-26 | エルリンククリンガー アクチェンゲゼルシャフト | 構造構成部品、特に遮熱部材の形式の遮蔽部品 |
JP2016089333A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 日立建機株式会社 | 転圧機械の遮熱構造 |
JP2017031835A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | 日本特殊塗料株式会社 | ヒートインシュレータ |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP3295392U patent/JPH0592422U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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