JPH0591993A - X線検査装置 - Google Patents

X線検査装置

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JPH0591993A
JPH0591993A JP4065301A JP6530192A JPH0591993A JP H0591993 A JPH0591993 A JP H0591993A JP 4065301 A JP4065301 A JP 4065301A JP 6530192 A JP6530192 A JP 6530192A JP H0591993 A JPH0591993 A JP H0591993A
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control
ray
stand
console
inspection apparatus
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JP4065301A
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English (en)
Inventor
Jan Roelof Abel Kortstra
ルーロフ アベル コルストラ ヤン
Es Ludovicus Phillipus C Van
フイリツプス コーネリウス フアン エス ルドビカス
Alst Josephus Antonius Maria Van
アントニウス マリア フアン アルスト ジヨセフアス
Karel Kornelis Eerland
コーネリス エルランド カレル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は簡単に、効果的に動作されえ、コン
ソール装置の位置が異なる検査環境に対して最適化され
うるX線検査装置を提供することを目的とする。 【構成】 X線検査装置であって、コンソール装置は2
つの独立の変位自在の制御コンソールで構成され、1つ
の制御コンソールは望ましくは画像を調整する制御から
なり、一方他の制御コンソールはスタンドとテーブルの
変位用制御からなる。スタンドとテーブル変位用制御コ
ンソールはスタンド制御と、制御コンソールのスタンド
に対する位置に従がい所定のスタンド動作に関してスタ
ンド制御の動き方向を変える手段からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は互いに面するよう配置さ
れたX線源及びX線検出器を有するスタンドと、X線源
により放射さるべきX線ビームを制限するようX線源近
くに位置する吸収手段と、X線源とX線検出器間の対象
を位置決めするテーブルと、制限信号をスタンドとテー
ブルに印加する中央制御ユニットと、中央制御ユニット
に接続され、中央制御ユニットを制御する制御からなる
コンソール装置とからなるX線検査装置に係る。
【0002】本発明はかかるX線検査装置での使用に適
したコンソール装置及び制御コンソールに係る。
【0003】
【従来の技術】上記の種々の公知のX線検査装置では、
U形アームがX線イメージ増倍管及びX線源を支持す
る。平行四辺形構造を介してU形アームは床上のレール
で摺動自在である垂直柱に接続される。スタンドはX線
源及びX線イメージ増倍管をX線源とイメージ増倍管の
間の中央線と回転の水平軸との交差の点で形成されるア
イソセンタ(等角点)の回りに回転させうる。患者の検
査中、問題の領域は、形成される画像でのこの対象体の
位置がX線源とイメージ増倍管の異なる方位に対し一定
であるようアイソセンサに配置される。患者はテーブル
の水平又は垂直方向の変位でアイソセンタに対して正し
い位置に動かされうる。検査中、患者は、比較的低量、
例えば50μRs-1(X線透視法)に連続して晒される
間、観測されえ、X線イメージ増倍管はその出射スクリ
ーンに輝度増倍画像を形成し、その画像はテレビジョン
カメラを用いてモニターに表示される映像信号に変換さ
れる。他の画像方法は、多くの画像が比較的高量、例え
ば50乃至100μRの多数のパルスを用いてフィルム
に記録される方法である。高い量は量子雑音による画像
のコントラストの損失を減少する。他の画像方法はディ
ジタル減算血管造影である。この方法によって、コント
ラスト媒体なしに形成される画像は血管からコントラス
ト媒体で充填される間に形成される画像から減算され
る。その結果、脈間系だけを示す画像が得られ、従来の
画像で血管をマスクする構成は減算動作の為にない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は簡単
に、効果的に動作されうるX線装置を提供することであ
る。本発明の目的は又コンソール装置の位置が異なる検
査環境に対して最適化されうるX線検査装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】これを達成する為、本発
明によるX線検査装置は、コンソール装置は互いに異な
る制御機能を有する2つの独立した変位自在の制御コン
ソールからなり、少なくとも1つの制御コンソールは制
御信号を異なる制御コンソール位置に適合させる位置決
め調整手段からなることを特徴とする。
【0006】放射線検査及び/又は介在中、X線透視法
又はフィルムの画像の記録用X線検査装置が用いられ、
X線医及び/又は外科医及びX線料アシスタントのチー
ムはテーブル上に位置する患者を囲む。チーム構成員間
のX線検査装置用制御マスクの区分は、異なる人がX線
検査装置の単に少ない数の機能にたずさわるだけでよい
という利点を提供する。その結果、注意が患者の治療に
より払われうる。例えば、スタンドの患者に対する位置
決めのマスクをアシスタントに割当て、一方適当時点で
外科医がテーブルの変位により患者に対してアイソセン
タを変位させその後に画像処理の調整及び開始を行なう
ことが有利である。コンソール装置が2つの別の部分に
細分割されるので、これらの部分は、外科医及びアシス
タントに対し、例えば患者のすじ近くの外科医及びスタ
ンドテーブル及び患者の障害のない視界を提供する位置
のアシスタントに対し最適な位置に配置されうる。位置
決めの調整手段は、制御コンソールのスタンドに対する
いかなる位置から、制御の操作が利用者用論理効果に導
くことを確実にする。これは例えばスタンドの動きが方
向に関しては制御コンソールの関連制御の動きの方向に
対応することを意味する。本発明によるX線検査装置の
実施例は第1の制御コンソールは主にスタンドX線検出
器及びテーブルを位置決めする制御及び位置決め調整手
段からなり、第2の制御コンソールは主に吸収手段を調
整し、画像状態を調整する制御からなることを特徴とす
る。
【0007】コンソール装置を2つの制御コンソールに
細分割すると、その1つがスタンド及びテーブルの空間
の全ての変位を制御し、他方、画像は第2の制御コンソ
ールを介して制御され、画像機能にたずさわる人がこの
人に対して最も好ましい位置からこれらの機能に完全に
集中しうる利点を生じる。垂直及び水平方向のテーブル
トップの変位は、例えば動きがテーブル及びスタンド間
の衝突を防ぐが、テーブル変位による不必要な応力がカ
ラーテーブルにかかるのを防ぐよう環境の明白な視界を
生じる位置から制御されることが望ましい。従って、患
者環境の明瞭な視界は両機能に対して望ましいので、テ
ーブル変位の制御は台変位用制御と同じ制御コンソール
に有利に収容される。
【0008】本発明によるX線検査装置の更なる実施例
は各制御コンソールがテーブルへの取外し可能な取付用
取付機構からなることを特徴とする。テーブルに取付け
られた制御コンソールは患者の治療中容易に近づくこと
ができ、移動スタンド上の空間に別々に配置された制御
コンソールと逆に、検査装置の囲りの自由空間を制限し
ない。
【0009】本発明によるX線検査装置の更なる実施例
はテーブルはテーブルトップと少なくとも部分的にテー
ブルトップの縁部に沿って配置されたレールとからな
り、制御コンソールの取付機構はレールと協働する移動
接触部と、制御コンソールをレールに対して取外し及び
固定するよう接触部に接続されたグリップとからなるこ
とを特徴とする。
【0010】制御コンソールはテーブルの所望の側でレ
ールに固定されうる。接触部はグリップを絞ることでレ
ールから離されえ、グリップが離された後に接触部は再
びレールに係合し、制御コンソールユニットを正しい位
置に保つ。これはコンソール装置が、それから取外され
ることなくレールに沿って容易に変位されうる利点を生
じる。これは、わずかな圧力が上方向にコンソール装置
に課せられる時、それ自体の重さでレールに課せられる
圧力が相殺され、コンソール装置が変位されうるよう、
これはレールの回りの接触部の十分に弾性的なクランビ
ングにより実現されうる。
【0011】本発明によるX線検査装置の更なる実施例
は第1の制御コンソールはテーブルトップの水平方向へ
の手動変位用グリップを形成し、テーブルトップを水平
方向にロックしうるテーブルトップ変位制御からなるこ
とを特徴とする。テーブルトップは第1の水平方向に変
位自在である担体を通常固定される。この担体は第2の
水平方向に変位自在であり、第1の方向に垂直に延在す
る他の担体に固定される。例えば、テーブル変位制御が
押される時、両担体はロックが作れ、その後、テーブル
トップはテーブルトップ変位制御の横動作により所望の
水平位置に動かされうる。テーブルトップ変位制御が再
び押される時、テーブルトップを支持する担体は再びロ
ックされる。テーブルトップ変位制御の二重機能はテー
ブルトップ変位の容易性を高める。
【0012】本発明によるX線検査装置の更なる実施例
は、第1の制御コンソール41はスタンド制御からな
り、スタンド制御の第1の方向への動きはX線源及びX
線検出器をテーブルの長手方向に平行に延在する第1の
軸の回りに回転させ、一方スタンド制御の第2の方向の
動きはX線源及びX線検出器のテーブルの幅方向に平行
に延在する第2の軸の回りに回転させることを特徴とす
る。
【0013】例えば2つの相互に垂直方向に変位自在で
あるスタンド制御を用いて、X線源及びX線検出器は制
御の変位に対応する2つの方向に回転されうる。その結
果、スタンド制御はより容易で、制御コンソールのレイ
アウトは、夫々がX線源及びX線検出器の各方向への回
転を制御する2つの別々の制御が用いられる時よりより
規則的である。
【0014】本発明によるX線検査装置の更なる実施例
は第1の制御コンソールはスタンド制御の動きに応じて
スタンドを軸の回りに正又は負の方向の回転を調整する
位置調整手段からなることを特徴とする。第1の制御コ
ンソールがテーブルの長い側に取付けられる時、スタン
ド制御の患者の長手方向の変位は、テーブル上に位置す
るスタンドの一部をスタンド制御変位の方向に対応する
方向に変位させる。第1の制御コンソールがテーブルの
反対側に取付けられる時、スタンド変位方向はスタンド
制御変位と逆である。患者の長手方向に垂直な方向のス
タンド制御変位及びスタンド変位にも同じことがあては
まる。これは、制御コンソールが例えば、制御コンソー
ルのテーブルに対する位置が中央制御ユニットに伝えら
れるように、位置決めの調整手段を介してテーブルに電
気的に又は光学的に接続されることで避けられる。その
結果、中央制御ユニットは、スタンド制御の変位方向が
スタンド変位に対して交換されるよう第1の制御コンソ
ールの位置の変化に応じてスタンド回転用モータを制御
する。従って、テーブル上に位置するスタンドの一部の
変位方向はスタンド制御のそれと同じままである。
【0015】本発明によるX線検査装置の他の実施例は
第1の制御コンソールはスタンド制御の軸に関する動き
を変換する位置の調整手段からなり、これによりスタン
ド制御の第1の方向への動きはX線源及びX線検出器を
第2の軸の回りに回転させ、一方スタンド制御の第2の
方向への動きは、X線源及びX線検出器を第1の軸の回
りに回転させることを特徴とする。
【0016】第1の制御コンソールが長いテーブル側に
配置される時、スタンド変位方向はスタンド制御の変位
方向と同じである。第1の制御コンソールがテーブルの
短かい側に沿って用いられる時、スタンド制御の変位方
向はスタンドの変位方向に関して90°回転される。ス
タンドの軸の回りの回転がスタンド制御の変位方向に対
して変換される時、スタンドは、第1の制御コンソール
がテーブルの短かい側に配置される時、スタンド制御の
方向に従う。
【0017】本発明によるX線検査装置の更なる実施例
は位置決め調整手段がスイッチからなることを特徴とす
る。その位置が制御コンソールのスタンドに対する位置
に関して中央制御ユニットを示すスイッチは、制御コン
ソールが例えば移動フレームでテーブル側の位置以外の
位置に配置される時、制御コンソールのスタンドに対す
る位置が中央制御ユニットに対して決められる利点を生
じる。更に、スイッチは、かるる接触の動作が汚染によ
り妨害されうるのでテーブルと制御コンソール間の例え
ば電気的又は光学的接触により更に信頼性がある。
【0018】本発明によるX線検査装置の更なる実施例
はスタンド制御の形はテーブルトップ変位制御の形から
知覚的にずれていることを特徴とする。テーブルトップ
変位制御は、横の力がテーブルトップ変位制御を介して
テーブルトップが手動で課せられうるよう平の掌を実質
的に充たす形及び寸法を有する。スタンド制御の変位が
中央制御ユニットに課せられた電気信号の変化を生じさ
せるので、この制御の構造はより簡単である。
【0019】本発明によるX線検査装置の更なる実施例
は第1の制御コンソールはテーブルトップの垂直変位用
テーブル高さ制御と、X線検出器のX線源に対する変位
用拡大制御とからなり、テーブル高さ制御及び拡大制御
はスタンド制御及びテーブルトップ変位制御の形から知
覚的にずれている形を有することを特徴とする。無菌の
為動作中に生じうる如く、板が、テーブル調整制御、検
出制御及び台制御上に配置される時、制御の種々の機能
が接触により認識されうることが利点である。制御が明
らかな時、それらの機能は制御近くに設けられる絵文字
で認識されることが望ましい。
【0020】
【実施例】本発明によるX線検査装置及びコンソール装
置のいくつかの実施例を添附図面を参照して以下詳細に
説明する。図1はCアーム5がアーム3を介して固定さ
れる垂直柱2を含むスタンド1からなる公知のX線検査
装置を示す。Cアーム5を一端でX線源7、他端でX線
イメージ増倍管9及びフィルム交換器11を支持する。
X線イメージ増倍管9、フィルム交換器11及びX線源
7はCアーム5の面の外部に位置する。患者はX線源7
をX線イメージ増倍管9の間のテーブル13上に配置さ
れうる。アーム3を支持する担体17はモータ15によ
り柱2に沿って変位されうる。柱2は天井20に対して
配置されるレール及び床22上をモータ18により変位
されうる。モータ19は軸aの回りにアーム3を回転さ
せる。Cアーム5が固定されモータ23の制御下でCア
ーム5の円周方向に変位されうる担体21はモータ23
の制御下で軸bの回りに回転する。テーブル13のテー
ブルトップ31は、モータ27により水平方向に変位自
在であり、モータ29により垂直方向に変位自在であ
る。モータは制御信号の供給用コンピュータからなる中
央制御ユニット33により制御される。X線検査装置の
利用者は公知の方法でテーブル13に取付けられるコン
ソール装置35の制御の動作による命令をインタフェー
ス32を介して中央制御ユニットに供給しうる。これら
の命令に従がい、中央制御ユニット33は制御信号を所
定のモータ、X線源7又はX線イメージ増倍管9に印加
する。命令は移動スタンド37に取付けられたコンソー
ル装置39を介して印加される。
【0021】図2の(a)及び(b)は2つの制御コン
ソール41及び43からなる本発明によるコンソール装
置35を示す。制御コンソール41はスタンド1及びテ
ーブル13を位置決めする制御からなり、一方、制御コ
ンソール43は画像の調整用制御及びX線源7の近辺の
筐体8内に収容されるフィルタ及びビーム制限ダイアフ
ラムを含む吸収手段の位置決めからなる。制御コンソー
ル41は、テーブルトップ変位制御45、テーブル高さ
制御47、スタンド制御49、テーブルトップ31の長
手方向のモータ駆動テーブルトップ変位用制御51、中
央制御ユニット33のメモリのスタンド位置の蓄積用の
2つの蓄積制御53a及び53b、中央制御ユニット3
3のメモリに蓄積されたスタンド位置のスタンド1の自
動調整用リコール制御55、X線イメージ増倍管9の変
位により対象体の画像の拡大を調整する拡大制御57、
検出器選択制御59、緊急停止制御61、中央制御ユニ
ット33にプリプログラム化されたスタンド1のスタン
ド位置の制限を取消すオーバライト制御63及びスタン
ド1の動きに関してスタンド制御49の動きを交換する
スイッチ65からなる。制御コンソール43はモニタ1
2の画像コントラストを選択する3つの制御67a,6
7b,67c、減算制御69、筐体8に配置されたビー
ム制限ダイアフラムを位置決めするダイアフラム制御7
1、画像調和用X線ビームの放射線吸収ウエッジを位置
決めする2つのウエッジ位置決め制御73及び75、X
線イメージ増倍管9の検出面の寸法を選択する画像フォ
ーマット制御77及び毎秒形成されるX線イメージの数
を調整する制御79からなる。制御コンソール41及び
43の制御の機能を以下詳細に説明する。
【0022】制御コンソール43に対して、図2の
(b)は後ろでテーブル3に取付けられる取付機構が設
けられることを示す。取付機構はテーブル13に固定さ
れたレール83に嵌合する溝81からなる。図3はレー
ル83を有するテーブル13を示す。レール83はテー
ブル13の2つの長い側及び1つの短い側に沿って延在
する。制御コンソール41及び43はレール83の上縁
に係合する図4に示す如き可動接触部85によりレール
83に取付けられうる。接触部85は例えば一端で制御
コンソール41,43の筐体83に接続される弾性金属
又はプラスチックさね86からなる。つめ89が弾性さ
れ86aの弾性に抗して押される時、接触部85は制御
コンソールがレール83から取外されうるよう持ち上げ
られる。レール83と溝81の壁の間に望ましくは数ミ
リメートルの間隙が存在し、これにより制御コンソール
41及び43は接触部85をレール83から取外す必要
なくレール83に沿って滑らされる。制御コンソール4
1及び43の制御のいくつかの機能は詳細に説明され
る。 −テーブルトップ変位制御45 テーブルトップ変位制御45が一度押される時、中央制
御ユニット33は水平方向にテーブルトップ31の動作
の阻止を取消す命令を受ける。テーブルトップ31はロ
ーラ89を介して長手方向Lに手動で変化自在であり、
ローラ91を介して図面の横方向に変位自在である。変
位時、テーブルトップ変位制御もグリップとして役立
つ。テーブルトップ変位制御が再び押される時、テーブ
ルトップ位置は、中央制御ユニット33により、例えば
ローラ89及び91を阻止することによりロックされ
る。
【0023】−テーブル高さ制御47 テーブル高さ制御47が前方に押される時、中央制御ユ
ニット33はテーブルトップが図3中矢印Hの方向に持
上げられるようモータ29を作動させる。テーブル高さ
は、テーブル高さ制御47が後方に引っ張られる時に低
くなる。 −スタンド制御49 スタンド1はスタンド制御49の動作でテーブル13に
対して変位されうる。制御コマンド41及び図5に示す
如くテーブル13の長い側Iに取付けられる時、スタン
ド制御49の利用者に対して前又は後への動作は夫々矢
印N及びSで示す方向にX線イメージ増倍管9(これは
フィルム交換器11で置換されう)の変位を生じる。ス
タンド制御49の左及び右への変位は夫々矢印W及びE
で示す方向にX線イメージ増倍管9の変位を生じる。中
央制御ユニット33はモータ19,23及び25を作動
させ、これによりX線源7及びX線イメージ増倍管9の
中央を相互連結する中央放射dは、テーブルトップ31
の長手方向に延在する軸cの回りに回転し、軸c及び中
央放射dに垂直に延在する更なる軸の回りに回転する。
更なる軸及び軸cの交差の点は全てのX線画像の同じ位
置を占めるアイソセンタICを構成する。
【0024】制御コンソール41がテーブル13の短か
い側IIに配置される時、スタンド制御49の利用者は対
する前及び後方への動きはX線イメージ増倍管9の夫々
矢印W及びEで示す方向への動きを生じさせる。スタン
ド制御の利用者に関して左及び右への変位はX線イメー
ジ増倍管9の夫々矢印S及びNの方向に動かす。制御コ
ンソール41が位置III に配置される時、X線イメージ
増倍管9は、利用者に対してスタンド制御49が夫々前
方、後方、左及び右に動かされる時、夫々矢印S,N,
E及びWで示す方向に変位される。制御コンソール41
の制御を用いて該制御65は3つの位置を有しスタンド
に対して制御コンソール41の位置は、スタンド制御を
介して発生される命令が正しいスタンド変位を生じるよ
う、中央制御ユニット33に伝送される。
【0025】制御コンソール41の位置を制御ユニット
33へ伝送する制御65を用いる代わりに、制御コンソ
ール41とレール83間に電気的接触が用いられ、テー
ブルの異なる側のレールは小さい電圧の異なる電気信号
を送る。更に或いは、テーブル側で生じ、異なるテーブ
ル側で異なる光信号を受ける光感知セルを制御コンソー
ル41に設けることからなる。
【0026】図1に示すのと異なる形状を有するスタン
ドに対して、スタンド制御49で供給される命令に応じ
て中央制御ユニット33で生じる制御信号は図1に示す
場合と異なる。図6の(a)に示す如きスタンドに対し
て、中央放射線dは担体93のCアーム91の駆動又は
担体93の軸cの回りの回転でアイソセンタICの回り
に回転する。両回転は図1に示すスタンドに対向するよ
う単一モータで駆動され、ここで中央線dのアイソセン
タの回りの回転にモータ19,23及び25の同時駆動
が必要である。図6(b)に示す如く平行四辺形スタン
ドの場合アイソセンタICの回りの中央放射線dの回転
の為、図1及び図6の(a)に示す如きスタンドに対し
て異なるモータの制御が必要とされることは明白であ
る。所定のタイプのスタンドの制御はプログラミングで
関連するスタンドに用いられる中央制御ユニット33に
印加される命令を生じる単一タイプの制御コンソール4
1,43で実現されうる。
【0027】−拡大制御57 拡大制御57が前方に動かされる時、X線イメージ増倍
管9は中央放射線dに沿ってX線源7から離間するよう
変位される。その結果、画像の拡大が増加する。制御5
7が後方に動かされる時、X線イメージ増倍管9はX線
源7に向って動かされ、これにより拡大が減少する。
【0028】−検出器選択制御59 検出器選択制御が押される時、中央制御ユニット33は
モータ10を作動させ、これによりX線イメージ増倍管
9及びフィルム交換器11は図1の面に横に延在する軸
12の回りに回転し、検出器の1つの検出面をX線源7
に向ける。フィルム交換器11が図3に示す如くテーブ
ル13に取付けられる時、中央制御ユニット33はモー
タ14を動作させ、これによりフィルム交換器11はテ
ーブルに対して折り込まれ、図3に点線で示すその位
置、11aからテーブルトップ31の下の位置に動かさ
れる。X線イメージ増倍管9がフィルム交換器11の位
置にある時、中央制御ユニットはフィルム交換器11の
動作を阻止する。
【0029】−画像コントラスト制御67a,67b及
び67c これらの制御を介して、許容画像シャープ度が生じる適
用されるX線量が選択されうる。 −源制御69 この制御が押される時、容器内にコントラスト媒体がな
く形成されるX線イメージ及び容器内にコントラスト媒
体の存在で形成されるX線イメージからなるモニターイ
メージが発生される。
【0030】−ダイアフラム制御71 制御71が前方及び後方に動かされる時、X線源7で出
射されるX線ビームの横に延在する第1の対のビーム制
限リードシャッタは夫々互いに向うよう及び互いに離れ
るよう動く。制御71の左及び右への動きはその縁部が
第1の対のリードシャッタの縁部に垂直に延在する第2
の対のビーム制限リードシャッタを互いに離れるよう及
び向うよう動かす。これはモニターのX線イメージの直
角制限を生じ、その制限は放射さるべき対象の寸法に従
がい変位されうる。制御71が押される時、リードシャ
ッタは所定のシヤット位置に戻る。
【0031】−ウエッジ位置決め制御73及び75 X線イメージが比較的低い放射線吸収を示す領域に加え
て比較的高い放射線吸収を示す領域で含む時、例えば肺
及び心臓、X線イメージの低コントラストのサブ領域の
細部は輝度の最も大きい差の為観測することが困難であ
る。X線ビームが低放射線吸収の領域の放射線吸収ウエ
ッジにより付加的に減衰される時、X線イメージのダイ
ナミックレンジは、X線イメージの黒レベル及び白レベ
ルが問題のサブ領域の最も暗い及び最も明るい画像値に
調整されるよう圧縮される。ダイナミックレンジは問題
のサブ領域内で増加される。制御73及び75の前方向
及び後方向への動作は放射線吸収ウエッジをモニター画
像中夫々反時計方向及び時計方向に回転させる。制御7
3及び75の左及び右への動作は放射線吸収ウエッジを
画像中央に向けて及びこれより離れる方向に動かす。筐
体8の放射線吸収ウエッジの実際の動作はスタンド位置
又はX線イメージの放射線吸収ウエッジの放出の角度に
依存する。なかんずくスタンドの回転の軸に連結される
角エンコーダにより生じるスタンド位置情報に基づい
て、該放射線ウエッジの正しい駆動は制御73及び75
に示す如くX線イメージの変位を得るように中央制御ユ
ニット33で決定される。
【0032】−画像フォーマット制御77 患者の腹部の器官を画像する為、X線イメージ増倍管の
大きい、例えば36cmの検出面が望ましい。より小さ
い器官の画像の為、なかんずく散乱放射の為X線イメー
ジ増倍管9のより小さい検出面を用いることは、有利で
ある。より小さい検出面が画像フォーマット制御77で
調整される時、筐体8内に収容されたビーム制限リード
シャッタの位置は新しい画像フォーマットに適合され
る。
【0033】−毎秒形成される画像の数の調整用制御7
9 器官を早く動かすのに、X線源のパルス動作が動きシャ
ープ度を避けるため必要である、小児検査の為毎秒10
0画像ほどが必要とされる毎秒形成される画像の数は制
御79の低下で選択され、制御ユニット33のメモリー
に2つの選択された値を蓄積することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知のコンソール装置からなるX線検査装置を
示す。
【図2】(a)及び(b)は本発明になるコンソール装
置を示す。
【図3】コンソール装置を取付けるレールを設けたテー
ブルを示す。
【図4】制御コンソール取付機構を概略的に示す。
【図5】第1の制御コンソールの異なる位置に対するス
タンド動作方向を概略的に示す。
【図6】(a)及び(b)はコンソール装置により制御
されうるスタンドを概略的に示す。
【符号の説明】
1 スタンド 2 垂直柱 3 アーム 5,91 Cアーム 7 X線源 9 X線イメージ増倍管 11 フィルム交換器 13 テーブル 15,18,19,23,27,29 モータ 17,21,93 担体 20 天井 22 床 31 テーブルトップ 32 インタフェース 33 中央制御ユニット 35,39 コンソール装置 37 移動スタンド 41,43 制御コンソール 45 テーブルトップ変位制御 47 テーブル高さ制御 49 スタンド制御 51,67a,67b,67c,79 制御 53a,53b 蓄積制御 55 リコール制御 57 拡大制御 59 検出選択制御 61 緊急ストップ制御 63 オーバライド制御 65 スイッチ 69 減算制御 71 ダイアフラム制御 73,75 ウエッジ位置決め制御 77 画像フォーマット制御 81 溝 83 レール 85 移動接触部 86 さね 87 筐体 89 つめ 91 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルドビカス フイリツプス コーネリウス フアン エス オランダ国 アインド−フエン フルーネ ヴアウツウエツハ 1 (72)発明者 ジヨセフアス アントニウス マリア フ アン アルスト オランダ国 アインド−フエン フルーネ ヴアウツウエツハ 1 (72)発明者 カレル コーネリス エルランド オランダ国 アインド−フエン フルーネ ヴアウツウエツハ 1

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに面するよう配置されたX線源
    (7)及びX線検出器(9,11)を有するスタンド
    (1)と、X線源(7)により放射さるべきX線ビーム
    を制限するようX線源(7)近くに位置する吸収手段
    と、X線源(7)とX線検出器(9,11)間に対象を
    位置決めするテーブル(13)と、制限信号をスタンド
    (1)とテーブル(13)に印加する中央制御ユニット
    (33)と、中央制御ユニット(33)に接続され、中
    央制御ユニット(33)を制御する制御からなるコンソ
    ール装置(35,39)とからなるX線検査装置であっ
    て、コンソール装置(35,39)は互いに異なる制御
    機能を有する2つの独立した変位自在の制御コンソール
    (41,43)からなり、少なくとも1つの制御コンソ
    ールは制御信号を異なる制御コンソール位置に適合させ
    る位置決め調整手段からなることを特徴とするX線検査
    装置。
  2. 【請求項2】 第1の制御コンソール(41)は主にス
    タンド(1)、X線検出器(9,11)及びテーブル
    (13)を位置決めする制御及び位置決め調整手段から
    なり、第2の制御コンソール(43)は主に吸収手段を
    調整し、画像状態を調整する制御からなることを特徴と
    する請求項1記載のX線検査装置。
  3. 【請求項3】 各制御コンソール(41,43)はテー
    ブル(13)への取外し可能取付用取付機構(81,8
    5)からなることを特徴とする請求項1又は2記載のX
    線検査装置。
  4. 【請求項4】 テーブル(13)はテーブルトップ(3
    1)と少なくとも部分的にテーブルトップ(31)の縁
    部に沿って配置されたレール(83)とからなり、制御
    コンソール(41,43)の取付機構(81,85)は
    レール(83)と協働する移動接触部(85)と、制御
    コンソール(41,43)をレール(83)に対して取
    外し及び固定するよう接触部(85)に接続されたグリ
    ップ(89)とからなることを特徴とする請求項3記載
    のX線検査装置。
  5. 【請求項5】 制御コンソール(41,43)は接触部
    (85)を取外す必要なしにレール(83)に沿って滑
    らせうることを特徴とする請求項4記載のX線検査装
    置。
  6. 【請求項6】 第1の制御コンソール(41)はテーブ
    ルトップ(31)の水平方向への手動変位用グリップを
    形成し、テーブルトップ(31)を水平方向にロックし
    うるテーブルトップ変位制御(45)からなることを特
    徴とする請求項3,4又は5記載のX線検査装置。
  7. 【請求項7】 第1の制御コンソール41はスタンド制
    御(49)からなり、スタンド制御(49)の第1の方
    向への動きはX線源(7)及びX線検出器(9,11)
    をテーブル(13)の長手方向に平行に延在する第1の
    軸(C)の回りに回転させ、一方スタンド制御(49)
    の第2の方向の動きはX線源(7)及びX線検出器
    (9,11)のテーブル(13)の幅方向に平行に延在
    する第2の軸の回りに回転させることを特徴とする請求
    項2乃至6のうちいずれか一項記載のX線検査装置。
  8. 【請求項8】 第1の制御コンソール(41)はスタン
    ド制御(49)の動きに応じて、スタンド(1)を軸の
    回りに正又は負の方向の回転を調整する位置調整手段か
    らなることを特徴とする請求項7記載のX線検査装置。
  9. 【請求項9】 第1の制御コンソール(41)は、スタ
    ンド制御(49)の軸に関する動きを変換する位置調整
    手段からなり、これによりスタンド制御(49)の第1
    の方向への動きはX線源(7)及びX線検出器(9,1
    1)を第2の軸の回りに回転させ、一方、スタンド制御
    (49)の第2の方向への動きはX線源(7)及びX線
    検出器(9,11)を第1の軸の回りに回転させること
    を特徴とする請求項7又は8記載のX線検査装置。
  10. 【請求項10】 位置調整手段はスイッチ(65)から
    なることを特徴とする請求項8又は9記載のX線検査装
    置。
  11. 【請求項11】 スタンド制御(49)の形はテーブル
    トップ変位制御(45)の形から知覚的にずれているこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載のX線検査装置。
  12. 【請求項12】 第1の制御コンソール(41)はテー
    ブルトップ(31)の垂直変位用テーブル高さ制御(4
    7)と、X線検出器(9,11)のX線源(7)に対す
    る変位用拡大制御(57)とからなり、テーブル高さ制
    御(47)及び拡大制御(57)はスタンド制御(4
    9)及びテーブルトップ変位制御(45)の形から知覚
    的にずれている形を有することを特徴とする請求項6,
    7又は11記載のX戦検査装置。
  13. 【請求項13】 制御の機能は制御コンソール(41,
    43)上に絵文字で示されることを特徴とする請求項1
    乃至12のうちいずれか一項記載のX線検査装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のうちいずれか一項
    記載のX線検査装置で使用するのに適しているコンソー
    ル装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至13のうちのいずれか一
    項記載のX線検査装置で使用するのに適している制御コ
    ンソール。
JP4065301A 1991-03-25 1992-03-23 X線検査装置 Pending JPH0591993A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL9120066 1991-03-25
NL912006608 1991-03-25

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Publication Number Publication Date
JPH0591993A true JPH0591993A (ja) 1993-04-16

Family

ID=19860125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4065301A Pending JPH0591993A (ja) 1991-03-25 1992-03-23 X線検査装置

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JP (1) JPH0591993A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7306368B2 (en) 2005-09-02 2007-12-11 Shimadzu Corporation Support apparatus for X-ray detector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7306368B2 (en) 2005-09-02 2007-12-11 Shimadzu Corporation Support apparatus for X-ray detector

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