JPH0591248U - 梅やスモモの果実収穫機 - Google Patents

梅やスモモの果実収穫機

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Publication number
JPH0591248U
JPH0591248U JP041690U JP4169092U JPH0591248U JP H0591248 U JPH0591248 U JP H0591248U JP 041690 U JP041690 U JP 041690U JP 4169092 U JP4169092 U JP 4169092U JP H0591248 U JPH0591248 U JP H0591248U
Authority
JP
Japan
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attached
fruits
fruit
wire
pole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP041690U
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English (en)
Inventor
富一 北野
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Individual
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Publication of JPH0591248U publication Critical patent/JPH0591248U/ja
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】現在市販されているポールとグリップレバーそ
れに収穫部とで構成された遠隔操作型の収穫機は1個又
は数個づつを果実の収納部に取り込み、その都度収穫部
を地上に降ろすという作業をしていましたが、本考案は
同じようにポールとグリップレバーそれに収穫部とで構
成された遠隔操作型の収穫機であるが、収穫した果実が
連続的に降下して直接収穫箱などに収納されるようにし
たものである。 【構成】ポールの根元に取り付けたグリップレバーを握
ることでワイヤーが引かれ、この引張力によりポールの
先端に取り付けた円筒形をした収穫部の上部に取り付け
たアーチ状の鉄棒が回転するような構造にし、これが回
転させることにより着枝している果実を収穫部の中に包
み込むように落果させ、落下した果実が布や網などを筒
状に縫い合わせた降下袋の中を転がるように降下して行
くようにと収穫部の下部に結合させた梅やスモモなどの
果実収穫機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、梅やスモモなど樹木の高所に実っている果実を地上に居ながら連 続的に収穫するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、手で直接収穫するのが主であったが、最近では果実の種類に合わせた 収穫機が市販されています。しかしこれらの収穫機は振動型の梅やプルーンの収 穫機のように大掛かりであったり、桃やスモモの収穫機にあっては1個又は数個 づつを果実の収納部に取り込み、その都度収穫部を地上に降ろして、収納部から 収穫箱などに果実を移さなければなりませんでした。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
現在市販されているポールとグリップレバーそれに収穫部とで構成された遠隔 操作型の収穫機は1個又は数個づつを果実の収納部に取り込み、その都度収穫部 を地上に降ろすという作業をしていましたが、本考案は収穫した果実が連続的に 降下して直接収穫箱などに直接収納されるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
グリップレバー(1)を取り付けた中空パイプのボール(2)のもう片方の端 に円筒形をした胴体(3)を胴体取り付け板(4)により固定し、アーチ状の果 実もぎ棒(7)を取り付け板(4)の上部の穴(5)と胴体(3)の上部に開け た穴(6)を貫通させて円筒形の胴体(3)の上部に取り付ける。 2つの果実もぎ棒(7)の端にワイヤー(10)を可動的に取り付けて、ワイ ヤー(10)のもう片方の端を戻しバネ(8)を通してからワイヤーガイド(9 )の小穴にそれぞれを通し、グリップレバー(1)に取り付けたワイヤー(11 )と連結する。 布、又は網などを筒状に縫い合わせ下端を開放した降下袋(12)の片方の端 を胴体(3)に取り付け、降下袋(12)の上側の一部を針金(13)などによ りポール(2)に添わすように緩やかに取り付け、胴体(3)の上部周囲に先端 部分に複数の山形突起の付いたゴムの厚板(14)を取り付ける。 以上のごとく構成された梅やスモモなどの果実の収穫機である。
【0005】
【作用】
果実の収穫にあたっては全体の中のいくつかの熟した果実だけを収穫する場合 と、ほぼ全部の果実を一斉に収穫する場合とがあり、全体の中の一つ又は数個を 選んで収穫するときは目的の果実の下に胴体(3)を配置し、グリップレバー( 1)を握り締めることにより、果実を包むように左右から果実もぎ棒(7)が起 き上がり、果実に付いている細い茎の部分をこの2本の果実もぎ棒(7)で挟み 付け、本体装置全体を引き下げることにより果実を枝からもぎ落として胴体(3 )内部に落下させます。また部分的であったにせよ一度に全数を収穫しようとす るときには、収穫部の外側に取り付けた厚ゴム(13)の山形突起により収穫部 の中にかき落とすように収穫することも出来ます。 胴体(3)内部に落下した果実は、降下袋(12)の中を転がるように降下し て行くので下端を開放した降下袋(12)の端に収穫箱などを置いておけば良く 、また遠くに収穫箱がある場合などは降下袋(12)の下端を手に持って収穫作 業を行なえば収穫した果実は、降下袋(12)の下端に貯まりますので一定量が 貯まった時点で収穫箱に入れればよい。
【0006】
【実施例】
(ア)アーチ状の果実もぎ棒(7)と胴体(3)とを合体させた2枚の曲面状の 板(15)の片方を軸(16)にて結合させ、2枚の曲面状の板(15)の上部 には山形突起が噛み合うようにした厚板ゴム(14)を取り付け、下部には降下 袋(12)を取り付ければ同様な効果を得られます。 (イ)また胴体(3)の内面にスポンジなどの弾性材を張り付けたり、やはり内 面にもう1枚の筒状の下端開放の網又は布を縫い合わせた果実保護袋(17)を 取り付ければ、果実に傷が付くのを防止できます。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のような構造であり、これを使用するときは次のような操作を行 なう。 収穫しようとする果実の下に立ち降下袋(12)の先端を収穫箱の中に入れて 、本装置のグリップレバー(1)の着いている部分を持ち、胴体(3)を掲げ上 げて果実の直下に配置したならばグリップレバー(1)を握り締めます。すると 果実もぎ棒(7)の回転により果実を枝からもぎ落として胴体(3)内部に落ち ます。落下し胴体(3)の中に獲り込まれた果実は降下袋(12)の中を転がっ て降下します。このとき降下袋(12)とポール(2)とを緩やかに取り付けた 針金(13)により果実は手元に引き寄せられ収穫箱の中に収納されます。これ が1サイクルの動作ですが、胴体(3)は次に収穫する果実のすぐ近くにありま すので、少し移動するだけで次の動作に入れます。また場合によっては果実を果 実の裏側に差し延べたゴムの厚板(14)の山形突起により胴体(3)の中にか き落とすこともできます。 この作業を連続的に繰り返すことを可能にしたのが本装置の最大の特徴であり 、このように高所にて実っている梅やスモモなどを脚立を使わずに、また収穫す る毎に地上まで収穫装置を移動させることなく収穫した果実が、連続的に収穫箱 の中に獲り入れられます。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 グリップレバー 2 ポール 3 胴体 4 胴体取り付け板 5 穴 6 穴 7 果実もぎ棒 8 戻しバネ 9 ワイヤーガイド 10 ワイヤー 11 ワイヤー 12 降下袋 13 針金 14 ゴムの厚板 15 曲面状の板 16 軸 17 果実保護袋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリップレバー(1)を取り付けた中空パ
    イプのポール(2)のもう片方の端に円筒形をした胴体
    (3)を胴体取り付け板(4)により固定し、アーチ状
    の果実もぎ棒(7)を取り付け板(4)の上部の穴
    (5)と胴体(3)の上部に開けた穴(6)を貫通させ
    て円筒形の胴体(3)の上部に取り付ける。2つの果実
    もぎ棒(7)の端にワイヤー(10)を可動的に取り付
    けて、ワイヤー(10)のもう片方の端を戻しバネ
    (8)を通してからワイヤーガイド(9)の小穴にそれ
    ぞれを通し、グリップレバー(1)に取り付けたワイヤ
    ー(11)と連結する。布、又は網などを筒状に縫い合
    わせ下端を開放した降下袋(12)の片方の端を胴体
    (3)に取り付け、降下袋(12)の上側の一部を針金
    (13)などによりポール(2)に添わすように緩やか
    に取り付け、胴体(3)の上部周囲に先端部分に複数の
    山形突起の付いたゴムの厚板(14)を取り付ける。以
    上のごとく構成された梅やスモモなどの果実の収穫機。
JP041690U 1992-05-06 1992-05-06 梅やスモモの果実収穫機 Expired - Lifetime JPH0591248U (ja)

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JP041690U JPH0591248U (ja) 1992-05-06 1992-05-06 梅やスモモの果実収穫機

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JP041690U JPH0591248U (ja) 1992-05-06 1992-05-06 梅やスモモの果実収穫機

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Publication Number Publication Date
JPH0591248U true JPH0591248U (ja) 1993-12-14

Family

ID=12615426

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP041690U Expired - Lifetime JPH0591248U (ja) 1992-05-06 1992-05-06 梅やスモモの果実収穫機

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JP (1) JPH0591248U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104584782A (zh) * 2015-02-13 2015-05-06 衢州市煜鑫农产品加工技术开发有限公司 用于水果采收的防磕碰承接装置
CN107318382A (zh) * 2017-09-04 2017-11-07 合肥原印农业科技有限公司 一种水果简易采摘杆
CN111802111A (zh) * 2020-08-11 2020-10-23 康昭钟 一种安全高效的园林修剪装置

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