JPH0591218A - 給電回路 - Google Patents

給電回路

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JPH0591218A
JPH0591218A JP3249377A JP24937791A JPH0591218A JP H0591218 A JPH0591218 A JP H0591218A JP 3249377 A JP3249377 A JP 3249377A JP 24937791 A JP24937791 A JP 24937791A JP H0591218 A JPH0591218 A JP H0591218A
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JP
Japan
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circuit
power supply
line
signal
feeding
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Pending
Application number
JP3249377A
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English (en)
Inventor
Toshiro Tojo
敏郎 東條
Kenji Takato
健司 高遠
Kazumi Kinoshita
和美 木下
Taichi Kosako
太一 小迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は加入者回路における給電回路に関
し、安価な加入者回路を実現することができる給電回路
を提供することを目的としている。 【構成】 B線に接続された第1の給電回路1と、A線
に接続された第2の給電回路2と、これら給電回路1,
2に接続されオンフック/オフフック状態を監視するル
ープ監視回路4と、A線側に接続された呼び出し信号発
生回路10と、該呼び出し信号発生回路10を加入者呼
び出し要求信号SDによりA線に接続するリレーRL0
1とを具備し、呼び出し要求信号SDにより前記第1の
給電回路1の抵抗を短絡して給電回路のインピーダンス
を低インピーダンス化するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加入者回路における給電
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来回路の構成例を示す図であ
る。図において、1はB線(TIP線)と接続された第
1の給電回路、2はA線(RING線)と接続された第
2の給電回路である。3はA線とB線間に接続された電
話機である。給電電流は、第1の給電回路1から出力さ
れて電話機3を流れ、第2の給電回路2に入る。第1の
給電回路1は、抵抗R01b,R02b,R03b,R
04b,R05b,オペアンプOPb及び電流ブースト
用のトランジスタQbから構成されている。この構成
は、第2の給電回路2についても同様であり、抵抗R0
1a,R02a,R03a,R04a,R05a,オペ
アンプOPa及び電流ブースト用のトランジスタQaか
ら構成されている。C0は第1及び第2の給電回路1,
2間に接続されたコンデンサである。
【0003】4は第1及び第2の給電回路1,2間に接
続されたループ監視回路である。電話機3がオフフック
された時には、回路にループ電流が流れる。この結果、
それぞれの給電回路の抵抗R01b,R01aには電流
が流れるので電圧降下が生じる。ループ監視回路4は、
この電圧降下を加算して基準値と比較し、基準値よりも
電圧降下加算値が大きい場合には、電話機がオフフック
されたと認識してループ監視信号SCNを出力する。
【0004】5はA線とB線間に接続された音声送受信
回路で、実際の音声信号はこの音声送受信回路5を介し
て相互転送される。該音声送受信回路5は、2線/4線
変換用のトランスT,該トランスTの直流分カットコン
デンサC1及び音声送受信用のバッファアンプU1,U
2及び抵抗Rより構成されている。この音声送受信回路
5の先にはコーデックが接続される。
【0005】RL00,RL01はリレーである。rl
00,rl01はこれらリレーRL00,RL01に対
応したリレー接点である。リレーRL00,RL01は
電源VCCに接続されており、加入者呼び出し要求信号
SDが入力されるとオンになるようになっている。リレ
ー接点rl00はB線側に設けられており、リレー接点
rl01はA線側に設けられている。呼び出し要求信号
SDが入らない場合には、これらリレー接点rl00,
rl01はいずれも給電回路1,2側に接続されてい
る。そして、呼び出し要求信号SDが入った場合には、
これらリレー接点は給電回路側と切り離され、リレー接
点rl00がGNDに、リレー接点rl01がリンガ発
振器側に接続される。6がリンガ発振器であり、抵抗R
00を介して電話機3に供給される。このように構成さ
れた回路の動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0006】読出し要求信号SDが入力すると、リレー
RL00,RL01がオンになる。この結果、リレー接
点rl01はリンガ発振器6側に、リレー接点rl00
はGND側にそれぞれ接続される。この結果、抵抗R0
0→リレー接点rl01→電話機3→リレー接点rl0
0→GNDのループが形成され、リンガ発振器6の出力
電流が電話機3を流れ、電話機3が鳴動する。
【0007】ここで、リレー接点rl00を用いてB線
をGNDに落としているのは、給電回路1,2に接続さ
れたループ監視回路4の誤動作を防止するためである。
リレー接点rl00を用いずに呼び出し信号をB線側の
給電回路1に与えた場合、加入者が応答していないにも
かかわらずループ監視回路4が動作し、誤SCN信号が
発生する。誤SNC信号が発生するメカニズムは以下の
とおりである。
【0008】図に示す給電回路1,2は、音声信号を不
要に減衰させないため、差動信号に対するインピーダン
スは非常に高く設計されている。この呼び出し状態で
は、B線のみに呼び出し信号が与えられることから、給
電回路に一種の差動信号が与えられたのと同様の状態に
なり、これにより給電回路1がハイインピーダンスとな
るため、B線側に大きな電圧が発生する。
【0009】B線側に発生した電圧により給電回路1の
抵抗R01bに電流が流れる。また、同様にトランスT
の直流カットコンデンサC1,音声信号伝達用トランス
Tを介してA線側の給電回路2の抵抗R01aにも電流
が流れる。給電回路1,2に接続されたループ監視回路
4は、前述したように加入者がオフフックした時に抵抗
R01a,R01bに流れる電流の和を所定の閾値と比
較して加入者の状態(オンフック/オフフック)監視を
行っているため、前記呼び出し状態で抵抗R01a,R
01bに流れる電流の和がオフフック状態と同様な値と
なった場合、加入者が応答しないにもかかわらずループ
監視回路4は動作し、誤SCN信号が発生する。従っ
て、加入者呼び出し状態でループ監視回路4が誤SCN
信号を発生しないように、リレー接点rl00をGND
に落とすようにしているのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
回路では加入者呼び出し時にリレーRL00を用いてB
線をGNDに接続し、給電回路1に呼び出し信号を与え
ないように対処している。しかしながら、リレーは比較
的高価な部品であり、しかも加入者毎に設ける必要があ
り、加入者回路を安価に設計する時の阻害要因になって
いた。
【0011】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、安価な加入者回路を実現することができ
る給電回路を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図3と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、1はB線に接続された第1の給電
回路、2はA線に接続された第2の給電回路、4はこれ
ら給電回路1,2に接続されオンフック/オフフック状
態を監視する監視回路、10はA線側に接続された呼び
出し信号発生回路、RL01は該呼び出し信号発生回路
10出力を加入者呼び出し要求信号SDによりA線に接
続するリレー、Dは加入者呼び出し要求信号SDでオン
になる発光ダイオード、SWはこの発光ダイオードDが
オンになることにより、給電回路1内の抵抗を短絡する
スイッチである。rl01はリレーRL01のリレー接
点で、呼び出し信号発生回路10の出力をA線に接続す
るものである。6は呼び出し信号を発生するリンガ発振
器である。該リンガ発振器6の一方は電源VBBに接続
され、他方はリレー接点rl01に接続されている。
【0013】
【作用】呼び出し要求信号SDが入力されると、発光ダ
イオードDが発光し、給電回路1内の抵抗を短絡して給
電回路のインピーダンスを低インピーダンス化する。こ
れにより、呼び出し信号発生回路10の出力がB線側に
回り込んでも、B線には小さい電圧しか発生しない。従
って、ループ監視回路4がオフフックを検出するには電
流の大きさが不足し、ループ検出回路4が誤SCN信号
を出力することはない。このように、本発明回路では、
リレー回路がなくても呼び出し信号発生時にループ監視
回路4が誤動作することがなくなり、リレー回路が不要
な分、安価な加入者回路を実現することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図1,図3と同一のものは、同一の符号を付して示
す。図において、1,2は給電回路、3は電話機、4は
ループ監視回路、5は音声送受信回路、6はリンガ発振
器、10は呼び出し信号発生回路である。7は抵抗R0
0の電圧降下を検出してリングトリップ信号をSCN信
号として出力するリングトリップ回路で、その出力はル
ープ検出回路4の出力とオアで取り出され、交換機に送
られる。
【0015】呼び出し信号発生回路10は、リンガ発振
器6,抵抗R00及びリレー接点rl02から構成され
ている。リレー接点rl02は、リレーRL01に内蔵
されるリレー接点であり、抵抗R00の両端に接続した
リングトリップ回路7が呼び出し信号の常時負荷となる
ことを防止するためのものである。
【0016】D00a,D01aはA線側に接続された
過電圧保護回路、D00b,D01bはB線側に接続さ
れた過電圧保護回路である。これら過電圧保護回路は、
A線又はB線が所定の電圧を越えないように保護する。
例えば、D00aはGNDと接続され、D01aはVB
Bと接続されているので、A線はGNDよりも高くなる
ことはなく、またVBB電位以下になることはない。B
線についても同様である。R00aはダイオードD00
a,D01aに流れる電流を制限する制限抵抗、R00
bはダイオードD00b,D01bに流れる電流を制限
する制限抵抗である。
【0017】8は抵抗R04b,R05bの両端に接続
された保護回路、9は抵抗R04a,R05aの両端に
接続された保護回路である。これら保護回路は、地絡時
に発生する過電流防止用の保護回路である。PI00は
フォトカプラで、発光ダイオードDとフォトトランジス
タSWから構成されている。発光ダイオードDは呼び出
し要求信号SDにより駆動される。フォトトランジスタ
SWは給電回路1内の抵抗R03bの両端に接続されて
いる。OP1,OP2はバッファアンプである。これら
バッファアンプOP1,OP2は給電回路1,2の交流
誘導耐量を向上せせるために給電回路1,2に任意のバ
イアス電圧を与えるもので、OP2はGND電位に対応
した電位を抵抗R04bに与え、OP1はVBBに対応
した電位を抵抗R04aに与える。このように構成され
た回路の動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0018】呼び出し要求信号SDが入力されてローレ
ベルになると、抵抗R01と発光ダイオードDの直列回
路に電流が流れ、発光ダイオードDは発光する。該発光
ダイオードDが発光すると、この光によりフォトトラン
ジスタSWがオンになる。フォトトランジスタSWは抵
抗R03bの両端に接続されているので、抵抗R03b
は短絡される。抵抗R03bが短絡されると、B線側給
電回路1のインピーダンスはZBは、各抵抗の値として
識別信号をそのまま用いるものとして下記の式で表され
るものとなる。
【0019】 ZB=R01b×(R02b+R04b)/R04b ここで、たとえば抵抗R02b=R04b,R01b=
50Ωとすると、B線側給電回路インピーダンスは上式
によれば100Ω程度と非常に低いインピーダンスとな
る。この結果、図3に示したリレー接点rl00がない
状態でも、B線に発生する電圧は小さい値となる。
【0020】この結果、リンガ発振器6からの呼び出し
信号がB線側に回り込んできても、抵抗R01b及びR
01aに流れる電流も非常に小さなものになり、ループ
監視回路4は動作せず、誤SCN信号は発生しない。こ
の実施例で用いたフォトカプラPI00及び抵抗は、リ
レーと比較して安価な部品であり、安価な加入者回路を
実現することができる。その他の回路動作は、図3に示
す従来回路と同じであるので、その説明は省略する。
【0021】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば安価な加入者回路を実現することができる給電回
路を提供することができ、実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図3】従来回路の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 給電回路 2 給電回路 3 電話機 4 ループ監視回路 5 音声送受信回路 6 リンガ発振器 10 呼び出し信号発生回路 RL01 リレー rl01 リレー接点 D 発光ダイオード SW スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小迫 太一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 B線に接続された第1の給電回路(1)
    と、 A線に接続された第2の給電回路(2)と、 これら給電回路(1),(2)に接続されオンフック/
    オフフック状態を監視するループ監視回路(4)と、 A線側に接続された呼び出し信号発生回路(10)と、 該呼び出し信号発生回路(10)を加入者呼び出し要求
    信号SDによりA線に接続するリレー(RL01)とを
    具備し、 呼び出し要求信号SDにより前記第1の給電回路(1)
    の抵抗を短絡して給電回路のインピーダンスを低インピ
    ーダンス化するように構成したことを特徴とする給電回
    路。
  2. 【請求項2】 加入者呼び出し要求信号SDが印加され
    たら、給電回路インピーダンスを低くすることで、前記
    ループ監視回路(4)の誤動作を防止するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の給電回路。
  3. 【請求項3】 加入者呼び出し時に、前記リレー(RL
    01)を動作させる呼び出し要求信号SDで動作するフ
    ォトカプラ(PI00)を用いて、前記第1の給電回路
    (1)の抵抗を短絡するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の給電回路。
JP3249377A 1991-09-27 1991-09-27 給電回路 Pending JPH0591218A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021022