JPH059043Y2 - - Google Patents
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- JPH059043Y2 JPH059043Y2 JP1986186212U JP18621286U JPH059043Y2 JP H059043 Y2 JPH059043 Y2 JP H059043Y2 JP 1986186212 U JP1986186212 U JP 1986186212U JP 18621286 U JP18621286 U JP 18621286U JP H059043 Y2 JPH059043 Y2 JP H059043Y2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は砂、活性炭、砂利、プラスチツク材等
を充填物とする濾過槽あるいは生物学的接触酸化
槽等に用いる集配水機構付充填物支持床板の改良
に関するものである。
を充填物とする濾過槽あるいは生物学的接触酸化
槽等に用いる集配水機構付充填物支持床板の改良
に関するものである。
<従来の技術>
濾過槽あるいは生物学的接触酸化槽等(以下ま
とめて「充填物槽」という)には第8図に示すよ
うに、槽イ内にストレーナロを付設した充填物支
持床板ハを底板ニに立設した支柱ホによつて支持
して設け、当該充填物支持床板ハ上に充填物ヘを
積層し、更に、槽イ上部に原水流入管ト及び洗浄
排水管チ、槽下部に処理水管リ、洗浄水管ヌ及び
洗浄用の空気管ルを設けたものがある。当該充填
物槽は原水流入管トより原水を流入して充填物ヘ
の層を通過させ、ストレーナロにより集水し処理
水管リを介して処理水を得る。また、洗浄時は洗
浄水管ヌより洗浄水を流し、また、空気管ルより
空気を流入させ、ストレーナロを介して充填物ヘ
の層に送給して当該充填物ヘを洗浄し、洗浄排水
管チより洗浄排水を排出する。
とめて「充填物槽」という)には第8図に示すよ
うに、槽イ内にストレーナロを付設した充填物支
持床板ハを底板ニに立設した支柱ホによつて支持
して設け、当該充填物支持床板ハ上に充填物ヘを
積層し、更に、槽イ上部に原水流入管ト及び洗浄
排水管チ、槽下部に処理水管リ、洗浄水管ヌ及び
洗浄用の空気管ルを設けたものがある。当該充填
物槽は原水流入管トより原水を流入して充填物ヘ
の層を通過させ、ストレーナロにより集水し処理
水管リを介して処理水を得る。また、洗浄時は洗
浄水管ヌより洗浄水を流し、また、空気管ルより
空気を流入させ、ストレーナロを介して充填物ヘ
の層に送給して当該充填物ヘを洗浄し、洗浄排水
管チより洗浄排水を排出する。
このような充填物槽におけるストレーナロは充
填物ヘが充填物支持床板ハ下に落下するのを防
ぎ、処理水、洗浄水、あるいは空気等の流体のみ
を通過させるために設けるものである。
填物ヘが充填物支持床板ハ下に落下するのを防
ぎ、処理水、洗浄水、あるいは空気等の流体のみ
を通過させるために設けるものである。
従来のかかる集排水機構は例えば第9図〜第1
1図に示すように、多数のスリツト1を有するス
トレーナ本体2と、T形の固定用ボルト3と、ナ
ツト4でストレーナロを構成したもので、当該ス
トレーナ本体2を固定用ボルト3及びナツト4で
充填物支持床板ハに穿つた孔5を覆うように充填
物支持床板ハの上部に取り付けてあり、水あるい
は空気等の流体はスリツト1及び孔5を介して通
流する。ストレーナロの構造及び取り付け方法を
更に詳述すれば以下の如くである。
1図に示すように、多数のスリツト1を有するス
トレーナ本体2と、T形の固定用ボルト3と、ナ
ツト4でストレーナロを構成したもので、当該ス
トレーナ本体2を固定用ボルト3及びナツト4で
充填物支持床板ハに穿つた孔5を覆うように充填
物支持床板ハの上部に取り付けてあり、水あるい
は空気等の流体はスリツト1及び孔5を介して通
流する。ストレーナロの構造及び取り付け方法を
更に詳述すれば以下の如くである。
すなわち、当該集排水機構を充填物支持床板ハ
の下から見た図である第11図に示したように、
ボルト頭部6の長さL1が充填物支持床板ハに穿
つた孔5の直径L2より大きな、全体がT形をし
た固定用ボルト3を当該支持床板ハの下方部より
当該孔5に挿入してボルト頭部6の両端部を充填
物支持床板ハの下面に係止し、次いで当該ボルト
3にストレーナ本体2の中心位置に設けたボルト
差し込み孔7を嵌入し、更にナツト4を螺合させ
て締め付けて、ストレーナ本体2を充填物支持床
板ハに取り付けてある。なお、ボルト頭部6が逆
洗時の振動等によつてずれてその一端が充填物支
持床板ハの下面からはずれ孔5内に落ち込むのを
防止するために、第9図に示したようにボルト頭
部6の両端部を一部欠切してボルト頭部6の一部
が孔5にほぼ嵌合するような形状としてある。
の下から見た図である第11図に示したように、
ボルト頭部6の長さL1が充填物支持床板ハに穿
つた孔5の直径L2より大きな、全体がT形をし
た固定用ボルト3を当該支持床板ハの下方部より
当該孔5に挿入してボルト頭部6の両端部を充填
物支持床板ハの下面に係止し、次いで当該ボルト
3にストレーナ本体2の中心位置に設けたボルト
差し込み孔7を嵌入し、更にナツト4を螺合させ
て締め付けて、ストレーナ本体2を充填物支持床
板ハに取り付けてある。なお、ボルト頭部6が逆
洗時の振動等によつてずれてその一端が充填物支
持床板ハの下面からはずれ孔5内に落ち込むのを
防止するために、第9図に示したようにボルト頭
部6の両端部を一部欠切してボルト頭部6の一部
が孔5にほぼ嵌合するような形状としてある。
<考案が解決しようとする問題点>
しかしながら、上述の集排水機構付充填物支持
床板には以下のような問題点がある。
床板には以下のような問題点がある。
すなわち、充填物支持床板ハは一般に鋼板製あ
るいはコンクリート製などのものであるが充填物
支持床板ハを、当該支持床板ハの上面が水平とな
るように充填物槽内に敷設することは非常に難し
く、通常はその上面が多少波状を呈することが多
い。また、当該支持床板ハが鋼板製のものである
場合には、たとえ敷設当初は水平に設けることが
出来たとしても、長期間使用するうちに原水を通
水する際の水圧あるいは洗浄時の洗浄水圧や空気
圧等が充填物支持床板ハに常にかかるため当初は
水平であつた当該支持床板ハに歪みが生じ波状を
呈するようになる。というのは、当該支持床板ハ
を支えるために設けた前述のような支柱ホで支え
ている部分と、そうでない部分とでは上記水圧あ
るいは空気圧によつて受ける影響の度合が異なる
からである。以上のような現象は充填物支持床板
ハが大きなものである場合に特に顕著である。更
に、腐蝕によつても充填物支持床板ハの表面が凸
凹になることがある。
るいはコンクリート製などのものであるが充填物
支持床板ハを、当該支持床板ハの上面が水平とな
るように充填物槽内に敷設することは非常に難し
く、通常はその上面が多少波状を呈することが多
い。また、当該支持床板ハが鋼板製のものである
場合には、たとえ敷設当初は水平に設けることが
出来たとしても、長期間使用するうちに原水を通
水する際の水圧あるいは洗浄時の洗浄水圧や空気
圧等が充填物支持床板ハに常にかかるため当初は
水平であつた当該支持床板ハに歪みが生じ波状を
呈するようになる。というのは、当該支持床板ハ
を支えるために設けた前述のような支柱ホで支え
ている部分と、そうでない部分とでは上記水圧あ
るいは空気圧によつて受ける影響の度合が異なる
からである。以上のような現象は充填物支持床板
ハが大きなものである場合に特に顕著である。更
に、腐蝕によつても充填物支持床板ハの表面が凸
凹になることがある。
充填物支持床板ハの上面に上述のような歪みや
腐蝕による凸凹などが生じるとストレーナ本体2
と当該支持床板ハとの接合部8に間隙が生じるこ
ととなり、充填物支持床板ハの上部に積層した充
填物ヘが砂、粒状活性炭、アンスラサイト等、比
較的小粒径のものである場合には当該間隙から充
填物ヘが漏れ出し、充填物支持床板ハに穿つた孔
5を経て当該支持床板ハ下に落下するという問題
点がある。
腐蝕による凸凹などが生じるとストレーナ本体2
と当該支持床板ハとの接合部8に間隙が生じるこ
ととなり、充填物支持床板ハの上部に積層した充
填物ヘが砂、粒状活性炭、アンスラサイト等、比
較的小粒径のものである場合には当該間隙から充
填物ヘが漏れ出し、充填物支持床板ハに穿つた孔
5を経て当該支持床板ハ下に落下するという問題
点がある。
また、従来は当該間隙をなくすために固定用ボ
ルト3に螺合させたナツト4を極度に締め付ける
ことも行われているが、その際、固定用ボルト3
あるいはストレーナ本体2に過大な力がかかつて
これらの部材を破損することも少なくなかつた。
ルト3に螺合させたナツト4を極度に締め付ける
ことも行われているが、その際、固定用ボルト3
あるいはストレーナ本体2に過大な力がかかつて
これらの部材を破損することも少なくなかつた。
更に、当該間隙をなくすためにストレーナ本体
2と充填物支持床板ハの接合部の間に単なる平形
のパツキングを付設することも試みたが、これに
は以下のような問題点がある。
2と充填物支持床板ハの接合部の間に単なる平形
のパツキングを付設することも試みたが、これに
は以下のような問題点がある。
すなわち、このような集配水機構付充填物支持
床板を用いた濾過槽あるいは生物学的接触酸化槽
においては逆洗時に槽イ下部から洗浄水あるいは
洗浄用空気などを流入させるが、この際、当該流
体の圧力あるいは空気吹き込み時に発生する振動
等によつてストレーナ本体2が充填物支持床板ハ
上で多少動くことがある。というのは、当該スト
レーナ本体2を固定するための固定用ボルト3の
ボルト頭部6と充填物支持床板ハに穿つた孔5と
の嵌合部に多少の遊びがあるためである。従つ
て、使用するパツキングが前述の如く単なる平形
のものである場合にはストレーナ本体2の移動が
度重なるに従つてパツキングが接合部8から離脱
することとなり、所期の目的を達し得ない。
床板を用いた濾過槽あるいは生物学的接触酸化槽
においては逆洗時に槽イ下部から洗浄水あるいは
洗浄用空気などを流入させるが、この際、当該流
体の圧力あるいは空気吹き込み時に発生する振動
等によつてストレーナ本体2が充填物支持床板ハ
上で多少動くことがある。というのは、当該スト
レーナ本体2を固定するための固定用ボルト3の
ボルト頭部6と充填物支持床板ハに穿つた孔5と
の嵌合部に多少の遊びがあるためである。従つ
て、使用するパツキングが前述の如く単なる平形
のものである場合にはストレーナ本体2の移動が
度重なるに従つてパツキングが接合部8から離脱
することとなり、所期の目的を達し得ない。
本考案はかかる問題点を解決し、充填物支持床
板の表面にたとえ凸凹が生じてもストレーナ本体
と支持床板との接合部に間隙を生じさせず、また
ストレーナの各部材の破損を防止し、更にストレ
ーナが多少動いても充填物が支持床板の下部に漏
れ出すのを防止できる構造の集配水機構付充填物
支持床板を提供することを目的とするものであ
る。
板の表面にたとえ凸凹が生じてもストレーナ本体
と支持床板との接合部に間隙を生じさせず、また
ストレーナの各部材の破損を防止し、更にストレ
ーナが多少動いても充填物が支持床板の下部に漏
れ出すのを防止できる構造の集配水機構付充填物
支持床板を提供することを目的とするものであ
る。
<問題点を解決するための手段>
本考案は上述の目的を達成させるため、以下の
ような構成としている。
ような構成としている。
すなわち、多数のスリツトあるいは小孔を有す
るストレーナと、多数の孔を穿つた充填物支持床
板とからなり、ストレーナ本体を充填物支持床板
の孔に挿入した固定用ボルトを用いて当該孔を覆
うように充填物支持床板の上部に取り付けた構造
の集配水機構付充填物支持床板において、当該ス
トレーナ本体と充填物支持床板との接合部の間
に、ストレーナ本体の下部周壁に嵌合する形状の
弾性材からなるパツキングを付設したことを特徴
とする集配水機構付充填物支持床板である。
るストレーナと、多数の孔を穿つた充填物支持床
板とからなり、ストレーナ本体を充填物支持床板
の孔に挿入した固定用ボルトを用いて当該孔を覆
うように充填物支持床板の上部に取り付けた構造
の集配水機構付充填物支持床板において、当該ス
トレーナ本体と充填物支持床板との接合部の間
に、ストレーナ本体の下部周壁に嵌合する形状の
弾性材からなるパツキングを付設したことを特徴
とする集配水機構付充填物支持床板である。
以下に本考案を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示す説明
図であり、第1図は本考案の構造を示す一部省略
片側断面図、第2図は平面図である。本考案の充
填物支持床板は、第1図及び第2図に示したよう
に充填物を通過させない程度の目開きとした多数
のスリツト1を有するストレーナ本体2を、T字
形の固定用ボルト3及びナツト4によつて締め付
けて当該孔5を覆うように充填物支持床板ハの上
部に取り付けるに際し、ストレーナ本体2と充填
物支持床板ハとの接合部8の間に、ゴム製、合成
樹脂製等の弾性材からなり、かつ離脱防止手段と
して図に示した如く断面をL形としたパツキング
9を付設して取り付けたことを特徴とするもので
ある。当該パツキング9は第1図に示した如く、
L形断面の垂直側の片面がストレーナ本体2の下
部周壁10の外周面の全面にほぼ接するように、
すなわち、パツキング9がストレーナ本体2の下
部周壁10に嵌合する形状としてある。なお、ス
トレーナ本体2に設けるスリツト1に代えて充填
物を通過させない程度の小孔を多数設けても差し
支えない。また、ストレーナ本体2を取り付ける
にあたり、ボルト差し込み孔7に固定用ボルト3
に螺合する雌ネジ部を設けておき、当該雌ネジ部
に固定用ボルト3を螺合させてストレーナ本体2
を充填物支持床板ハに取り付けてもよく、この場
合にはナツト4を省略することが出来る。
図であり、第1図は本考案の構造を示す一部省略
片側断面図、第2図は平面図である。本考案の充
填物支持床板は、第1図及び第2図に示したよう
に充填物を通過させない程度の目開きとした多数
のスリツト1を有するストレーナ本体2を、T字
形の固定用ボルト3及びナツト4によつて締め付
けて当該孔5を覆うように充填物支持床板ハの上
部に取り付けるに際し、ストレーナ本体2と充填
物支持床板ハとの接合部8の間に、ゴム製、合成
樹脂製等の弾性材からなり、かつ離脱防止手段と
して図に示した如く断面をL形としたパツキング
9を付設して取り付けたことを特徴とするもので
ある。当該パツキング9は第1図に示した如く、
L形断面の垂直側の片面がストレーナ本体2の下
部周壁10の外周面の全面にほぼ接するように、
すなわち、パツキング9がストレーナ本体2の下
部周壁10に嵌合する形状としてある。なお、ス
トレーナ本体2に設けるスリツト1に代えて充填
物を通過させない程度の小孔を多数設けても差し
支えない。また、ストレーナ本体2を取り付ける
にあたり、ボルト差し込み孔7に固定用ボルト3
に螺合する雌ネジ部を設けておき、当該雌ネジ部
に固定用ボルト3を螺合させてストレーナ本体2
を充填物支持床板ハに取り付けてもよく、この場
合にはナツト4を省略することが出来る。
またストレーナ本体2を充填物支持床板ハに固
定するための固定ボルト3の頭部の形状は、スト
レーナ本体2を固定した時にボルト頭部が充填物
支持床板ハに穿つた孔5を閉鎖しない形状であれ
ばいかなる形状であつてもよく、例えば十字形等
としても差し支えない。
定するための固定ボルト3の頭部の形状は、スト
レーナ本体2を固定した時にボルト頭部が充填物
支持床板ハに穿つた孔5を閉鎖しない形状であれ
ばいかなる形状であつてもよく、例えば十字形等
としても差し支えない。
なお、他の部分は従来のものと同様であるので
説明を省略する。
説明を省略する。
本考案に用いるパツキング9をストレーナ本体
2から離脱させない形状とするためには上述の実
施例の他に以下のような形状とすればよい。先
ず、第3図に示したものは前述のものと同様に断
面L形ではあるがその垂直側の片面がストレーナ
本体2の下部周壁10の内周面にほぼ接する形状
としたものである。また、第4図のものは断面を
凹形としたもので、その凹部にストレーナ本体2
の下部周壁10を嵌合する形状としたものであ
る。
2から離脱させない形状とするためには上述の実
施例の他に以下のような形状とすればよい。先
ず、第3図に示したものは前述のものと同様に断
面L形ではあるがその垂直側の片面がストレーナ
本体2の下部周壁10の内周面にほぼ接する形状
としたものである。また、第4図のものは断面を
凹形としたもので、その凹部にストレーナ本体2
の下部周壁10を嵌合する形状としたものであ
る。
また、上述の実施例ではパツキング9を連続し
たL形あるいは凹形の断面を有するものとしてい
るが、断面L形あるいは凹形の部分を適宜個所に
断続して複数個有する平形パツキングであつても
よい。その一例を第5図〜第7図に示す。すなわ
ち第5図の平面図及び第5図のA−A断面図であ
る第6図に示したパツキング9は、その断面がL
形の類似形のものであり、断面が1/4円状の突起
からなる複数の嵌合部を設けた平形パツキング、
また第7図に示したものは断面が凹形の類似形の
もので、ストレーナ本体2の下部周壁10に嵌合
する溝を有する断面が半円状の突起を複数個設け
たものである。
たL形あるいは凹形の断面を有するものとしてい
るが、断面L形あるいは凹形の部分を適宜個所に
断続して複数個有する平形パツキングであつても
よい。その一例を第5図〜第7図に示す。すなわ
ち第5図の平面図及び第5図のA−A断面図であ
る第6図に示したパツキング9は、その断面がL
形の類似形のものであり、断面が1/4円状の突起
からなる複数の嵌合部を設けた平形パツキング、
また第7図に示したものは断面が凹形の類似形の
もので、ストレーナ本体2の下部周壁10に嵌合
する溝を有する断面が半円状の突起を複数個設け
たものである。
要するに、本考案に用いるパツキング9は洗浄
時にストレーナ本体2が充填物支持床板ハ上を動
いた時、その動きに追随してパツキング9も移動
するように、パツキング9をストレーナ本体2の
下部周壁10に嵌合する形状とすればよい。
時にストレーナ本体2が充填物支持床板ハ上を動
いた時、その動きに追随してパツキング9も移動
するように、パツキング9をストレーナ本体2の
下部周壁10に嵌合する形状とすればよい。
<考案の効果>
本考案の集配水機構付充填物支持床板は、以下
のような効果を有する。
のような効果を有する。
(1) 本考案の充填物支持床板においては、以上説
明した如く、ストレーナ本体と充填物支持床板
との接合部の間に、ストレーナ本体の下部周壁
に嵌合する形状とした、ゴム等の弾性材からな
るパツキングを付設するので、逆洗時にたとえ
ストレーナ本体が動いてもストレーナ本体と充
填物支持床板との接合部から当該パツキングが
離脱することなく、従つて、充填物支持床板の
上部に積層した充填物支持床板の下に落下する
のを常に、確実に防止することができる。
明した如く、ストレーナ本体と充填物支持床板
との接合部の間に、ストレーナ本体の下部周壁
に嵌合する形状とした、ゴム等の弾性材からな
るパツキングを付設するので、逆洗時にたとえ
ストレーナ本体が動いてもストレーナ本体と充
填物支持床板との接合部から当該パツキングが
離脱することなく、従つて、充填物支持床板の
上部に積層した充填物支持床板の下に落下する
のを常に、確実に防止することができる。
(2) 本考案に用いるパツキングは弾性材からなる
ものであるから、充填物支持床板敷設当初から
存在する間隙を固定用ボルト、ナツトなどを締
め付けることによつてなくすことが出来るのは
勿論、使用する内に新たな間隙を生じさせるよ
うな充填物支持床板の歪みが生じた場合にも、
その間隙がわずかである場合には、パツキング
の弾性力が作用して当該間隙をなくすことが出
来、また、パツキングの弾性力だけでは埋める
ことが出来ない程度の間隙が生じた時にはボル
ト、ナツトを増し締めすることによつて当該間
隙をなくすことが出来る。
ものであるから、充填物支持床板敷設当初から
存在する間隙を固定用ボルト、ナツトなどを締
め付けることによつてなくすことが出来るのは
勿論、使用する内に新たな間隙を生じさせるよ
うな充填物支持床板の歪みが生じた場合にも、
その間隙がわずかである場合には、パツキング
の弾性力が作用して当該間隙をなくすことが出
来、また、パツキングの弾性力だけでは埋める
ことが出来ない程度の間隙が生じた時にはボル
ト、ナツトを増し締めすることによつて当該間
隙をなくすことが出来る。
(3) 上述のようなボルト、ナツトの増し締めを行
つても、パツキングがクツシヨンとなるのでれ
ボルトやストレーナ本体に過大な力がかから
ず、従つて、従来のようにこれらの部材を破損
することがない。
つても、パツキングがクツシヨンとなるのでれ
ボルトやストレーナ本体に過大な力がかから
ず、従つて、従来のようにこれらの部材を破損
することがない。
第1図〜第7図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は集配水機構付充填物支持床板の構造
を示す一部省略片側断面図、第2図は平面図であ
り、第3図〜第7図は本考案に用いるパツキング
の他の実施例を示す説明図で、第3図、第4図は
それぞれ断面図、第5図は平面図で第6図は第5
図のA−A線の断面図、第7図は更に他の実施例
の断面図である。また、第8図〜第11図はいず
れも従来例を示すもので、第8図は充填物槽の縦
断面図、第9図は集配水機構付充填物支持床板の
構造を示す一部省略片側断面図、第10図は第9
図の平面図、第11図は第9図の下面図である。 1……スリツト、2……ストレーナ本体、3…
…固定用ボルト、4……ナツト、5……孔、6…
…ボルト頭部、7……ボルト差し込み孔、8……
接合部、9……パツキング、10……下部周壁、
ハ……充填物支持床板。
で、第1図は集配水機構付充填物支持床板の構造
を示す一部省略片側断面図、第2図は平面図であ
り、第3図〜第7図は本考案に用いるパツキング
の他の実施例を示す説明図で、第3図、第4図は
それぞれ断面図、第5図は平面図で第6図は第5
図のA−A線の断面図、第7図は更に他の実施例
の断面図である。また、第8図〜第11図はいず
れも従来例を示すもので、第8図は充填物槽の縦
断面図、第9図は集配水機構付充填物支持床板の
構造を示す一部省略片側断面図、第10図は第9
図の平面図、第11図は第9図の下面図である。 1……スリツト、2……ストレーナ本体、3…
…固定用ボルト、4……ナツト、5……孔、6…
…ボルト頭部、7……ボルト差し込み孔、8……
接合部、9……パツキング、10……下部周壁、
ハ……充填物支持床板。
Claims (1)
- 多数のスリツトあるいは小孔を有するストレー
ナと、多数の孔を穿つた充填物支持床板とからな
り、ストレーナ本体を充填物支持床板の孔に挿入
した固定用ボルトを用いて当該孔を覆うように充
填物支持床板の上部に取り付けた構造の集配水機
構付充填物支持床板において、ストレーナ本体と
充填物支持床板との接合部の間に、ストレーナ本
体の下部周壁に嵌合する形状の弾性材からなるパ
ツキングを付設したことを特徴とする集配水機構
付充填物支持床板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986186212U JPH059043Y2 (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986186212U JPH059043Y2 (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6390409U JPS6390409U (ja) | 1988-06-11 |
JPH059043Y2 true JPH059043Y2 (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=31135563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986186212U Expired - Lifetime JPH059043Y2 (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059043Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-04 JP JP1986186212U patent/JPH059043Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6390409U (ja) | 1988-06-11 |
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