JPH0589999A - 高周波四重極加速器 - Google Patents

高周波四重極加速器

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JPH0589999A
JPH0589999A JP24991891A JP24991891A JPH0589999A JP H0589999 A JPH0589999 A JP H0589999A JP 24991891 A JP24991891 A JP 24991891A JP 24991891 A JP24991891 A JP 24991891A JP H0589999 A JPH0589999 A JP H0589999A
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JP
Japan
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accelerating
electrodes
cavity
acceleration
facing
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JP24991891A
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Munehiro Ogasawara
宗博 小笠原
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、全体の大型化を招くことなく、機械
的強度の向上と大出力化とを図れる高周波四重極加速器
を提供する。 【構成】加速空胴21内に軸心線を境にして2個ずつ対
向するように合計4個の加速電極24〜27が配置さ
れ、これらのうちの対向する加速電極24,25は軸方
向の2箇所の位置において支持材29a,29bを介し
て加速空胴21の壁に固定されている。加速空胴21の
一方の端部には中心導体32が対向する加速電極26,
27の一端側を支持するように終端部付き同軸導波管3
0aが接続されており、他方の端部には中心導体32が
対向する加速電極26,27の他端側を支持するように
終端部付き同軸導波管30bが接続されている。加速空
胴21および終端部付き同軸導波管30a,30bは空
胴共振器を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電粒子を加速する高
周波四重極加速器に関する。
【0002】
【従来の技術】荷電粒子を加速する加速器には種々のタ
イプがある。高周波四重極加速器(以後、RFQと略称
する。)もその1つである。このRFQは、通常、図1
0に示すように、加速空胴1内に、この加速空胴1の軸
心線に沿い、かつ軸心線を境にして2個ずつが対向する
関係に合計4個のベーン型の加速電極2,3,4,5を
配置したものとなっている。各加速電極2,3,4,5
の対向面にはリップル6が形成されている。また、加速
空胴1の両端壁には、粒子入射口7および粒子出射口8
が形成されている。
【0003】このように構成されたRFQでは、図示し
ないRF源から、たとえばアンテナを介して加速空胴1
内に高周波パワ−が供給され、これによって加速モ−ド
が励起される。加速されるイオンは、図中矢印9で示す
ように粒子入射口7から入射され、加速電極間において
集束力を受けつつ加速され、粒子出射口8を介して送り
出される。イオンの速度をv、高周波の真空中での波長
をλとすると、加速電極2〜5に形成されるリップル6
の周期は、vλに比例した値に設定される。
【0004】ところで、このようなRFQで重いイオン
を加速する場合、その速度が非常に遅いため、機械的に
許容される構造にするためには、λを大きくする必要が
ある、すなわち、共振周波数を下げる必要がある。ま
た、大電流を加速するためにも共振周波数を下げる必要
がある。
【0005】しかし、通常のRFQでは共振周波数が加
速空胴1の半径に反比例するため、共振周波数を下げる
ことは装置の大型化につながる。そこで、このような不
具合を解消するために、たとえば特開平2−37700
号公報では図11に示されているように、加速空胴の外
部にレッヘル線構造の共振部10を設けて実用上許容さ
れる大きにすることを提案している。
【0006】しかしながら、この方式ではレッヘル線1
1の2本の中心導体12,13で加速電極2〜5の中央
部を支持するようにしているため、機械的に弱く、しか
も冷媒を流し難い構成であるために除熱が難しく、大出
力化が困難であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の高
周波四重極加速器では、小型で、大出力のビ−ムを得る
ことが困難であった。
【0008】そこで、本発明は、全体の小型化を図れる
ことは勿論のこと、機械的な強度を確保し易い構造で、
しかも冷却が容易で、大出力化が可能であるとともに異
なるイオン種の加速にも応用できる高周波四重極加速器
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る代表的な高周波四重極加速器では、加
速空胴と、この加速空胴内に上記加速空胴の軸心線に沿
い、かつ上記軸心線を境にして2個ずつ対向配置された
合計4個の加速電極と、これら加速電極のうちの対向す
る少なくとも一方の加速電極対の軸方向中途位置を前記
加速空胴の壁に固定する複数の支持部材と、前記加速空
胴の一方の端部に接続されるとともに中心導体が前記加
速電極のうちの対向する一方の加速電極対に接続された
第1の終端部付き同軸導波管と、前記加速空胴の他方の
端部に接続されるとともに中心導体が前記加速電極のう
ちの対向する一方または他方の加速電極対に接続されて
前記加速空胴と前記第1の終端部付き同軸導波管とで空
胴共振器を構成する第2の終端部付き同軸導波管とを備
えている。
【0010】
【作用】加速空胴と第1および第2の終端部付き同軸導
波管とは、モ−ドとして安定なTEMモ−ドの共振器を
構成する。この場合、4個の加速電極のうちの対向する
一方の加速電極対は軸方向の、たとえば2箇所が加速空
胴の壁に支持部材を介して固定されており、他方の加速
電極対はその両端部が第1および第2の終端部付き同軸
導波管の中心導体によって支持されているので、構造的
に機械強度を確保し易く、堅牢な加速器を実現できる。
また、対をなす加速電極を複数箇所で支持するようにし
ているので、各支持部分の内部に冷媒案内路を形成する
ことができ、この冷媒案内路を使って各加速電極内に形
成された冷媒通路に多量の冷媒を流すことが可能とな
る。したがって、大出力化が可能となる。さらに、各同
軸導波管の終端部のインピ−ダンスを調整することによ
り、実効的な共振器長を変えることができ、これによっ
て共振周波数を変えることも可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1には本発明の一実施例に係る高周波四重極加速
器が示されている。図中21は加速空胴を示している。
この加速空胴21の両端部には粒子入射口22と粒子出
射口23とが形成されている。
【0012】加速空胴21内には、加速空胴21の軸心
線に沿い、かつ軸心線を境にして2個ずつが対向する関
係に合計4個のベーン型の加速電極24,25,26,
27が配置されている。これら加速電極24〜27の軸
方向の長さは、励起高周波の波長λより十分短く形成さ
れている。加速電極24〜27のうち、対をなす加速電
極24,25の両端部は、図3にも示すように、支持リ
ング28a,28bによって連結されている。そして、
これら支持リング28a、28bは、それぞれ支持材2
9a,29bを介して加速空胴21の壁に固定されてい
る。すなわち、この例では対をなす加速電極24,25
の軸方向の2箇所が支持リング28a,28bおよび支
持材29a,29bを介して加速空胴21の壁に固定さ
れている。勿論、支持箇所を2箇所以上にしてもよい。
【0013】加速空胴21の両端部には、加速空胴21
とで空胴共振器を構成する第1および第2の同軸導波管
30a,30bが接続されている。これら第1および第
2の同軸導波管30a,30bは、それぞれ外部導体3
1と、中心導体32と、終端部33とで構成されてい
る。各中心導体32は、加速空胴21内まで延出され、
図2にも示すように、加速電極24〜27のうちの対を
なす加速電極26,27を連結した支持リング34a,
34bに接続されている。すなわち、この例では対をな
す加速電極26,27の軸方向の両端部が支持リング3
4a,34bを介して各中心導体32に支持されてい
る。
【0014】第1および第2の同軸導波管30a,30
bの終端部33は、図4に示すように、中心導体32と
外部導体31との間に接続された可変容量素子35と、
同じく両導体間に接続された可変インダクタンス素子3
6とを備えている。可変容量素子35は、平行に配置さ
れた平板電極37a,37bと、これら電極の間隔を可
変する位置調整素子38とで構成されている。一方、可
変インダクタンス素子36は、スパイラル巻線39と、
このスパイラル巻線39内への挿入度を可変に設けられ
たフェライト棒40とで構成されている。
【0015】一方、加速電極24〜27内には図示しな
い冷媒通路が形成されている。すなわち、対をなす加速
電極24,25内には、電極の各部を冷却するための冷
媒通路が形成されており、この冷媒通路の一端側は支持
リング28a内および支持材29a内に形成された図示
しない冷媒案内路を介して図示しない冷媒供給源に接続
され、また他端側は支持リング28b内および支持材2
9b内に形成された図示しない冷媒案内路を介して図示
しない冷媒回収部に接続されている。同様に、対をなす
加速電極26,27内にも、電極の各部を冷却するため
の冷媒通路が形成されており、この冷媒通路の一端側は
支持リング34a内および同軸導波管30aの中心導体
32内に形成された図示しない冷媒案内路を介して図示
しない冷媒供給源に接続され、また他端側は支持リング
34b内および同軸導波管30bの中心導体32内に形
成された図示しない冷媒案内路を介して図示しない冷媒
回収部に接続されている。なお、これらの図では高周波
パワーの導入部が省略されている。また、図4中、41
は絶縁材を示している。
【0016】このように構成された高周波四重極加速器
では、加速空胴21と第1および第2の同軸導波管30
a,30bとで、周波数が可変で、TEMモ−ドの共振
器が構成されている。加速されるイオンは、図1中矢印
42で示すように粒子入射口22から入射され、加速電
極間において集束力を受けつつ加速され、粒子出射口2
3を介して送り出される。この例においては、加速空胴
21と第1および第2の同軸導波管30a,30bとで
共振周波数を設定しているので、加速空胴21の半径を
大きくすることなく共振周波数を下げることができる。
【0017】そして、この場合には4個の加速電極24
〜27のうちの対をなす加速電極24,25の軸方向の
2箇所を加速空胴21の壁に支持材29a,29bを介
して固定し、他の対をなす加速電極26,27の両端部
を第1および第2の同軸導波管30a,30bにおける
中心導体32で支持するようにしているので、構造的に
機械強度を確保し易い。したがって、堅牢な加速器を実
現できる。また、対をなす加速電極をそれぞれ複数箇所
で支持するようにしているので、各支持部分の内部を使
って各加速電極内に形成された冷媒通路に多量の冷媒を
流すことが可能となる。したがって、大出力化が可能と
なる。また、この実施例の場合には各同軸導波管30
a,30bの終端部33に設けられた可変容量素子35
や可変インダクタンス素子36のインピーダンスを調整
することにより、実効的な共振器長を変えることがで
き、これによって共振周波数を変えることができるの
で、異なるイオン種の加速にも適用できる。
【0018】なお、上述した実施例では、終端部33に
可変容量素子35や可変インダクタンス素子36を設け
て共振周波数を可変できるようにしているが、図5に示
すように、中心導体32に短絡板43をスライド自在に
装着し、短絡板43の位置を変えることによってインピ
ーダンスを変えるようにしてもよい。図6には本発明の
別の実施例に係る高周波四重極加速器が示されている。
この図では第1図と同一部分が同一符号で示されてい
る。したがって、重複する部分の詳しい説明は省略す
る。
【0019】この実施例に係る加速器が図1に示した実
施例と異なる点は、第1および第2の同軸導波管に代え
て第1および第2のレッヘル線51a,51bを用いて
いることにある。第1および第2のレッヘル線51a,
51bは、それぞれ外部導体52と、2本の中心導体5
3,54と、終端部55とで構成されている。
【0020】第1および第2のレッヘル線51a,51
bにおける中心導体53は、それぞれ加速空胴21内ま
で延出され、加速電極24〜27のうちの対をなす加速
電極26,27の両端部を連結した支持リング56a,
56bに接続されている。また、中心導体54もそれぞ
れ加速空胴21内まで延出され、加速電極24〜27の
うちの対をなす加速電極24,25の両端部を連結した
支持リング57a,57bに接続されている。すなわ
ち、この例では対をなす加速電極の軸方向の両端部が支
持リング56a,56bおよび支持リング57a,57
bを介して各レッヘル線51a,51bの各中心導体5
3、54に支持されている。
【0021】第1および第2のレッヘル線51a,51
bの終端部55は、図7に示すように、中心導体53,
54間に接続された可変容量素子58と、同じく中心導
体53,54間に接続された可変インダクタンス素子5
9とを備えている。可変容量素子58は、平行に配置さ
れた平板電極60a,60bと、これら電極の間隔を可
変する図示しない位置調整素子とで構成されている。可
変インダクタンス素子59は、スパイラル巻線61と、
このスパイラル巻線61内への挿入度を可変に設けられ
たフェライト棒62とで構成されている。
【0022】一方、加速電極24〜27内には図示しな
い冷媒通路が形成されている。すなわち、対をなす加速
電極24,25内には、電極の各部を冷却するための冷
媒通路が形成されており、この冷媒通路の一端側は支持
リング57a内および第1のレッヘル線51aにおける
中心導体54内に形成された図示しない冷媒案内路を介
して図示しない冷媒供給源に接続され、また他端側は支
持リング57b内および第2のレッヘル線51bにおけ
る中心導体54内に形成された図示しない冷媒案内路を
介して図示しない冷媒回収部に接続されている。同様
に、対をなす加速電極26,27内にも、電極の各部を
冷却するための冷媒通路が形成されており、この冷媒通
路の一端側は支持リング56a内および第1のレッヘル
線51aにおける中心導体53内に形成された図示しな
い冷媒案内路を介して図示しない冷媒供給源に接続さ
れ、また他端側は支持リング56b内および第2のレッ
ヘル線51bにおける中心導体53内に形成された図示
しない冷媒案内路を介して図示しない冷媒回収部に接続
されている。なお、この図においも高周波パワーの導入
部が省略されている。
【0023】このように構成された高周波四重極加速器
では、加速空胴21と第1および第2のレッヘル線51
a,51bとで、周波数が可変で、TEMモ−ドの共振
器が構成されている。この例においては、加速空胴21
と第1および第2のレッヘル線51a,51bとで共振
周波数を設定しているので、加速空胴21の半径を大き
くすることなく共振周波数を下げることができる。ま
た、4個の加速電極24〜27のうちの対をなす加速電
極24,25の軸方向の両端部および対をなす加速電極
26,27の両端部を第1および第2のレッヘル線51
a,51bの中心導体53,54でそれぞれ支持するよ
うにしているので、構造的に機械強度を確保し易い。ま
た、対をなす加速電極をそれぞれ複数箇所で支持するよ
うにしているので、各支持部分の内部を使って各加速電
極内に形成された冷媒通路に多量の冷媒を流すことが可
能となる。したがって、前記実施例と同様に、機械的に
堅牢で、しかも大出力化が可能となる。また、この実施
例においても各レッヘル線51a,51bの終端部55
に設けられた可変容量素子58や可変インダクタンス素
子59のインピーダンスを調整することにより、実効的
な共振器長を変えることができ、これによって共振周波
数を変えることができるので、異なるイオン種の加速に
も適用できる。
【0024】図6に示す実施例では、終端部55内に可
変容量素子58や可変インダクタンス素子59を設けて
共振周波数を可変できるようにしているが、図8に示す
ように、中心導体53,54に短絡板63をスライド自
在に装着し、この短絡板63の位置を変えることによっ
てインピーダンスを変えるようにしてもよい。
【0025】また、図6に示す実施例では加速空胴21
に2本のレッヘル線を接続しているが、3本以上のレッ
ヘル線を接続して機械的強度の向上と長い加速領域の確
保を図るようにしてもよい。
【0026】図9には本発明のさらに別の実施例に係る
高周波四重極加速器が示されている。この図では図1と
同一部分が同一符号で示されている。したがって、重複
する部分の説明は省略する。
【0027】この実施例に係る加速器が図1に示すもの
と異なる点は次の2点である。すなわち、対をなす加速
電極26,27の一端側が支持リング34aを介して第
1の終端部付き同軸導波管30aの中心導体32に支持
され、他端側が支持リング28bおよび支持材29bを
介して加速空胴21の壁に支持されている。また、対を
なす加速電極24,25の一端側が支持リング28aお
よび支持材29aを介して加速空胴21の壁に支持さ
れ、他端側が支持リング34bを介して第2の終端部付
き同軸導波管30bの中心導体32に支持されている。
【0028】このように、対をなす電極26,27を第
1の終端部付き同軸導波管30aの中心導体32と加速
空胴21の壁で支持し、対をなす電極24,25を逆に
加速空胴21の壁と第2の終端部付き同軸導波管30b
の中心導体32とで支持することで、各加速電極対につ
いて複数箇所での支持が可能となり、結局、前記各実施
例と同様の効果を発揮させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、小
型化と機械的強度の向上と大出力化とを同時に図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る高周波四重極加速器を
一部切欠して示す斜視図、
【図2】図1におけるA−A線に沿って切断し矢印方向
に見た図、
【図3】図1におけるB−B線に沿って切断し矢印方向
に見た図、
【図4】同高周波四重極加速器に組込まれた同軸導波管
の終端部の構成説明図、
【図5】終端部の変形例の構成説明図、
【図6】本発明の別の実施例に係る高周波四重極加速器
を一部切欠して示す斜視図、
【図7】同高周波四重極加速器に組込まれたレッヘル線
の終端部の構成説明図、
【図8】同終端部の変形例の構成説明図、
【図9】本発明のさらに別の実施例に係る高周波四重極
加速器を一部切欠して示す斜視図、
【図10】従来の高周波四重極加速器を一部切欠して示
す斜視図、
【図11】従来の高周波四重極加速器の別の例を一部切
欠して示す斜視図。
【符号の説明】
21…加速空胴、 24,25,2
6,27…加速電極、 28a,28b,34a,34b,56a,56b,5
7a,57b…支持リング、 29a,29b…支持材、 30a…第1の同
軸導波管、 30b…第2の同軸導波管、 31…外部導体、 32…中心導体、 33…終端部、 35,58…可変容量素子、 36,59…可変
インダクタンス素子、 43,63…短絡板、 51a,51b…
レッヘル線、 52…外部導体、 53,54…中心
導体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加速空胴と、この加速空胴内に上記加速空
    胴の軸心線に沿い、かつ上記軸心線を境にして2個ずつ
    対向配置された合計4個の加速電極と、これら加速電極
    のうちの対向する少なくとも一方の加速電極対の軸方向
    中途位置を前記加速空胴の壁に固定する複数の支持部材
    と、前記加速空胴の一方の端部に接続されるとともに中
    心導体が前記加速電極のうちの対向する一方の加速電極
    対に接続された第1の終端部付き同軸導波管と、前記加
    速空胴の他方の端部に接続されるとともに中心導体が前
    記加速電極のうちの対向する一方または他方の加速電極
    対に接続されて前記加速空胴と前記第1の終端部付き同
    軸導波管とで空胴共振器を構成する第2の終端部付き同
    軸導波管とを具備してなることを特徴とする高周波四重
    極加速器。
  2. 【請求項2】加速空胴と、この加速空胴内に上記加速空
    胴の軸心線に沿い、かつ上記軸心線を境にして2個ずつ
    対向配置された合計4個の加速電極と、前記加速空胴の
    一方の端部に接続されるとともに一方の中心導体が前記
    加速電極のうちの対向する一方の加速電極対に接続さ
    れ、他方の中心導体が前記加速電極のうちの対向する他
    方の加速電極対に接続された第1の終端部付きレッヘル
    線と、前記加速空胴の他方の端部に接続されるとともに
    一方の中心導体が前記一方の加速電極対に接続され、他
    方の中心導体が前記他方の加速電極対に接続されて前記
    加速空胴と前記第1の終端部付きレッヘル線とで空胴共
    振器を構成する第2の終端部付きレッヘル線とを具備し
    てなることを特徴とする高周波四重極加速器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016135877A1 (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 三菱電機株式会社 シンクロトロン用入射器システム、およびドリフトチューブ線形加速器の運転方法

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