JPH0589234A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JPH0589234A
JPH0589234A JP24924791A JP24924791A JPH0589234A JP H0589234 A JPH0589234 A JP H0589234A JP 24924791 A JP24924791 A JP 24924791A JP 24924791 A JP24924791 A JP 24924791A JP H0589234 A JPH0589234 A JP H0589234A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の近傍画像処理を種々の形態で柔軟に構
成できる画像処理方法及びその装置を得る。 【構成】 入力データの径路を生成制御する径路制御手
段1より出力された画像データは、近傍画素算出手段2
により近傍画素データが算出され、近傍画素演算手段3
により近傍画像処理が実行され、選択出力手段5に入力
される。その後、必要があれば径路制御手段1へフィー
ドバックし、再度上記処理を繰り返したり、径路制御手
段1より複数種類の画像データを出力して並列に近傍画
像処理を行う等により、種々の近傍画像処理を柔軟に行
うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像処理分野におけ
る画像処理方法及びその装置に関し、特に画像データの
近傍処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複雑な画像処理の場合、2次元配列を持
つ多ビットや1ビットのデータに適当な画像処理を実行
し、必要があれば画像処理形態を変えて繰り返すのが一
般的である。また、上記画像処理は、処理結果を一度メ
モリに書き込み、次の処理においては、このメモリより
処理データを読み出し、次の画像処理を実行し、再度そ
の結果をメモリに書き込むことを繰り返してもよいが、
必要な画像処理を追次的に実行し、最後にメモリに書き
込むのが処理速度向上のために最近では一般的になって
きている。
【0003】その際、画像処理の対象となるデータは大
きく次の3種類に分けられる。 多値の画像の輝度を表す、所謂濃淡画像データ 二値の画像の輝度を表す、所謂二値画像データ 多値及び二値の画像の特徴を表すコードデータ
【0004】しかし、上記3種類のデータは全てコード
データと考えることができ、の濃淡画像データも、
の二値画像データもコードデータの特別な場合と考えら
れ、また、コードデータがビット単位で意味を持つこと
が多いことと、二値画像データがビットデータであるこ
とにより、二次元配列のコードデータを最少単位として
ビットにまで分割し、ビット単位での処理を可能とし、
必要があればビットを統合し、複数ビットで1つの意味
をなすコードを生成する仕組みを用意しておけば、上記
〜のデータに対する従来の画像処理を統括的に扱う
ことができる。更に、画像処理ブロックを複数個用意
し、各ブロックへの入力径路を処理に応じて柔軟に変え
られるようにしておけば、処理単位に固有の処理径路を
持つハードウェアを作る必要もなくなる。
【0005】また、画像処理の形態は大きく2つに分け
られる。 二次元配列の1つのデータにのみ処理結果が得ら
れ、その周辺のデータに依存しない処理(例えば、画像
を反転する処理は、自分自身を、その補数に変えるだけ
である)。 二次元配列の1つのデータとその周辺(近傍)デー
タにより、1つに処理結果を算出する処理(例えば、画
像のエッジ(輪郭)を見つける処理は自分自身だけでは
不可能であり、自分自身とその周辺(近傍)画素との関
係により、はじめてエッジ(輪郭)であることがわか
る)。 しかし、はの特別な場合と考えられ、の近傍処理
を柔軟に行える手段があれば、の画像処理のみなら
ず、の画像処理も可能である。
【0006】画像データをビット単位に分割統合するも
のとして、ビデオ表示用のフレームメモリが知られてお
り、画像データ8ビットの各ビットに8種類の二値画像
の画素データを対応させ、例えば、第nビットのデータ
は第n番目の画像を表すことになり、第n番目の画像を
処理する際、8ビットデータの第nビットを取り出し、
処理後また8ビットデータへ統合する。
【0007】例えば、特開昭63−201792号公報
に開示されている「ビデオ表示アダプタ」も上記フレー
ムメモリにおけるデータのアクセス方法に関するもので
あり、フレームメモリのデータ径路を再配置すること
で、ビット単位、ハーフバイト単位、バイト単位のアク
セスをスムーズに行わせるものである。このように、画
像データをビット単位に分割し、データ径路を適当に変
えることにより、フレームメモリにおける画像データの
アクセスを効率よく行わせることは、従来例として存在
している。
【0008】しかし、フレームメモリの画像データをビ
ット単位に分解統合する方法にとどまり、画像処理対象
データを1つのコードデータとして、統括し、画像処理
自体も近傍演算処理として統括し、コードデータをビッ
ト単位に分割し、追次的に或いは並列的に画像処理し、
再度統合し、しかも処理形態や処理手順を柔軟に変えら
れるものは従来存在しなかった。
【0009】尚、上記特開昭63−201792号公報
に開示されている「ビデオ表示アダプタ」が「データ径
路の再配置をする」という点では本発明と似ているが、
これは「最小単位としてビット単位での追次的若しくは
並列的な処理形態や処理手順をかえる」ものではない。
【0010】更に、具体的に図面を参照して従来の技術
を説明する。図12及び図13は、近傍処理を行う従来
の画像処理装置の構成を示す説明図であり、図におい
て、6は処理画像のある局所近傍演算を行うための近傍
処理モジュールであり、7は処理対象画像が格納されて
いる画像メモリAであり、8は画像データを複数個の入
力ポートのうち1つへ選択入力するか、複数個の出力ポ
ートのうちの1つを選択し画像データを選択出力するか
を制御するゲートであり、9は処理された画像を格納す
るための画像メモリBである。
【0011】図14は、近傍処理モジュール6の構成を
示す説明図であり、2は入力画像データの近傍画素デー
タを算出する近傍画素算出手段、3は算出された近傍画
素データ群により決定される1ビットデータ若しくは多
ビットデータを算出する近傍画素演算手段である。
【0012】次に動作について説明する。図12におい
て、画像メモリA7より1画素づつ追次的に読み出され
た画像データは、ゲート8で選択された必要な近傍処理
モジュール6により近傍演算が行われ、画像メモリB9
に1画素づつ追次的に書き込まれる。
【0013】近傍演算は、例えば、図15に示されるよ
うに3×3近傍と呼ばれるx4 データとx4 データを中
心とした8画素との合計9画素(x0 〜x8 )により、
1ビットまたは多ビットのデータを出力する処理を対象
画像全域について行う処理である。3×3近傍画素(x
0 〜x8 )を算出するのは、図14に示した近傍画素算
出手段2で行ない、算出された3×3近傍画素(x0
8 )により1ビットまたは多ビットのデータを出力す
るのは、図14に示した近傍画素演算手段3で行う。
【0014】図16と図17は、3×3近傍演算の1例
であり、図16は対象画像が二値画像のとき、x0 〜x
8 9画素全て1のときのみ1を出力、それ以外は0を出
力する収縮処理を示し、図17は対象画像が濃淡画像の
とき、x0 〜x8 9画素の最小値を出力する最小値処理
を示している。
【0015】図16のソース画像(1)は、トゲ(ノイ
ズ)のついた黒円であるが、これに収縮処理を施すと、
トゲ(ノイズ)を除去できると共に黒円そのものを小さ
く(収縮)することができる。従って、収縮と反対の処
理(膨張処理と呼ぶ)をつづいて施すと、収縮した黒円
をもとの大きさに膨張させトゲ(ノイズ)の除去だけを
行うことができる。
【0016】図17のソース画像(1)はトゲ(ノイ
ズ)のついた黒球であるがこちらは濃淡画像である。収
縮処理にあたるのが最小値処理で、同様にトゲ(ノイ
ズ)を除去し、黒球を収縮させることができる。続い
て、最大値処理を施せば、黒球をもとの大きさに膨張さ
せ、ノイズのみを除去することができる。
【0017】このように、近傍処理はノイズ除去、画像
強調、エッジ抽出、画像の特徴点抽出等、種々の応用が
可能である。従って、必要に応じて近傍処理モジュール
を使い分け、図12に示すように、予め必要な近傍処理
モジュールをNo.0〜No.iのi個準備しておく。
また、図13は、近傍処理モジュールをシリアルに接続
したもので前述の収縮処理の後、膨張処理を続けて行う
ときなどに使用する。更に、図12と図13を組み合わ
せた形態も多く見られる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置は
以上のように構成されているので、必要な近傍処理モジ
ュールを何個も用意する必要があり、近傍処理モジュー
ル間の配置も固定で、用途によって全く別の回路構成に
する必要もあり、柔軟性に欠けるという問題点があっ
た。
【0019】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、種々の近傍処理を種々の形態で
柔軟に構成できる画像処理方法及びその装置を得ること
を目的とする。
【0020】即ち、本発明は、以上の観点から二次元配
列の画像データ若しくはコードデータをビット単位に分
割し、少なくともビット単位で近傍データを算出し、算
出された近傍データに対して処理に応じて柔軟にその手
順(径路)を構成できる1個以上の近傍演算を行う手段
に入力させ、追次的、並列的に画像処理を行ない最終的
に最小単位としてビットをデータ長としてもつ1個以上
の出力データを統合し、1つのコードデータとして算出
するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る画像処
理方法は、入力されたコードデータをビット単位に分解
或いは結合し、データの径路を生成制御する径路制御手
段及び近傍画素演算手段により演算されたデータを前記
径路制御手段へフィードバック或いは次段へ出力させる
選択出力手段のデータ径路を設定する第1のステップ
と、前記近傍画素演算手段のオペレーションを選択する
第2のステップと、画像データの入力を開始する第3の
ステップと、一連の処理が終了したか否か判断する第4
のステップとから構成されている。
【0022】第2の発明に係る画像処理方法は、前記径
路制御手段及び選択出力手段のデータ径路を設定する前
に前記近傍画素演算手段のオペレーションを選択するも
のである。
【0023】第3の発明に係る画像処理装置は、入力さ
れた画像データ若しくはコードデータをビット単位に分
解若しくは結合し、データの径路を生成制御する径路制
御手段、前記径路制御手段より出力された画素データの
近傍画素データを算出する近傍画素算出手段、前記近傍
画素算出手段より算出された近傍画素データ群により決
定される1ビットデータ若しくは多ビットデータを算出
する近傍画素演算手段、前記近傍画素演算手段より算出
された1ビットデータ若しくは多ビットデータを前記径
路制御手段へフィードバックさせるか若しくは次段へ出
力させる選択出力手段を備えたものである。
【0024】第4の発明に係る画像処理装置は、複数の
演算結果のうちから1つを選択出力することができる近
傍画素演算手段を備えたものである。
【0025】第5の発明に係る画像処理装置は、前記1
ビットのm個の近傍画素算出手段をまとめてmビットの
1個の近傍画素算出手段とし、mビットの画像データの
近傍画素演算が可能となるようにしたものである。
【0026】第6の発明に係る画像処理装置は、mビッ
トの画像データを前記径路制御手段へ入力した後、前記
mビットのうち1ビットデータを選択出力し、m個の前
記近傍画素算出手段の1つに入力、近傍画素を算出出力
した後、続いてR個(R≧m)の前記近傍画素演算手段
の1つに入力、近傍画素群の組み合せにより、決定され
る1ビットデータを出力、前記選択出力手段を経て、1
ビットの画像データとして出力するようにしたものであ
る。
【0027】第7の発明に係る画像処理装置は、mビッ
トの画像データを前記径路制御手段へ入力した後、前記
mビットのうち1ビットデータを選択出力し、m個の前
記近傍画素算出手段の1つに入力、近傍画素を算出出力
した後、続いてR個(R≧m)の前記近傍画素演算手段
の1つに入力、近傍画素群の組み合せにより決定される
1ビットデータを出力、前記選択出力手段を経て、再度
前記径路制御手段へフィードバックすることn(n≦
m)回連続して行ない、1ビットの画像データとして出
力するようにしたものである。
【0028】第8の発明に係る画像処理装置は、mビッ
トの画像データを前記径路制御手段へ入力した後、前記
mビットのうち1ビットデータを選択出力し、n個(n
≦m)の前記近傍画素算出手段全てに入力、n(n≦
m)組について近傍画素を算出出力した後、続いて、n
(n≦m)個の前記近傍画素演算手段全てに入力、近傍
画素群の組み合せにより決定される1ビットデータをn
(n≦m)組出力、前記選択出力手段へ入力、n(n≦
m)ビットデータにまとめて出力するようにしたもので
ある。
【0029】第9の発明に係る画像処理装置は、mビッ
トの画像データを前記径路制御手段へ入力した後、前記
mビットデータをn(n≦m)個の1ビットデータに分
解出力し、n(n≦m)個の前記近傍画素算出手段へ各
々入力、n(n≦m)組について近傍画素を算出出力し
た後、続いてn(n≦m)個の前記近傍画素演算手段全
てに入力、近傍画素群の組み合せにより決定される1ビ
ットデータをn組(n≦m)出力、前記選択出力手段へ
入力、n(n≦m)ビットデータにまとめて出力するよ
うにしたものである。
【0030】第10の発明に係る画像処理装置は、mビ
ットの画像データを前記径路制御手段へ入力した後、前
記mビットのうち1ビットデータを選択出力し、m個の
前記近傍画素算出手段の1つに入力、近傍画素を算出出
力した後、続いて、R(R≧m)個の前記近傍画素演算
手段の1つに入力、近傍画素群の組み合せにより決定さ
れるl(l≧2)ビットデータを、前記選択出力手段を
経て出力するようにしたものである。
【0031】
【作用】第1の発明は、径路制御手段及び選択出力手段
のデータ径路を設定し、近傍画素演算手段のオペレーシ
ョンを選択した後、画像データの入力を開始し、一連の
処理が終了したか否か判断する。
【0032】第2の発明は、径路制御手段及び選択出力
手段のデータ径路の設定の前に近傍画素演算手段のオペ
レーションを選択する。
【0033】第3の発明における径路制御手段と選択出
力手段は、画像データの近傍画素演算のシーケンス処理
を柔軟に構成できる。
【0034】第4の発明における複数の演算結果のうち
から1つを選択出力することができることは、複数の画
像処理より1つを選択できる。
【0035】第5の発明における1ビットのm個の近傍
画素算出手段をまとめてmビットの1個の近傍画素算出
手段とすることは、二値(1ビット)画像処理のみなら
ず濃淡(多ビット)画像処理も可能とする。
【0036】第6の発明における径路制御手段がmビッ
トの画像データより1ビットの画像データを選択できる
ことは、最大m種類の二値(1ビット)画像のうち1つ
を選択処理できる。
【0037】第7の発明における選択出力手段から径路
制御手段へ処理データをフィードバックさせることは、
一連の近傍画素演算を連続して追次的に実行できる。
【0038】第8の発明における径路制御手段がmビッ
トの画像データのうち1ビットの画像データを選択出力
し、n(n≦m)個の近傍画素算出手段全てに入力でき
ることは、1つの二値(1ビット)画像に対してn通り
の画像処理を同時にできる。
【0039】第9の発明における径路制御手段がmビッ
トの画像データのうちn個の1ビット画像データを選択
出力し、n(n≦m)個の近傍画素算出手段全てに入力
できることは、n個の二値(1ビット)画像に対して同
時に各々n組の画像処理を可能にする。
【0040】第10の発明における近傍画素演算手段が
l(l≧2)ビットデータを出力できることは、二値
(1ビット)画像、濃淡(多ビット)画像に対して多値
のコードデータ若しくは多値の画像データを出力するこ
とができる。
【0041】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、第1の発明に係る画像処理方法の主動作
を示すフローチャートであり、図2は該画像処理方法を
実現するための構成を示す回路図である。本実施例で
は、第1に入力された画像データ若しくはコードデータ
をビット単位に分解若しくはは結合し、データの径路を
生成制御する径路制御手段及び近傍画素演算手段(後
述)により算出された1ビットデータ若しくは多ビット
データ(8ビットデータ)を径路制御手段へフィードバ
ックさせるか若しくは次段へ最終出力データとして出力
させる選択出力手段のデータ径路を設定する(S1:図
2に示す各種MPX(マルチプレクサ)A0〜A7(径
路制御手段)、C0〜C7、D(選択出力手段)の設定
により行う)。次に、近傍画素算出手段(後述)により
算出された近傍画素データ群の値により決定される1ビ
ットデータを算出する近傍画素演算手段のオペレーショ
ンを選択する(S2:図2に示すMPX(マルチプレク
サ)B0〜B7(選択出力手段)の設定により行う(本
実施例では、1ビット×9の近傍画素演算手段はROM
になっており、出力データ8ビットに各々ファンクショ
ンを割り付け選択できる構成になっている)。更に、画
像データの入力をスタートし(S3:図2に示すIN
〔0..7〕を追次的に入力する)、最後に、処理が終
了したか否かを判断する(S4:処理が終了したか否か
は、図2に示すOUT〔0..7〕が出力完了したか否
かにより判断する)。ここで、処理が終了していないと
判断した場合には処理終了となるまで判断を繰り返し、
処理が終了した場合には一連の処理動作を終了させる。
【0042】第2の発明は、上記第1の発明におけるス
テップS1とステップS2の処理順序が入れ代わったも
のである。即ち、先に、近傍画素演算手段のオペレーシ
ョンを選択し、その後、径路選択手段及び選択出力手段
のデータ径路を設定するものである。
【0043】次に、第3の発明の一実施例について説明
する。図3において、1は入力された画像データ若しく
はコードデータをビット単位に分解若しくは結合し、デ
ータの径路を生成制御する径路制御手段、2は径路制御
手段1より出力された画素データの近傍画素データを算
出する近傍画素算出手段、3は近傍画素算出手段より算
出された近傍画素データ群の値により決定される1ビッ
トデータを算出する近傍画素演算手段、4は多ビットデ
ータ(8ビットデータ)を算出する近傍画素演算手段、
5は近傍画素演算手段3、4より算出された1ビットデ
ータ若しくは多ビットデータ(8ビットデータ)を径路
制御手段1へフィードバックさせるか、若しくは次段へ
最終出力データとして出力させる選択出力手段である。
【0044】第4の発明の一実施例を図について説明す
る。全体の構成は上記図3と同じであり、図4は、近傍
画素演算手段3、4の内部構成を示し、10は入力され
た近傍画素データ群の値によって決定されるデータを算
出するファンクションブロックであり、11は複数のフ
ァンクションブロック10より出力されたデータを選択
するためのマルチプレクサである。
【0045】第5の発明の一実施例を図について説明す
る。図5は第5の発明の特徴を最もよく表す図であり、
その構成は図3と同一であるがデータの流れる径路が異
なっている。
【0046】第6の発明の一実施例を図について説明す
る。図6は第6の発明の特徴を最もよく表す図であり、
その構成は図3と同一であるがデータの流れる径路が異
なっている。
【0047】第7の発明の一実施例を図について説明す
る。図7は第7の発明の特徴を最もよく表す図であり、
その構成は図3と同一であるがデータの流れる径路が異
なっている。
【0048】第8の発明の一実施例を図について説明す
る。図8は第8の発明の特徴を最もよく表す図であり、
その構成は図3と同一であるがデータの流れる径路が異
なっている。
【0049】第9の発明の一実施例を図について説明す
る。図9は第9の発明の特徴を最もよく表す図であり、
その構成は図3と同一であるがデータの流れる径路が異
なっている。
【0050】第10の発明の一実施例を図について説明
する。図10は第10の発明の特徴を最もよく表す図で
あり、その構成は図3と同一であるがデータの流れる径
路が異なっている。
【0051】次に、第3の発明の動作について説明す
る。図11で示される一連の近傍処理を行う必要があっ
たとする。つまり、画像メモリA7より読み出された二
値画像が、近傍処理モジュールNo.0からNo.3ま
でによってシリアルに近傍処理された後、近傍処理モジ
ュールNo.4からNo.7までによって同時にパラレ
ルに4種類の近傍処理が行われ、4組の1ビットデータ
が抽出され、その後、論理判定手段12で1ビットデー
タに変換され画像メモリB9へ書き込まれるまでの処理
を考える。尚、論理判定手段12は、例えば、4組の1
ビットデータ全てが1なら1を出力、そうでなければ0
を出力するという4組の1ビットデータの組合せにより
1または0を出力する手段と考える。
【0052】この一連の処理のうち近傍モジュールN
o.4からNo.7までの処理が第3の発明の一例とし
て実現できることを図3において以下に説明する。図3
において、入力画像は8ビットとしているが、このうち
のいずれか1ビットに対象とする二値画像の画像データ
を入力し、径路制御手段1により、この画像データ1ビ
ットを取り出し、近傍画素算出手段2のNo.0へ出力
する。近傍画素算出手段2は、3×3近傍の9個の画素
を算出し、No.0からNo.7の8組から成る。近傍
画素算出手段2のNo.0で3×3近傍の9個の画素デ
ータが算出された後、近傍画素演算手段3のNo.0で
近傍処理が行われ、前述した近傍処理モジュールNo.
0の近傍処理が行われたことになる。
【0053】近傍画素演算手段3のNo.0より出力さ
れた二値画像データは、次に選択出力手段5を経由し、
径路制御手段1へフィードバックされ、今度は近傍画素
算出手段2のNo.1へ入力される。同様にして、近傍
処理モジュールNo.1のみならずNo.2、No.3
の近傍処理が行われ、最後に近傍画素演算手段3のN
o.3の出力二値画像データは選択出力手段5を経由し
径路制御手段1へフィードバックされる。
【0054】このフィードバックされた近傍画素演算手
段3のNo.3の出力二値画像データは、次に近傍画素
算出手段2のNo.4からNo.7までに同時に入力さ
れ、近傍画素算出後、近傍画素演算手段3のNo.4か
らNo.7までに入力され、4組の近傍処理が同時に行
われ、4組の出力データが選択出力手段5に入力され、
4ビットデータにまとめられて出力され図11で示され
る一連の近傍処理を実現することができる。
【0055】さて、次に、図11で近傍処理モジュール
No.0からNo.7までを全てシリアルに接続する必
要性が生じた場合、回路を変更し、もう一機種プリント
基板を起こさねばならない。しかし、本発明では径路制
御手段でデータ径路を生成制御させ、選択出力手段でデ
ータを径路制御手段へフィードバック及び選択出力させ
ることにより、データ径路を柔軟に構成できるため、回
路を変更する必要はなく用途に合わせて近傍処理モジュ
ールを組み合わすことができる。
【0056】第4の発明の動作について説明する。図3
の近傍画素演算手段3、4において、ただ1種のファン
クションを出力するのではなく、何種かのファンクショ
ンを実現可能とし、そのうちの1つを選択出力させる。
図4は、近傍画素演算手段3、4の内部構成でファンク
ション10のNo.0〜No.nを内在させマルチプレ
クサ11で必要な結果のみを出力させる。
【0057】第5の発明の動作について説明する。図5
において、8ビットの入力画像において8ビットの濃淡
画像データが割り付けられたとすると、8ビットの濃淡
画像データが径路制御手段1を経て、各ビット8組がN
o.0からNo.7まである近傍画素算出手段8個へ各
々出力される。
【0058】近傍画素算出手段2のNo.0からNo.
7より対象とする濃淡画像データの各ビット単位での近
傍画素データが算出され、8ビット×9画素の近傍画素
データとして近傍画素演算手段4のNo.8へ入力さ
れ、図17に示した最小値処理のような濃淡画像近傍処
理が行われ出力される。出力された近傍処理結果データ
は選択出力手段5を経て画像データとして出力される。
【0059】第6の発明の動作について説明する。図6
において、8ビットの入力画像において各ビットに1種
類の二値画像データが割り付けられたとすると、8種類
の二値画像データより1種類の二値画像が径路制御手段
1内部で取り出され、更に、No.0からNo.7まで
ある近傍画素算出手段2より1つ、例ではNo.2が選
択されて出力される。
【0060】近傍画素算出手段2のNo.2より対象と
する二値画像データの近傍画素データが算出され、近傍
画素演算手段3のNo.2へ入力、図16の収縮処理の
ような二値画像近傍処理が行われ出力される。出力され
た近傍処理の結果データ1ビットは選択出力手段5を経
て、画像データとして出力される。
【0061】第7の発明の動作について説明する。図7
において、8ビットの入力画像において各ビットに1種
類の二値画像データが割り付けられたとすると、8種類
の二値画像データより1種類の二値画像が径路制御手段
1内部で取り出され、No.0からNo.7まである近
傍画素算出手段2より1つ、例ではNo.2が選択され
て出力される。
【0062】近傍画素算出手段2のNo.2より対象と
する二値画像データの近傍画素データが算出され、近傍
画素演算手段3のNo.2へ入力、二値画像近傍処理が
行われ出力される。出力された近傍処理結果データ1ビ
ットは選択出力手段5を経て、径路制御手段1へフィー
ドバックされ、近傍画素算出手段2のNo.3へ入力さ
れる。以下はNo.2と同様に行われる。同様に、近傍
画素算出手段2のNo.4、No.5へフィードバック
が繰り返され、結局4段の近傍処理がシリアルに行わ
れ、選択出力手段5を経て出力される。
【0063】第8の発明の動作について説明する。図8
において、8ビットの入力画像において、各ビットに1
種類の二値画像データが割り付けられたとすると、8種
類の二値画像データより1種類の二値画像が径路制御手
段1内部で取り出され、更にNo.0からNo.7まで
ある近傍画素算出手段2より4つ、例ではNo.2、N
o.3、No.4、No.5が選択されて出力される。
【0064】近傍画素算出手段2のNo.2、No.
3、No.4、No.5より対象とする二値画像データ
の近傍画素データが算出され近傍画素演算手段3のN
o.2、No.3、No.4、No.5へ各々入力、同
時にパラレルで二値画像近傍処理が行われ、4組の1ビ
ット画像データ若しくはコードデータが出力される。出
力された4組の1ビットデータは選択出力手段5へ入力
され、4ビットデータにまとめられ出力される。
【0065】第9の発明の動作について説明する。図9
において、8ビットの入力画像において、各ビットに1
種類の二値画像データが割り付けられたとすると、8種
類の二値画像データより4種類の二値画像が径路制御手
段1内部で取り出され、更にNo.0からNo.7まで
ある近傍画素算出手段2より4つ、例ではNo.2、N
o.3、No.4、No.5が選ばれ各々4種類の二値
画像データが出力される。
【0066】近傍画素算出手段2のNo.2、No.
3、No.4、No.5より対象とする4組の二値画像
データの近傍画素データが各々算出され、近傍画素演算
手段3のNo.2、No.3、No.4、No.5へ各
々入力、同時にパラレルで二値画像近傍処理が行われ4
組の1ビット画像データ若しくはコードデータが出力さ
れる。出力された4組の1ビットデータは選択出力手段
5へ入力され4ビットデータにまとめられ出力される。
【0067】第10の発明の動作について説明する。図
10において、8ビットの入力画像において各ビットに
1種類の二値画像データが割り付けられたとすると、8
種類の二値画像データより1種類の二値画像が径路制御
手段1内部で取り出され、更にNo.0からNo.7ま
である近傍画素算出手段2より1つ、例ではNo.2が
選択されて出力される。
【0068】近傍画素算出手段2のNo.2より対象と
する二値画像データの近傍画素データが算出され、近傍
画素演算手段3のNo.2へ入力、二値画像近傍処理が
行われ出力される。出力されたデータは8ビットで、例
えば、ある近傍パターンのコード化データが出力され、
選択出力手段5を経てコードデータとして出力される。
【0069】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明によれば以
下に示す如き効果が得られる。第1、第2、第3の発明
によれば、径路制御手段でデータ径路を生成制御させ、
選択出力手段で、データを径路制御手段へフィードバッ
ク及び選択出力させることによりデータ径路を柔軟に構
成できるようにしたので、近傍処理を柔軟に構成するこ
とができる効果がある。
【0070】第4の発明によれば、近傍画素演算手段
で、複数の演算結果より1つを選択出力するようにした
ので、近傍処理の種類を増やし、更に柔軟な構成にする
ことができる効果がある。
【0071】第5の発明によれば、m個の近傍画素算出
手段の出力データをまとめてmビットの近傍画素データ
としたので、mビットの濃淡画像の近傍処理も可能にす
る効果がある。
【0072】第6の発明によれば、mビットの画像デー
タのうち任意の1ビットデータを取り出し近傍処理でき
るようにしたので、m組の二値画像のうち任意の1つを
処理対象にでき、近傍処理を柔軟に構成することができ
る効果がある。
【0073】第7の発明によれば、選択出力手段でデー
タを径路制御手段へフィードバックさせることにより、
二値画像の近傍処理をシリアルに連続して行うことがで
き、近傍処理を柔軟に構成することができる効果があ
る。
【0074】第8の発明によれば、径路制御手段で同一
ビットを近傍画素算出手段へ入力できるようにしたの
で、1つの二値画像に対して複数の近傍処理をパラレル
に同時に行うことができ、近傍処理を柔軟に構成するこ
とができる効果がある。
【0075】第9の発明によれば、径路制御手段で、異
なるビットデータを各々近傍画素算出手段へ入力できる
ようにしたので、複数の二値画像に対して複数の近傍処
理をパラレルに同時に行うことができ、近傍処理を柔軟
に構成することができる効果がある。
【0076】第10の発明によれば、近傍画素演算手段
の出力を多ビットとしたので、濃淡画像のみならず、二
値画像においても近傍処理の結果を多値にすることがで
き、画像データとしてでなくコードデータとして出力で
き、近傍処理を柔軟に構成することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1(第2)の発明による画像処理方法の主動
作を示すフローチャートである。
【図2】第1(第2)の発明による画像処理方法を実現
するための構成を示す回路図である。
【図3】第3の発明による画像処理装置の構成を示す説
明図である。
【図4】第4の発明による画像処理装置における近傍画
素演算手段の構成を示す説明図である。
【図5】第5の発明による画像処理装置の構成を示す説
明図である。
【図6】第6の発明による画像処理装置の構成を示す説
明図である。
【図7】第7の発明による画像処理装置の構成を示す説
明図である。
【図8】第8の発明による画像処理装置の構成を示す説
明図である。
【図9】第9の発明による画像処理装置の構成を示す説
明図である。
【図10】第10の発明による画像処理装置の構成を示
す説明図である。
【図11】一連の近傍処理を示すブロック図である。
【図12】従来における画像処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】従来における画像処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図14】従来における近傍処理モジュールの内部構成
を示すブロック図である。
【図15】従来の3×3近傍を示す説明図である。
【図16】二値画像の近傍処理例である収縮処理を示す
説明図である。
【図17】濃淡画像の近傍処理例である最小値処理を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 径路制御手段 2 近傍画素算出手段 3 近傍画素演算手段(二値画像入力用) 4 近傍画素演算手段(濃淡画像入力用) 5 選択出力手段 6 近傍処理モジュール 7 画像メモリA 8 画像データ入出力ゲート 9 画像メモリB 10 ファンクションブロック 11 マルチプレクサ 12 論理判定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】このように、近傍処理はノイズ除去、画像
強調、エッジ抽出、画像の特徴点抽出等、種々の応用が
可能である。従って、必要に応じて近傍処理モジュール
を使い分け、図12に示すように、予め必要な近傍処理
モジュールをNo.0〜No.i−1のi個準備してお
く。また、図13は、近傍処理モジュールをシリアルに
接続したもので前述の収縮処理の後、膨張処理を続けて
行うときなどに使用する。更に、図12と図13を組み
合わせた形態も多く見られる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】第6の発明に係る画像処理装置は、mビッ
トの画像データを前記径路制御手段へ入力した後、前記
mビットのうち1ビットデータを選択出力し、m個の前
記近傍画素算出手段の1つに入力、近傍画素を算出出力
した後、続いて個(≧m)の前記近傍画素演算手段
の1つに入力、近傍画素群の組み合せにより、決定され
る1ビットデータを出力、前記選択出力手段を経て、1
ビットの画像データとして出力するようにしたものであ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】第7の発明に係る画像処理装置は、mビッ
トの画像データを前記径路制御手段へ入力した後、前記
mビットのうち1ビットデータを選択出力し、m個の前
記近傍画素算出手段の1つに入力、近傍画素を算出出力
した後、続いて個(≧m)の前記近傍画素演算手段
の1つに入力、近傍画素群の組み合せにより決定される
1ビットデータを出力、前記選択出力手段を経て、再度
前記径路制御手段へフィードバックすることn(n≦
m)回連続して行ない、1ビットの画像データとして出
力するようにしたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】第10の発明に係る画像処理装置は、mビ
ットの画像データを前記径路制御手段へ入力した後、前
記mビットのうち1ビットデータを選択出力し、m個の
前記近傍画素算出手段の1つに入力、近傍画素を算出出
力した後、続いて、k個≧m)の前記近傍画素演算
手段の1つに入力、近傍画素群の組み合せにより決定さ
れるl(l≧2)ビットデータを、前記選択出力手段を
経て出力するようにしたものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、第1の発明に係る画像処理方法の主動作
を示すフローチャートであり、図2は該画像処理方法を
実現するための構成を示す回路図である。本実施例で
は、第1に入力された画像データ若しくはコードデータ
をビット単位に分解若しくは結合し、データの径路を生
成制御する径路制御手段及び近傍画素演算手段(後述)
により算出された1ビットデータ若しくは多ビットデー
タ(8ビットデータ)を径路制御手段へフィードバック
させるか若しくは次段へ最終出力データとして出力させ
る選択出力手段のデータ径路を設定する(S1:図2に
示す各種MPX(マルチプレクサ)A0〜A7(径路制
御手段)、C0〜C7、D(選択出力手段)の設定によ
り行う)。次に、近傍画素算出手段(後述)により算出
された近傍画素データ群の値により決定される1ビット
データを算出する近傍画素演算手段のオペレーションを
選択する(S2:図2に示すMPX(マルチプレクサ)
B0〜B7(選択出力手段)の設定により行う(本実施
例では、1ビット×9の近傍画素演算手段はROMにな
っており、出力データ8ビットに各々ファンクションを
割り付け選択できる構成になっている)。更に、画像デ
ータの入力をスタートし(S3:図2に示すIN
〔0..7〕を追次的に入力する)、最後に、処理が終
了したか否かを判断する(S4:処理が終了したか否か
は、図2に示すOUT〔0..7〕が出力完了したか否
かにより判断する)。ここで、処理が終了していないと
判断した場合には処理終了となるまで判断を繰り返し、
処理が終了した場合には一連の処理動作を終了させる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたコードデータをビット単位に
    分解或いは結合し、データの径路を生成制御する径路制
    御手段及び近傍画素演算手段により演算されたデータを
    前記径路制御手段へフィードバック或いは次段へ出力さ
    せる選択出力手段のデータ径路を設定し、前記近傍画素
    演算手段のオペレーションを選択した後、画像データの
    入力を開始し、一連の処理が終了したか否か判断するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記径路制御手段及び選択出力手段のデ
    ータ径路の設定の前に前記近傍画素演算手段のオペレー
    ションを選択することを特徴とする請求項1の画像処理
    方法。
  3. 【請求項3】 入力されたコードデータをビット単位に
    分解或いは結合し、データの径路を生成制御する径路制
    御手段と、前記径路制御手段から出力された画素データ
    の近傍画素データを算出する近傍画素算出手段と、前記
    近傍画素算出手段により算出された近傍画素データ群に
    より決定されるデータを演算する近傍画素演算手段と、
    前記近傍画素演算手段により演算されたデータを前記径
    路制御手段へフィードバック或いは次段へ出力させる選
    択出力手段とを備え、コードデータに対し最少単位とし
    て各ビット単位での近傍画素処理を、前記径路制御手段
    及び選択出力手段の設定を変えることにより実行するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記近傍画素演算手段は、複数の演算結
    果の中から1つを選択出力することができることを特徴
    とする請求項3の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 1ビットのm個の前記近傍画素算出手段
    をまとめて、mビットの1個の近傍画素算出手段を構成
    し、mビットの画像データに対する近傍画素演算を実行
    することを特徴とする請求項3の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 mビットの画像データを前記径路制御手
    段へ入力した後、前記mビットのうち1ビットデータを
    選択出力し、m個の前記近傍画素算出手段の1つに入力
    して近傍画素を算出出力した後、k(k≧m)個の前記
    近傍画素演算手段の1つに入力し、近傍画素群の組み合
    わせにより決定される1ビットデータを出力し、該出力
    を前記選択出力手段を経て1ビットの画像データとして
    出力することを特徴とする請求項3の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 mビットの画像データを前記径路制御手
    段へ入力した後、前記mビットのうち1ビットデータを
    選択出力し、m個の前記近傍画素算出手段の1つに入力
    して近傍画素を算出出力した後、k(k≧m)個の前記
    近傍画素演算手段の1つに入力し、近傍画素群の組み合
    わせにより決定される1ビットデータを出力し、該出力
    を前記選択出力手段を経て再度前記径路制御手段へフィ
    ードバックすることをn(n≦m)回連続して実行し、
    1ビットの画像データとして出力することを特徴とする
    請求項3の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 mビットの画像データを前記径路制御手
    段へ入力した後、前記mビットのうち1ビットデータを
    選択出力し、n(n≦m)個の前記近傍画素算出手段全
    てに入力してn(n≦m)組について近傍画素を算出出
    力した後、n(n≦m)個の前記近傍画素演算手段全て
    に入力して近傍画素群の組み合わせにより決定される1
    ビットデータをn(n≦m)組出力して前記選択出力手
    段へ入力し、n(n≦m)ビットデータにまとめて出力
    することを特徴とする請求項3の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 mビットの画像データを前記径路制御手
    段へ入力した後、前記mビットデータをn(n≦m)個
    の1ビットデータに分解出力し、n(n≦m)個の前記
    近傍画素算出手段へ各々入力し、n(n≦m)組につい
    て近傍画素を算出出力した後、n(n≦m)個の前記近
    傍画素演算手段全てに入力して近傍画素群の組み合わせ
    により決定される1ビットデータをn(n≦m)組出力
    して前記選択出力手段へ入力し、n(n≦m)ビットデ
    ータにまとめて出力することを特徴とする請求項3の画
    像処理装置。
  10. 【請求項10】 mビットの画像データを前記径路制御
    手段へ入力した後、前記mビットのうち1ビットデータ
    を選択出力し、m個の前記近傍画素算出手段の1つに入
    力し、近傍画素を算出出力した後、k(k≧m)個の前
    記近傍画素演算手段の1つに入力して近傍画素群の組み
    合わせにより決定されるl(l≧2)ビットデータを前
    記選択出力手段を経て出力することを特徴とする請求項
    3の画像処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5796858A (en) * 1996-05-10 1998-08-18 Digital Persona, Inc. Fingerprint sensing system using a sheet prism
US6122737A (en) * 1997-11-14 2000-09-19 Digital Persona, Inc. Method for using fingerprints to distribute information over a network
JP2011004193A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Canon Inc 画像処理装置およびその制御方法
JP2011049636A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Yokogawa Electric Corp 通信制御装置および通信制御方法

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