JPH0589081A - 分散処理システムシミユレータ - Google Patents

分散処理システムシミユレータ

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JPH0589081A
JPH0589081A JP25210591A JP25210591A JPH0589081A JP H0589081 A JPH0589081 A JP H0589081A JP 25210591 A JP25210591 A JP 25210591A JP 25210591 A JP25210591 A JP 25210591A JP H0589081 A JPH0589081 A JP H0589081A
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JP25210591A
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Hidehiro Kato
英弘 加藤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場の実システムと同等の稼働環境下でのシ
ステム検証を、極めて小規模な構成で実現することがで
きる分散型コンピュータシミュレータを得る。 【構成】 シミュレータ31は、実際の車両製造ライン
の各工程ごとに割当てられる分散型ラインコンピュータ
の機能のうち、ネットワーク13及びファイルサーバ1
1との通信に関わる部分のみをパッケージ化した工程処
理部33−1等を有している。タクト起動部34−1等
は、ボディー番号用ファイル35−1等に予め模擬的に
登録された車両ボディー番号を、実ラインでの工程での
タクト時間と同じタクトで読み取り、各工程処理部33
−1等を起動する。各工程処理部は、通信制御部36及
びネットワーク13を介し、ファイルサーバ11から必
要とする車両仕様情報を得る。こうして、増設したいラ
インコンピュータ32をも含めたシステム全体のシミュ
レーションが、実環境と同等の環境下で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータシステムに
係わり、特に分散型コンピュータシステムをシミュレー
トするための分散処理システムシミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムの構成として、従
来は集中方式のものが多く用いられていたが、現在で
は、機能や構成の拡張性に富む分散型構成のシステムが
多く取り入れられるようになってきた。この分散型のコ
ンピュータシステムは、一般に、それぞれ独立した閉じ
た処理を行うための複数のコンピュータと、これらを相
互に接続するネットワークから構成される。このような
分散型システムでは、各コンピュータはそれぞれ与えら
れた処理を行うのに十分な性能を有するように設計され
るのはもちろんであるが、システム全体の性能としてリ
アルタイム処理という要求を満足させる必要がある。従
って、システム内の一部のコンピュータの機能を変更し
たり、あるいは新たなコンピュータをシステム内に追加
する場合には、これに先立って、個々のコンピュータの
性能のみならずネットワークを含めたシステム全体の性
能の検証も行われる必要がある。
【0003】以下、図4及び図5とともに、分散型コン
ピュータシステムについて説明する。図4は、自動車生
産ラインにおける分散型コンピュータシステムの一例を
表わしたものである。この分散型コンピュータシステム
は、ファイルサーバ11、及びラインコンピュータ12
−1、12−2、……、12−i、……(以下ラインコ
ンピュータ群12と呼ぶ。)と、これらを接続するネッ
トワーク13から構成されている。各ラインコンピュー
タは、ネットワーク13を介してデータのやりとりを行
うようになっている。
【0004】ファイルサーバ11は、車両を生産する上
で必要な車両仕様情報等を管理しており、ラインコンピ
ュータ群12から別個にアクセスされるようになってい
る。この車両仕様情報は、ライン上で生産される個々の
車両ごとに識別番号(以下、ボディー番号と呼ぶ。)を
与え、これにその車両の製造に必要なすべての仕様情報
を付加したものである。ここで仕様情報としては、例え
ば車種、色、オートマチックか否かの種別等の情報があ
る。
【0005】ラインコンピュータ群12の各コンピュー
タは、一連の生産工程を区切って、管理・制御を担当し
ている。例えば、図に示すように、ラインコンピュータ
12−1はボディー工程を担当し、ラインコンピュータ
12−2は塗装工程を担当する等の割当てがなされ、各
コンピュータは該当する工程内のすべての処理を担当す
るようになっている。このシステムには、例えば、ボデ
ィー工程、塗装工程、組立工程、検査工程等の複数の工
程からなる1つのラインだけでなく、このような一連の
ラインが複数含まれていてもよく、実際のラインコンピ
ュータの台数は、規模にもよるが、20〜50台程度と
なる。そして、これらのラインコンピュータ群により1
台のファイルサーバ11が共用されることとなる。
【0006】また、各ラインコンピュータには、ライン
を流れる各車両に搭載されてくる磁気カード(以下、マ
グカードと呼ぶ。)からボディー番号を読み取るための
マグカードリーダ14と、処理状況や結果を出力するた
めのプリンタ15が接続されている。
【0007】図5は、図4におけるファイルサーバ11
とラインコンピュータ12−1を詳細に表わしたもので
ある。ファイルサーバ11には、車両仕様情報等のファ
イルを格納するディスク装置17が設けられ、ファイル
の読出制御を行うファイル読出部18及びファイルの書
込制御を行うファイル書込部19に接続されている。フ
ァイル読出部18及びファイル書込部19は、複数のラ
インコンピュータからの同時アクセスに対応し得るよう
に、それぞれ複数の処理プログラムを有している。ただ
し、その数は、すべてのラインコンピュータの台数と同
じである必要はなく、その1/2〜1/3程度でよい。
通常は、各ライン速度が異なるためすべてのラインコン
ピュータが同時にアクセスすることは少ないからであ
る。ファイル読出部18及びファイル書込部19は、通
信制御部21を介してネットワーク13に接続されてい
る。
【0008】一方、ラインコンピュータ12−1には工
程処理部22が設けられ、通信制御部23を介してネッ
トワーク13に接続されている。工程処理部22は、マ
グカード入力部25及び生産指示出力部26に接続さ
れ、このラインコンピュータ12−1の担当するボディ
ー工程に必要な所定の処理を行う。マグカード入力部2
5には、マグカードリーダ14によりマグカードから読
み込まれたボディー番号が入力されるようになってい
る。生産指示出力部26は、工程処理部22からの指示
データ等をプリンタ15に出力するようになっている。
【0009】なお、他のラインコンピュータ12−2、
12−3、……等も、図5と同様の構成である。ただ
し、各ラインコンピュータの工程処理部は、それぞれ担
当する工程、すなわち塗装、組立、検査等の工程処理を
行うようになっている。
【0010】以上のような構成の分散型コンピュータシ
ステムの動作を説明する。ここでは、図5に示したライ
ンコンピュータ12−1によるボディー処理工程につい
て説明するが、他のラインコンピュータについても同様
である。
【0011】マグカードリーダ14は、ライン上を流れ
て来る車両(図示せず)に搭載されているマグカードか
らその車両のボディー番号を読み取り、マグカード入力
部25に入力する。マグカード入力部25は、このボデ
ィー番号を工程処理部22に送る。工程処理部22は、
通信制御部23及びネットワーク13を介して、ファイ
ルサーバ11に対し、そのボディー番号の車両の仕様情
報を要求する。
【0012】ファイルサーバ11では、通信制御部21
を介してこの要求を受け取り、ファイル読出部18によ
り、要求のあったボディー番号に対応する車両仕様情報
をディスク装置17から検索して読み出し、これを通信
制御部21及びネットワーク13を介してラインコンピ
ュータ12−1に送出する。
【0013】ファイルサーバ11より通信制御部23を
介してこの車両仕様情報を受け取ったラインコンピュー
タ12−1の工程処理部22では、この情報を基に生産
指示出力部26を介してプリンタ15に生産指示を出力
する。この場合、プリンタでなく自動機等に生産指示を
出力する場合もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した車両生産
ラインでは、各工程ごとにタクト時間という処理時間が
設定されており、このタクト時間内に作業者あるいは自
動機は所定の処理を終了させる必要がある。従って、各
ラインコンピュータは、一定時間内に必ず個々の車両に
ついて生産仕様等の指示を行う必要がある。ところが、
ファイルサーバはシステム内に通常1台設けられている
のみであるため、このファイルサーバに対する車両仕様
情報の問い合わせが、多数のラインコンピュータから集
中的になされる場合があり、また、ネットワークも輻輳
状態となることがある。このため、ファイルサーバから
各ラインコンピュータへの応答が遅延し、上記した一定
時間内の生産仕様指示ができない事態も生じる。従っ
て、このようなシステムを構築するに際しては、各構成
要素への負荷のバランスを十分に考慮する必要がある。
例えば、このような分散型コンピュータシステムにおい
て、生産計画の変更等に伴い、新たな機能の追加やライ
ン増設といったシステム拡張が要求された場合には、ラ
インコンピュータの機能を追加したり、あるいはライン
コンピュータ自体の増設が行われる。このような場合に
は、実際の工場への新システム導入前に、増設機能部分
のチェックはもちろんのこと、工場の稼働環境下でのシ
ステム全体としての性能チェックを行い、ラインコンピ
ュータの増設等による弊害が生じていないかどうかを調
べる必要がある。
【0015】しかしながら、従来の分散型コンピュータ
システムでは、このようなシステム導入前の検証は、実
システムを用いて行われていた。すなわち、ラインコン
ピュータの台数や関連する設備など、工場と同じ稼働環
境を用意し、特に処理が集中するファイルサーバやネッ
トワークに稼働状態と同じ負荷をかけたうえで、機能や
ラインコンピュータの増設によるシステム性能への影響
を確認していた。従って、システムを拡張・変更するご
とに、実際のラインと同じ設備が必要になるとともに、
時間的にも膨大なテスト工数が必要となるという問題が
あった。
【0016】従って、上記問題点を解決しなければなら
ないという課題がある。
【0017】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、工場の実システムと同等の稼働環境下
でのシステム検証を、極めて小規模な構成で実現するこ
とができる分散型コンピュータシミュレータを得ること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る分散処理
システムシミュレータは、(i) 製品の製造ライン等に必
要な所定の情報ファイルを保有するファイルサーバに対
し、ネットワークを介して通信を行う通信制御部と、(i
i)実際の製造ライン等における各工程をそれぞれ管理・
制御する複数の分散型コンピュータの各処理機能のう
ち、ファイルサーバとのやりとりに関わる部分のみを各
分散型コンピュータごとにパッケージ化した複数の処理
機能パッケージと、(iii) これら複数の処理機能パッケ
ージに対し、実際の製造ライン等における工程と同一の
タクト時間間隔でそれぞれ起動をかける複数のタクト起
動部とを有し、処理機能パッケージを実際の製造ライン
等と同じ状態で動作させることにより、ネットワーク及
びファイルサーバを含めたシステム全体の動作状況を実
稼働状態と同じ環境下でシミュレートするものである。
【0019】
【作用】この発明に係る分散処理システムシミュレータ
では、複数の処理機能パッケージに対し、実ラインの工
程と同一のタクト時間間隔で各々起動をかけることによ
り、ファイルサーバへの模擬的アクセスを実現させ、こ
れにより、ネットワーク及びファイルサーバを含めたシ
ステム全体の動作状況が実稼働状態と同じ環境下でシミ
ュレート可能となる。
【0020】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例における分散処理
システムシミュレータを表わしたものである。ここで
は、ボディー工程、塗装工程、組立工程、検査工程の4
工程をシミュレートするシミュレータについて説明す
る。なお、この図で、従来例(図4、図5)と同一部分
には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0022】このシミュレータ31は、ネットワーク1
3を介してファイルサーバ11に接続されている。ネッ
トワーク13には、今、シミュレーションの対象となっ
ている増設ラインコンピュータ32が接続されている。
増設ラインコンピュータ32には、マグカードリーダ1
4、及びプリンタ15が接続されている。ファイルサー
バ11は、図5に示したと同様の構成となっているの
で、ここでは説明を省略する。
【0023】シミュレータ31には、ボディー工程処理
部33−1、塗装工程処理部33−2、組立工程処理部
33−3、検査工程処理部33−4が設けられている。
ボディー工程処理部33−1は、タクト起動部34−
1、及びボディー番号用ファイル35−1を介してファ
イル登録部37へと接続されている。他の工程処理部3
3−2〜33−4についても同様である。これらの工程
処理部は、図5に示した工程処理部22が有する機能の
うち、ネットワーク13との通信に関わる部分のみを司
るものである。
【0024】このシミュレータ31には、テスト結果を
格納するためのメモリ38、シミュレーションに必要な
各種情報を入力するためのキーボード39、及びテスト
結果を出力するためのディスプレイ40及びプリンタ4
1が接続されている。
【0025】以上のような構成の分散処理システムシミ
ュレータの動作を説明する。まず、シミュレーションに
先立って、各工程処理部に入る車両のボディー番号を複
数台分キーボード39より入力する。入力されたボディ
ー番号は、ファイル登録部37を経てボディー番号用フ
ァイル35−1〜35−4に登録される。また、タクト
起動部34−1〜34−4には、各担当工程の稼働環境
と同じタクト周期で起動がかかるようにタクト時間を設
定しておく。例えば、実際のラインでのボディー工程の
タクト時間が90秒であるとすると、タクト起動部34
−1にもこれと同じ90秒を設定する必要がある。これ
により、タクト起動部34−1は、90秒ごとに起動を
行うこととなり、マグカードによる入力は必要ない。
【0026】ここでは、これらの工程処理部のうち、ボ
ディー工程処理部33−1の動作を図2とともに説明す
る。
【0027】タクト起動部34−1は90秒のタクトで
起動し、ボディー番号用ファイル35−1から最初のボ
ディー番号を読み取る(図2ステップS101)。今、
図2に示すように、ボディー番号用ファイル35−1に
“12345”、“13790”、……等のボディー番
号が登録済みであるとすると、まずボディー番号“12
345”を読み取り、これをボディー工程処理部33−
1に送信する(ステップS102)。
【0028】ボディー工程処理部33−1は、受信した
ボディー番号を基に該当する車両仕様情報をファイルサ
ーバ11に要求する。これにより、ファイルサーバ11
から、従来例(図5)で説明したと同様の動作により、
該当する車両仕様情報が読み込まれる(ステップS10
3)。
【0029】そして、ボディー工程処理部33−1は、
工程通過実績処理等を行い、車両仕様情報を更新してフ
ァイルサーバ11に送信する。これにより、ファイルサ
ーバ11内の当該車両仕様情報に処理履歴が付加され、
更新される(ステップS104)。
【0030】次にボディー工程処理部33−1は、該当
ボディー番号の車両についての処理が車両したことをタ
クト起動部34−1に送信する(ステップS105)。
【0031】これを受けたタクト起動部34−1は、通
知のあったボディー番号を削除してファイル内を前詰め
シフトすることによりボディー番号用ファイル35−1
の更新を行う(ステップS106)。ここでは、図2に
示すように、ボディー番号“12345”が削除され、
“13790”以下のボディー番号が順次前詰めされ
る。
【0032】このような一連の処理は、他の工程処理
部、すなわち塗装工程処理部33−2、……等において
も、同様に行われることとなる。
【0033】一方、増設ラインコンピュータ32は、予
め設定された処理プログラムに従い、ファイルサーバ1
1へのアクセス等をはじめとする所定の処理を行う。
【0034】これにより、各工程のタクト時間に応じ、
ボディー工程〜検査工程までの処理が、実際の稼働環境
と同じ状態、すなわち増設ラインコンピュータ32の稼
働をも含めた環境下で行われることとなる。
【0035】この結果、例えばある工程処理部で、過負
荷状態が発生した場合には、その状況を定量的に調べ
て、これをメモリ38に書き込む。そして、このテスト
結果データは、その後所定の操作を行うことによりディ
スプレイ40やプリンタ41から出力される。
【0036】以上のように、本実施例では、ボディー工
程から検査工程までの4工程のネットワークに係る機能
を1つにパッケージ化してシミュレータを構成すること
により、増設ラインコンピュータがシステム全体に及ぼ
す影響を実システムと同一環境下でシミュレートするこ
とができる。
【0037】なお、本実施例では、ラインコンピュータ
を増設する場合のシミュレーションについて説明した
が、このほか、既存のラインコンピュータの機能や仕様
を変更する場合についても同様のシミュレーションが可
能である。
【0038】例えば、図3に示すように、ラインコンピ
ュータ12−iの機能を変更したい場合には次のように
してシミュレーションを行うことができる。すなわち、
この場合、ネットワーク13には、ファイルサーバ1
1、シミュレータ31のほか、シミュレーションの対象
となるラインコンピュータ12−iを接続する。シミュ
レータ31には、実際のラインに接続されるラインコン
ピュータに搭載する処理プログラム43−1、43−
2、……、43−i、……が搭載されているが、シミュ
レーションの際には、このうち、ラインコンピュータ1
2−iに搭載するプログラム43−iのみをマスクす
る。もちろん、ラインコンピュータ12−iには、変更
後の処理プログラムを搭載しておく。このような構成に
より、ラインコンピュータ12−iの機能変更が現実に
システム全体に及ぼす影響をシミュレートすることがで
きる。
【0039】なお、上記したようなラインが例えば4つ
ある場合には、各ラインごとに、図1に示したような構
成のシミュレータを構成し、これら複数のシミュレータ
を、増設したいラインコンピュータやファイルサーバ等
とともにネットワーク接続して、そのすべてを稼働させ
ればよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各工程ごとに設けられる分散型コンピュータの処理機能
のうちネットワーク通信に関わる部分のみを各々パッケ
ージ化し、これを実ラインの工程と同一のタクト時間間
隔で各々起動をかけることとしたので、ファイルサーバ
への模擬的アクセスが実現できる。これにより、ネット
ワーク及びファイルサーバを含めたシステム全体の動作
状況が実稼働状態と同じ環境下でシミュレート可能とな
る。従って、従来のように、実際の製造ラインと全く同
じシステムを必要とせず、極めて小規模な構成で、かつ
精度良くシミュレーションを行うことができるという効
果がある。さらに、時間的にもテスト工数を大幅に削減
することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における分散処理システムシ
ミュレータとその周辺部を示すブロック図である。
【図2】この分散処理システムシミュレータの動作を説
明するための流れ図である。
【図3】この分散処理システムシミュレータの応用例を
示すブロック図である。
【図4】一般の分散処理システムを示すブロック図であ
る。
【図5】この分散処理システムにおけるファイルサーバ
及びラインコンピュータを詳細に示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 ファイルサーバ 12−1〜12−i ラインコンピュータ 13 ネットワーク 31 シミュレータ 32 増設ラインコンピュータ 33−1 ボディー工程処理部 33−2 塗装工程処理部 33−3 組立工程処理部 33−4 検査工程処理部 34−1〜34−4 タクト起動部 35−1〜35−4 ボディー番号用ファイル 37 ファイル登録部 38 メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の製造ライン等に必要な所定の情報
    ファイルを保有するファイルサーバに対し、ネットワー
    クを介して通信を行う通信制御部と、 実際の製造ライン等における各工程をそれぞれ管理・制
    御する複数の分散型コンピュータの各処理機能のうち、
    少なくとも前記ファイルサーバとのやりとりに関わる部
    分を各分散型コンピュータごとにパッケージ化した複数
    の処理機能パッケージと、 これら複数の処理機能パッケージに対し、実際の製造ラ
    イン等における工程と同一のタクト時間間隔でそれぞれ
    起動をかける複数のタクト起動部とを有し、 前記処理機能パッケージを実際の製造ライン等と同じ状
    態で動作させることにより、前記ネットワーク及びファ
    イルサーバを含めたシステム全体の動作状況を実稼働状
    態と同じ環境下でシミュレートすることを特徴とする分
    散処理システムシミュレータ。
JP25210591A 1991-09-30 1991-09-30 分散処理システムシミユレータ Pending JPH0589081A (ja)

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JP25210591A JPH0589081A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 分散処理システムシミユレータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07325803A (ja) * 1994-06-02 1995-12-12 A I Service Kk 仮想cimシステム及び仮想cimシステムの構築方法及びcimシステムの構築方法
US5850345A (en) * 1996-01-29 1998-12-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Synchronous distributed simulation apparatus and method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07325803A (ja) * 1994-06-02 1995-12-12 A I Service Kk 仮想cimシステム及び仮想cimシステムの構築方法及びcimシステムの構築方法
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