JPH0588648U - ヒータ付きノズル構造 - Google Patents

ヒータ付きノズル構造

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Publication number
JPH0588648U
JPH0588648U JP3519192U JP3519192U JPH0588648U JP H0588648 U JPH0588648 U JP H0588648U JP 3519192 U JP3519192 U JP 3519192U JP 3519192 U JP3519192 U JP 3519192U JP H0588648 U JPH0588648 U JP H0588648U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
nozzle structure
jet
heating element
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP3519192U
Other languages
English (en)
Inventor
立晃 林
寿三 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP3519192U priority Critical patent/JPH0588648U/ja
Publication of JPH0588648U publication Critical patent/JPH0588648U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、例えば車両用ウォッシャ装置に用
いられるノズル構造において、液の給液流路であるパイ
プ部から噴射孔となるジェット部への全てにわたり、厳
しい冬季においてもジェット部が凍結しないヒータ付き
ノズル構造を得ることを目的とする。 【構成】 発熱体となるヒータはパイプ部近傍に設けら
れ、そのヒータの熱を受ける熱伝導体がヒータに一体に
設けられる。熱伝導体は変形自在のものが使われジェッ
ト部近傍に設けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば車両用ウォッシャ装置に用いられるノズル構造において、特 にヒータの付いたノズル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両等に用いられるウォッシャ装置のノズル構造においては、それ自身が外気 にさらされる為、外気温の低い冬季においてノズル構造のパイプ部内の液が凍結 し、水が噴射出来ないという問題があった。そこで、パイプ部近傍に発熱体とな るヒータを設けてパイプ部内の液が凍結しないようにしたヒータ付きノズル構造 がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のヒータ付きノズル構造においては、ヒータがパイプ部近傍に 設けられているので、パイプ部内の液は凍結しないが、液の噴出部分となるジェ ット部は、最も外気に触れる構造の為凍結し易い。しかも、噴出孔は小さい為に より一層凍結し易くなる。また、ノズル構造は小さいことから、ジェット部付近 にヒータを設けることは困難であった為に、ヒータの熱がジェット部に伝熱し難 く凍結し易かった。よって、低温の厳しい冬季においては液を噴射できないとい う問題点があった。
【0004】 よって、本考案は液の給液流路であるパイプ部から噴射孔となるジェット部へ の全てにわたり、厳しい冬季においてもジェット部が凍結しないヒータ付きノズ ル構造を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、前述の問題を解決するために、本考案は、給液流路となるパイプ部と 、該パイプ部からの液の噴射部分であり外気にさらされたジェット部とを樹脂成 形したノズル構造であって、パイプ部近傍に設けられた発熱体と、該発熱体と一 体となり前記ジェット部の近傍に変形自在に設けられた熱伝導体とを有すること を特徴とするヒータ付きノズル構造としたものである。
【0006】
【作用】
本考案は、発熱体部の熱が熱伝導体部に伝わる。その熱はジェット部に伝わり ジェット部における水は凍結することがない。また、伝導体部は変形可能なため 、ジェット部近傍に自由に配置することができる。
【0007】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、液の給液流路であるパイプ部から噴射孔とな るジェット部への全てにわたり、厳しい冬季においてもジェット部が凍結しない ヒータ付きノズル構造を得ることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案のヒータ付きノズル構造の一実施例を図面に基づいて説明する。 なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣 旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0009】 本考案ヒータ付きノズル構造の一実施例を図1から図3に示し、図1は一実施 例の分解斜視図、図2は一実施例の分解側面図、図3は一実施例のジェット部方 向から見た正面図を示す。
【0010】 ヒータ付きノズル構造1はパイプ部2と、ジェット部3と、発熱体4と、発熱 体4に一体に設けられた熱伝導体5とを主な構成としている。
【0011】 パイプ部2とジェット部3は樹脂により一体成形されている。一体成形された ノズル本体6には、図示しない車両本体に正確に取り付ける為のフック7および 案内部材8が設けられている。そして、パイプ部2の一端にパイプ結合部21が 設けられており、この部分に図示しない給液パイプが結合される。
【0012】 また、発熱体4は前述のノズル本体6とは別体に設けられており、後から嵌め 込む構成になっている。この発熱体4にはPTC等が使われる。
【0013】 この発熱体4には熱伝導体5が一体に取り付けられており、この両者は保持具 9により一体となっている。この熱伝導体5は黄銅板等からなっている。また、 発熱体4の導線41はハンダ等により、バッテリーからの電線10と結合されて いる。そして、電線10および導線41も保持具9に取付けられている。
【0014】 保持具9には止め91が設けられ、これは、ノズル本体6の発熱体挿入孔61 に設けられた止め62と係合し、ノズル本体6と発熱体4とを一体にすることに なる。
【0015】 発熱体4はある程度の大きさをもっているため、小さなノズル構造のジェット 部の近傍に配置することが出来ない。しかし、発熱体4を介した熱伝導体5をジ ェット部の近傍に配置されるため、ジェット部近傍に熱が伝わることになり、ジ ェット部において液が凍結し噴射することができなくなることが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヒータ付きノズル構造における一
実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案に係るヒータ付きノズル構造における一
実施例の分解側面図である。
【図3】本考案に係るヒータ付きノズル構造における一
実施例のジェット部方向から見た正面図である。
【符号の説明】
1 ヒータ付きノズル構造 2 パイプ部 3 ジェット部 4 発熱体 5 熱伝導体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給液流路となるパイプ部と、該パイプ部
    からの液の噴射部分であり外気にさらされたジェット部
    とを樹脂成形したノズル構造であって、 パイプ部近傍に設けられた発熱体と、該発熱体と一体と
    なり前記ジェット部の近傍に変形自在に設けられた熱伝
    導体とを有することを特徴とするヒータ付きノズル構造
JP3519192U 1992-04-27 1992-04-27 ヒータ付きノズル構造 Pending JPH0588648U (ja)

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JP3519192U JPH0588648U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 ヒータ付きノズル構造

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JPH0588648U true JPH0588648U (ja) 1993-12-03

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160044729A (ko) * 2014-10-16 2016-04-26 현대자동차주식회사 자동차의 와셔액 분사장치
KR101724947B1 (ko) * 2015-11-17 2017-04-07 현대자동차주식회사 차량용 와셔 노즐
DE102012111506B4 (de) 2012-08-08 2020-01-16 Hyundai Motor Company Waschanlagendüse für ein fahrzeug

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