JPH058840Y2 - - Google Patents
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- JPH058840Y2 JPH058840Y2 JP3768089U JP3768089U JPH058840Y2 JP H058840 Y2 JPH058840 Y2 JP H058840Y2 JP 3768089 U JP3768089 U JP 3768089U JP 3768089 U JP3768089 U JP 3768089U JP H058840 Y2 JPH058840 Y2 JP H058840Y2
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- water
- absorbing
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- paper layer
- sheet
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Carpets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ペツト用シーツ、テーブル用ナフキ
ンなどに供するロール状の吸水シートに関する。
ンなどに供するロール状の吸水シートに関する。
従来の吸水シート就中ペツト用シーツには、ポ
リエチレンフイルム等の防水層の上面に、吸水性
樹脂と吸水性紙からなる吸水層を接着して一体化
したものや、防水層の上面に吸水層を設けその上
に表面吸水紙を重合し且つ周縁をヒートシールし
たものが知られている(例えば実開昭62−157349
号公報、実開昭63−26261号公報参照)。
リエチレンフイルム等の防水層の上面に、吸水性
樹脂と吸水性紙からなる吸水層を接着して一体化
したものや、防水層の上面に吸水層を設けその上
に表面吸水紙を重合し且つ周縁をヒートシールし
たものが知られている(例えば実開昭62−157349
号公報、実開昭63−26261号公報参照)。
上述の従来技術は、いずれも吸水層と表面吸水
紙とが吸水後にも密着状態となつているので水が
表面張力によつて滞留しやすく、このため吸水速
度が遅くなるとともに吸水層における水の横への
拡散が十分でないため必然吸水層が分厚くなつた
り防水層を設けることを要し、したがつて製品が
かさ張るので収納時に一枚毎上下方向に重合した
りそれに見合う寸法の包装箱・袋を必要とする取
扱い上の不便と製品がコスト高になるという欠点
に加え、ペツト用シーツ以外の利用には供しえな
いという問題があつた。
紙とが吸水後にも密着状態となつているので水が
表面張力によつて滞留しやすく、このため吸水速
度が遅くなるとともに吸水層における水の横への
拡散が十分でないため必然吸水層が分厚くなつた
り防水層を設けることを要し、したがつて製品が
かさ張るので収納時に一枚毎上下方向に重合した
りそれに見合う寸法の包装箱・袋を必要とする取
扱い上の不便と製品がコスト高になるという欠点
に加え、ペツト用シーツ以外の利用には供しえな
いという問題があつた。
本考案はこのような従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、全体が薄手で且つ吸水効率
がよく、ロール状としたことにより取扱いが簡単
で安価に量産され、然もペツト用シーツ以外の利
用にも供しうる吸水シートを提供することを目的
としている。
なされたものであり、全体が薄手で且つ吸水効率
がよく、ロール状としたことにより取扱いが簡単
で安価に量産され、然もペツト用シーツ以外の利
用にも供しうる吸水シートを提供することを目的
としている。
すなわち本考案は、吸水性下葉紙層上面の表面
吸水層が、吸水後に該下葉紙層と分離するべく積
層されてなる薄手の吸水シートであつて、ロール
状に巻取られた上記吸水シートの長手方向等間隔
毎にミシン目が刻設されてなるペツト用等のロー
ル状吸水シートである。
吸水層が、吸水後に該下葉紙層と分離するべく積
層されてなる薄手の吸水シートであつて、ロール
状に巻取られた上記吸水シートの長手方向等間隔
毎にミシン目が刻設されてなるペツト用等のロー
ル状吸水シートである。
本案吸水シートは薄手でロール状に巻取られて
いるため透明の合成樹脂フイルム等を巻付けるの
みで包装は完了し、使用時には該フイルムを取外
し露出したシートを端部から引出してミシン目か
ら切離せばよい。そして使用中に表面吸水層が水
を吸うと吸水性下葉紙層との間の結着力が弱まつ
て両者は分離し重合部に生じた空間に水が落ち込
む。すなわち両層が密着状態にあると表面張力に
よつて吸水層の表面に水は滞留しやすいが、本考
案によると水を吸つた表面吸水層は吸水性下葉紙
層と分離するので空気の置換が生じ、それゆえ水
は自重で瞬間的に吸水性下葉紙層に移行し該下葉
紙層において横への拡散作用を伴いつゝ浸潤する
ので下葉紙層裏面から妄りに漏出することがな
い。
いるため透明の合成樹脂フイルム等を巻付けるの
みで包装は完了し、使用時には該フイルムを取外
し露出したシートを端部から引出してミシン目か
ら切離せばよい。そして使用中に表面吸水層が水
を吸うと吸水性下葉紙層との間の結着力が弱まつ
て両者は分離し重合部に生じた空間に水が落ち込
む。すなわち両層が密着状態にあると表面張力に
よつて吸水層の表面に水は滞留しやすいが、本考
案によると水を吸つた表面吸水層は吸水性下葉紙
層と分離するので空気の置換が生じ、それゆえ水
は自重で瞬間的に吸水性下葉紙層に移行し該下葉
紙層において横への拡散作用を伴いつゝ浸潤する
ので下葉紙層裏面から妄りに漏出することがな
い。
第1図においてAはロール状に巻取られた本案
の吸水シートであり、長手方向等間隔毎にミシン
目Mが刻設されている。吸水シートAは、吸水性
下葉紙層1の上面に表面吸水層2が一体的に積層
されたもので、表面吸水層2は水を吸うと下葉紙
層1と分離し、はがれる仕組みとなつている。
の吸水シートであり、長手方向等間隔毎にミシン
目Mが刻設されている。吸水シートAは、吸水性
下葉紙層1の上面に表面吸水層2が一体的に積層
されたもので、表面吸水層2は水を吸うと下葉紙
層1と分離し、はがれる仕組みとなつている。
第2図は両層1,2が20℃前後の常温でエンボ
ス加工された状態を示したもので、この場合表面
吸水層2にはレーヨンを用いるか、無数の微細な
通水孔を設けたポリエチレン等のフイルムを用い
ることが好ましい。こうすることによつて水は直
ちに吸水性下葉紙層1へと移行するとともに両層
1,2の間に水が入りこむとエンボスの結着力が
弱まつて表面吸水層2は下葉紙層1と分離する。
つまりエンボス加工時の温度が低いため使用前
(乾燥時)においては吸水性下葉紙層1と表面吸
水層2とが接合しているが、水が加わることによ
つて接合力が弛緩し、はがれるわけである。
ス加工された状態を示したもので、この場合表面
吸水層2にはレーヨンを用いるか、無数の微細な
通水孔を設けたポリエチレン等のフイルムを用い
ることが好ましい。こうすることによつて水は直
ちに吸水性下葉紙層1へと移行するとともに両層
1,2の間に水が入りこむとエンボスの結着力が
弱まつて表面吸水層2は下葉紙層1と分離する。
つまりエンボス加工時の温度が低いため使用前
(乾燥時)においては吸水性下葉紙層1と表面吸
水層2とが接合しているが、水が加わることによ
つて接合力が弛緩し、はがれるわけである。
第3図はエンボスを施さずに吸水性下葉紙層1
と不織布等の表面吸水層2の間に濃度のうすい水
溶性接着剤3を散布して両層を一体的に積層した
状態を示している。この水溶性接着剤としては、
でんぷん、酢ビ、ポリビニールアルコールなどが
適している。この場合も表面吸水層2が水を吸う
と浸潤した水が接着剤3を溶解するので結着部が
はがれ、空気流通が可能となつて水分が直ちに下
葉紙層1の表面に吸収され且つ横に拡散する。
と不織布等の表面吸水層2の間に濃度のうすい水
溶性接着剤3を散布して両層を一体的に積層した
状態を示している。この水溶性接着剤としては、
でんぷん、酢ビ、ポリビニールアルコールなどが
適している。この場合も表面吸水層2が水を吸う
と浸潤した水が接着剤3を溶解するので結着部が
はがれ、空気流通が可能となつて水分が直ちに下
葉紙層1の表面に吸収され且つ横に拡散する。
第4図及び第5図は、上述実施例中の吸水性下
葉紙層1の一例を示したもので、第4図は吸水紙
11の上面に吸水ポリマー12を重合した状態、
第5図は上下の吸水紙13,13間にパルプ又は
紙の微細な粉砕物14を介装した状態である。
葉紙層1の一例を示したもので、第4図は吸水紙
11の上面に吸水ポリマー12を重合した状態、
第5図は上下の吸水紙13,13間にパルプ又は
紙の微細な粉砕物14を介装した状態である。
なお吸水シートAの厚みは0.7mm程度と薄く、
他目的に供せられること勿論である。
他目的に供せられること勿論である。
本考案は以下のような特有の効果を奏する。
(1) 吸水速度が早く吸水性下葉紙層における横へ
の拡散作用にすぐれるので薄手に仕上げても漏
水することがない。
の拡散作用にすぐれるので薄手に仕上げても漏
水することがない。
(2) 製造時に一枚毎切断する手間がかゝらず安価
量産に好適する。
量産に好適する。
(3) ロール状としたことによりかさ張らず合成樹
脂フイルム等をかぶせればそのまゝ包装でき、
特定形状の包装箱が不要で且つ面倒な収納作業
を要しない。
脂フイルム等をかぶせればそのまゝ包装でき、
特定形状の包装箱が不要で且つ面倒な収納作業
を要しない。
(4) 薄手のためペツト用シーツのみならずテーブ
ルナフキンなどにも広く利用できる。
ルナフキンなどにも広く利用できる。
第1図は本考案の実施例を示す概略斜視図、第
2図は本案吸水シートの部分拡大断面図、第3図
は吸水シートの他の実施例を示す部分拡大断面
図、第4図及び第5図は吸水性下葉紙層の各実施
例を示す部分拡大断面図である。 A……吸水シート、1……吸水性下葉紙層、2
……表面吸水層、3……水溶性接着剤。
2図は本案吸水シートの部分拡大断面図、第3図
は吸水シートの他の実施例を示す部分拡大断面
図、第4図及び第5図は吸水性下葉紙層の各実施
例を示す部分拡大断面図である。 A……吸水シート、1……吸水性下葉紙層、2
……表面吸水層、3……水溶性接着剤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 吸水性下葉紙層上面の表面吸水層が、吸水後
に該下葉紙層と分離するべく積層されてなる薄
手の吸水シートであつて、ロール状に巻取られ
た上記吸水シートの長手方向等間隔毎にミシン
目が刻設されてなるペツト用等のロール状吸水
シート。 2 吸水性下葉紙層と表面吸水層がエンボス加工
によつて接合された請求項1記載の吸水シー
ト。 3 吸水性下葉紙層と表面吸水層が、両層の間に
散布された濃度のうすい水溶性接着剤を介して
接合された請求項1記載の吸水シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3768089U JPH058840Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3768089U JPH058840Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127156U JPH02127156U (ja) | 1990-10-19 |
JPH058840Y2 true JPH058840Y2 (ja) | 1993-03-04 |
Family
ID=31545013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3768089U Expired - Lifetime JPH058840Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058840Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP3768089U patent/JPH058840Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02127156U (ja) | 1990-10-19 |
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