JPH0588363U - 敷寝具 - Google Patents

敷寝具

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Publication number
JPH0588363U
JPH0588363U JP3770092U JP3770092U JPH0588363U JP H0588363 U JPH0588363 U JP H0588363U JP 3770092 U JP3770092 U JP 3770092U JP 3770092 U JP3770092 U JP 3770092U JP H0588363 U JPH0588363 U JP H0588363U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
water
base
divided
filled
Prior art date
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Pending
Application number
JP3770092U
Other languages
English (en)
Inventor
博 渕上
美智代 渕上
光治 林
Original Assignee
博 渕上
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Filing date
Publication date
Application filed by 博 渕上 filed Critical 博 渕上
Priority to JP3770092U priority Critical patent/JPH0588363U/ja
Publication of JPH0588363U publication Critical patent/JPH0588363U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】マットの取扱いが容易であり、万一マットが破
損して水などの流体が流出しても被害を最小限に抑え
る。 【構成】ベース2に上面開口の凹部9が設けてあり、こ
の凹部9内に嵌合させた状態でマット3を配備し、この
マット3上へ面ヒータ4と表層シート5とが重ねられ
る。マット3は相互に分離可能な複数の単位に分割され
ており、各分割体15の内部の中空室に水が充填され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、水などの流体をクッション媒体として充填した構造の敷寝具に関 する。
【0002】
【従来の技術】
この種の敷寝具として「ウォーターベッド」と称されるベッドが提案されてい る。このベッドは、ベッド枠の内側に水平な支持板を設け、この支持板上に水が 充填されたマットを固定した構造のものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこの種敷寝具は、決められた場所に固定して設置されるタイプのもの であるため、全体が大型であり、据付や解体に手数を要する。またマットは1枚 物であるため、マットの重量がかさみ、取扱いが不便である。 さらに万一マットが破損したとき、多量の水がマットから流出し、ベッド枠や 支持板のみならず、周辺の家財などが水浸しとなる。
【0004】 この考案は、上記問題に着目してなされたもので、マットを複数の単位に分割 することにより、取扱いが容易であり、万一マットが破損して水などの流体が流 出しても流体による被害を最小限に抑えることができる寝具を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の敷寝具は、上面開口の凹部を備えたベースと、前記凹部内に嵌合さ せた状態でベース上に配備されるマットと、前記マット上に重ねられる表層シー トとから成るもので、前記マットは、相互に分離可能な複数の単位に分割される と共に、各分割体の内部に流体が充填される中空室が個別に形成されている。
【0006】
【作用】
マットを複数の単位に分割して軽量かつ小型化しているので、マットの取扱い が容易であり、据付や解体などに手数を要しない。また各分割体毎に流体を充填 するので、破損によっても多量の流体が流出せず、被害が小さくて済む。
【0007】
【実施例】
図1および図2は、この考案の一実施例にかかる敷寝具1を示すもので、ベー ス2上にマット3,面ヒータ4,表層シート5を順次重ねて構成されている。
【0008】 前記ベース2は、ウレタンフォームなどの発泡樹脂材をもって底部6と周壁部 7とが一体形成され、その全体がカバー布8により被覆されている。前記底部6 上の周壁部7の内側にはマット3の嵌合が可能な長さおよび幅を有する凹部9が 形成されており、この実施例では、この凹部9の深さをマット3の厚みより小さ く設定することにより、凹部9へマット3を嵌めたとき、マット3をベース2の 上面よりわずかに突出させている。
【0009】 このベース2は、前部10,中央部11,後部12の3部分に分割されている 。前部10と中央部11との間は底部6,6の下面に、また中央部11と後部1 2との間は周壁部7,7の上面に、それぞれ接続布13,14が貼設してあり、 不使用時には、図3に示すように、接続布13,14の位置で各部を折り返すこ とによりベース2を折り畳むことを可能としている。
【0010】 前記マット3は、弾性を有するゴムまたは合成樹脂材をもって形成されており 、相互に分離可能な3個の単位に分割されている。各分割体15は同じ形状およ び大きさのものであって、これを前記ベース2の凹部9内へ嵌め込んだとき、上 面が連続するマット3が形成される。
【0011】 各分割体15の内部は水が充填される中空室16となっており、外面適所には それぞれの中空室16へ水を導入するための水導入部17を設けて、各水導入部 17の先端に栓18が取り付けてある。なお中空室16には水に限らず、ゲル状 やゼリー状のものを充填してもよい。
【0012】 図6は、各分割体15の他の実施例を示すもので、中空室16を仕切壁19に より上室20および下室21に分割してある。前記仕切壁19には複数個の貫通 孔22が形成してあり、各貫通孔22を介して上下の各室20,21を連通させ ている。下室21には合成樹脂製の球状体23が多数個充填されており、分割体 15に人体の荷重による圧力が掛かって上室20内の水が貫通孔22より下室2 1に流入したとき、球状体23が緩衝材として機能し、水の揺れや水音の発生な どを防止する。
【0013】 前記表層シート5は、硬質のウレタンフォームなどで形成され、その表面は凹 凸面に形成してある。この表層シート5は外周全体がカバー布24で被覆してあ るが、必要に応じて防臭加工や防菌加工を施してもよい。
【0014】 前記面ヒータ4は、前記マット3を加温するためのもので、2枚の絶縁シート 間にニクロム線のような線状ヒータを介装した構造のものである。この実施例で はこの面ヒータ4をマット3と表層シート5との間に位置させているが、これに 限らず、マット3とベース2との間に位置させてもよい。
【0015】 前記面ヒータ4には、先端にプラグ25が設けられたコード線26が接続され ており、このコード線26の中間位置には、図4に示すようなコントロール部2 7が設けられている。 このコントロール部27には、電源スイッチ28,温度調整つまみ29,電源 投入ランプ30,通電表示ランプ31が配置されており、前記温度調整つまみ2 9を切換え操作することにより、面ヒータ4の設定温度が「高」「中」「低」の 3段階に調整することが可能である。
【0016】 図5は、面ヒータ4への通電回路32を示している。 同図中、33は前記プラグ25が接続される交流電源であって、この通電回路 32中には、電源スイッチ28,タイマ回路34,電源投入ランプ30,通電表 示ランプ31が設けられている。
【0017】 前記タイマ回路34は、面ヒータ4への通電回路32を一定時間毎にオン・オ フするためのもので、前記温度調整つまみ29を切換え操作することにより、時 定数が変化して通電時間が3段階に切り換わる。なお通電表示ランプ31は、面 ヒータ4が通電状態にあるとき点灯し、通電遮断状態にあるとき消灯する。
【0018】 敷寝具の組立に際し、各分割体15の水導入部17より中空室16内へ水を充 填した後、ベース2の凹部9内へ分割体15を一個ずつ順次嵌め込んでマット3 を形成し、その上へ面ヒータ4および表層シート5を重ねる。
【0019】 使用時には電源スイッチ28を投入し、温度調整つまみ29を操作して好みの 温度に設定すると、面ヒータ4が発熱してマット3が最適温度に加温される。
【0020】 敷寝具の分解に際しては、表層シート5および面ヒータ4を取り外し、ベース 2の凹部9から分割体15を順次取り出した後、水導入部17より各分割体15 内の水を抜き、またベース2を折り畳む。
【0021】
【考案の効果】
この考案は上記のごとく、流体が充填されるマットを複数の単位に分割して軽 量かつ小型化したから、マットの取扱いが容易となり、据付や解体などを簡単に 行うことができる。また各分割体毎に流体を充填するから、万一マットが破損し ても、流出する水は少量で済み、水の流出による被害が小さくて済むなど、考案 目的を達成した顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる敷寝具を示す分解斜視図であ
る。
【図2】敷寝具の断面図である。
【図3】ベースの折畳状態を示す斜視図である。
【図4】コントロール部を示す斜視図である。
【図5】面ヒータへの通電回路を示す電気回路図であ
る。
【図6】分割体の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 敷寝具 2 ベース 3 マット 5 表層シート 9 凹部 15 分割体 16 中空室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面開口の凹部を備えたベースと、前記
    凹部内に嵌合させた状態でベース上に配備されるマット
    と、前記マット上に重ねられる表層シートとから成り、 前記マットは、相互に分離可能な複数の単位に分割され
    ると共に、各分割体の内部に流体が充填される中空室が
    個別に形成されて成る敷寝具。
JP3770092U 1992-05-09 1992-05-09 敷寝具 Pending JPH0588363U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3770092U JPH0588363U (ja) 1992-05-09 1992-05-09 敷寝具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3770092U JPH0588363U (ja) 1992-05-09 1992-05-09 敷寝具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0588363U true JPH0588363U (ja) 1993-12-03

Family

ID=12504815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3770092U Pending JPH0588363U (ja) 1992-05-09 1992-05-09 敷寝具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0588363U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566417B2 (ja) * 1979-12-06 1981-02-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566417B2 (ja) * 1979-12-06 1981-02-10

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