JPH058820U - 流体送給チユーブ - Google Patents

流体送給チユーブ

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JPH058820U
JPH058820U JP055549U JP5554991U JPH058820U JP H058820 U JPH058820 U JP H058820U JP 055549 U JP055549 U JP 055549U JP 5554991 U JP5554991 U JP 5554991U JP H058820 U JPH058820 U JP H058820U
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JP
Japan
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fluid
signal line
signal
tube
fluid supply
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Pending
Application number
JP055549U
Other languages
English (en)
Inventor
茂和 永井
修三 桜井
勅 川本
Original Assignee
エスエムシー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エスエムシー株式会社 filed Critical エスエムシー株式会社
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Publication of JPH058820U publication Critical patent/JPH058820U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】流体を送給する管体に沿って信号線を配設し、
回路の形成を簡素化する。 【構成】流体の流路である流体通路12が画成された管
体14の周壁16に、管体14の延在方向に沿って溝部
18を形成する。この溝部18内に電気信号または光信
号を伝達するための信号線20が嵌合される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気信号または光信号による制御と、流体による制御との双方の作 用によって制御機器の駆動を行う回路に用いられる流体送給チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、制御機器に接続される流体圧回路には、多数本の流体送給チューブ が用いられている。また、このような制御機器には、種々のアクチュエータを制 御するために多数本の信号線が配設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような流体送給チューブおよび信号線は、制御機器の回りに適 切に配置しておかないと、断線等の故障を招来するおそれがある。また、回路が 複雑なものとなるに従い、結線ミスや配設ミスなどが生じるおそれがある。
【0004】 本考案はこの種の問題を解決するためになされたものであり、流体圧回路の形 成並びにそれに付随する信号線の接続を容易かつ正確に行うことのできる流体送 給チューブを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案は、流体を送給するための管体と、 前記管体の外周壁に沿って配設され、電気信号または光信号を伝達する信号線 と、 を備えることを特徴とする。
【0006】 また、本考案は、流体を送給するための管体と、 前記管体内の流体送給路に沿って配設され、電気信号または光信号を伝達する 信号線と、 を備えることを特徴とする。
【0007】 さらに、本考案は、流体を送給するための管体と、 前記管体の外周部を囲撓するように配設され、電気信号または光信号を伝達す る信号線と、 を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案に係る流体送給チューブでは、制御機器に流体を送給する管体に沿って 、前記制御機器に関係する信号線を配設することができるため、回路の形成が容 易になり、また、配線ミスの発生も減少する。
【0009】
【実施例】
本考案に係る流体送給チューブについて、好適な実施例を挙げ、添付の図面を 参照しながら以下詳細に説明する。
【0010】 図1並びに図2において、参照符号10は、第1の実施例に係る流体送給チュ ーブを示す。この流体送給チューブ10は、流体通路12を有する管体14と、 前記管体14の周壁16の延在方向に沿って形成された溝部18に配設される信 号線20から基本的に構成される。
【0011】 管体14は可撓性の部材からなり、その中央の流体通路12には気体や液体等 の流体が流通する。電気信号または光信号を伝達するための信号線20は、例え ば、管体14の周壁16に形成された断面略円形状の溝部18に嵌合される。
【0012】 上記のように構成される流体送給チューブ10について、アクチュエータに適 用してその作用を説明する。
【0013】 流体送給チューブ10を構成する管体14は、アクチュエータであるシリンダ 22の一方のポート24aに接続される。この場合、前記シリンダ22には、ピ ストン23の位置を検出する位置検出器26が配設されており、この位置検出器 26には前記管体14に沿って配設された信号線20の一端部が接続される。ま た、信号線20の他端部は図示しない計測器に接続される。シリンダ22の他方 のポート24bには、信号線20を有しない通常の流体送給チューブ28が接続 される。
【0014】 管体14を通って送給された流体はシリンダ22内に流入し、ピストン23を 、図2において、右側に移動させる。また、流体送給チューブ28を通って送給 された流体はピストン23を左側に移動させる。ピストン23の移動に伴い、位 置検出器26からの信号が信号線20を伝達し、これによって図示しない計測器 が前記ピストン23の位置を検出する。
【0015】 この場合、前記信号線20は、管体14に沿って配設されるため、管体14を 含む回路構成が外観上単純化されることになる。また、制御機器に関係する信号 線20は、常に前記管体14と一体となっているため、信号線20の接続ミスと いった事態の生じるおそれも極めて少ないものとなる。
【0016】 図3に示す本考案に係る流体送給チューブ30は、第2の実施例である。
【0017】 流体送給チューブ30は、管体32と信号線36から構成される。管体32は 可撓性の部材からなり、その中央に気体や液体の流路となる流体通路34が画成 され、この流体通路34に信号線36が配設される。
【0018】 この場合、信号線36は管体32内に配設されるため、第1の実施例の効果に 加え、管体32や他の部材との接触の割合が減少し、断線等の発生が効果的に防 止される。
【0019】 図4に示す流体送給チューブ38は、第3の実施例である。
【0020】 流体送給チューブ38は、第1の管体42と、その外側に配設した第2の管体 46および信号線48a乃至48dから構成される。第1管体42および第2管 体46は可撓性の部材からなり、前記第1管体42は中央に気体や液体の流路と なる流体通路40が画成される。また、第1管体42、第2管体46間にも気体 や液体の流路となる流体通路44が画成され、これによって二重管が構成される 。そして、第2管体46の流体通路44に信号線48a乃至48dが配設される 。この実施例においても、第2の実施例と同様の効果が得られる。
【0021】 図5に示す流体送給チューブ49は、第4の実施例である。
【0022】 流体送給チューブ49は、第1の管体51および第2の管体53によって第3 実施例の場合と同様の機能を果たす二重菅を構成する。そして、外側に配設され た第2管体53には、長手方向に沿って溝部55a乃至55cが形成され、各溝 部55a乃至55cに信号線57a乃至57cが配設されている。この実施例の 場合、信号線57a乃至57cの取り付けが容易となる効果も得られる。
【0023】 図6に示す流体送給チューブ50は、第5の実施例である。
【0024】 流体送給チューブ50は、管体56と円筒状に形成した信号線52から構成さ れる。管体56は可撓性の部材からなり、その中央に気体や液体の流路となる流 体通路54が画成され、管体56の外周に、例えば、光ファイバケーブルを円筒 状に形成した信号線52が配設される。この場合、信号線52が外部に露出して いるため、信号の取り出しが容易となる。
【0025】 図7に示す流体送給チューブ58は、第6の実施例である。
【0026】 流体送給チューブ58は、管体66とその外周に配設した信号線62から構成 される。管体66は可撓性の部材からなり、その中央に気体や液体の流路となる 流体通路64が画成され、管体66の外周に円筒状に形成され、延在方向に切欠 部60を有した光ファイバケーブル等からなる信号線62が配設される。この場 合、第4の実施例の効果に加え、信号線62は簡単に拡開することができ管体6 6の取り出しが容易になる。
【0027】 図8は、第1の実施例における流体送給チューブ10を吸着用パッド機構70 に適用した一例である。
【0028】 吸着用パッド機構70はワーク82を吸着するための吸着用パッド72と、こ の吸着用パッド72をロボットのアーム74に連結させるコネクタ76から構成 される。吸着用パッド72は根本部78と、これに一体的に連設されたスカート 部80を備える。コネクタ76の一方の端部は前記根本部78に挿入され、他方 の端部はアーム74に係着される。アーム74には管体14が配設され、この管 体14の溝部18に嵌合されている光ファイバケーブルからなる信号線20が、 アーム74内に挿入される。さらに、前記信号線20はコネクタ76を貫通して スカート部80の吸着面に臨んでいる。管体14は図示しない真空吸引源に連通 される。 吸着用パッド72を変位動作させて、ワーク82に当接させる。ワー ク82は真空吸引源の減圧作用下にスカート部80の吸着面で吸着され、別の場 所に搬送される。この搬送の際、信号線20の端部より導入される光信号によっ てワーク82の吸着状態を検知することができる。なお、図3乃至図5に示す流 体送給チューブ30、38等を本実施例に適用することも可能である。
【0029】
【考案の効果】
本考案に係る流体送給チューブによれば、以下の効果が得られる。
【0030】 流体を送給する管体に沿って、制御機器に関係する信号線を配設することがで きるため、管体を含む回路構成が単純化され、これによって回路形成が容易とな る。また、管体に対してそれと関係する信号線が常に一体となるため、配線ミス の発生も減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る流体送給チューブの
斜視説明図である。
【図2】図1に示す流体送給チューブの適用例の説明図
である。
【図3】本考案の第2実施例に係る流体送給チューブの
断面図である。
【図4】本考案の第3実施例に係る流体送給チューブの
断面図である。
【図5】本考案の第4実施例に係る流体送給チューブの
断面図である。
【図6】本考案の第5実施例に係る流体送給チューブの
断面図である。
【図7】本考案の第6実施例に係る流体送給チューブの
断面図である。
【図8】本考案の第1実施例に係る流体送給チューブを
吸着用パッドに適用した例における説明図である。
【符号の説明】
10、30、38、49、50、58…流体送給チュー
ブ 14、32、42、46、51、53、56、66…管
体 20、36、48a〜48d、52、57a〜57c、
62…信号線 22…シリンダ 26…位置検出器 70…吸着用パッド機構 72…吸着用パッド 74…アーム 76…コネクタ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体を送給するための管体と、 前記管体の外周壁に沿って配設され、電気信号または光
    信号を伝達する信号線と、 を備えることを特徴とする流体送給チューブ。
  2. 【請求項2】流体を送給するための管体と、 前記管体内の流体送給路に沿って配設され、電気信号ま
    たは光信号を伝達する信号線と、 を備えることを特徴とする流体送給チューブ。
  3. 【請求項3】流体を送給するための管体と、 前記管体の外周部を囲撓するように配設され、電気信号
    または光信号を伝達する信号線と、 を備えることを特徴とする流体送給チューブ。
JP055549U 1991-07-17 1991-07-17 流体送給チユーブ Pending JPH058820U (ja)

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