JPH0587458B2 - - Google Patents
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- JPH0587458B2 JPH0587458B2 JP15953182A JP15953182A JPH0587458B2 JP H0587458 B2 JPH0587458 B2 JP H0587458B2 JP 15953182 A JP15953182 A JP 15953182A JP 15953182 A JP15953182 A JP 15953182A JP H0587458 B2 JPH0587458 B2 JP H0587458B2
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- slag
- water
- water supply
- pressure
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Classifications
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/02—Physical or chemical treatment of slags
- C21B2400/022—Methods of cooling or quenching molten slag
- C21B2400/024—Methods of cooling or quenching molten slag with the direct use of steam or liquid coolants, e.g. water
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
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- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/02—Physical or chemical treatment of slags
- C21B2400/032—Separating slag from liquid, e.g. from water, after quenching
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
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- C21B2400/05—Apparatus features
- C21B2400/062—Jet nozzles or pressurised fluids for cooling, fragmenting or atomising slag
-
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- C21B2400/074—Tower structures for cooling, being confined but not sealed
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高炉等から流出する溶滓をセメント原
料などに利用すべく水滓化する水滓製造装置に関
する。特に吹製函から噴射される冷却水の制御に
関する。
料などに利用すべく水滓化する水滓製造装置に関
する。特に吹製函から噴射される冷却水の制御に
関する。
高炉等から余分なものとして排出される溶滓
を、セメント原料、ロツクウール、道路用砕石、
地盤改良材などに使用すべく、炉に付帯して水滓
製造装置というものを設け、この水滓製造装置に
より溶滓を水滓化する。水滓製造装置は炉から流
出して来た溶滓に対して吹製函においてその流れ
を横断する方向に圧力水を強く噴射し、溶滓を急
冷しかつ衝撃して細粒化し、これにより生成した
水滓スラリーを重力により沈殿槽又は脱水槽装置
において水を分離し、あるいは積極的に駆動力を
用いた脱水機により水を分離して水滓を得るよう
になつている。なお、分離により回収された水は
圧力水として再び利用されるようになつている。
このような水滓製造装置は例えば特開昭54−
145393号公報、特開昭56−26752号公報、特開昭
57−116717号公報等に詳細に述べられている。
を、セメント原料、ロツクウール、道路用砕石、
地盤改良材などに使用すべく、炉に付帯して水滓
製造装置というものを設け、この水滓製造装置に
より溶滓を水滓化する。水滓製造装置は炉から流
出して来た溶滓に対して吹製函においてその流れ
を横断する方向に圧力水を強く噴射し、溶滓を急
冷しかつ衝撃して細粒化し、これにより生成した
水滓スラリーを重力により沈殿槽又は脱水槽装置
において水を分離し、あるいは積極的に駆動力を
用いた脱水機により水を分離して水滓を得るよう
になつている。なお、分離により回収された水は
圧力水として再び利用されるようになつている。
このような水滓製造装置は例えば特開昭54−
145393号公報、特開昭56−26752号公報、特開昭
57−116717号公報等に詳細に述べられている。
水滓は粒子の大きさに応じて前述した如き用途
に利用される。水滓の粒度にバラツキの少ないも
の程、より高価になる。更にその価値は水滓の有
する透水性、潜在水硬性、親水性などにより決め
られる。一般的に言えば水滓は粒子が小さくなれ
ば高価になり、セメント原料として使用される。
に利用される。水滓の粒度にバラツキの少ないも
の程、より高価になる。更にその価値は水滓の有
する透水性、潜在水硬性、親水性などにより決め
られる。一般的に言えば水滓は粒子が小さくなれ
ば高価になり、セメント原料として使用される。
このような高付加価値の水滓を得るためのキー
ポイントは溶滓に噴射する圧力水の供給量(t/
min)であることはよく知られている。例えば圧
力水の供給量(t/min)は溶滓の重量1に対し
て7以上で所望の割り合になるようにすることで
ある。
ポイントは溶滓に噴射する圧力水の供給量(t/
min)であることはよく知られている。例えば圧
力水の供給量(t/min)は溶滓の重量1に対し
て7以上で所望の割り合になるようにすることで
ある。
ところで、一回の出湯操作にたいして、溶滓は
その流出量(t/min)を例えば第5図に示すよ
うに変える。なお、このパターンは各出湯操作毎
に正確にくり返されるとは限らず概略こうなると
いうものであるが、約1時間半までは緩やかに上
昇気味の毎分1トン程度の流出量であり、この
後、急激に流出量は上昇して約2時間目では毎分
5トン程度に達した後、急速に減少して出湯操作
は終る。
その流出量(t/min)を例えば第5図に示すよ
うに変える。なお、このパターンは各出湯操作毎
に正確にくり返されるとは限らず概略こうなると
いうものであるが、約1時間半までは緩やかに上
昇気味の毎分1トン程度の流出量であり、この
後、急激に流出量は上昇して約2時間目では毎分
5トン程度に達した後、急速に減少して出湯操作
は終る。
従つて溶滓に噴射する圧力水の供給量は毎分5
トンから毎分35トンまで変化する。これを一台の
給水ポンプでまかなおうとすると、非常に大型の
給水ポンプを必要とし、また、この給水ポンプの
作動時間の大半は無駄に圧力水を供給することに
なる。また、たとえ給水調節弁を調節して供給量
を調整しても給水ポンプの作動においてエネルギ
ーの無駄がある。そこで、従来では例えば給水ポ
ンプを二基備えて、溶滓の流出量が2.5トン毎分
を超えるまでは2.5×7トン毎分の吐出能力をも
つ給水ポンプ一基を作動させ、溶滓の流出量が
2.5トン毎分を越すと更に同等の能力をもつ給水
ポンプを一基、追加的に作動させるようにしてい
る。更には給水ポンプを三基備えてその合計吐出
能力が溶滓の最大流出量に対応するようにすれ
ば、より好ましくなる。このことに関し第3図を
参照して、より詳しく説明する。
トンから毎分35トンまで変化する。これを一台の
給水ポンプでまかなおうとすると、非常に大型の
給水ポンプを必要とし、また、この給水ポンプの
作動時間の大半は無駄に圧力水を供給することに
なる。また、たとえ給水調節弁を調節して供給量
を調整しても給水ポンプの作動においてエネルギ
ーの無駄がある。そこで、従来では例えば給水ポ
ンプを二基備えて、溶滓の流出量が2.5トン毎分
を超えるまでは2.5×7トン毎分の吐出能力をも
つ給水ポンプ一基を作動させ、溶滓の流出量が
2.5トン毎分を越すと更に同等の能力をもつ給水
ポンプを一基、追加的に作動させるようにしてい
る。更には給水ポンプを三基備えてその合計吐出
能力が溶滓の最大流出量に対応するようにすれ
ば、より好ましくなる。このことに関し第3図を
参照して、より詳しく説明する。
第3図は溶滓の流出量Gに対する所望の圧力水
供給量qの一例を示すグラフである。この曲線に
沿つて圧力水の供給量を変えるのが理想であると
する。溶滓の流出量Gが最大G4まで変動するの
で、これに対応して最高の圧力水の供給量q4が必
要である。他方、最低の圧力水の供給量q1があ
る。
供給量qの一例を示すグラフである。この曲線に
沿つて圧力水の供給量を変えるのが理想であると
する。溶滓の流出量Gが最大G4まで変動するの
で、これに対応して最高の圧力水の供給量q4が必
要である。他方、最低の圧力水の供給量q1があ
る。
その間の供給量qの変動を、給水ポンプを二基
設けて圧力水の供給を段階的に制御する場合、溶
滓の流出量G2までは吐出能力q2の給水ポンプの
単基運転とし、流出量G2を越えると吐出能力q4
−q2の給水ポンプをも作動させて二基の同時運転
とする。その結果、第3図に一点鎖線で示すよう
に供給量は増大する。
設けて圧力水の供給を段階的に制御する場合、溶
滓の流出量G2までは吐出能力q2の給水ポンプの
単基運転とし、流出量G2を越えると吐出能力q4
−q2の給水ポンプをも作動させて二基の同時運転
とする。その結果、第3図に一点鎖線で示すよう
に供給量は増大する。
給水ポンプを三基設けて圧力水の供給を段階的
に制御する場合、溶滓の流出量G1までは吐出能
力q1を有する給水ポンプの単基運転とし、溶滓の
流出量がG1を越えるとG3までは、前記の吐出能
力q1の給水ポンプとq3−q1の吐出能力を有する給
水ポンプとの二基同時運転となし、流出量G3を
越えると、更に追加的にq4−q3の吐出能力を有す
る給水ポンプを加えた三基同時運転とする。その
結果、破線で示すように供給量は段階的に増大す
る。
に制御する場合、溶滓の流出量G1までは吐出能
力q1を有する給水ポンプの単基運転とし、溶滓の
流出量がG1を越えるとG3までは、前記の吐出能
力q1の給水ポンプとq3−q1の吐出能力を有する給
水ポンプとの二基同時運転となし、流出量G3を
越えると、更に追加的にq4−q3の吐出能力を有す
る給水ポンプを加えた三基同時運転とする。その
結果、破線で示すように供給量は段階的に増大す
る。
更に、給水ポンプを四基、五基と増して、きめ
細かく圧力水の供給量を制御すれば尚更に好まし
くなる。給水ポンプの基数は水滓製造装置の規模
と経済性から決定すればよい。また、これらポン
プを可変吐出量のタイプのものとし、究極的には
経済的な基数の可変吐出量ポンプで溶滓の流出量
に応じて第3図の曲線に沿つた量の圧力水を供給
するのが理想的な制御であることが理解されよ
う。
細かく圧力水の供給量を制御すれば尚更に好まし
くなる。給水ポンプの基数は水滓製造装置の規模
と経済性から決定すればよい。また、これらポン
プを可変吐出量のタイプのものとし、究極的には
経済的な基数の可変吐出量ポンプで溶滓の流出量
に応じて第3図の曲線に沿つた量の圧力水を供給
するのが理想的な制御であることが理解されよ
う。
溶滓の流出量を求める方法として、最も古く
は、操作者自身の観察によるものがある。これは
水滓化前の溶滓を測定用堰に通過させて、その流
路幅を、溶滓から発する輻射熱等を避けるべく工
業用テレビ等を介して現業員自身が観察し、流路
幅の視野角を測定して溶滓の流出量を判断すると
いうものである。
は、操作者自身の観察によるものがある。これは
水滓化前の溶滓を測定用堰に通過させて、その流
路幅を、溶滓から発する輻射熱等を避けるべく工
業用テレビ等を介して現業員自身が観察し、流路
幅の視野角を測定して溶滓の流出量を判断すると
いうものである。
かかる人間の判断による流出量測定方法に代わ
つて、水滓化後の処理物の生成量から逆に溶滓の
流出量を測定する方法が提案された。これは水滓
化後において、水滓樋の下部に計重装置を配設し
て水滓スラリーの重量を測定し、この測定値から
溶滓の流出量を算出するのである。
つて、水滓化後の処理物の生成量から逆に溶滓の
流出量を測定する方法が提案された。これは水滓
化後において、水滓樋の下部に計重装置を配設し
て水滓スラリーの重量を測定し、この測定値から
溶滓の流出量を算出するのである。
これに似た方法として特開昭56−26752号公報
に開示された溶滓流出量測定方法がある。これは
脱水機を保持したスラリー受槽の重量と搬出コン
ベヤにおける水滓の流量とから溶滓の流出量を算
出するというものである。
に開示された溶滓流出量測定方法がある。これは
脱水機を保持したスラリー受槽の重量と搬出コン
ベヤにおける水滓の流量とから溶滓の流出量を算
出するというものである。
また、別の方法として特開昭57−100948号公報
に開示された溶滓流出量測定方法がある。これは
溶滓に圧力水を噴射して得られた水滓スラリーを
水滓スラリー貯留槽に導入して分離水をオーバフ
ロさせる一方で、この水滓スラリー貯留槽に対し
て斜めに分級機を浸けて水滓スラリー貯留槽の底
部に集まつた水滓を搬出するようにし、その分級
機の負荷を検出し、この負荷の変動に応じて圧力
水を供給するポンプの作動を制御して圧力水供給
量を調整するというものである。
に開示された溶滓流出量測定方法がある。これは
溶滓に圧力水を噴射して得られた水滓スラリーを
水滓スラリー貯留槽に導入して分離水をオーバフ
ロさせる一方で、この水滓スラリー貯留槽に対し
て斜めに分級機を浸けて水滓スラリー貯留槽の底
部に集まつた水滓を搬出するようにし、その分級
機の負荷を検出し、この負荷の変動に応じて圧力
水を供給するポンプの作動を制御して圧力水供給
量を調整するというものである。
更に、別の方法として熱収支により溶滓の流出
量を算出するという方法が特開昭57−116717号公
報に開示されている。この方法は水滓化前の溶滓
の温度と、噴射する冷却水の温度とその供給量
と、水滓化後の水滓スラリーの温度とから溶滓の
流出量を算出するというものである。
量を算出するという方法が特開昭57−116717号公
報に開示されている。この方法は水滓化前の溶滓
の温度と、噴射する冷却水の温度とその供給量
と、水滓化後の水滓スラリーの温度とから溶滓の
流出量を算出するというものである。
溶滓流出量測定方法とは別に、従来では供給量
が変動する圧力水の噴射圧を常に一定に保つ方法
についてあまり深く考慮されなかつた。
が変動する圧力水の噴射圧を常に一定に保つ方法
についてあまり深く考慮されなかつた。
測定堰における流路幅の視野角測定から現業員
が流出量を判断するという方法は現業員の経験に
より測定の正確さが異なる。これに代る水滓樋の
下部に設けた計重装置による方法はもともと求め
るべき不特定値である圧力水を含んだ重量を測定
しており、正確な検出量を求めにくいのである。
が流出量を判断するという方法は現業員の経験に
より測定の正確さが異なる。これに代る水滓樋の
下部に設けた計重装置による方法はもともと求め
るべき不特定値である圧力水を含んだ重量を測定
しており、正確な検出量を求めにくいのである。
また、特開昭56−26752号公報に開示の方法は
搬出コンベヤにおいて流出量を測定することに加
えてスラリー受槽の重量を測定することにより正
確な流出量の算出を期しているが、複数の種類の
検出器を必要とし溶滓流量測定装置が複雑にな
る。
搬出コンベヤにおいて流出量を測定することに加
えてスラリー受槽の重量を測定することにより正
確な流出量の算出を期しているが、複数の種類の
検出器を必要とし溶滓流量測定装置が複雑にな
る。
また、特開昭57−100948号公報に開示の方法は
水滓が分級機に達するまでに時間差がありすぎる
こと、さらに、水滓の山が発生してこれが崩れる
ということをランダムにくり返すことになるので
溶滓の流出量を正確に検出することが出来ないの
である。
水滓が分級機に達するまでに時間差がありすぎる
こと、さらに、水滓の山が発生してこれが崩れる
ということをランダムにくり返すことになるので
溶滓の流出量を正確に検出することが出来ないの
である。
また、特開昭57−116717号公報に開示の熱収支
による方法は溶滓に圧力水を噴射した時に圧力水
の蒸発で失われる熱量を常数として計算してお
り、あまり正確を期せない上に、この方法を実施
するには多数の温度センサーを設置しなければな
らず溶滓流出量測定装置が複雑になる。
による方法は溶滓に圧力水を噴射した時に圧力水
の蒸発で失われる熱量を常数として計算してお
り、あまり正確を期せない上に、この方法を実施
するには多数の温度センサーを設置しなければな
らず溶滓流出量測定装置が複雑になる。
他方、吹製函における圧力水の噴射圧について
考察すると、一定の開口面積(有孔部の複数個の
噴射口の総面積)が与えられている吹製函へ給水
ポンプがより多くの圧力水を供給すると吹製函内
での圧力水の内圧が高くなり、かくしてそこから
噴射される圧力水の噴射圧が高くなるし、逆に給
水ポンプが圧力水をより少なく供給すると噴射圧
は低くなるというように、圧力水の供給量に応じ
て噴射圧が変動しており、溶滓を衝撃する度合い
が異り、生成される水滓の粒度に変化をもたらす
という問題点があるのである。
考察すると、一定の開口面積(有孔部の複数個の
噴射口の総面積)が与えられている吹製函へ給水
ポンプがより多くの圧力水を供給すると吹製函内
での圧力水の内圧が高くなり、かくしてそこから
噴射される圧力水の噴射圧が高くなるし、逆に給
水ポンプが圧力水をより少なく供給すると噴射圧
は低くなるというように、圧力水の供給量に応じ
て噴射圧が変動しており、溶滓を衝撃する度合い
が異り、生成される水滓の粒度に変化をもたらす
という問題点があるのである。
かくして、本発明は従来の溶滓流出量測定方法
に代る新たな概念の溶滓流出量測定方法を提供す
ることを目的とする。
に代る新たな概念の溶滓流出量測定方法を提供す
ることを目的とする。
また、本発明は圧力水の供給量を変えても吹製
函からの噴射圧を常に一定に維持する方法を提供
することも目的とする。
函からの噴射圧を常に一定に維持する方法を提供
することも目的とする。
本発明は高炉より取り出された溶滓に圧力水を
噴射して、生成した水滓スラリーを脱水機へ導入
して水滓を製造する際に、前記溶滓に噴射する水
の圧力を、その供給量を変動させても、一定に保
つための水滓製造用圧力水制御方法であつて、 前記脱水機は水平軸の周りに回転するフイルタ
ー円筒体からなり、このフイルター円筒体はその
内部に導入された水滓スラリーから水を過さ
せ、残つた水滓をこのフイルター円筒体の回転に
つれて上方にもたらした後にこのフイルター円筒
体中に延びている導出施設上に放出するようにな
つており、 かかる脱水機を作動させるために必要とする駆
動力または駆動力の媒介変数を検出手段により検
出し、該検出手段より発せられる信号に基づいて
複数基の給水ポンプと給水調節弁とを含む給水装
置の給水ポンプの少なくとも単基運転ないし複数
基の同時運転を指示し、これに対応して給水調節
弁を制御して該圧力水の圧力を一定に維持するこ
とを特徴とする。
噴射して、生成した水滓スラリーを脱水機へ導入
して水滓を製造する際に、前記溶滓に噴射する水
の圧力を、その供給量を変動させても、一定に保
つための水滓製造用圧力水制御方法であつて、 前記脱水機は水平軸の周りに回転するフイルタ
ー円筒体からなり、このフイルター円筒体はその
内部に導入された水滓スラリーから水を過さ
せ、残つた水滓をこのフイルター円筒体の回転に
つれて上方にもたらした後にこのフイルター円筒
体中に延びている導出施設上に放出するようにな
つており、 かかる脱水機を作動させるために必要とする駆
動力または駆動力の媒介変数を検出手段により検
出し、該検出手段より発せられる信号に基づいて
複数基の給水ポンプと給水調節弁とを含む給水装
置の給水ポンプの少なくとも単基運転ないし複数
基の同時運転を指示し、これに対応して給水調節
弁を制御して該圧力水の圧力を一定に維持するこ
とを特徴とする。
本発明では水平軸の周りに回転するフイルター
円筒体からなる脱水機を用い、このフイルター円
筒体の内部に水滓スラリーを導入して水を過さ
せ残つた水滓をこのフイルター円筒体の回転につ
れて上方にもたらして導出施設上に放出している
ので、このフイルター円筒体を回転駆動するため
の駆動力または駆動力の媒介変数の変動は溶滓の
流出量の変動に正確に対応し、従来の如き溶滓流
出量測定装置は不要であることは言うまでもな
く、従来の分級機にかかる負荷を検出する場合よ
りもはるかに迅速正確に溶滓の流出量を測定でき
るのである。
円筒体からなる脱水機を用い、このフイルター円
筒体の内部に水滓スラリーを導入して水を過さ
せ残つた水滓をこのフイルター円筒体の回転につ
れて上方にもたらして導出施設上に放出している
ので、このフイルター円筒体を回転駆動するため
の駆動力または駆動力の媒介変数の変動は溶滓の
流出量の変動に正確に対応し、従来の如き溶滓流
出量測定装置は不要であることは言うまでもな
く、従来の分級機にかかる負荷を検出する場合よ
りもはるかに迅速正確に溶滓の流出量を測定でき
るのである。
また、かかる脱水機の駆動力または駆動力の媒
介変数を検出する検出器からの信号に基づいて複
数の給水ポンプを含む給水装置の給水ポンプの少
なくとも単基運転ないし複数基の同時運転を指示
すると共に、その指示に対応して給水調節弁を制
御して圧力水の圧力を一定に維持しているので、
得られる水滓の粒度にバラツキが少なく高品質な
水滓となり、かつ水滓製造用圧力水制御システム
が簡潔になりかつ安定動作するのである。
介変数を検出する検出器からの信号に基づいて複
数の給水ポンプを含む給水装置の給水ポンプの少
なくとも単基運転ないし複数基の同時運転を指示
すると共に、その指示に対応して給水調節弁を制
御して圧力水の圧力を一定に維持しているので、
得られる水滓の粒度にバラツキが少なく高品質な
水滓となり、かつ水滓製造用圧力水制御システム
が簡潔になりかつ安定動作するのである。
第1図は本発明による一実施例の水滓製造装置
を説明するための概略構成図である。高炉1より
排出された溶滓Aが溶銑大樋2およびそこから分
岐した溶滓樋3を経て水滓化部4に至る。ここで
溶滓Aは圧力水の噴射を受ける。かくして溶滓は
水滓化される。即ち、溶滓は圧力水の噴射により
衝撃を受けて細粒化(例えば粒度2mm以下に細粒
化)されると同時に急冷されて水滓化される。水
を含んだ水滓スラリーBは水滓樋5、水滓受6お
よび水滓分配樋7を通つて脱水機8の内部へ入
る。なお、脱水機8の一例としては特開昭54−
145393号を参照されたい。この脱水機8は金属製
の目の細いフイルタで出来た円筒体からなつてお
り、その円筒体の軸線は水平に配置されており、
かかる円筒体の中へ水滓スラリーBを入れると、
水滓スラリーB中の大部分の水分を円筒体外へ流
下させて実質的に水滓のみを残し、この円筒体の
回転につれて脱水された水滓を揚上させ、導出コ
ンベヤ9へ放出する。脱水機8は、油槽18から
油圧ポンプ19により供給される作動油で油圧モ
ータ17が脱水機8のトラニオン81を回転させ
ることにより、回転駆動される。作動油は油圧モ
ータ17で仕事をした後に再び油槽18へ戻され
る。導出コンベヤ9は脱水された水滓Eを水滓製
造装置より外へ送り出し、更に別の処理設備へ送
り水滓Eを製品化すべく排出コンベヤ10へ転送
する。
を説明するための概略構成図である。高炉1より
排出された溶滓Aが溶銑大樋2およびそこから分
岐した溶滓樋3を経て水滓化部4に至る。ここで
溶滓Aは圧力水の噴射を受ける。かくして溶滓は
水滓化される。即ち、溶滓は圧力水の噴射により
衝撃を受けて細粒化(例えば粒度2mm以下に細粒
化)されると同時に急冷されて水滓化される。水
を含んだ水滓スラリーBは水滓樋5、水滓受6お
よび水滓分配樋7を通つて脱水機8の内部へ入
る。なお、脱水機8の一例としては特開昭54−
145393号を参照されたい。この脱水機8は金属製
の目の細いフイルタで出来た円筒体からなつてお
り、その円筒体の軸線は水平に配置されており、
かかる円筒体の中へ水滓スラリーBを入れると、
水滓スラリーB中の大部分の水分を円筒体外へ流
下させて実質的に水滓のみを残し、この円筒体の
回転につれて脱水された水滓を揚上させ、導出コ
ンベヤ9へ放出する。脱水機8は、油槽18から
油圧ポンプ19により供給される作動油で油圧モ
ータ17が脱水機8のトラニオン81を回転させ
ることにより、回転駆動される。作動油は油圧モ
ータ17で仕事をした後に再び油槽18へ戻され
る。導出コンベヤ9は脱水された水滓Eを水滓製
造装置より外へ送り出し、更に別の処理設備へ送
り水滓Eを製品化すべく排出コンベヤ10へ転送
する。
脱水機8で分離されて流下した液は脱水液槽
11に集められ、用水Cとして再使用される。な
お、水滓化部4で蒸発してフード30から霧散し
た用水の一部を補給水C′で外部より補充する。用
水Cは用水ポンプ12により冷却装置13へ送ら
れ、ここで所定の温度(例えば50℃)以下になさ
れる。かかる用水Cの一部はフード30の噴霧装
置15へ噴霧水供給ポンプ14により送られ、水
滓化部4において生じた熱ガスを冷却するのにも
使用される。なお、前記用水Cの大半は圧力水と
して給水ポンプ16,16′の単基運転ないし複
数基の同時運転により水滓化部4の吹製函へ送ら
れる。吹製函に送られた圧力水は吹製函有孔部の
多数の噴射口を通つて噴出されて溶滓を衝撃す
る。
11に集められ、用水Cとして再使用される。な
お、水滓化部4で蒸発してフード30から霧散し
た用水の一部を補給水C′で外部より補充する。用
水Cは用水ポンプ12により冷却装置13へ送ら
れ、ここで所定の温度(例えば50℃)以下になさ
れる。かかる用水Cの一部はフード30の噴霧装
置15へ噴霧水供給ポンプ14により送られ、水
滓化部4において生じた熱ガスを冷却するのにも
使用される。なお、前記用水Cの大半は圧力水と
して給水ポンプ16,16′の単基運転ないし複
数基の同時運転により水滓化部4の吹製函へ送ら
れる。吹製函に送られた圧力水は吹製函有孔部の
多数の噴射口を通つて噴出されて溶滓を衝撃す
る。
この図では吹製函へ圧力水を供給する給水ポン
プは16,16′の二基しか示されていないが、
最初に説明しているように基数をふやしてもよい
ことは言うまでもない。
プは16,16′の二基しか示されていないが、
最初に説明しているように基数をふやしてもよい
ことは言うまでもない。
本発明の実施例についての以上の説明は従来の
水滓製造装置と同じである。
水滓製造装置と同じである。
さて、従来のものとは異なり、本発明の特徴と
するところに関する点を以下に説明する。
するところに関する点を以下に説明する。
脱水機8を駆動する油圧モータ17の作動油の
圧力を油圧検出器21により検出し、この検出信
号の大きさに応じて給水量調節器22は予め設定
された区分に従つて複数の給水ポンプのうち作動
さすべきポンプを選択するポンプ選択運転指示器
23へ指令を出し、同時に吹製函からの圧力水を
噴射圧を一定にすべく水滓化部4に設けた給水調
節弁を操作する。
圧力を油圧検出器21により検出し、この検出信
号の大きさに応じて給水量調節器22は予め設定
された区分に従つて複数の給水ポンプのうち作動
さすべきポンプを選択するポンプ選択運転指示器
23へ指令を出し、同時に吹製函からの圧力水を
噴射圧を一定にすべく水滓化部4に設けた給水調
節弁を操作する。
給水ポンプが二基備えられている場合、前記作
動油の圧力が所定の値よりも低ければ給水ポンプ
16のみを単基運転とし、前記圧力が所定の値よ
りも高ければ給水ポンプ16,16′の二基の同
時運転となす。
動油の圧力が所定の値よりも低ければ給水ポンプ
16のみを単基運転とし、前記圧力が所定の値よ
りも高ければ給水ポンプ16,16′の二基の同
時運転となす。
第4図は溶滓の流出量を求める本発明の原理を
説明するための模式図である。横軸は脱水機の操
作重量gを示し、縦軸はその脱水機を作動させる
のに必要とする駆動力PSを示し、脱水機に入れ
られた水滓スラリーのうち水は実質的にすぐさま
脱水機のフイルタ状の円筒体から外へ流出し、残
つているのは水滓とこれにほぼ一定の割合で含ま
れるホールドアツプ水であるので、脱水機の操作
重量gを何らかの計量器で測定したとして、操作
重量gの変化量△gは脱水機内の水滓の純増分と
見做してもよい。その△gに対応して脱水機を作
動させるのに必要とする駆動力PSにも変化量△
psが生ずることは当然である。かくして、本発明
ではこの駆動力PSを測定してその信号を給水量
調節器22へ与えているのである。勿論、操作重
量gとそれに対応する駆動力PSとの関係は予め
検定される。かくして実働の水滓製造装置では駆
動力PSを測定するのみでよい。これは通常モニ
ターされているものであり、操作重量を測定する
ための余分な検出器を必要としない。第1図の脱
水機8は油圧モータ17を用いているので、作動
油の圧力変動が駆動力の変動を示すことになる。
説明するための模式図である。横軸は脱水機の操
作重量gを示し、縦軸はその脱水機を作動させる
のに必要とする駆動力PSを示し、脱水機に入れ
られた水滓スラリーのうち水は実質的にすぐさま
脱水機のフイルタ状の円筒体から外へ流出し、残
つているのは水滓とこれにほぼ一定の割合で含ま
れるホールドアツプ水であるので、脱水機の操作
重量gを何らかの計量器で測定したとして、操作
重量gの変化量△gは脱水機内の水滓の純増分と
見做してもよい。その△gに対応して脱水機を作
動させるのに必要とする駆動力PSにも変化量△
psが生ずることは当然である。かくして、本発明
ではこの駆動力PSを測定してその信号を給水量
調節器22へ与えているのである。勿論、操作重
量gとそれに対応する駆動力PSとの関係は予め
検定される。かくして実働の水滓製造装置では駆
動力PSを測定するのみでよい。これは通常モニ
ターされているものであり、操作重量を測定する
ための余分な検出器を必要としない。第1図の脱
水機8は油圧モータ17を用いているので、作動
油の圧力変動が駆動力の変動を示すことになる。
この作動油の圧力変動と溶融スラグの流出量と
の関係を予め検定したグラフの典型例を第6図に
示す。時間を横軸にとり、作動油の圧力を縦軸に
とる。同じ縦軸ではあるがグラフの右側において
溶融スラグの流出量を表示する。このグラフから
理解される通り、作動油の圧力(実線)が判れば
溶融スラグの流出量(破線)が判るのである。例
えば作動油の圧力が35Kg/cm2のとき溶融スラグの
流出量は1.7t/minであり、45Kg/cm2のとき流出
量は2.5t/minであり、50Kg/cm2のとき流出量は
3.4t/minである。
の関係を予め検定したグラフの典型例を第6図に
示す。時間を横軸にとり、作動油の圧力を縦軸に
とる。同じ縦軸ではあるがグラフの右側において
溶融スラグの流出量を表示する。このグラフから
理解される通り、作動油の圧力(実線)が判れば
溶融スラグの流出量(破線)が判るのである。例
えば作動油の圧力が35Kg/cm2のとき溶融スラグの
流出量は1.7t/minであり、45Kg/cm2のとき流出
量は2.5t/minであり、50Kg/cm2のとき流出量は
3.4t/minである。
かくして、給水ポンプを二基備えている場合、
第6図の作動油の圧力が45Kg/cm2を越えるまでは
単基運転とし、45Kg/cm2を越えると二基同時運転
とする。給水ポンプを三基備えている場合、作動
油の圧力が35Kg/cm2を越えるまでは単基運転と
し、35Kg/cm2を越えると二基同時運転とし、更に
50Kg/cm2を越えると三基同時運転とすることがで
きよう。更に好ましくは、より細かく、そして究
極的には可変吐出量の給水ポンプを採用してこの
吐出量を連続的に制御することも出来よう。
第6図の作動油の圧力が45Kg/cm2を越えるまでは
単基運転とし、45Kg/cm2を越えると二基同時運転
とする。給水ポンプを三基備えている場合、作動
油の圧力が35Kg/cm2を越えるまでは単基運転と
し、35Kg/cm2を越えると二基同時運転とし、更に
50Kg/cm2を越えると三基同時運転とすることがで
きよう。更に好ましくは、より細かく、そして究
極的には可変吐出量の給水ポンプを採用してこの
吐出量を連続的に制御することも出来よう。
なお、駆動力の媒介変数として油圧以外に、電
動機を用いた場合の電気的な媒介変数、空圧モー
タを用いた場合の空圧、あるいはトルクそのもの
であつてもよい。
動機を用いた場合の電気的な媒介変数、空圧モー
タを用いた場合の空圧、あるいはトルクそのもの
であつてもよい。
脱水機における駆動力等の測定から吹製函にお
ける圧力水の噴射までのタイムラグは、水滓化部
4から脱水機8までの距離が10m位であるので、
給水ポンプの軌動時間を含めても30〜60秒以内で
あり、第5図に示す溶滓の流出量変動に対しては
無視できる時間である。
ける圧力水の噴射までのタイムラグは、水滓化部
4から脱水機8までの距離が10m位であるので、
給水ポンプの軌動時間を含めても30〜60秒以内で
あり、第5図に示す溶滓の流出量変動に対しては
無視できる時間である。
次に吹製函から噴射される圧力水の噴射圧を実
質的に一定の範囲に(例えば吹製函内での圧力水
の内圧を2Kg/cm2の程度の値で一定に)維持する
ための基本的な二つの方法を詳細に説明する。
質的に一定の範囲に(例えば吹製函内での圧力水
の内圧を2Kg/cm2の程度の値で一定に)維持する
ための基本的な二つの方法を詳細に説明する。
先ず第1図を参照して、油圧検出器21が所定
値以上の作動油の圧力を検出するようになると給
水量調節器22はポンプ選択運転指示器23に指
令を出して、給水ポンプ16,16′を単基運転
から二基同時運転となす。これにより水滓化部4
の吹製函へ供給する圧力水の供給量が増大するの
である。この供給量の増大にもかかわらず吹製函
から噴射される圧力水の噴射圧力を一定に維持す
べく、給水量調節器22は水滓化部4の吹製函の
給水調節弁を操作するための指令をも同時に出
す。二つの給水ポンプ16,16′から一本の共
通の給水管を通つて吹製函へ給水された圧力水
は、該給水ポンプ16,16′の吐出量に対応し
て二つに区分した噴射口群のそれぞれから、各ポ
ンプの作動に対応して単独(単基運転時)でまた
は同時(二基同時運転)に、噴射されるようにな
つている。噴射口群から成る有効部の開口は、単
基運転時でも二基同時運転時においても全体とし
て対称性を保持しながら、圧力水が溶滓に効果的
に当るように位置づけられている。つまり噴射口
群のそれぞれの開口は、列または行、あるいは個
別に、異なる区分の相互が隣り合うように組み合
わし、それらに通ずる幹線配管(図示しないが、
第1図の場合二本ある)によつて集合して給水管
に接続して、圧力水を給水する。該吹製函の区分
された各噴射口群は、所定の供給量に合せて定め
た各給水ポンプ特性に適応させて一定の噴射圧を
示し得るように、それぞれの属する配管系の圧力
損失特性に基づき、各々所定の開口面積を有して
いる。
値以上の作動油の圧力を検出するようになると給
水量調節器22はポンプ選択運転指示器23に指
令を出して、給水ポンプ16,16′を単基運転
から二基同時運転となす。これにより水滓化部4
の吹製函へ供給する圧力水の供給量が増大するの
である。この供給量の増大にもかかわらず吹製函
から噴射される圧力水の噴射圧力を一定に維持す
べく、給水量調節器22は水滓化部4の吹製函の
給水調節弁を操作するための指令をも同時に出
す。二つの給水ポンプ16,16′から一本の共
通の給水管を通つて吹製函へ給水された圧力水
は、該給水ポンプ16,16′の吐出量に対応し
て二つに区分した噴射口群のそれぞれから、各ポ
ンプの作動に対応して単独(単基運転時)でまた
は同時(二基同時運転)に、噴射されるようにな
つている。噴射口群から成る有効部の開口は、単
基運転時でも二基同時運転時においても全体とし
て対称性を保持しながら、圧力水が溶滓に効果的
に当るように位置づけられている。つまり噴射口
群のそれぞれの開口は、列または行、あるいは個
別に、異なる区分の相互が隣り合うように組み合
わし、それらに通ずる幹線配管(図示しないが、
第1図の場合二本ある)によつて集合して給水管
に接続して、圧力水を給水する。該吹製函の区分
された各噴射口群は、所定の供給量に合せて定め
た各給水ポンプ特性に適応させて一定の噴射圧を
示し得るように、それぞれの属する配管系の圧力
損失特性に基づき、各々所定の開口面積を有して
いる。
くり返すが、第1図に示す吹製函の構造は、給
水ポンプ16,16′が2基の配設の場合である
ので、噴射口群を二区分してある。そして各区分
への圧力水の流通は給水量調節器22の指令によ
り制御される。
水ポンプ16,16′が2基の配設の場合である
ので、噴射口群を二区分してある。そして各区分
への圧力水の流通は給水量調節器22の指令によ
り制御される。
このように圧力水の供給量の段階的制御に対応
して、吹製函の区分した噴射口群が追従して操作
され得るものであればよい。なお第1図に示した
ものでは、給水ポンプ16,16′が二基である
ので、多数の噴射口は二つの区分に分けられてい
るが、給水ポンプを三基備えている場合、噴射口
群は三つの区分に分けられる。噴射口群の区分と
その噴射口群の総開口面積の選択された相互比率
に対応して、同一仕様の同種ポンプを配設して
も、異なる仕様の給水ポンプ複数基を配設しても
よく、それらの給水ポンプの選択配置は、水滓製
造装置の規模と経済性から決定すればよい。
して、吹製函の区分した噴射口群が追従して操作
され得るものであればよい。なお第1図に示した
ものでは、給水ポンプ16,16′が二基である
ので、多数の噴射口は二つの区分に分けられてい
るが、給水ポンプを三基備えている場合、噴射口
群は三つの区分に分けられる。噴射口群の区分と
その噴射口群の総開口面積の選択された相互比率
に対応して、同一仕様の同種ポンプを配設して
も、異なる仕様の給水ポンプ複数基を配設しても
よく、それらの給水ポンプの選択配置は、水滓製
造装置の規模と経済性から決定すればよい。
第7図a,bを参照して給水ポンプが三基1
6,16′、16″ある場合について具体的に説明
する。第7図aに示される如く、溶滓樋3から流
下する溶滓Aに対して水滓化部4の吹製函40か
ら圧力水が噴射される。かくして溶滓は水滓化さ
れ、水滓スラリーBが水滓樋5を流下する。さて
第7図bに示される如く、吹製函40の有孔部の
噴射口群は上、中、下の三区分に区分され、上の
区分は給水調節弁40aを通る管路を通してのみ
給水ポンプ16,16′,16″より圧力水を受
け、中の区分は給水調節弁40bを通る管路を通
してのみ圧力水を受け、下の区分は弁の無い常時
開いた管路を通してのみ圧力水を受ける。ポンプ
16,16′,16″の吐出能力は同じであるとし
て、噴射口群の前記三区分はその開口面積が実質
的に同一になつている。再度第6図を参照して、
作動油の圧力が35Kg/cm2を越えるまではポンプ1
6の単基運転とし、かつ給水調節弁40a,40
bを閉じておく、作動油の圧力が35Kg/cm2を越え
るとポンプ16,16′の二基同時運転とし、か
つ給水調節弁40bを開き、給水調節弁40aは
閉じておく。作動油の圧力が50Kg/cm2を越えると
ポンプ16,16′,16″の三基同時運転とし、
給水調節弁40aをも開く。かくして圧力水の供
給量は段階的ではあるが溶滓の流出量に応じて変
えられ、しかも圧力水の噴射圧は変動しないので
ある。
6,16′、16″ある場合について具体的に説明
する。第7図aに示される如く、溶滓樋3から流
下する溶滓Aに対して水滓化部4の吹製函40か
ら圧力水が噴射される。かくして溶滓は水滓化さ
れ、水滓スラリーBが水滓樋5を流下する。さて
第7図bに示される如く、吹製函40の有孔部の
噴射口群は上、中、下の三区分に区分され、上の
区分は給水調節弁40aを通る管路を通してのみ
給水ポンプ16,16′,16″より圧力水を受
け、中の区分は給水調節弁40bを通る管路を通
してのみ圧力水を受け、下の区分は弁の無い常時
開いた管路を通してのみ圧力水を受ける。ポンプ
16,16′,16″の吐出能力は同じであるとし
て、噴射口群の前記三区分はその開口面積が実質
的に同一になつている。再度第6図を参照して、
作動油の圧力が35Kg/cm2を越えるまではポンプ1
6の単基運転とし、かつ給水調節弁40a,40
bを閉じておく、作動油の圧力が35Kg/cm2を越え
るとポンプ16,16′の二基同時運転とし、か
つ給水調節弁40bを開き、給水調節弁40aは
閉じておく。作動油の圧力が50Kg/cm2を越えると
ポンプ16,16′,16″の三基同時運転とし、
給水調節弁40aをも開く。かくして圧力水の供
給量は段階的ではあるが溶滓の流出量に応じて変
えられ、しかも圧力水の噴射圧は変動しないので
ある。
なお、第1図に戻つて、ポンプ選択運転指示器
23は脱水機8や給水ポンプ16,16′に異常
があれば警報器24を作動させて警報を発するよ
うにもなつている。
23は脱水機8や給水ポンプ16,16′に異常
があれば警報器24を作動させて警報を発するよ
うにもなつている。
第2図は吹製函から噴射される圧力水の噴射圧
を一定に維持するための別の方法を示す概略構成
図である。なお図示以外の他の部分は第1図に示
すものと同じである。さて、第2図においては、
吹製函内の圧力水の圧力を検出するために噴射圧
力検出器26が設けられており、かつ多数の噴射
口を配設した有孔部を開閉してその開口比を連続
的に増減できるようになしたダンパー(図示せ
ず)が設けられている。なお、溶滓の流れに対し
て圧力水がいつでも対称的に衝撃するように、ダ
ンパーは吹製函の壁(有孔部のある壁)に接して
有孔部を対称的に開閉するようになつている。こ
のダンパーはダンパー駆動装置25により操作せ
しめられる。該ダンパー駆動装置25は空気源装
置より圧縮空気Dを送気されて作動するのである
が、圧力調節器27の指示に従う。圧力調節器2
7は吹製函内の圧力水の圧力を検出する噴射圧力
検出器26からの信号を受けており、これが所定
の設定圧になるようにダンパー駆動装置25を指
示する。つまり、所定の設定圧よりも低い圧力を
噴射圧力検出器26が検出するとダンパーが吹製
函の有孔部の開口比を減じて内圧を高め、設定圧
よりも高い圧力であると有孔部の開口比を増して
内圧を低めるようにしている。なおダンパー駆動
装置25は給水量調節器22の信号を受けてダン
パーの位置を大体の位置へ設定するようになつて
いる。
を一定に維持するための別の方法を示す概略構成
図である。なお図示以外の他の部分は第1図に示
すものと同じである。さて、第2図においては、
吹製函内の圧力水の圧力を検出するために噴射圧
力検出器26が設けられており、かつ多数の噴射
口を配設した有孔部を開閉してその開口比を連続
的に増減できるようになしたダンパー(図示せ
ず)が設けられている。なお、溶滓の流れに対し
て圧力水がいつでも対称的に衝撃するように、ダ
ンパーは吹製函の壁(有孔部のある壁)に接して
有孔部を対称的に開閉するようになつている。こ
のダンパーはダンパー駆動装置25により操作せ
しめられる。該ダンパー駆動装置25は空気源装
置より圧縮空気Dを送気されて作動するのである
が、圧力調節器27の指示に従う。圧力調節器2
7は吹製函内の圧力水の圧力を検出する噴射圧力
検出器26からの信号を受けており、これが所定
の設定圧になるようにダンパー駆動装置25を指
示する。つまり、所定の設定圧よりも低い圧力を
噴射圧力検出器26が検出するとダンパーが吹製
函の有孔部の開口比を減じて内圧を高め、設定圧
よりも高い圧力であると有孔部の開口比を増して
内圧を低めるようにしている。なおダンパー駆動
装置25は給水量調節器22の信号を受けてダン
パーの位置を大体の位置へ設定するようになつて
いる。
本発明の水滓製造用圧力水制御方法は、フイル
ター円筒体からなる脱水機を用いてその駆動力を
検出することにより溶滓の流出量を測定するよう
になつているので、分級機の負荷検出による溶滓
流出量測定よりもはるかに迅速正確であり、しか
も圧力水の供給量を前記駆動力の検出により変動
させて無駄な圧力水供給を効果的に回避するばか
りか、圧力水の圧力を一定に維持するようになつ
ているので生成される水滓の粒度にバラツキが少
なく高品質の水滓が得られるという効果を奏す
る。
ター円筒体からなる脱水機を用いてその駆動力を
検出することにより溶滓の流出量を測定するよう
になつているので、分級機の負荷検出による溶滓
流出量測定よりもはるかに迅速正確であり、しか
も圧力水の供給量を前記駆動力の検出により変動
させて無駄な圧力水供給を効果的に回避するばか
りか、圧力水の圧力を一定に維持するようになつ
ているので生成される水滓の粒度にバラツキが少
なく高品質の水滓が得られるという効果を奏す
る。
第1図は本発明による一実施例の水滓製造装置
を説明するための概略図である。第2図は第1図
に示す水滓製造装置の一部を改変したものを説明
するための概略図である。第3図は溶滓の流出量
に対する所望の圧力水供給量の一例を説明するた
めのグラフである。第4図は溶滓の流出量を求め
る本発明の原理を説明するためのグラフである。
第5図は一回の出湯操作において流出する溶滓の
流出量の変化の一例を示すグラフである。第6図
は脱水機を駆動する油圧モータの作動圧と溶滓の
流出量との関係を予め検定した一例を示すグラフ
である。第7図は三基の給水ポンプに対応して吹
製函を三つの区分に分割する一例を説明するため
の概略図である。 図において、1は高炉、2は溶銑大樋、3は溶
滓樋、4は水滓化部、5は水滓樋、6は水滓受、
7は水滓分配樋、8は脱水機、9は導出コンベ
ヤ、10は排出コンベヤ、11は脱水液槽、12
は用水ポンプ、13は冷却装置、14は噴霧水供
給ポンプ、15は噴霧装置、16,16′は給水
ポンプ、17は油圧モータ、18は油槽、19は
油圧ポンプ、21は油圧検出器、22は給水量調
節器、23はポンプ選択運転指示器、24は警報
器、25はダンパー駆動器、26は噴射圧力検出
器、27は噴射圧力調節器、28は復水受け、2
9は噴霧装置本管、30はフード、40は吹製
函、81はトラニオン、Aは溶滓、Bは水滓スラ
リー、Cは用水、C′は補給水、Dは圧縮空気、E
は水滓である。
を説明するための概略図である。第2図は第1図
に示す水滓製造装置の一部を改変したものを説明
するための概略図である。第3図は溶滓の流出量
に対する所望の圧力水供給量の一例を説明するた
めのグラフである。第4図は溶滓の流出量を求め
る本発明の原理を説明するためのグラフである。
第5図は一回の出湯操作において流出する溶滓の
流出量の変化の一例を示すグラフである。第6図
は脱水機を駆動する油圧モータの作動圧と溶滓の
流出量との関係を予め検定した一例を示すグラフ
である。第7図は三基の給水ポンプに対応して吹
製函を三つの区分に分割する一例を説明するため
の概略図である。 図において、1は高炉、2は溶銑大樋、3は溶
滓樋、4は水滓化部、5は水滓樋、6は水滓受、
7は水滓分配樋、8は脱水機、9は導出コンベ
ヤ、10は排出コンベヤ、11は脱水液槽、12
は用水ポンプ、13は冷却装置、14は噴霧水供
給ポンプ、15は噴霧装置、16,16′は給水
ポンプ、17は油圧モータ、18は油槽、19は
油圧ポンプ、21は油圧検出器、22は給水量調
節器、23はポンプ選択運転指示器、24は警報
器、25はダンパー駆動器、26は噴射圧力検出
器、27は噴射圧力調節器、28は復水受け、2
9は噴霧装置本管、30はフード、40は吹製
函、81はトラニオン、Aは溶滓、Bは水滓スラ
リー、Cは用水、C′は補給水、Dは圧縮空気、E
は水滓である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高炉より取り出された溶滓に圧力水を噴射し
て、生成した水滓スラリーを脱水機へ導入して水
滓を製造する際に、前記溶滓に噴射する水の圧力
を、その供給量を変動させても、一定に保つため
の水滓製造用圧力水制御方法であつて、 前記脱水機は水平軸の周りに回転するフイルタ
ー円筒体からなり、このフイルター円筒体はその
内部に導入された水滓スラリーから水を過さ
せ、残つた水滓をこのフイルター円筒体の回転に
つれて上方にもたらした後にこのフイルター円筒
体中に延びている導出施設上に放出するようにな
つており、 かかる脱水機を作動させるために必要とする駆
動力または駆動力の媒介変数を検出手段により検
出し、該検出手段より発せられる信号に基づいて
複数基の給水ポンプと給水調節弁とを含む給水装
置の給水ポンプの少なくとも単基運転ないし複数
基の同時運転を指示し、これに対応して給水調節
弁を制御して該圧力水の圧力を一定に維持するこ
とを特徴とする水滓製造用圧力水制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57159531A JPS5950058A (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 水滓製造用圧力水制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57159531A JPS5950058A (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 水滓製造用圧力水制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5950058A JPS5950058A (ja) | 1984-03-22 |
JPH0587458B2 true JPH0587458B2 (ja) | 1993-12-16 |
Family
ID=15695798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57159531A Granted JPS5950058A (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 水滓製造用圧力水制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950058A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105063260A (zh) * | 2015-08-15 | 2015-11-18 | 芜湖新兴铸管有限责任公司 | 一种高炉冲渣水检测装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3600262B2 (ja) | 1994-03-04 | 2004-12-15 | 月島機械株式会社 | 溶滓流量の測定装置及びこれを利用した炉設備 |
US5694480A (en) * | 1995-08-30 | 1997-12-02 | Tsukishima Kikai Co., Ltd. | Molten slag flow rate measuring device and furnace facilities using the same |
LU92236B1 (en) * | 2013-07-01 | 2015-01-02 | Wurth Paul Sa | Steam condensation system for a granulation installation |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5626752A (en) * | 1979-08-10 | 1981-03-14 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Molten slag flow rate sensing method |
JPS57100948A (en) * | 1980-12-12 | 1982-06-23 | Kobe Steel Ltd | Operation controlling method of water granulated slag manufacturing installation |
JPS57116717A (en) * | 1981-01-09 | 1982-07-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Method for controlling discharge of granulated slag slurry in settling tank |
-
1982
- 1982-09-16 JP JP57159531A patent/JPS5950058A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5626752A (en) * | 1979-08-10 | 1981-03-14 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Molten slag flow rate sensing method |
JPS57100948A (en) * | 1980-12-12 | 1982-06-23 | Kobe Steel Ltd | Operation controlling method of water granulated slag manufacturing installation |
JPS57116717A (en) * | 1981-01-09 | 1982-07-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Method for controlling discharge of granulated slag slurry in settling tank |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105063260A (zh) * | 2015-08-15 | 2015-11-18 | 芜湖新兴铸管有限责任公司 | 一种高炉冲渣水检测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5950058A (ja) | 1984-03-22 |
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