JPH0586495B2 - - Google Patents

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JPH0586495B2
JPH0586495B2 JP59242544A JP24254484A JPH0586495B2 JP H0586495 B2 JPH0586495 B2 JP H0586495B2 JP 59242544 A JP59242544 A JP 59242544A JP 24254484 A JP24254484 A JP 24254484A JP H0586495 B2 JPH0586495 B2 JP H0586495B2
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Doan Boku Roeru
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Application filed by BF Goodrich Corp filed Critical BF Goodrich Corp
Publication of JPS6124839A publication Critical patent/JPS6124839A/ja
Publication of JPH0586495B2 publication Critical patent/JPH0586495B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D55/24Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member
    • F16D55/26Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member without self-tightening action
    • F16D55/36Brakes with a plurality of rotating discs all lying side by side
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D66/00Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D2055/0004Parts or details of disc brakes
    • F16D2055/0058Fully lined, i.e. braking surface extending over the entire disc circumference
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D2055/0075Constructional features of axially engaged brakes
    • F16D2055/0095Plural rotors with different properties, e.g. to influence working conditions like wear or temperature

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデイスク型ブレーキに関し、殊に炭素
系デイスクブレーキを利用する航空機用ブレーキ
に関する。
発明の背景 これまでの前記航空機用ブレーキは固定デイス
クと回転デイスクとの利用可能な摩耗部分はそれ
ぞれ同じ厚みのものを用いて作動可能に組立てら
れていたものである。その場合上記ブレーキは全
体のデイスク群が相当に摩耗するまで使用され、
そのときにデイスクの凡てが取り外され、新品と
交換されるか或いは利用可能な摩耗部分が再現す
るように再調整されていた。そしてそのときブレ
ーキは同一の厚みを有する利用可能な摩耗部分を
もつ再調整されたデイスクまたは新品によつて再
び組立てられる。このような構造形式のものでは
吸熱質量(heat sink mass)が全デイスクに生
ずる全摩耗量によつて減少されてしまう。これは
作動温度を低く保持するために上記吸熱質量を或
る一定以上に保たなければならないため望ましい
ものではない。上記ブレーキの設計寸法の大きさ
と重量は航空機によつて制約される。それ故ブレ
ーキデイスクの利用可能な摩耗部分の厚みもまた
制限される。これはデイスクの再整備期間に遂行
されるべき着陸回数に影響を与える。また上記デ
イスクブレーキを作動するためのピストンシリン
ダ組立体はピストン行程によつて決定された寸法
長を有し、デイスクの全摩耗量は上記長さの関数
となつて現われる。全デイスクが完全に摩耗する
までデイスクで使用される場合には、ピストン行
程長が重要な因子となり、その行程長を増加する
こと従つてピストンシリンダ組立体の重量を増加
する結果となる。
本発明の第1の目的は、それぞれのブレーキデ
イスクの摩耗性表面の全量を利用する可能性を維
持しつつ解体時にブレーキの比較的大きな吸熱質
量を維持することにある。
本発明の第2の目的は、所望によりブレーキ組
立体の構成部品に必要とされる大きさおよび/ま
たは空間を減少することによつて、重量減少を可
能とすることにある。
発明の要約 本発明によれば、デイスクブレーキの構成はデ
イスク群の利用可能な摩耗部分が異なる厚みを以
つて組立てられることである。該ブレーキの外被
体部分は該デイスク群を収納するための最小限の
大いさ寸法に構成される。ピストンシリンダ組立
体はまたそのピストン行程長が減小され、小形寸
法に製作することができる。中間的に実施される
解体作業は一定の着陸回数後に行なわれ、前記デ
イスク群の一部が新規のデイスク或いは再調整さ
れたデイスクによつて交換され組立てられる。こ
のようにして上記ピストン行程長は減小され、か
つデイスクブレーキの大いさと重量も減小し、こ
れと同時に摩耗したブレーキの吸熱質量の実質的
部分は作動温度を低下できるように確保される。
本発明によれば、第1に、複数のデイスクによ
つて構成され、該デイスクは予め決定された異な
る厚みの利用可能な摩耗部分を有し、上記デイス
ク群を構成する第1デイスク群は第1の厚みの利
用可能な摩耗部分を持ちそして第2の厚みの利用
可能な摩耗部分をもつ第2デイスク群に対し重畳
関係にあり、そして第1デイスク群の利用可能な
摩耗部分の第1厚みは第2デイスク群の利用可能
な摩耗部分の第2厚みよりも小さく、それによつ
て予め定めた既定回数のブレーキ作動回数後に第
1デイスク群の利用可能な摩耗部分が中間解体時
に実質的に充分摩耗されそして第2デイスク群の
利用可能な摩耗部分が未だ摩耗し尽くされないよ
うに形成され、第1デイスク群が第3の厚み利用
可能な摩耗部分を有する第3デイスク群によつて
置換可能でありそして、該第3厚みは前記中間解
体時に第2デイスク群の利用可能な摩耗部分の厚
みより大きい、デイスクブレーキが提供される。
本発明によれば、第2に、予め決定された異な
る厚みの利用可能な摩耗部分をもつ複数のデイス
クは、その第1デイスク群が第2デイスク群と重
畳関係に位置決め配置されるデイスクブレーキの
組立て方法を提供するものであり、この場合第1
デイスク群の各デイスクは第1厚みの利用可能な
摩耗部分をもち、かつ第2デイスク群の各デイス
クは第2厚みの利用可能な摩耗部分をもち、そし
て前記第1デイスク群の利用可能な摩耗部分の各
第1厚みは第2デイスク群の利用可能な摩耗部分
の各々の第2厚みよりも小なるように形成して組
立てられ、中間解体時に前記第1デイスク群の利
用可能な摩耗部分が実質的に充分摩耗したとき該
第1デイスク群が第3デイスク群により置換さ
れ、かつ前記第3の厚みをもつ第3デイスク群の
各利用可能な摩耗部分は前記中間解体時に第2デ
イスク群の利用可能な摩耗部分の各厚みよりも大
なるものを使用して組立てるようにしたデイスク
ブレーキの組立て方法が提供される。添付図面は
一つの好適な形態と本発明に従つて作製され実施
化された一変形例を示すが、これらは本発明をど
のように具体化するものであるかを示す代表例を
示すものにすぎない。
実施例 第1図を参照するに、車輪とブレーキ装置の組
立体が符号10として示され、該組立体10にお
いてリム12がタイヤ14を支持している。車輪
ブレーキ組立体10は航空機用として使用される
形式のものであり、前記リム12と固定的な車軸
18との間に位置する、デイスクブレーキの技術
分野において公知のデイスクブレーキ16を有す
ることができる。デイスクブレーキ16はトルク
フレーム20を有し、このトルクフレーム20は
ボルトとナツト24により車軸18上に取付けら
れたトルクフランジ22上に強固に固着される。
油圧ピストンシリンダ組立体26が車軸18を取
り巻巻きその周辺に一定間隔を置いてトルクフレ
ーム20上に支持されている。トルクチユーブ2
8(第2図)がトルクフレーム20上に取り付け
られ、かつこれは軸線方向に延びるスプライン3
0を具備する。このスプライン30は固定デイス
ク32や端板34の如き第1デイスク群内に設け
た通し溝(図示省略)内に摺動運動可能に嵌合さ
れている。
各固定デイスク32の相互間には回転デイスク
36の如き第2デイスク群が位置決め配列されて
いる。これらの回転デイスク36にはリム12上
に軸線方向に延在する係合突起38(第1図参
照)に嵌合する長溝が形成される。ピストンシリ
ンダ組立体26のピストン40は端板34の一つ
に係合し、またキヤリパ部材42がトルクチユー
ブ28に設けられ他の端板34に係合するように
設けられている。
先行技術に属するデイスクブレーキ16は第2
図と第3図に示され、これに対比して本発明のも
のは第4図と第5図に示されている。それらはい
ずれも同一寸法の長さをもつブレーキ外被体とし
て示される。従来技術のデイスクブレーキ16に
おける構成部品と同一の部品を有する本発明のデ
イスクブレーキ44における各部品は同一部品で
あることを示すために単一ダツシユ符号「′」お
よび同一数字が使用されている。本発明を具体化
したデイスクブレーキ44において、従来技術の
デイスクブレーキ16における部分と類似してい
るがしかし同一ではない部品は新しい番号数字に
よつて区別されている。第4図と第5図を参照す
るに、固定デイスク46と端板48の如き第1デ
イスク群はスプライン30′と摺動可能に係合す
る長溝を有する。回転デイスク50の如き第2デ
イスク群は固定デイスク46間に位置決め配列さ
れ、係合突起38′上を摺動可能に組み込まれて
いる。ピストンシリンダ組立体26′のうちの一
組立体のピストン52は一方の端板48に係合
し、キヤリパ部材42′は他方の端板48に係合
している。
本発明の好適な実施例の有利な効果は、第2図
と第3図の従来のブレーキを第4図と第5図に示
された本発明のブレーキと比較することによつて
明らかとなる。
第2図に示す従来技術に属する構造によれば、
その固定デイスク36と端板34は炭素系ブレー
キデイスクであり、その全体の厚みは約4.06cm
(1.6インチ)で、各固定デイスクの両側面(端板
34は片側表面)上に形成した利用可能な摩耗部
分の厚みは約0.76cm(0.30インチ)である。回転
デイスク36もまた類似の構成と厚みを持つてい
る。従来技術のデイスクブレーキ16の使用期間
において、ブレーキ力作動は航空機の各着陸の度
毎に行なわれ、これは凡ての利用可能な摩耗部分
即ち固定デイスク32、端板34および回転デイ
スク36が第3図に示すピストン40がピストン
行程長P1をもつように摩耗してしまうまで使用
される。第2図に示された摩耗されていない固定
デイスク32、端板34および回転デイスク36
の吸熱質量は45.4Kg(100ポンド)である。これ
に対し第3図に示される充分に摩耗された固定デ
イスク32、端板34および回転デイスク36の
吸熱質量は27.24Kg(60ポンド)になる。これは
吸熱質量にして18.16Kg(40ポンド)の損失を現
わす。
第4図と第5図に示した本発明に係るブレーキ
44について述べると、該ブレーキの第2デイス
ク群すなわち回転デイスク50は炭素系ブレーキ
デイスクであつて、これらの全体の厚みは4.47cm
(1.8インチ)で摩耗していないデイスクの両側面
上の利用可能な摩耗部分の厚みはそれぞれ1.02cm
(0.40インチ)となつている。その端板48と固
定デイスク46はその利用可能な摩耗部分は一部
分が摩耗され即ち1/2に当る0.51cm(0.2インチ)
の厚みだけが摩耗されているのみでその他は回転
デイスク50と同様である。
第5図を参照するに、このブレーキ44は予め
定めた一定回数のブレーキ操作または着陸回数が
遂行された後の或る中間解体時の状態を示す。前
述した端板48と固定デイスク46の利用可能な
摩耗部分は実質的に充分に摩耗されており、かつ
回転デイスク50の利用可能な摩耗部分は部分的
に摩耗されこれは1/2だけ摩耗している。第5図
に示す如く、このときのピストン行程長P2は前
述したピストン行程長P1よりは小であり、これ
は第2図および第3図に示した従来技術のブレー
キ16のもつピストン行程長P1の2/3に相当す
る。
第4図と第5図に示された好適なブレーキ44
の実施例において、端板48および固定デイスク
46上の利用可能な摩耗部分の第1厚みは回転デ
イスク50の利用可能な摩耗部分の第2厚みの1/
2である。また第4図に示された固定デイスク4
6、端板48および回転デイスク50の吸熱質量
は45.4Kg(100ポンド)であり、これに対し中間
解体時における第5図の同じデイスク群の吸熱質
量は33.29Kg(73・1/3ポンド)となつており、こ
れは従来技術に属するデイスクブレーキ16と同
一のブレーキ外被体を具備するデイスクブレーキ
44においては12.11Kg(26・2/3ポンド)の損失
を現わしている。
本発明によれば、第5図に示した充分に摩耗し
た固定デイスク46と端板48は、その中間解体
時に1.02cm(0.4インチ)の厚みの利用可能な摩
耗部分を持つ、新規の或いは再調整された固定デ
イスクと端板とにより交換される。第4図と第5
図に示す実施例においては、前述した中間解体時
は2000回の着陸回数後であり、その固定デイスク
46、端板48および回転デイスク50は4000回
の着陸回数後に再調整される。この着陸回数は第
2図および第3図に示した従来のブレーキ16に
おいて行なわれる中間解体が3000回の着陸回数時
でありかつ固定デイスク32、端板34および回
転デイスク36の再調整作業が3000回の着陸回数
後に行なわれるものと対比されるのである。それ
故、第4図および第5図に示した本発明に係わる
デイスクブレーキ44およびその組立て方法によ
れば、前述した各デイスク群によつてもたらされ
る着陸回数は3000回から4000回へと33・1/3%だ
け増加する。そのときの吸熱質量は33.29Kg
(73・1/3ポンド)に維持され、これは第3図に示
された従来のブレーキ装置16の摩耗した吸熱質
量に対し6.04Kg(13・1/3ポンド)の増加量を示
し、またそのピストン行程P2は1/3だけ減少す
る。これらのことは同一のブレーキ外被体内部に
おいてすべて遂行されるのであり、ただ着陸回数
2000回後の中間解体時に摩耗したデイスクの取り
替え作業が余分に行われるだけですますことがで
きる。
本発明の第1の改良された実施例の有利な効果
は第6図の従来のブレーを第7図と第8図に示さ
れた本発明のブレーキと比較することによつて明
らかとなる。
従来技術に属するブレーキ16が本発明の第1
の改良された実施例を示す第7図および第8図と
同一ページの図面上に再び描かれている。これは
第6図におけるキヤリパ部材42とピストン40
間のブレーキ外被体の長さと、第8図に示すキヤ
リパ部材54とピストン56間の外被体の長さと
の間の差異を説明するために取上げたものであ
る。第7図と第8図において、改良されたデイス
クブレーキ58における従来技術のデイスクブレ
ーキ16の部分と同じ部分は同一の数字番号に複
数ダツシユ(″)を付し表示されている。第7図
を参照するに、該ブレーキ58は所定の着陸回数
後の中間解体時のものが図示され、この場合には
第6図に示した従来技術のブレーキ16に対する
着陸回数の1/2である。この固定デイスク32″と
端板34″はほぼ摩耗した利用可能な摩耗部分を
有しかつその回転デイスク36″は1/2だけ摩耗し
た利用可能な摩耗部分をもつている。またピスト
ン行程長P3は第3図に示されたブレーキ16の
ピストン行程長P1の1/2となる。更に吸熱質量は
第3図に示したブレーキ16の吸熱質量27.24Kg
(60ポンド)に対比して31.78Kg(70ポンド)とな
つている。
第7図に図示したブレーキ装置58の中間解体
時において、その固定デイスク32″と端板3
4″は新規なデイスク或いは摩耗していない利用
可能な摩耗部分をもつ新しいまたは再調整したデ
イスクにより取り替えられる。第8図を参照する
と、その回転デイスク36″は第1厚みの利用可
能な摩耗部分を有し、この第1厚みは固定デイス
ク32″と端板34″の摩耗していない摩耗部分の
厚みの1/2である。更にまた、第8図に示したデ
イスクの吸熱質量は40.86Kg(90ポンド)であり、
これは第6図に示した従来技術のブレーキ16の
デイスク群の吸熱質量よりも4.54Kg(10ポンド)
だけ小さくなつているにすぎない。従来技術のブ
レーキ16によれば吸熱質量の損失は、第7図に
示された状態のブレーキ装置58の奏する高々
9.08Kg(20ポンド)での減小であるのに対し、
18.16Kg(40ポンド)のように大なる損失を示し
ている。更にブレーキ58のピストン行程長P3
については第6図に示す従来技術のブレーキ16
のピストン行程長P1の1/2にすぎない。このピス
トン行程長の減小に加えてブレーキ装置外被体長
さの減小は、ブレーキ装置の重量並びに該ブレー
キ装置に必要な設備空間をも減小可能にしてい
る。ブレーキ装置58のデイスク部材は再調整が
必要となるまでに3000回の着陸回数だけ利用可能
であり、中間解体間の着陸回数は1500回に維持さ
れる。
第4図、第5図、第7図および第8図に示した
ブレーキ44と58の作動において、同様な組立
て方法を遂行しうる。この組立て方法の要約は第
4図と第5図の実施例について説明されるが、し
かし第7図並びに第8図の実施例に対しても同様
に適用されるものである。第4図を参照するに、
ブレーキ44は固定デイスク46と端板48から
なる第1デイスク群を回転デイスク50からなる
第2デイスク群と重畳関係に位置決め配列するこ
とにより組み立てられる。該固定デイスク46と
端板48は第1厚みの利用可能な摩耗部分を有
し、この第1厚みは回転デイスク50の利用可能
な摩耗部分の第2厚みよりも小さく好ましくは1/
2である。予定のブレーキ作動回数或いは着陸回
数の後において固定デイスク46と端板48は実
質上充分摩耗したときこれらのデイスクは新規の
或いは再調整された固定デイスクと端板の如き第
3デイスク群により交換される。これらの第3デ
イスク群はこの中間解体時において回転デイスク
50の利用可能な摩耗部分の厚みより大きく好ま
しくは2倍の厚みをもつ第3厚みの利用可能な摩
耗部分を有する。次いで該ブレーキ44は回転デ
イスク50の利用可能な摩耗部分が充分に摩耗さ
れて第4図に示した状態が得られるように新規乃
至は再調整された回転デイスクによつて取り替え
られた他の中間解体時まで、予定のブレーキ作動
回数または着陸回数使用できる。摩耗した固定デ
イスク46と端板48および回転デイスク50は
ブレーキ装置から取り外した後再調整される。こ
うしてこれらのデイスクは着陸作動回数に対し充
分な耐用寿命をもつデイスクを具えたブレーキ装
置に装着するための準備態勢がとられる。
第4図、第5図、第7図、第8図に関連して図
示し説明した方法と装置に加えて更に、他の改良
例即ち前述の実施例により提供された効果を奏す
るように前記ブレーキデイスクの利用可能な摩耗
部分の厚みを変更することは容易に考えうるとこ
ろである。
本発明の全ての実施例の有利な効果の1つは、
ブレーキの吸熱質量が、解体時およびデイスク交
換時において、従来のブレーキの吸熱質量に比較
して大きいこと、そしてなお各ブレーキデイスク
の利用可能な摩耗部分の全厚みが活用可能である
という事実の中に見い出される。このことの全て
は、従来のデイスクブレーキと比較してブレーキ
外被体の大きさを増加させることなしに達成され
る。
本発明の全ての実施例の他の有利な効果は、全
体に必要とされるピストン行程長が減少するこ
と、従つてピストンの長さを短くすることを可能
とすることそして関連した油圧ピストンシリンダ
ー組立体の大きさもそれ相応に小さくしうること
にある。このことは、ブレーキ組立体の重量を減
少する手段、空間を節約する手段を生み出し、従
つて車輪とブレーキの組立体の他の構成部品の一
層の重量減を可能とすることにもなる。
本発明の全ての実施例の有利な効果を生み出す
原理は、予め決定された異なる厚みの利用可能な
摩耗部分を備えた複数のデイスクを持つブレーキ
によつて本発明のブレーキが組立てられているこ
とである。本発明のブレーキ組立体は第1群のデ
イスクが第2群のデイスクと重畳関係で配置され
ており、この第1群のデイスクのそれぞれは利用
可能な摩耗部分である第1の厚みを有しそして第
2群のデイスクのそれぞれは利用可能な摩耗部分
である第2の厚みを有している。
第1群のデイスクの利用可能な摩耗部分それぞ
れの第1の厚みは第2群のデイスクの利用可能な
摩耗部分それぞれの第2の厚みよりも小さい。解
体時あるいは中間解体時に、第1群のデイスクの
利用可能な摩耗表面部が実質的に完全に摩耗され
た時点で、第1群のデイスクは第3群のデイスク
によつて交換される。第3群のデイスクのそれぞ
れの利用可能な摩耗部分は、解体時あるいは中間
解体時に第2群のデイスクの利用可能な摩耗部分
のそれぞれの厚みよりも大きい。
第2群のデイスクの利用可能な摩耗部分の最初
の全厚みよりも小さい厚み部分が、デイスク交換
とデイスク交換の間に摩耗され、そして第1群の
デイスクの利用可能な摩耗表面部の厚みの実質的
相当量のみが摩耗されるために、ブレーキの大き
さと吸熱質量の減少は、従来のブレーキに見られ
るよりも、解体時および中間解体時において小さ
い。
上記した従来のブレーキにおいて、第1群のデ
イスクと第2群のデイスク両者のデイスクの利用
可能な摩耗部分は実質的に等しく、従つて解体時
において大きさと吸熱質量の減少は比較的大きく
またピストンは大きさの大なる減少に適応するた
めに一層長い工程を移動しなければならない。
本発明の好適な実施例の別の有利な効果は、各
ブレーキデイスクの摩耗表面部の厚みを、新しく
するか或いは再調整するとき同じブレーキ外被体
の大きさと重量とを維持したまま、従来のブレー
キデイスクの摩耗表面部の厚みよりも大きくする
ことができることにある。このことは、新しいま
たは再調整されたブレーキデイスクが使用されて
いる間の着陸回数を増加する手段を与えることに
なる。
この好ましい実施例の上記有利な効果を生じる
原理は、第1群のデイスクの利用可能な摩耗表面
部の第1の厚みが第2群のデイスクの利用可能な
摩耗表面の第2の厚みよりも小さいので、第1群
のデイスクの利用可能な摩耗表面部の厚みを従来
のデイスクに見られるよりも小さくしたまま第2
群のデイスクの摩耗表面部の厚みを従来のブレー
キデイスクに見られる厚みよりも増加させうるこ
とにある。その際本発明のデイスクの組立体は従
来のデイスクに対して元々与えられた大きさと同
じ大きさの外被体に収納される。
好ましい実施例の上記例において、第2群のデ
イスクの利用可能な摩耗表面部の厚みは、新しい
あるいは再調整された従来のデイスクと比較して
約33%増加し、他方第1群のデイスクの利用可能
な摩耗表面部の厚みは新しいまたは再調整された
デイスクと比較して約33%小さくなる。第1群の
デイスクの利用可能な摩耗表面部の厚みはこの例
では約33%小さくなつているので、所望のピスト
ン工程長は第1群のデイスクの利用可能な摩耗表
面部が完全に摩耗する点に到達する相当する33%
だけ減少する。しかしながら、この例の同じ点に
おいて、第2群のデイスクの利用可能な摩耗表面
部の残余の厚みは、新しいまたは再調整された同
じデイスクの利用可能な摩耗表面部の厚みに対し
て約67%である。
本発明の第1の改良された実施例の別の有利な
効果は、ブレーキ外被体の大きさを、従来のブレ
ーキデイスクと同じ摩耗表面部厚みを持つ新しい
または再調整されたブレーキデイスクを用いるこ
とによつて減少させうることにある。これはピス
トンの長さの減少および関連した油圧ピストンシ
リンダー組立体の相当する大きさ減少とによつて
可能となるものを超えて、デイスクブレーキの全
体の大きさを小さくすることを可能とし、従つて
車輪とブレーキ組立体の他の構成成分の大きさお
よび/または重量を減少可能とするための付加的
空間を与えることになる。
本発明の第1の改良された実施例の上記有利な
利点を生じる原理は、第2群のデイスクの利用可
能な表面部の厚みが従来のブレーキデイスクのそ
れと実質的に同じであり、他方第1群のデイスク
の利用可能な摩耗表面部の厚みは比較的小さく、
ブレーキデイスク組立体によつて占められる空間
は小さく、従つてその組立体が収納されるべき外
被体もまた小さくできる。
上記第1の改良された実施例の上記例におい
て、第2群のデイスクの利用可能な摩耗表面部の
厚みは、新しいまたは再調整された従来のデイス
クのその部分の厚みとほぼ同じであり、他方第1
群のデイスクの利用可能な摩耗表面部の厚みは新
しいまたは再調整された従来のデイスクと比較し
て約50%小さい。第1群のデイスクの利用可能な
摩耗表面部の厚みはこの例では約50%小さくなつ
ているので、所望のピストン工程長は第1群のデ
イスクの利用可能な摩耗表面部が完全に摩耗する
点に到達する相当する50%だけ減少する。しかし
ながら、この例の同じ点において、第2群のデイ
スクの利用可能な摩耗表面部の残余の厚みは新し
いまたは再調整された同じデイスクの利用可能な
摩耗表面部の厚みに対して約50%である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、タイヤとリム組立体の軸線方向から
みた正面図であり、車軸の取付け側からみた車輪
とブレーキを示している。 第2図は、第1図の線2−2に沿つて取り上げ
た部分的概略断面図を示しており、摩耗していな
い新しいデイスクを有する従来技術の吸熱質量ブ
レーキである。第3図は、第2図と同様の図面
で、充分に摩耗した状態にあるデイスク群を示し
ている。第4図は、第2図と同一寸法の外被体を
有するブレーキ、但し本発明の方法と構成に従つ
て組立てられたデイスクを示す第2図同様の概略
的断面図である。第5図は、充分摩耗した一群の
デイスクが交換されようとしている中間解体時に
おける、第4図のブレーキの第3図と同様の図で
ある。第6図は、ブレーキ外被体内に装着された
摩耗されていないデイスクを備えた従来技術のデ
イスクブレーキを示す。第2図と同じ図である。
第7図は、比較的短いブレーキ外被体を備え且つ
中間解体時において再調整されたまたは摩耗して
いない新規デイスクによつて、充分摩耗したデイ
スクを交換するときの状態にある外被体を具体化
した一変形例の第5図と同様の図である。第8図
は、充分摩耗したデイスクが摩耗していないデイ
スクによつて交換された後のブレーキを示す第7
図と同様の図である。 10……車輪とブレーキ装置の組立体、12…
…リム、14……タイヤ、16……従来のデイス
クブレーキ、18……固定車軸、20……トルク
フレーム、22……トルクフランジ、28……ト
ルクチユーブ、30……スプライン、32……固
定デイスク、34……端板、36……回転デイス
ク、38……係合突起、42……キヤリパ部材、
44……デイスクブレーキ、46……固定デイス
ク、48……端板、50……回転デイスク、52
……ピストン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のデイスクから成るデイスクブレーキで
    あつて、これらのデイスク群は予め決められた異
    なる厚みの利用可能な摩耗部分を有し、該利用可
    能な摩耗部分である第1の厚みを持つ該デイスク
    の第1群は、該利用可能な摩耗部分である第2の
    厚みをもつ該デイスクの第2群と重畳関係にあ
    り、該デイスクの該第1群の該利用可能な摩耗部
    分の該第1の厚みは該デイスクの該第2群の該利
    用可能な摩耗部分の該第2の厚みよりも小さく、
    それによつて、所定のブレーキ作動回数後に該デ
    イスクの該第1群の該利用可能な摩耗部分が中間
    解体時に実質的に全部が摩耗し尽くされそして該
    デイスクの該第2群の該利用可能な摩耗部分が未
    だ摩耗し尽くされず、該デイスクの該第1群は第
    3の厚みの利用可能な摩耗部分を持つ該デイスク
    の第3群によつて置換可能でありそして該第3の
    厚みは該中間解体時において、該デイスクの該第
    2群の該利用可能な摩耗部分の厚みより大きいこ
    とを特徴とするデイスクブレーキ。 2 該デイスクの該第1群のデイスクが1/2だけ
    摩耗した利用可能な摩耗部分を有し、かつ該デイ
    スクの該第2群のデイスクに摩耗していない利用
    可能な摩耗部分を有し、これによつて該第1群の
    デイスクの該利用可能な摩耗部分のそれぞれの該
    第1の厚みが該第2群のデイスクの該利用可能な
    摩耗部分のそれぞれの該第2の厚みの1/2である
    特許請求の範囲第1項記載のデイスクブレーキ。 3 該デイスクの該第2群は該中間解体時に1/2
    だけ摩耗した利用可能な摩耗部分を有し、かつ該
    デイスクの該第3群は該中間解体時に摩耗してい
    ない利用可能な摩耗部分を形成し、これによつて
    該デイスクの該第2群が該中間解体時に該デイス
    クの該第3群の該利用可能な摩耗部分のそれぞれ
    の厚みの1/2の厚みである利用可能な摩耗部分を
    有する特許請求の範囲第2項記載のデイスクブレ
    ーキ。 4 該デイスク群は半分摩耗した該利用可能な摩
    耗部分をもつ該デイスクの該第1群の厚みと、摩
    耗していない利用可能な摩耗部分をもつ該デイス
    クの該第2群の厚みの合計にほぼ等しい長さを具
    備するデイスクブレーキ内部に外被体内空間内に
    位置決め配列されている特許請求の範囲第2項記
    載のデイスクブレーキ。 5 ブレーキ作用を生ずるように該デイスク群を
    押圧するためのピストンシリンダ装置を具備し、
    かつ該第1群の該デイスク群のそれぞれの該利用
    可能な摩耗部分の第1厚みの全合計厚みの1/2に
    等しい距離の相対運動をシリンダに対し起しうる
    ピストンを具備する特許請求の範囲第4項記載の
    デイスクブレーキ。 6 デイスクが炭素である特許請求の範囲第1項
    記載のデイスクブレーキ。 7 予め決められた異なる厚さの利用可能な摩耗
    部分を備えた複数のデイスクを具備するデイスク
    ブレーキの組立方法であつて、該デイスクの第1
    群を該デイスクの第2群と重畳関係に配置し、こ
    こで該デイスクの該第1群のそれぞれは該利用可
    能な摩耗部分である第1の厚みを有しそして該デ
    イスクの該第2群のそれぞれは該利用可能な摩耗
    部分である第2の厚みを有し、該デイスクの該第
    1群の該利用可能な摩耗部分のそれぞれの該第1
    厚みは該デイスクの該第2群の該利用可能な摩耗
    部分のそれぞれの該第2厚みよりも小さく;該第
    1群の該利用可能な摩耗部分が実質的に全部摩耗
    した中間解体時に、該デイスクの該第1群を該デ
    イスクの第3群により取り替え、ここで該デイス
    クの該第3群のそれぞれの該利用可能な摩耗部分
    は該中間解体時において該デイスクの該第2群の
    該利用可能な摩耗部分のそれぞれの厚みよりも大
    きい第3の厚みを有することを特徴とするデイス
    クブレーキの組立方法。 8 該デイスクの該第1群と該第2群を、該第1
    の厚みが該第2の厚みの1/2となる重畳関係で配
    置することを包含し、その際該第2群の該利用可
    能な摩耗部分は摩耗されていずかつ該第1群の該
    利用可能な摩耗部分は1/2だけ摩耗している、特
    許請求の範囲第7項記載のデイスクブレーキの組
    立方法。 9 該デイスクの該第1群が実質的に全部摩耗し
    た利用可能な摩耗部分を有しかつ該第2群が1/2
    だけ摩耗した利用可能な摩耗部分を有する該中間
    解体時において、該デイスクの該第1群を該デイ
    スクの該第3群によつて置換することを包含する
    特許請求の範囲第8項記載のデイスクブレーキの
    組立方法。 10 該中間解体時に、摩耗していずかつ該デイ
    スクの該第2群のそれぞれの該利用可能な摩耗部
    分の2倍の厚みの利用可能な摩耗部分を有する第
    3デイスク群によつて、該第1デイスク群を交換
    することを包含する特許請求の範囲第9項記載の
    デイスクブレーキの組立方法。 11 デイスクが炭素である特許請求の範囲第7
    項記載のデイスクブレーキの組立方法。
JP24254484A 1984-07-02 1984-11-19 デイスクブレ−キとその組立て方法 Granted JPS6124839A (ja)

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