JPH0585402B2 - - Google Patents

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JPH0585402B2
JPH0585402B2 JP57005822A JP582282A JPH0585402B2 JP H0585402 B2 JPH0585402 B2 JP H0585402B2 JP 57005822 A JP57005822 A JP 57005822A JP 582282 A JP582282 A JP 582282A JP H0585402 B2 JPH0585402 B2 JP H0585402B2
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JP
Japan
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powder
filling
adjustment member
opening
highly adhesive
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JP57005822A
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JPS58125405A (ja
Inventor
Hiroshi Hatsutori
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Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本発明は、ケーキ用材料のような付着性が比較
的高く、流動性の悪い粉体をパツケージに所定量
づつ充填する装置、さらに詳しくは前記粉体を充
填する充填口の改良に関するものである。 <従来の技術> ケーキ用材料のような付着性が比較的高い粉体
は多くはミツクスチヤーであり、例えば、小麦
粉、砂糖、植物性油脂、ベーキングパウダー、脱
脂粉乳、粉末バター、卵白粉、食塩、着香料など
の混合物である。ところが、この種の粉体は前述
したように付着性が高いため、充填装置の充填口
に充填回数が重なるにつれて充填調整部材等に粉
体垂下物が蓄積し、垂下物が自重を支持しきれな
くなつた時に、パツケージ中へ垂下物が落下す
る。このため、パツケージ上に上記粉材料を充填
した製品の重量が許容範囲を超えてバラツキ、重
量が過不足する不良が多量に発生している。 例えば、従来の粉体充填装置としては、第1図
に示す充填装置が挙げられる。 第1図に示すように、従来の粉体充填装置にお
いては、粉体1はホツパー2から適当な駆動源
(図示せず)より駆動される回転軸3に取り付け
られた攪拌ブレード4により撹拌されつつ、同じ
く回転軸3に取り付けられたスクリユーフイーダ
5によりチユーブ6内を給送され、粉体充填口、
すなわちスクリユーフイーダ5の末端にあるチユ
ーブ6の終端である粉体出口に被せるように取り
付けられた菊座の充填調整部材7の開口部8から
所定量づつ押し出されてパツケージ(図示せず)
に挿入される。ここでスクリユーフイーダ5は間
歇作動して、多数のパツケージに所定量の粉体1
の充填を行つている。充填調整部材は、一般の粉
体に対しては、スクリユーフイーダーの作動によ
る粉体の通過に際して邪魔板の働きをなし、パツ
ケージへの不定量投入、いわゆる粉体のボタ落ち
を防止し、粉体の供給量の脈動を防止し、粉体の
充填量を一定にする機能を有する。この充填調整
部材は、各種の形状のものがあるが、粉体出口の
通路を格子状または網状の小区画に分画する部材
を粉体出口に配設する構造のものが一般的であ
る。 充填調整部材7は、第2図に示すようにその上
部の筒状部のL字溝9およびねじ10によりチユ
ーブ6に固定されており、第3図に示すような放
射状の開口部8を有する菊座からなり、チユーブ
6の粉体出口を覆つている。このような構成の充
填装置で高付着性の粉体を充填すると、充填調整
部材7の開口部8の周縁部から粉体の高付着性の
作用により粉体が垂下し、この垂下物が自重を支
持しきれなくなつた時に不意に落下してパツケー
ジへの粉体の充填量に大きなバラツキを生ぜし
め、不良品を発生させていたのは前述の通りであ
る。 このようにして発生した不良品は解袋して再処
理しなければならず、不良に伴う作業が製造量の
増大につれて増大するという非常に困つた問題が
生じている。 <発明が解決しようとする課題> 本発明の目的は、上述したような付着性が高
く、流動性の悪いケーキ材料等の粉材料をパツケ
ージに充填する際、垂下物を充填口に形成させず
に、各パツケージに所定の均一な量の粉体を精密
に充填し、充填量のバラツキをなくし、不良品の
発生を極力抑えることができるケーキ材料等の高
付着性粉体充填装置を提供しようとすることにあ
る。 <課題を解決するための手段> 本発明者等は、上述したように付着性が高く、
流動性の悪い粉体をパツケージに所定量充填する
ための粉体充填装置において、多数のパツケージ
に前記粉体を充填する際に、前記充填装置の充填
口における粉体垂下物の形成を防止すべく鋭意研
究を重ねた結果、以下に述べるような空気噴射装
置を前記充填口を形成する充填調整部材の後部
(粉体出側)に前記充填調整部材の開口部を外側
から囲むように設けることにより上記問題を解決
できることを見い出し、本発明に到つたものであ
る。 本発明によれば、粉体を貯溜するホツパーと、
前記粉体を前記ホツパーからパツケージへ給送す
る給送手段と、前記給送手段の粉体出口に被着さ
れ、粉体出口に連通する開口部を有し、該開口部
に前記粉体の通過を調整する調整部を配設した充
填調整部材とを有し、前記給送手段の間歇作動に
より前記粉体を複数のパツケージに所定量づつ充
填する高付着性粉体充填装置において、 前記パツケージへの所定量の粉体供給直後に、
前記充填調整部材の開口部の外側から前記充填調
整部材のほぼ中央に向けて空気を噴射して、前記
充填調整部材の開口部に付着する粉体垂下物を除
去する空気噴射装置を前記充填調整部材の粉体出
側に設けることにより、上記目的を達成すること
ができる。 <実施態様> 以下、本発明の高付着性粉体充填装置を添付図
面に示す好適実施例につき詳細に説明する。 第4図は、本発明の高付着性粉体充填装置の概
略部分断面図である。 第4図に示す本発明の高付着性粉体充填装置
は、第1図に示す従来の粉体充填装置の充填調整
部材7の代りに、空気噴射装置を有する充填調整
部材組立体20を用いたものであるので、同一の
構成要素には同一の番号を付し、その詳細な説明
は省略する。 第4図に示すように、本発明の高付着性粉体充
填装置は、付着性が高く、流動性の悪い高付着性
粉体1を貯溜するホツパー2と、適な駆動源(図
示せず)によつて駆動される回転軸3に取り付け
られ、ホツパー2内の粉体1を撹拌する攪拌ブレ
ード4と、同じ回転軸3に取り付けられ、ホツパ
ー2内の撹拌された粉体1をチユーブ6内を給送
し、チユーブ6の末端の粉体出口に設けられた粉
体充填口から押し出す給送手段を構成するスクリ
ユーフイーダ5と、粉体出口に被着され、粉体充
填口を形成する充填調整部材18およびその粉体
出側(後部)に取り付けられる空気噴射装置19
からなる充填調整部材組立体20とを有する。 第5図には、本発明の高付着性粉体充填装置に
適用される空気噴射装置を設けた充填調整部材組
立体20の部分断面図、第6図には、充填調整部
材組立体20の分解断面図、第7図には、充填調
整部材組立体20の底面図を示す。 これらの図に示すように、充填調整部材組立体
20は、この組立体20の本体をなす充填調整部
材18とリング14と、連結用チユーブ17とを
有する。 充填調整部材18は、前述の従来のものと同様
に円筒状をなし、円筒状11に形成されたL字溝
9およびねじ10によりチユーブ6に固定するこ
とができる。また、充填調整部材18は、チユー
ブ6の末端の粉体出口に被着される部分は前述の
従来のものと同様に菊座をなし、開口部21を有
する。 充填調整部材18は、粉体出口に被着されて、
粉体充填口を形成するその開口部21から押し出
される粉体1の通過を調整する部材、すなわち、
粉体出口から排出される粉体1をパツケージ内に
均一に充填し、スクリユーフイーダ5などの給送
手段の停止時には粉体1の排出を止めるための邪
魔板としての機能と、スクリユーフイーダ5など
の給送手段の脈動などをならして通過量すなわち
排出量を均一化する機能とを有する部材であつ
て、粉体の流出路を横断するように、開口部21
を格子状、網状等の小区画、例えば、前記菊座を
なすように小区画に分画して、粉体の流出に対し
て抵抗体となる構造のものであればよく、その形
状および寸法さらに開口部21の形状および寸法
(割合)は、給送手段を構成するスクリユーフイ
ーダ5またはチユーブ6の形状および粉体1のパ
ツケージへの充填量に応じ適宜選択すればよい。 本発明の特徴部分である空気噴射装置19は、
充填調整部材18の空気通路12と、リング14
の空気噴出口15および空気通路16と、チユー
ブ17と、図示しない空気源とから構成される。
充填調整部材18の筒状部11の下側肉厚内に円
形の空気通路12を形成する。一方、筒状部11
の下端には内側にねじを有する延長部13を設
け、この延長部13の内側にリング14を螺合で
きるようにする(第6図参照)。このリングには、
第5図に示すように螺合した時に、部材18の空
気通路12と連通し、部材18から落下する粉体
に向けて多数の空気噴出口15を有する空気通路
16をその肉厚内に設ける。この状態を第7図に
示す。空気はチユーブ17を経て適当な空気源
(図示せず)より後述するような適当な時期に供
給される。 リング14の空気噴出口15からの空気の噴出
方向は第5図に示すように充填調整部材18のほ
ぼ中央に向けて、粉体の流れ方向にほぼ直角をな
す方向すなわちほぼ水平方向にするのが良い。し
かし、空気の噴射方向は水平方向からの傾角θが
0≦θ≦5゜の範囲にするのが好適である。 次に、本発明の高付着性粉体充填装置の作用に
つき簡単に説明する。 まず、第5図に示すようにリング14を充填調
整部材18の延長部13に螺合させ、充填調整部
材組立体20を組み立てた後、第4に示すように
この組立体20をチユーブ6に前述したようにし
てL字溝9とねじ10により固定する。次に、給
送手段であるスクリユーフイーダ5を作動させて
ホツパー2内の高付着性粉体1を充填調整部材1
8を通過させてパツケージに所定量押し出す。そ
の一部は前述のごとく部材18の開口部21の周
縁部に垂下物として付着するから、スクリユーフ
イーダ5の粉体押出直後に、適当な空気圧源より
加圧空気をリング14の空気噴出口15より適当
量吹き出す。 これにより粉体垂下物は部材18から払拭さ
れ、大きな塊の垂下物として生長しないから、ス
クリユーフイーダ5の間歇作動により多数のパツ
ケージに充填された場合にも、パツケージへの充
填量は常時ほぼ所定量に維持される。 <実験例> この効果を次のようにして確認した。第5図〜
第7図に示すような構成の組立体20を内径約65
mmφのチユーブ6に取り付けた。リング14には
1mmφの空気噴出口15を等間隔に16個形成し
た。空気噴出角度はθ=5゜とした。付着性が高
く、流動性の悪い粉体1として第1表に示す組成
のケーキミツクスAおよびBを使用し、5gの風
袋に入目3gとして粉体を200g充填する際、その
許容限度幅を208±3gとして製品重量を測定した
ところ、ケーキミツクスAにおいては従来の粉体
充填装置では充填量1000個につき26個の不良が発
生していたが、取付後には2個に激減した。ま
た、ケーキミツクスBにおいては従来の粉体充填
装置では充填量1000個につき19個の不良が発生し
ていたが、取付後には0個と不良は完全になくな
つた。
【表】 <発明の効果> 以上説明したところから明らかなように、精確
な量の高付着性粉体をパツケージに充填するに際
して、本発明の高付着性粉体充填装置によれば空
気噴射装置の空気噴射により充填調整部材の開口
部から押し出されて垂下物として残留する粉体が
実質的になくなり、この結果パツケージへの粉体
充填量が均一化され、量目過不足による不良品は
ごく少量しか発生しなくなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の粉体充填装置の概略部分断面
図である。第2図は、従来の粉体充填装置におけ
る充填調整部材の取付を示す側面図である。第3
図は、第2図に示す充填調整部材の平面図であ
る。第4図は、本発明の高付着性粉体充填装置の
概略部分断面図である。第5図は、本発明の高付
着性粉体充填装置に適用される空気噴射装置を有
する充填調整部材組立体の部分断面図である。第
6図は、第5図に示す充填調整部材組立体の分解
断面図である。第7図は、本発明に用いられる充
填調整部材組立体の底面図である。 符号の説明、1……高付着性粉体、2……ホツ
パー、3……回転軸、4……攪拌ブレード、5…
…スクリユーフイーダ、6,17……チユーブ、
7,18……充填調整部材、8,21……開口
部、9……L字溝、10……ねじ、11……筒状
部、12,16……空気通路、13……延長部、
14……リング、15……空気噴出口、19……
空気噴射装置、20……充填調整部材組立体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粉体を貯溜するホツパーと、前記粉体を前記
    ホツパーからパツケージへ給送する給送手段と、
    前記給送手段の粉体出口に被着され、粉体出口に
    連通する開口部を有し、該開口部に前記粉体の通
    過を調整する調整部を配設した充填調整部材とを
    有し、前記給送手段の間歇作動により前記粉体を
    複数のパツケージに所定量づつ充填する高付着性
    粉体充填装置において、 前記パツケージへの所定量の粉体供給直後に、
    前記充填調整部材の開口部の外側から前記充填調
    整部材のほぼ中央に向けて空気を噴射して、前記
    充填調整部材の開口部に付着する粉体垂下物を除
    去する空気噴射装置を前記充填調整部材の粉体出
    側に設けたことを特徴とする高付着性粉体充填装
    置。
JP582282A 1982-01-18 1982-01-18 高付着性粉体充填装置 Granted JPS58125405A (ja)

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JP582282A JPS58125405A (ja) 1982-01-18 1982-01-18 高付着性粉体充填装置

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JP582282A JPS58125405A (ja) 1982-01-18 1982-01-18 高付着性粉体充填装置

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JPS58125405A JPS58125405A (ja) 1983-07-26
JPH0585402B2 true JPH0585402B2 (ja) 1993-12-07

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JP582282A Granted JPS58125405A (ja) 1982-01-18 1982-01-18 高付着性粉体充填装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454960Y2 (ja) * 1985-07-26 1992-12-24
JP4357713B2 (ja) * 2000-07-06 2009-11-04 株式会社東京自働機械製作所 粉粒体充填装置
KR100378300B1 (ko) * 2000-09-20 2003-03-31 이일해 다용도 분말 충전기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5217788A (en) * 1975-07-05 1977-02-09 Krupp Gmbh Shielding hood for visible device

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JPS5217788A (en) * 1975-07-05 1977-02-09 Krupp Gmbh Shielding hood for visible device

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JPS58125405A (ja) 1983-07-26

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