JPH0585147U - ダイヤル早見表の取付構造 - Google Patents

ダイヤル早見表の取付構造

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JPH0585147U
JPH0585147U JP3305192U JP3305192U JPH0585147U JP H0585147 U JPH0585147 U JP H0585147U JP 3305192 U JP3305192 U JP 3305192U JP 3305192 U JP3305192 U JP 3305192U JP H0585147 U JPH0585147 U JP H0585147U
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JP
Japan
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dial
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antenna
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Application number
JP3305192U
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English (en)
Inventor
正己 児玉
潤 石田
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減して安価とし、かつ使い勝手
を良好とする。 【構成】 10はコードレス電話機の筐体1に突設して
設けた外付けのアンテナである。15は表面の摩擦係数
が大なる吸着性を有する軟質の透明なプラスチックフィ
ルムからなる収納シートである。収納シート15は2枚
のプラスチックフィルムが重合わせられ、底面部15b
および一側面部15cを熱溶着により結合され、上面部
15aは開口されている。また、収納シート15の他側
面部には、前記収納シート15と同材質のプラスチック
フィルムからなる支承部17が熱溶着で結合されてい
る。支承部17は前記アンテナ10の外径よりやや大な
る内径の中空部を有しおり、アンテナ10に嵌挿されて
取付けられる。そして、収納シート15には、ポケット
状に形成された収納部16が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外付けのアンテナを有するコードレス電話機のダイヤル早見表の取 付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、家庭用電話機あるいはビジネス用電話機においては、ダイヤル送信の 手間を省くために短縮ダイヤルを備えており、この短縮ダイヤルを電話機備え付 けの電話カードに記入してダイヤル早見表として使用している。 図3はこのようなダイヤル早見表の取付構造の従来例を示すもので、これを概 略説明すると、30はアッパーケース31とロアーケース32とによって形成さ れた壁掛け・卓上電話機の電話機筐体、33は表面に早見表34aを有する電話 カード34を支持する電話カード用支持部材で、この支持部材33は上面と前面 にそれぞれ形成された電話カード取付用孔33a、33bと、背面に突設された 一対の突片33cを有し、この突片33cが前記電話機筐体30の外周面に形成 された支持部材取付用孔35に差し込まれるように構成されている。前記電話カ ード34は取付部36を有し、この取付部36が電話機を卓上用として使用する 場合、支持部材33の上面に形成された電話カード取付用孔33aに差し込まれ 、壁掛け用として使用する場合は、前面に形成された電話カード取付用孔33b に差し込まれるように構成されている。
【0003】 図4は従来のダイヤル早見表の取付構造の第2の例を示すもので、40はアッ パーケース41とロアーケース42とによって形成されたコードレス電話機の電 話機筐体で、この電話機筐体40の底面部43の中央部には前後方向に沿って、 相対向する三対の断面L字状の抜け止め片43aが、またこれら三対の抜け止め 片43aのうち前端側の一対の抜け止め片43aに一対のストッパ片43bが、 さらに前端側に前記抜け止め片43aの相対向する離間距離よりもせまい距離に 形成された一対のガイド片43cがそれぞれ突出されており、四隅にゴム足45 が取付けられ、電話機筐体40の側面部にはアンテナ46が基端部46aを中心 として回動自在に取付けられている。
【0004】 48は表面にダイヤル早見表49を有する細長状の電話カードで、後端部に一 対の抜け止め部48aが突出されており、この抜け止め部48aを前記抜け止め 片43a内に収納することにより、電話カード48をこの抜け止め片43aと前 記ガイド片43cとにより前後方向に摺動自在とし、電話カード48の先端に設 けた操作部48bを把持して電話機筐体40から引出すことによりダイヤル早見 表49を利用している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第1の例においては、支持部材33が筐体外部に常時 突出して邪魔になり、また、電話機の種類によって電話カード34が不要な場合 もあるため、電話カード用支持部材33等は添付品となり、物品の管理工数がか かるといった問題もあった。 また、第2の例においては、電話機筐体の底面部に抜け止め片43aやストッ パ片43bあるいはガイド片43cを設けるために、これを成形する金型の構造 が複雑となり、このためコストアップとなる。また、底面部の限られたスペース 内を利用しているので、収納できる電話カード48は1枚に限られダイヤル早見 表49に記載する量が少ないといった欠点があった。また、電話機カード48は 、通常電話機筐体の底面部に収納されているため、ダイヤル早見表49をすぐに 見られないといった不都合があった。
【0006】 したがって、本考案は上記したような従来の問題、欠点あるいは不都合に鑑み てなされたものであり、その目的とするところは、電話カードを支持するための 特別な部材を必要とせずに、また電話カードを支持するための特別な構造とする ことなく、またダイヤル早見表をすぐに見られるようにして、部品点数を削減し た安価で、かつ使い勝手の良好なダイヤル早見表の取付構造を提供することにあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係るダイヤル早見表の取付構造は、外付 のアンテナを有するコードレス電話機のダイヤル早見表の取付構造であって、全 体が透明または半透明なプラスチック材料で形成され前記アンテナに挿脱自在な 中空状の支承部とダイヤル早見表を挿入する開口部とこの開口部から挿入された ダイヤル早見表を収納する収納部とからなる収納シートを備え、この収納シート の支承部を前記アンテナに嵌挿して支承部をアンテナに取付けたものである。 また、本考案に係るダイヤル早見表の取付構造は、収納シートの支承部に収納 部を複数枚ノート状にして取付けたものである。
【0008】
【作用】
本考案においては、収納シートの支承部をコードレス電話機の外付けアンテナ に取付けたので、収納シート取付用の特別な部材を必要としない。 また、外付けアンテナに取付けられた収納シートは透明または半透明なプラス チックフィルムで形成されているので、収納シートに収納されるダイヤル早見表 は常時見ることができる。 また、収納シートの支承部に収納部を複数枚ノート状にして取付けたので、ダ イヤル早見表の収納量が増加する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係るダイヤ ル早見表の取付構造を示す全体斜視図である。 同図において、1はアッパーケース2とロアーケース3とによって形成された コードレス電話機の筐体で、このコードレス電話機1は、携帯に便利なようにワ ンピースタイプで形成されてコードレス電話装置の子機を構成しており、アッパ ーケース2の表面中央部には複数のダイヤル釦4が、またダイヤル釦4の上方に はダイヤル釦4の押下ナンバー等が表示される液晶パネル5が、それぞれ配設さ れ、またアッパーケース2の上端部には、受話口6が設けられて、受話口6内に は、受話器7が収納されている。 電話機筐体1の側面上部には、音量調節用のスライドスイッチ8が配設され、 側面中央部には、停電時におけるバックアップ用の充電池を筐体内に収納するた めの開閉蓋9が設けられ、上面部には、基端部10aが可撓性部材で形成され、 この基端部10aにおいて揺動自在に支持された外付けアンテナ10が突設して いる。
【0010】 15は表面の摩擦係数が大なる吸着性を有する軟質の透明なプラスチックフィ ルムからなる収納シートで、この収納シート15は2枚のプラスチックフィルム が重ね合わせられ、底面部15bおよび一側面部15cを熱溶着により結合され ており、上面部15aが開口され、他側面部には、前記収納シート15と同材質 のプラスチックフィルムからなり、前記アンテナ10の外径よりやや大なる内径 の中空部を有する支承部17が熱溶着で結合され、ポケット状に形成された収納 部16が設けられている。
【0011】 このように構成された収納シート15の支承部17は通常折り重ね合わされて おり、この重ね合わせを拡げて前記アンテナ10に嵌挿すると、その吸着性によ りアンテナ10に定着して取付けられ、ダイヤル早見表18を開口部15aから 収納部16に収納することにより、アンテナ10に取付けられる。 このように取付けられたダイヤル早見表18は、透明の収納シート15を通し て可視でき、かつアンテナ10に取付けられているので、常時見ることができる ので、使い勝手が良好となる。
【0012】 また、ダイヤル早見表18を取付けるために、電話機筐体の構造を変える必要 がなく、かつ新たな部品を追加することもないので、コストアップとなることも なく安価なダイヤル早見表の取付構造を提供できる。また、ダイヤル早見表18 に無理な外力が加わっても、アンテナ10の基端部10aで吸収されてダイヤル 早見表18の損傷が防止される。 また、ダイヤル早見表18が不要となった場合には、アンテナ10から支承部 17をその吸着性に抗して取外すことにより、収納シート15全体を電話機筐体 1から取外すことができる。
【0013】 図2は本考案の第2の実施例を示すもので、この第2の実施例におけるコード レス電話機20は、コードレス電話装置の親機を構成するものであり、電話機筐 体20はアッパーケース22とロアーケース23とで構成され、アッパーケース 22の上面側部にはハンドセット24が載置され、側面上部には、アンテナ25 が基端部25aに揺動自在に支持されている。 この第2の実施例の特徴とするところは、支承部17に複数の収納部16をノ ート状に取付けた点にある。
【0014】 このような構成とすることにより、ダイヤル早見表18をそれぞれの収納部1 6に収納できて、結果的に複数枚のダイヤル早見表18をアンテナ25に取付け ることができ、このためダイヤル早見表18に記載された量を増やすことができ る。 また、それぞれの収納部16に異なった色の半透明のフィルムを用いることに より、友人、親戚等の分類を色別に行うことができて、ダイヤルナンバーの検索 が容易となる効果が生じる。なお、分類方法は色別に限定されずに、それぞれの 収納部にインデックスを一体形成しても同様な効果が得られ種々の設計変更が可 能である。 また、アンテナ25を基端部25aを中心として回動させることにより、ダイ ヤル早見表18を見やすい位置に設置することも可能となる。
【0015】 なお、本実施例では、収納シートを表面の摩擦係数が大なる吸着性を有する軟 質のプラスチックフィルムとしたが、これに限定されることはなく、表面の摩擦 係数が小なる硬質のプラスチックとしてもよく、アンテナに嵌挿する支承部も定 着させなくてもよく、要はダイヤル早見表を取付けるのに特別な部材を必要とせ ずにかつダイヤル早見表を常時見える状態としておくために、透明なプラスチッ ク部材をアンテナに取付けるようにすればよい。 また、収納シート15の底面部15b、一側面部15cおよび支承部17を熱 要着荷より結合したが、これに限定されず、これらすべてを一体成形により形成 してもよいことはいうまでのないことである。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、全体が透明または半透明なプラスチック 材料で形成され前記アンテナに挿脱自在な中空状の支承部とダイヤル早見表を挿 入する開口部とこの開口部から挿入されたダイヤル早見表を収納する収納部とか らなる収納シートを備え、この収納シートの支承部を前記アンテナに嵌挿して支 承部をアンテナに取付けるようにしたので、コストアップの原因となる電話機筐 体構造の複雑化および部品点数の増加をいっさいせずにダイヤル早見表が取付け られ、このため安価なダイヤル早見表の取付構造を提供可能となる。
【0017】 また、ダイヤル早見表は常時見ることができるので、ダイヤル操作を迅速に行 うことができて使い勝手が向上する。 また、収納シートの支承部に収納部を複数枚ノート状にして取付けたので、ダ イヤル早見表を増やすことができて結果的にダイヤル早見表に記載できる量が増 え、これによりダイヤル早見表の便利性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るダイヤル早見表の取付構造の全体
斜視図である。
【図2】本考案に係るダイヤル早見表の取付構造の第2
の実施例を示す全体斜視図である。
【図3】従来のダイヤル早見表の取付構造の全体斜視図
である。
【図4】従来のダイヤル早見表の取付構造の第2の例を
示す全体斜視図である。
【符号の説明】
10 アンテナ 15 収納シート 15a 開口部 16 収納部 17 支承部 18 ダイヤル早見表 25 アンテナ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外付のアンテナを有するコードレス電話
    機のダイヤル早見表の取付構造であって、全体が透明ま
    たは半透明なプラスチック材料で形成され前記アンテナ
    に挿脱自在な中空状の支承部とダイヤル早見表を挿入す
    る開口部とこの開口部から挿入されたダイヤル早見表を
    収納する収納部とからなる収納シートを備え、この収納
    シートの支承部を前記アンテナに嵌挿して支承部をアン
    テナに取付けたことを特徴とするダイヤル早見表の取付
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のダイヤル早見表の取付構
    造において、前記収納シートの支承部に収納部を複数枚
    ノート状にして取付けたことを特徴とするダイヤル早見
    表の取付構造。
JP3305192U 1992-04-21 1992-04-21 ダイヤル早見表の取付構造 Pending JPH0585147U (ja)

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JPH0585147U true JPH0585147U (ja) 1993-11-16

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JP (1) JPH0585147U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013176051A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Lg Electronics Inc 移動端末機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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