JPH0583857U - バーコード方式によるデマンド式空気呼吸器を着装した作業者及び密閉工事現場等における作業者の安全管理システム - Google Patents

バーコード方式によるデマンド式空気呼吸器を着装した作業者及び密閉工事現場等における作業者の安全管理システム

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JPH0583857U
JPH0583857U JP3328491U JP3328491U JPH0583857U JP H0583857 U JPH0583857 U JP H0583857U JP 3328491 U JP3328491 U JP 3328491U JP 3328491 U JP3328491 U JP 3328491U JP H0583857 U JPH0583857 U JP H0583857U
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JP3328491U
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一夫 清水
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一夫 清水
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 デマンド式空気呼吸器を着装した作業者に対
し「空気呼吸器時間管理システム」に作業開始前にバー
コードのデータを登録し、地下工事現場等で活動する作
業員の労働時間のチェック、緊急時の避難管理及び救出
傷病者の自己データをリアムタイムで把握する安全管理
システムを提供する。 【構成】 それぞれの個人情報のバーコードからなる作
業者カードと空気ボンベ圧力を出動登録モードで入力
し、あらかじめボンベ圧力、ボンベ種別と活動時の労働
負荷を設定し、呼気使用量をコンピューターで判断して
警報開始時点を決定しておき、警報発生時には警報音を
発し、表示灯を点灯し、また、作業終了時には帰還モー
ドとして作業者カードを再入力して空気ボンベ監視状態
を解除するとともにメモリー内に使用状況を登録し、労
務管理統計データとしても活用する構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
(1) 即設石油タンクの側板、底板等内面に防食ライニングを施工する場合 は、鋼板の素地調整(1種ケレンのグレード)が不可欠なため、サンドブラスト 処理している。 しかし、タンク内は密閉空間であることからサンドブラストによる粉塵、スラ ッジ等が充満し作業者の健康問題が生じている。 そこで、軽量化したFRP製空気ボンベを背負うデマンド式空気呼吸器を作業 者に着装させ悪環境から保護することとした。 このため、空気消費量に関連した使用許容時間を判断するシステムを考案し、 空気ボンベ残圧が少なくなった作業者に警報を発し安全を確保するものである。 (2) 深層地下工事現場などは広範囲密閉場所でありしかも地盤の落下倒壊 、酸欠、メタンガス噴出、火災等の危険にさらされている。しかも、工事監理者 は作業者を視認監督できない実態である。 以上から、本安全管理システムを利用することにより作業者の入退場時間チェ ックを行い労働時間の確認、火災発生等異常時における作業者の逃げ遅れ、救出 傷病者の氏名、年齢、血液型、会社名(下請含む)等をリアルタイムで覚知し速 やかに対応措置に生かすものである。
【0002】
【従来の技術】
(1) 既設の石油タンク底板のサンドブラスト作業は、空気圧(例えば8kg /cm)で砂を吹き付けるので粉塵が充満するため従来はエアラインマスクを 着用していたが、エアホースがタンク支柱等にからみ障害となって行動が制約さ れてきた。そこで、デマンド型の空気呼吸器を用いる傾向にある。 このデマンド式空気呼吸器は、ボンベの空気切れが近くなると警告音ブザーが 鳴るようになっているが騒音で聞こえないことがあるため、使用時間を管理する ことによって現場監督者が作業者に直接指示できフェールセーフを確保するもの である。 (2) 従来は工事現場作業者にIDカードを発行しタイムレコーダーと連動し 入退場管理を行っているが、本考案は火災等の異常時には救出作業者の氏名、年 齢、血液型、会社名健康保険証番号を読み取り応急救護処置を迅速化する一方避 難確認を行うものである。
【0003】
【考案しようとする課題】
本考案によって、デマンド式空気呼吸器の使用許容時間の把握によるサンブラ スト作業者の安全確保及び地下工事現場等の火災発生時の濃煙熱気、視界不良下 における作業員の避難確認、傷病者の身上データをリアルタイムで読み取り人命 救助に活用する。
【0004】
【考案を解決するための手段】
(1) タンクボトムライニング施工におけるサンドブラスト現場でデマンド式 空気呼吸器を着装した作業員に対し、作業車等に積載した「空気呼吸器時間管理 システム」により作業開始前に自己の職員カードに印刷されたバーコードのデー ターをシステムに登録し時間経過に伴い許容残圧以下の危険が迫ったときは自動 的に本システムが作動し作業管理者に警報を発する装置である。 (2) 地下工事現場等で活動する作業員の労働時間のチェック緊急時の避難管 理及び救出傷病者の自己データを本システムによってリアルタイムで把握するも のである。
【0005】
【作用】
システムの概要 作業者それぞれの個人情報のバーコードを職員カードに画像処理機で印刷する 。作業現場では、デマンド式空気呼吸器を使用する直前に当該作業員のバーコー ドをリーダー端末機に入力しコンピュターで使用時間管理をする。 そして使用許容時間が近づくとリーダー端末装置から警報音が鳴動し、当該作 業員の氏名等が蛍光灯表示管の画面に表示されるとともに内蔵小型プリンターに より印字され、必要に応じて端末の操作により就業作業者の構成、個人別作業経 過時間等の一覧が画面またはプリンターに表示される。 一般に使用許容時間の算定は、
【充填圧力】−
【許容残圧】/毎分呼吸量=使用許容時間の式が目安となるが 、屋外退避に必要な許容残圧は、タンク容量(底板面積)から退避所要時間が決 まるので、これに作業員の毎分消費圧力、警報圧力の要素を勘案して定められる 。 また、職員カードの読み取りによって視界困難な工事現場における作業者の入 退場管理、避難確認に用いることができる。
【0006】
【実施例】
システムの仕様 (1) バーコード認識職員カード 職員カードはラミネート加工とし顔写真及び認識用バーコード(IDカード) を画像処理機により印刷する。 (2) リーダー端末装置 外形は概ねA4判卓上型の大きさで外見は図1のとおりでトランク型とし、搬 送を容易とした構造である。 カードリーダー部は、消費電力を抑えるため手動スロット方式とし表示部は夜 間でも使用できるように蛍光表示管で20桁2行程度表示できるものを使用する 。内蔵小型プリンターは、熱転写型を使用する。また、キーセントはボンベ圧力 、ボンベ容量のセット及び読み取りエラー発生時あるいは手動で入力する場合に 使用する。また、警報発生時にはスピーカーまたは圧電ブザーにより警報音が発 せられるとともに赤色表示灯が点灯する。またコネクターを設け外部出力も可能 とする。通信コネクターは、アメリカ電子工業学会制定のRS232Cによりホ ストコンピューターからのデーターの入出力に使用できるものとする。 電源は、作業車から直流12Vを通電するかニッケルカドミニウム電池を内蔵 し3時間程度の使用容量のものとする。 装置全体及びキーボードは防水構造とし、ある程度の振動に耐えるようゴム等 で衝撃を緩和する。 ブロック構成は図3のとおりでCPUを中枢とし定められた条件をROM及び RAMから読み出し入力部はキーマトリックスからのデーターをインターフェー スを通じCPUに入れる。また、通信回線は、RS−232C信号により、ホス トコンピューターと結合しデーターの入出力を可能とする。 出力部には蛍光表示管(20桁2行)及びプリンターがあり、出動登録モード においては作業員の氏名、作業開始時間、作業帰着時間、警報時の確認及び活動 中の各人の空気ボンベ使用状況を画面表示またはプリンターに出力し使用する。 リーダー端末装置内部の処理は図5のとおりでメニュー画面によりファンクシ ョンキーにより機能を選択する。 受信モード時は職員番号をキーとして登録し、これらのデータから現場で入力 されたボンベ圧力、ボンベ種別と活動時の労働負荷をあらかじめ設定しておき呼 気使用量をコンピューターで判断し警報開始時点を決定する。 また、検索/出動モードでは空気ボンベ使用中の作業員を検索し、使用限界時 間が迫っている者から逐次画面表示またはプリントする。 出動登録モードでは、職員カードの入力操作により、リーダー端末装置内で照 合し、氏名、年齢、会社名等が表示され、確認後に空気ボンベ圧力を入力し登録 を終了する。 帰還モードでは空気ボンベ使用中の作業員が戻った場合職員カードを再び入力 し、リーダー端末装置の空気ボンベ監視状態を解除させるとともにメモリー内に 使用状況を登録し、労務管理統計データとして活用する。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように本実用新案のバーコード入力方式による作業者の安全管理 システムは次のとおり労働安全衛生に大きく寄与することができる。 1 デマンド式空気呼吸器を着装しサンドブラストしている作業員に対し常に 作業許容時間の限度を把握できる。 2 作業許容時間が経過しても帰還しない作業員に対しては氏名等のデーター が画面に表示されるとともにプリンターで印字され同時に警報音及び赤色灯等で 作業監督者が覚知できるので安全が図られる。 3 使用した空気呼吸器の記録から延べ作業時間、作業回数等が把握できるの で労務管理の適正化が図られる。 4 本システムは地下工事現場等における作業者の入退場管理及び緊急時の避 難確認についても活用できる。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】可搬用リーダー端末装置の外観を示した説明図
である。
【図2】バーコード入り職員カードの外観を示した説明
図である。
【図3】可搬用リーダー端末装置の内部構造ブロックを
示した説明図である。
【図4】パソコンの機能処理ブロックを示した説明図で
ある。
【図5】可搬用リーダー端末装置の機能処理フローを示
した説明図である。
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】バーコード方式によるデマンド式空気呼
吸器を着装した作業者及び密閉工事現場等における作業
者の安全管理システム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコード方式を用いた安全管理システ
    ムによる鋼製タンク内面サンドブラスト処理時のデマン
    ド式空気呼吸器着装作業者に対する使用許容時間の把
    握。
  2. 【請求項2】 請求項1を利用した大規模密閉場所にお
    ける作業者に対する入退管理及び火災等異常事態時の避
    難確認。
JP3328491U 1991-02-19 1991-02-19 バーコード方式によるデマンド式空気呼吸器を着装した作業者及び密閉工事現場等における作業者の安全管理システム Pending JPH0583857U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3328491U JPH0583857U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 バーコード方式によるデマンド式空気呼吸器を着装した作業者及び密閉工事現場等における作業者の安全管理システム

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JP3328491U JPH0583857U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 バーコード方式によるデマンド式空気呼吸器を着装した作業者及び密閉工事現場等における作業者の安全管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0583857U true JPH0583857U (ja) 1993-11-12

Family

ID=12382239

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JP3328491U Pending JPH0583857U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 バーコード方式によるデマンド式空気呼吸器を着装した作業者及び密閉工事現場等における作業者の安全管理システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012115476A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Air Water Safety Service Inc 呼吸器の状態表示装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282455A (ja) * 1985-10-07 1987-04-15 Shimizu Constr Co Ltd 作業所管理システム
JPH0250298A (ja) * 1988-08-11 1990-02-20 Yokohamashi 警報器携帯者の安否管理システム

Patent Citations (2)

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