JPH0583289A - 揺らぎによる遅延時間削減方式 - Google Patents

揺らぎによる遅延時間削減方式

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JPH0583289A
JPH0583289A JP24142591A JP24142591A JPH0583289A JP H0583289 A JPH0583289 A JP H0583289A JP 24142591 A JP24142591 A JP 24142591A JP 24142591 A JP24142591 A JP 24142591A JP H0583289 A JPH0583289 A JP H0583289A
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伸二 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はATM網において発生する揺らぎを
吸収するための遅延時間を削減する遅延時間削減方式に
関し、遅延時間を縮小することを目的とする。 【構成】 送信側端末101で送信データをセルに組立
て、そのセルを伝送網102を介して受信側端末103
に送信し、受信側端末103で受信したセルを分解して
送信データを読み出すことによりデータ伝送を行う伝送
システムにおいて、受信側端末103で受信したセルを
揺らぎ吸収メモリ104に蓄え、伝送網102内で発生
する最大揺らぎ時間から1セルを分解するに必要な時間
を差し引いた時間だけ待って揺らぎ吸収メモリ104か
らセルを読み出し、読み出したセルを分解して送信デー
タを読み出す、ことから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(Asynchronous
Transfer Mode)網のような伝送網において発生する揺
らぎを吸収するための遅延時間を削減する、揺らぎによ
る遅延時間削減方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ATM網においては、送信デー
タを複数のセルに組立て、そのセルを伝送網を介して受
信側端末に送信し、受信側端末でそのセルを順次分解し
て送信データを読み出すことによりデータ伝送を行う。
このような伝送網においては、網内において揺らぎ(揺
らぎとは、等間隔で送信したセルが不等間隔で受信され
ることをいう)が発生するため、この揺らぎにより受信
データが途切れないようにするために、通常、受信側端
末では、この揺らぎを吸収するメモリを準備し、最初の
セルを受信した際、受信したセルをこの揺らぎ吸収メモ
リに一旦蓄え、揺らぎ時間経過後揺らぎ吸収メモリから
セルを読み出して分解し、送信データを読み出すように
している。すなわち、このような伝送網においては、受
信側端末の揺らぎ吸収メモリに揺らぎを吸収する時間だ
けデータを蓄える必要があるため、この時間だけデータ
の遅延が発生する。
【0003】近年、データ端末の処理速度も上昇し、En
d to Endのデータ到達時間(以下遅延と呼ぶ)も短縮さ
れる方向にあり、受信側に揺らぎ吸収メモリを持った端
末でも遅延を最小限に短くする必要がある。また、実際
の運用面では、各端末によって送信速度が違うため、通
信速度の遅い端末では特に遅延が端末の“レスポンス”
として問題になってくる。
【0004】従来のATM網のような揺らぎを持った伝
送網においては、上述したように、データを受信する端
末では、最初のセルを受信した際、揺らぎ時間だけ待っ
てセルの分解を行っていた。
【0005】このような伝送網を用いたデータ伝送形態
を、図5及び図6を用いて説明する。図5中、51は送
信側端末、52はATM網、53は受信側端末である。
いま、図6に示すように、送信側端末51から送信デー
タ#1を送信する場合、SDよりセル組立部51aへデ
ータ#1を送信する。セル組立部51aでは、送信デー
タ#1を順次セル#1〜セル#4まで組み立ててATM
網52に送信する。送信されたセルは、ATM網52の
中で揺らぎを発生し受信側端末53に到着する。この揺
らぎ時間をTYとする。受信側端末53では、セル#1
が到着すると、揺らぎ待ちタイマ53aを用いて、AT
M網52で発生する可能性のある揺らぎ時間TY(MAX)だ
け待ち、TY(MAX)の時間が経過すると同時にセル分解部
53bによってセルの分解を行う。すなわち、TY(MAX)
の時間内に到着するセルは全て揺らぎ吸収メモリ53c
に蓄えておく。データの遅延面から見ると、伝送路遅延
の他に揺らぎ遅延が生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な伝送網を用いたデータ伝送形態においては、受信側端
末53では、ATM網52で発生する可能性のある揺ら
ぎ時間TY(MAX)だけ必ず待たなければならず、その分遅
延が生ずる、という欠点を持っている。
【0007】この発明は、このような事情を考慮してな
されたのもで、この遅延時間を縮小することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明が適用され
るATM網のような伝送網を用いたデータ伝送形態の構
成を示すブロック図、図2は本発明の方式における信号
のタイミングを示すタイムチャートであり、これらの図
に基づいて本発明の方式を説明すると、本発明の揺らぎ
による遅延時間削減方式は、送信側端末101で送信デ
ータをセルに組立て、そのセルを伝送網102を介して
受信側端末103に送信し、受信側端末103で受信し
たセルを分解して送信データを読み出すことによりデー
タ伝送を行う伝送システムにおいて、受信側端末103
で受信したセルを揺らぎ吸収メモリ104に蓄え、伝送
網102内で発生する最大揺らぎ時間から1セルを分解
するに必要な時間を差し引いた時間だけ待って揺らぎ吸
収メモリ104からセルを読み出し、読み出したセルを
分解して送信データを読み出す、ことから構成される。
【0009】すなわち、本発明においては、基本動作は
図5及び図6に示した従来の動作と同じであり、受信側
端末103で受信したセルは、従来と同様に待たせるの
であるが、そのセルを待たせる時間を、伝送網102で
発生する揺らぎ時間TY(MAX)から1セル分を分解する時
間だけ少なくすることで、遅延時間を最小限に抑えるも
のであり、図2のタイムチャートに示すように、セル#
1を受信して分解するまでの時間をTY(MAX)−TOとし
て、TO分だけ遅延時間の縮小を図っている。
【0010】
【作用】この発明によれば、図2に示したタイムチャー
トのように、End to Endの遅延時間が1セルの組立時間
分だけ短くなり、End toEndでの端末“レスポンス”が
早くなる、というメリットが生まれる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。
【0012】図3は本発明の揺らぎによる遅延時間削減
方式が適用されるATM網を用いたデータ伝送形態の構
成を示すブロック図である。この図において、1は送信
側端末、2はセル多重装置、3はATM網、4はセル分
離装置、5は受信側端末である。送信側端末1には、H
DLC端末#1とHDLC端末#2が設けられている。
また、セル多重装置2は、2つのセル組立部2a,2b
とセル多重部2cを備えている。セル分離装置4は、セ
ル分離部4aと2つのセル分解部4b,4cを備えてお
り、2つのセル分解部4b,4cは、さらに揺らぎ吸収
メモリ41、揺らぎ待ちタイマ42、分解部43を備え
ている。受信側端末5には、HDLC端末#3とHDL
C端末#4が設けられている。
【0013】以下、このような構成における動作を説明
する。HDLC端末#1,#2からのデータの送信は、
セル組立部2a,2bからの2.4kbpsのST2
クロック(CLK)によりSD信号で行う。したがっ
て、このHDLC端末#1,#22の送信速度は2.4
kbpsである。
【0014】セル組立部2a,2bでは、HDLC端末
#1,#2からのSD信号から有効データのみをセル化
(セルの組立を行うことをセル化という)して送信す
る。ここでは、HDLC端末#1,#2からの128バ
イトの有効データを44バイトのセルに組み立てるもの
とする。セル多重部2cでは、各セル組立部2a,2b
からのセルを多重してATM網3に送信する。
【0015】ATM網3を通ったセルは、受信局のセル
分離装置4のセル分離部4aで受信される。セル分離部
4aでは、多重化されているセルを分離し、セル分離部
4a,4bへ送信する。各セル分離部4b,4cでは、
1個目のセル(最初のセル)を受信すると、揺らぎ吸収
メモリ41にセルを記憶し、同時に揺らぎ待ちタイマ4
2を起動する。揺らぎ待ちタイマ42の時間設定は、A
TM網3で発生する可能性のある揺らぎ時間から1セル
分を分解する時間差し引いた時間とし、この揺らぎ待ち
タイマ42の設定時間の経過後、セルを分解部43に送
ってセルの分解を行う。
【0016】例えば、図4に示すように、ATM網3で
発生する可能性のある揺らぎ時間を500msとし、1
セル分を分解する時間については、端末速度が2.4k
bpsで、1セルが44バイトであるため、1/240
0×8×44≒146から約146msとすると、揺ら
ぎ待ちタイマ42の設定時間は、500ms−146m
s=354msとなる。したがって、各セル分離部4
b,4cでは、最初のセルを受信した後、揺らぎ吸収メ
モリ41でセルを記憶し、揺らぎ待ちタイマ42で35
4msの設定時間の経過後、セルを分解部43に送って
セルの分解を行うことになる。分解されたデータは、R
Dとして受信側端末5のHDLC端末#3,#4に送信
される。
【0017】このようにして、ATM網3内で発生する
最大揺らぎ時間から1セルの分解時間を差し引いた時間
だけ待って、揺らぎ吸収メモリ41からセルを読み出す
ことにより、端末速度が2.4kbpsの場合、従来よ
りも、データ送信速度をEndto Endで約146ms短縮
できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、受
信側端末で受信したセルを待たせる時間を、揺らぎ時間
から1セル分を分解する時間だけ少なくするようにした
ので、遅延時間を1セルの組立時間分だけ短くすること
ができ、Endto Endの端末“レスポンス”の性能向上に
寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるデータ伝送形態の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の方式における信号のタイミングを示す
タイムチャートである。
【図3】本発明が適用されるデータ伝送形態の一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例の信号のタイミングを示すタイ
ムチャートである。
【図5】従来のATM網を用いた伝送形態を示す説明図
である。
【図6】図5に示した従来のATM網を用いた伝送形態
の信号のタイミングを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 送信側端末 2 セル多重装置 2a,2b セル組立部 2c セル多重部 3 ATM網 4 セル分離装置 4a セル分離部 4b,4c セル分解部 41 揺らぎ吸収メモリ 42 揺らぎ待ちメモリ 43 分解部 5 受信側端末

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側端末(101)で送信データをセ
    ルに組立て、そのセルを伝送網(102)を介して受信
    側端末(103)に送信し、受信側端末(103)で受
    信したセルを分解して送信データを読み出すことにより
    データ伝送を行う伝送システムにおいて、 受信側端末(103)で受信したセルを揺らぎ吸収メモ
    リ(104)に蓄え、 伝送網(102)内で発生する最大揺らぎ時間から1セ
    ルを分解するに必要な時間を差し引いた時間だけ待って
    揺らぎ吸収メモリ(103)からセルを読み出し、 読み出したセルを分解して送信データを読み出す、こと
    からなる揺らぎによる遅延時間削減方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5774466A (en) * 1994-11-28 1998-06-30 Hitachi, Ltd. Regulation method and apparatus for ATM cell delay variation
SG102571A1 (en) * 1999-03-31 2004-03-26 Nec Corp Delay fluctuation absorbing device and method
US10640988B2 (en) 2016-04-26 2020-05-05 Nordisk Profil A/S Lamella facade system and use thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5774466A (en) * 1994-11-28 1998-06-30 Hitachi, Ltd. Regulation method and apparatus for ATM cell delay variation
SG102571A1 (en) * 1999-03-31 2004-03-26 Nec Corp Delay fluctuation absorbing device and method
US10640988B2 (en) 2016-04-26 2020-05-05 Nordisk Profil A/S Lamella facade system and use thereof

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