JPH058285U - 玩具空気銃 - Google Patents

玩具空気銃

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JPH058285U
JPH058285U JP064235U JP6423591U JPH058285U JP H058285 U JPH058285 U JP H058285U JP 064235 U JP064235 U JP 064235U JP 6423591 U JP6423591 U JP 6423591U JP H058285 U JPH058285 U JP H058285U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ブローバック動作と弾丸の発射を一回のガス放
出で行う方式のブローバック式玩具空気銃において、よ
り簡単な構成でしかも確実に動作する。 【構成】引金34を引くとガス畜圧室4からガスが噴出
し、弾丸把持チャンバー15内に装着された弾丸6を発
射させる玩具空気銃において、上記チャンバー15の後
方に上記ガス畜圧室4と連結したシリンダー室16を設
け、このシリンダー室16のピストンロッド19の前端
部にこれと一体な突出軸20を設け、この突出軸20は
シリンダー室16の前部に設けたボルト18の貫通孔1
7に挿入してこれを塞ぎ、シリンダー室16内にガスを
噴出した際、ピストンロッド19が後退して遊底28が
後方へさがり、その後ボルト18の貫通孔17から突出
軸20が抜けた際、シリンダー室16内のガスが当該貫
通孔17を通って弾丸6を吹き飛ばすように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はガス圧によってプラスチックス製等の弾丸を飛ばす、玩具空気銃に 関するもので、さらに詳しく述べると、弾丸発射のたびに遊底が後方に飛び出し て元に戻る動作を行う、いわゆるブローバック式の玩具空気銃に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ブローバック式の玩具空気銃は、遊底のブローバック動作と弾丸の発射動 作を、夫々別個にガスを放出させて行っていた。
【0003】 このためガスの消費量が多くなる欠点を有し、多数の弾丸を連続して発射させ た場合充填した液化ガスの気化に伴う気化熱によってガスの畜圧室が著しく冷却 されて極端な圧力低下が起き、弾丸の飛距離がおちる等、安定した動作が望めな かった。そこで図8、図9のように遊底のブローバックと弾丸の発射動作とを一 回のガスの放出で行う方式が開発された。
【0004】 図8はその一例を示し、引金(ィ)を引くと、放出バルブ(ロ)が下方へ下が り、ガス畜圧室(ハ)から通路(ニ)を通ってシリンダー室(ホ)へガスが注入 される。そこでピストン(ヘ)が後退し、遊底(ト)がこれとともに後方へ動く 。その際ロータリーバルブ(チ)が閉じられている。
【0005】 またこの動作に連動して弾丸(リ)がチャンバー(ヌ)に入り、バレル(ル) が移動して当該チャンバー(ヌ)を被う。そして遊底(ト)が後方へいっぱいに 引かれた際、図9に示す如く、放出バルブ(ロ)は自動的に閉じられ、これと連 動してロータリーバルブ(チ)が通路(オ)を開ける。これによりシリンダー室 (ホ)内のガスは通路(オ)を通ってチャンバー(ヌ)内の弾丸(リ)を発射さ せるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記図8及び9のものは、ロータリーバルブ(チ)の開閉を、ピ ストン(ヘ)の動きと連動させなければならず、機械的構成が複雑となる。従っ て信頼性にも欠けるものである。
【0007】 そこでこの考案はこの様なブローバック式の玩具空気銃においてブローバック 動作と弾丸の発射を一回のガス放出で行う方式においてより簡単な構成でしかも 確実に動作する玩具空気銃を提供することにより上記課題を解決しようとするも のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ブローバック動作を行うシリンダー室のピストンロッドの前端部 にこれと一体な突出軸を設け、この突出軸を貫通孔を有するボルトの当該貫通孔 に挿入して塞ぎ、シリンダー内にガスを噴出した際、ピストンロッドが後退して 遊底が後方へさがり、その後ボルトの貫通孔から突出軸が抜けた際、シリンダー 室内のガスがボルトの貫通孔を通って弾丸を吹き飛ばすように構成したものであ る。
【0009】 そしてこの考案の具体的構成は、銃本体内にガス畜圧室を設け、銃本体に設け た引金を引くことにより上記ガス畜圧室の放出バルブが開いてガス畜圧室からガ スが噴出し、筒状のバレルの後端に設けた弾丸把持チャンバー内に装着された弾 丸を発射させる玩具空気銃において、上記チャンバーの後方にシリンダー室を設 け、このシリンダー室は上記ガス畜圧室と放出路によって連結され、上記放出バ ルブがこの放出路のガス畜圧室端に設けられている。
【0010】 このシリンダー室内の前部には、長手方向に貫通孔を有するボルトを摺動自在 に挿入し、このボルトの前端部はシリンダー室前端外方へ突出しかつこの前端部 をいっぱいに突出させた際上記弾丸把持チャンバーに当接し、このチャンバーと ボルトとの間に弾丸を供給自在な構成としている。
【0011】 またこのシリンダー室内の後部にはピストンロッドを摺動自在に挿入し、この ピストンロッドの後端部はシリンダー後端外方へ突出し、このピストンロッドの 前端部には、このピストンロッドの軸の延長線上に突出軸を突設し、この突出軸 は上記ボルトの貫通孔に挿入自在とし、かつ挿入時には当該貫通孔を塞ぐ形状と する。
【0012】 上記バレル、弾丸把持チャンバー、シリンダー室及びピストンロッド後端を被 う遊底を銃本体に摺動自在に設け、この遊底の後端部内周面で常時上記ピストン ロッドの後端を押し、かつピストンロッドをシリンダー室内で前方に押して突出 軸を上記ボルトの貫通孔内に挿入し、ボルトの前端を上記弾丸把持チャンバーに 押し当てるよう付勢する弾機を銃本体に設けたものである。
【0013】 また上記遊底の前部内周には上記ピストンロッドがシリンダー室内で後端部に 押された際上記ボルトをシリンダー室内方へ押し入れる突起を有している。
【0014】
【作用】
上記引金を引くとガス畜圧室の放出バルブがこれと連動して開き、ガス畜圧室 で畜圧された気化ガスは放出路を通ってシリンダー室内のボルト後端とピストン ロッド前端との間に放出される。これによりピストンロッドはシリンダーの後部 に押され、これに伴って遊底も弾機の力に抗して後方へ移動する。
【0015】 そしてさらにピストンロッドが後方へ押されると、ピストンロッドの前端部の 突出軸がボルトの貫通孔から抜ける。そこでシリンダー室内のガスは当該貫通孔 を通って弾丸把持チャンバーに装着された弾丸を飛ばし、弾丸はこの勢いでバレ ルを通って銃口より発射する。
【0016】 この直後に放出バルブは閉じられ、ガス畜圧室からガスの放出は止む。しかし 急速に後退しているピストンロッド及び遊底は上記ガスの圧力に付勢された運動 慣性によって後退運動を続け、ピストンロッドはシリンダー室内の最後端まで後 退する。
【0017】 このピストンロッド及び遊底の後退中で弾丸がバレルを通って発射された後、 遊底前部内周の突起によってボルトがシリンダー室内に押され、そこで弾丸把持 チャンバー後端とボルト前端との間に間隙が生じ、当該箇所に次の弾丸が供給さ れる。
【0018】 一方シリンダー室内の気化ガスは全部銃口方向に放出され、ピストンロッドが シリンダー室内で最後端まで後退すると、ピストンロッド及び遊底は停止し、弾 機の復元力によって元の位置へと前進する。
【0019】 そしてこの弾機の力による遊底の前進に伴ってピストンロッドも前進し、シリ ンダー室内でボルトの貫通孔に突出軸が入り、かつボルトもピストンロッドの前 端面に押されて前進する。その際ボルトの前端は、弾丸把持チャンバーの後ろに 供給された弾丸を前方へ押出し、弾丸把持チャンバー内に弾丸を送りこみ、遊底 も元の状態に戻る。
【0020】 この様にして次弾の発射準備が整えられ、従って更に引金を引くことにより前 記した一連の動作が繰り返される。
【0021】
【実施例】
以下この考案の実施例を図について説明する。 銃本体1の把手部2内には、弾倉部3とガス畜圧室4とを有する弾倉5を、着 脱自在に設け、この弾倉部3内には図6に示す如く、多数の弾丸6が互い違いに 複列を成して収納され、多数の弾丸6は弾機7により上方へ付勢された押圧片8 により常時弾倉部3の上方へ押されている。
【0022】 しかし弾倉部3の上端両側には片側の弾丸6の半分を上から押えている係止縁 9,9が相互に間隔をあけて設けられている。
【0023】 上記ガス畜圧室4の上方には、その外端が弾倉5の外面に露出した放出バルブ 10が設けられ、この放出バルブ10が、ガス畜圧室4から弾倉5の上端に開口 した放出路11を常時バネ12の力で閉じている。
【0024】 銃本体1の上部の銃身13には細筒状のインナーバレル14が固定され、この インナーバレル14の後端にはゴム製の筒体から成る弾丸把持チャンバー15が 設けられている。またこの弾丸把持チャンバー15の後方にはシリンダー室16 が固定されている。
【0025】 このシリンダー室16内の前部には、長手方向に貫通孔17を有するボルト1 8が摺動自在に挿入され、このボルト18の前端はシリンダー室16の前端から 前方へ突出し、最大に突出した場合、上記弾丸把持チャンバー15の後端に接す るものである。
【0026】 また上記シリンダー室16内の後部にはピストンロッド19が摺動自在に設け られ、このピストンロッド19の後端部はシリンダー室16の後端から後方へ突 出している。また前端部は、このピストンロッド19の軸の延長線上に小径の突 出軸20が設けられ、この突出軸20は上記ボルト18の貫通孔17内に挿入自 在であり、この挿入により貫通孔17は完全に塞がれる。このピストンロッド1 9と突出軸20との段部にはピストン21が設けられている。
【0027】 またボルト18の前端が弾丸把持チャンバー15の後端に接し、このボルト1 8の貫通孔17をピストンロッド19の突出軸20が塞いだ際のボルト18の傘 部とピストン21との間に面したシリンダー室16の側壁に注入口22が設けら れ、この注入口22は上記放出路11の開口端に対向している。
【0028】 また上記インナーバレル14の後部及び弾丸把持チャンバー15の外周には略 筒状の薬室カバー23が摺動自在に設けられ、この薬室カバー23の後端からピ ン24が突出し、このピン24はシリンダー室16の前壁の孔を貫通してシリン ダー室16内のボルト18の傘部を押圧自在である。
【0029】 また上記薬室カバー23の前部外周には一定長の環状小径部25を有し、この 環状小径部25の外周に摺動環26を設け、この摺動環26と環状小径部25の 後端部との間の環状小径部25の外周にはスプリングバネ27が巻き付けられ、 このスプリングバネ27の力により上記摺動環26は常時環状小径部25の前端 部に押されている。
【0030】 これらの上記インナーバレル14、薬室カバー23、シリンダー室16及びこ のシリンダー室16の後端から突出したピストンロッド19の後端部を被う略半 筒状の遊底28が銃本体1の銃身13に摺動自在に取り付けられている。この遊 底28の前部内周壁に突起29が設けられ、この突起29は上記摺動環26を後 方へ押圧自在である。
【0031】 上記インナーバレル14と平行にガイドロッド30が銃身13下部に設けられ 、上記遊底28の前端壁28aはインナーバレル14を遊貫する孔31及びガイ ドロッド30を遊貫する孔32を設けている。そしてこのガイドロッド30の後 端に一端を固定し、他端を遊底28の前端壁28aの内側壁に係止した弾機33 をガイドロッド30の外周に巻き付けている。そしてこの弾機33により遊底2 8は常時銃身13と重なるよう前方へ付勢されている。
【0032】 なお図中34は引金であり、35はシアーであり、このシアー35は引金34 に連動して軸36を中心に回動し、弾倉5の外面に露出した放出バルブ10の外 端を押すものである。
【0033】 また上記弾倉部3の上端の両側の係止縁9,9は弾丸把持チャンバー15の後 に位置しており、このチャンバー15の後端にボルト18の前端が接している場 合はボルト18が両側の係止縁9,9の間の間隙を通っている。従って弾丸6は 当該ボルト18に押えられ、各係止縁9の真下には上がってこれない。
【0034】 この実施例の場合、銃本体1から弾倉5を外し、当該弾倉5のガス畜圧室4内 にこの玩具銃の作動原動力となる液化ガスを注入し、玩具銃用のプラスチックス 球状の弾丸6を弾倉部3に詰める。これは図6に示す如く、弾倉部3の上端両側 の係止縁9,9の間から弾丸6を一個一個挿入する。
【0035】 すると押圧片8は一側に傾斜しているため、多数の弾丸6は互い違いに複列に 並び、最上段の弾丸6がその半分を一方の係止縁9に係止されて止まっている。 その後弾倉5を銃本体1に装着する。
【0036】 次に銃本体1を手に持ったまま、他方の手で遊底28を図2に示す如く、後に いっぱいまで引く。この遊底28が後退すると、遊底28の前部内周に突出した 突起29が薬室カバー23の環状小径部25に被冠された摺動環26をスプリン グバネ27の力に抗して押す。これにより摺動環26は後方へ押され、環状小径 部25の後端部にスプリングバネ27が圧縮されきった際、ここで初めて薬室カ バー23が後方へ押される。そこで当該薬室カバー23に固定されたピン24が ボルト18の傘部を押し、ボルト18がシリンダー室16の内方へ図2に示す如 く後退する。
【0037】 そして遊底28を後いっぱいに引いた後、手を離すと、弾機33の力により遊 底28は元の位置に戻る。
【0038】 この遊底28が戻る際、ピストンロッド19及びピストン21に押されてボル ト18が、上記弾倉部3の上端の両側の係止縁9,9の間から半分露出している 最上段の弾丸6を後ろから押し、当該弾丸6を弾丸把持チャンバー15内に送り 込み、ボルト18の前端は、当該弾丸把持チャンバー15の後端に接して止まる 。これで図1に示す状態となり、発射準備が完了する。
【0039】 この弾丸6を発射させるには、引金34を引くことによりシアー35が放出バ ルブ10の外端を押す。これにより放出バルブ10はバネ12の力に抗して押さ れ、図3に示す如く、放出路11は開く。そこでガス畜圧室4に充填されている 液化ガスによって発生畜圧されている気化ガスが放出バルブ10を経て放出路1 1及び注入口22を通ってシリンダー室16内のボルト18の傘部とピストン2 1との間に入る。ボルト18は、傘部がシリンダー室16に係止されているため これ以上前方へ移動できず、ガス圧によってピストン21が押され、ピストンロ ッド19が勢いよく後退し、このピストンロッド19の後端が遊底28を押し、 この遊底28も弾機33の力に抗して急速に後方へ移動する。
【0040】 上記遊底28を後方に移動させ乍ら後退するピストンロッド19の前端の突出 軸20は当該ピストンロッド19の後方移動につれて図3に示す如く、ボルト1 8の貫通孔17から抜け出る。これによってシリンダー室16の気密性は解放さ れ、その内圧によってガスはボルト18の貫通孔17を通って弾丸把持チャンバ ー15にくわえられていた弾丸6をインナーバレル14から発射させる。
【0041】 この直後、シアー35は元に戻り、放出バルブ10は放出路11を閉じ、ガス 畜圧室4内よりシリンダー室16への気化ガスの噴出は停止する。
【0042】 しかし急速に後退しているピストンロッド19と遊底28は運動慣性によって 後退運動をつづけ、ピストンロッド19はシリンダー室16内の最後端まで後退 する。
【0043】 このピストンロッド19の後端途中で弾丸6がインナーバレル14から発射さ れた直後に、遊底28の前部内周に設けた突起29によって上述の如く薬室カバ ー23が後方に押しさげられ、これに固定されたピン24がシリンダー室16の 前壁の孔を通ってシリンダー室16内のボルト18の傘部を後方へ押し、図4に 示す如くボルト18はシリンダー室16内を1/3程度後退して止まる。
【0044】 シリンダー室16内のガスは全部インナーバレル14の前端の銃口方向に放出 されピストンロッド19の後退停止によってその慣性を失った遊底28は、後退 時に圧縮した弾機33の復元力によって今度は元の位置に戻ろうとして前進を始 める。
【0045】 遊底28と一緒に弾機33の力によってピストンロッド19は前進し、前進途 中でピストン21がボルト18の傘部分に当り、かつ突出軸20がボルト18の 貫通孔17に挿入してボルト18をシリンダー室16の前端まで押す。
【0046】 当該ボルト18はこの前進時に、弾倉部3の最上段に押し上げられ、一方の係 止縁9にその半分を押えられ、他の半分を両側の係止縁9,9の間に露出してい る弾丸6を前方に押し出し、遊底28が閉じるにつれてこれを弾丸把持チャンバ ー15内へと送り込み、次弾の発射準備を整える。
【0047】 従って更に引金34を引くことにより上述の一連の動作が繰り返されて、次の 弾丸を発射することができる。
【0048】 この様にして実物の半自動拳銃と同様に遊底28の前後作動が可能となり、ま たプラスチックス製球状の弾丸6の発射が連続して出来るものである。
【0049】
【考案の効果】
この考案はブローバックを行う玩具空気銃において、ブローバック動作を行う シリンダー室のピストンロッドの前端部にこれと一体な突出軸を設け、この突出 軸を、貫通孔を有するボルトの当該貫通孔に挿入して塞ぎ、シリンダー内にガス を噴出した際、ピストンロッドが後退して遊底が後方へ下がり、その後にボルト の貫通孔から突出軸が抜け、シリンダー室内の圧縮されたガスがボルトの貫通孔 を通って弾丸を吹き飛ばす構成としたため、極めて簡単な構成で、確実にブロー バック動作と弾丸発射が出来るものである。
【0050】 しかも当該遊底の後退動作の後半で、上記ボルトを後退させて次の弾丸を弾丸 把持チャンバーとボルトの間に入れることができ、かつ遊底の元に戻る動作で次 の弾丸を弾丸把持チャンバー内に挿着できるため半自動拳銃と同様に弾丸の連続 発射が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の玩具空気銃の弾丸発射準備完了時の
断面図
【図2】この考案の玩具空気銃の遊底を後方へ引いた状
態を示す断面図
【図3】この考案の玩具空気銃の引金を引いた状態を示
す断面図
【図4】この考案の玩具空気銃の後退した遊底が元に戻
る状態を示す断面図
【図5】この考案の玩具空気銃の要部拡大断面図
【図6】この考案の玩具空気銃の弾倉部の断面正面図
【図7】この考案の玩具空気銃の弾倉部の断面側面図
【図8】この考案の従来例を示す断面図
【図9】この考案の従来例における引金を引いてブロー
バックした状態を示す断面図
【符号の説明】
1 銃本体 3 弾倉部 4 ガス畜圧室 5 弾倉 6 弾丸 10 放出バルブ 11 放出路 14 インナーバレル 15 弾丸把持チャンバー 16 シリンダー室 17 貫通孔 18 ボルト 19 ピストンロッド 20 突出軸 28 遊底 29 突起 33 弾機 34 引金

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】銃本体内にガス畜圧室を備え、銃本体に設
    けた引金を引くことにより上記ガス畜圧室の放出バルブ
    が開いてガス畜圧室からガスが噴出し、筒状のバレルの
    後端に設けた弾丸把持チャンバー内に装着された弾丸を
    発射させる玩具空気銃において、上記チャンバーの後方
    にシリンダー室を設け、このシリンダー室は上記ガス畜
    圧室と放出バルブを介して連結され、このシリンダー室
    内の前部には長手方向に貫通孔を有するボルトを摺動自
    在に挿入し、このボルトの前端部はシリンダー室前方外
    方へ突出し、かつ上記チャンバーに当接自在に構成し、
    このチャンバーとボルトとの間に弾丸を供給自在とし、
    上記シリンダー室内の後部にはピストンロッドを摺動自
    在に挿入し、このピストンロッドの後部はシリンダー後
    端外方へ突出し、このピストンロッドの前端部にはこれ
    と一体に突出軸を突設し、この突出軸は上記ボルトの貫
    通孔に挿入自在とし、挿入時には当該貫通孔を塞ぐ形状
    とし、上記バレル、弾丸把持チャンバー、シリンダー室
    及びピストンロッド後端を被う遊底を銃本体に摺動自在
    に設け、この遊底の後端部内周面で、常時上記ピストン
    ロッドの後端を押し、かつピストンロッドをシリンダー
    内で前方に押して突出軸を上記ボルトの貫通孔内に挿入
    し、ボルトの前端を上記弾丸把持チャンバーに押し当て
    るよう付勢する弾機を設け、上記遊底前部内周には上記
    ピストンロッドがシリンダー室内で後端部に押された
    際、上記ボルトをシリンダー室内方へ一定長押し入れる
    突起を設けたことを特徴とする、玩具空気銃。
JP1991064235U 1991-07-19 1991-07-19 玩具空気銃 Expired - Lifetime JPH0717983Y2 (ja)

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JPH0717983Y2 JPH0717983Y2 (ja) 1995-04-26

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