JPH0582465U - ラインレフリー補助システム装置 - Google Patents

ラインレフリー補助システム装置

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JPH0582465U
JPH0582465U JP4190591U JP4190591U JPH0582465U JP H0582465 U JPH0582465 U JP H0582465U JP 4190591 U JP4190591 U JP 4190591U JP 4190591 U JP4190591 U JP 4190591U JP H0582465 U JPH0582465 U JP H0582465U
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JP4190591U
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チェン チェン チェン
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チェン チェン チェン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】(1)絶縁材料からなる基板と、これに配され
た一対の正負電導線と、前記基板に設けられた少なくと
も1つの検出電極部からなる、電気的検出ライン部と、
(2)球体の地面接触面部に、電気伝導体または電気伝
導性材料が付着されて形成された電気伝導性接触部と、
(3)前記電気的検出ライン部と、前記球体の地面接触
面部に形成された電気伝導性接触部との接触時に作動す
る電気的検出装置を、音響発生器、もしくは字幕表示器
等の媒体を通じて検知させる補助装置と、からなること
を特徴とする。 【効果】電気的検出原理を応用したものであり、シャト
ルコックもしくはテニスボールなどの落下球体とコート
ライン、即ち電気的検出ライン部とが接触した瞬間に、
電気的検出を行なうことにより、掲示装置が作動し、レ
フリーが正確に判定する事ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術と考案が解決しようとする問題点】
バドミントン及びテニスなど、球体の正確な落下点により勝負が決定する競技 において、球体の落下点が、境界線内であるか、境界線外であるかのわずかな線 差の判断により、ゲームの勝敗が決定される場合、現在実施している審判員制度 (たとえば、バドミントンにおいては線審判であり、テニスではラインレフリー と呼ぶ)は、人為的であるため、球体落下点の判断が、客観性及び科学的判定性 に欠けるものであり、これにより試合を中断するなど、種々の不都合が生じるも のであった。
【0002】
【問題点を解決するための手段】
したがって、本考案においては、上記問題点を克服するため、(1)絶縁材料 からなる基板と、これに配された一対の正負電導線と、前記基板に設けられた少 なくとも1つの検出電極部からなる、電気的検出ライン部と、 (2)球体の地面接触面に、電気伝導体または電気伝導性材料が付着されて形成 された電気伝導性接触部と、 (3)前記電気的検出ライン部と、前記球体の地面接触面に形成された電気伝導 性接触部との接触時に作動する電気的検出装置を、音響発生器、もしくは字幕表 示器等の媒体を通じて検知させる補助装置と、 からなることを特徴とするラインレフリー補助システム装置を提供することを、 問題点を解決するための手段とした。
【0003】
【実施例】
以下に、図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明する。
【0004】 (1)電気的検出ライン部 現在使用されている、バドミントンまたはテニスコートの境界線は一般的に、 ペンキ、またはテープ、または煉瓦等からなるものであるが、本考案においては 、このコートの境界線が、電気的検出ライン部から形成されているものである。 まず、前記電気的検出ライン部は、ベルト状の絶縁材料からなる基板(1)の両 辺に、正負電導線(11)、(11’)が各一本ずつ配列され、基板表面に電気 メッキ等の方法を応用して、互いに接触しないように、対応して入違いに検出電 極部(13)が配されており、また、前記電導線(11)、(11’)と連結す る基板(1)には、第1図に示すように、各々サイド折線(14)、(14)が 設けられており、前記サイド折線(14)、(14)から裏面に折畳まれて、第 2図の正面斜視図および第4図の裏面斜視図に示すように形成されているもので ある。
【0005】 たとえば、本考案によるラインレフリー補助システムを、バドミントンコート に取付けて使用する場合には、前記検出電極部(13)が配されて折り畳まれた 基板(1)に、第5図に示すように、強靱な絶縁保護サイド(15)が配され、 さらに、前記基板(1)の裏面には、地面用強力ゴム(16)がはり付けられて 、使用に供されるものである。第2図の正面斜視図に示すように、前記検出電極 部(13)の分布幅は、必要に応じて加減可能なものであり(例えば、バドミン トンの規定では40mm、テニスにおいては50mm等)、その模様形状もまた 、必要に応じて、斜状にする等、種々に設計可能なものである。また、前記正負 電導線(11)、(11’)は、その両側において、前記サイド折線(14)に より裏面に折畳まれ、ベルト状境界線の中央部に埋蔵されるように形成されてい るものである。なお、裏面とその両側には、絶縁保護サイド(15)が形成され ており、前記検出電極部(13)が、コート使用中に破損するのを防御するもの である。
【0006】 前記検出電極部(13)と同様の、正電または負電のスパンは、一般に落下球 体が地面と接触する面積の定数(通常、ボールには多少なりの弾性があり、落下 して地面と接触する際は、厳格に云えば、一つの小さな面で接触するものであり 、一つの点とは限らない)よりも小さくなるようにするものである。すなわち、 本考案によるラインレフリー補助システムが必ず落下球体を検知するように、コ ンピュータを用いて、前記検出電極部(13)を第7図に示すような電気回路に するものである。以上のようにして、電気的検出ライン部が形成されるものであ る。
【0007】 次に、本考案によるラインレフリー補助システムを、バドミントンコートに使 用する場合には、超薄型強靱柔軟性ベルト状基板(1)を用いて、第2図に示す ような電気的検出ライン部とし、バドミントンコートの境界線上に張り付けるも のである。また、本考案によるラインレフリー補助システムをテニスコートに使 用する場合には、前記電気的検出ライン部は、逆凹型に折りまげられ、さらにそ の裏面内部及びその両側に、絶縁ゴム材(118)を埋込むことにより、導線を 保護するよう形成されているものである。次いで、逆凹型に折りまげられたベル ト状電気的検出ライン部を、コートの境界線に予め設けられた凹溝内に埋込むこ とにより、第3図に示すように、本考案によるラインレフリー補助システムは、 設置されるものである。
【0008】 (2)電気伝導性接触部 たとえば、バドミントンのシャトルコック(2)の場合、第6図に示すように 、シャトルコック(2)のヘッドエンドが地面と接触する接触部(21)には、 可導電性材料または可導電性物質が付着されている。したがって、前記シャトル コック(2)の落下時に、前記シャトルコック(2)が、前記電気的検出ライン 部上の前記検出電極部(13)に接触し(第2図参照)、電気的な検出がおこな われことにより、掲示装置が作動するものである。第6図にしめすように、バド ミントンのシャトルコックが落下し、ボールヘッド部が地面に接触して、前記バ ドミントンのシャトルコックが静止不動で水平地面に横たわっている場合、第6 図にしめす、中心縦軸線(221)と地面(223)とで形成される角度(P1 )は、必ずバドミントンネット(高さ1.524m〜1.55m)上方の任意の 位置から、相手側のコート内に落下した時の斜線(P2)よりも小さいものでな ければならない。そこで、地面に静止し、横たわったボールヘッド部が、前記電 気的検出ライン部に接触している場合には、導電しないことを原則とするもので ある。なお、前記ボールヘッド部と地面接触点(224)から、ボールヘッド前 端の中央(225)(第6図参照)を含有する接触部(21)には、可導電性材 料または可導電性物質が使用されているものである。
【0009】 例えば、テニスの場合には、テニスボールの表面が、前記電気的検出ライン部 に接触した点により、その落下位置が定められるように、テニスボールの表面繊 維内に、導電繊維を混紡するものである。したがって、テニスボールの表面、お よび、前記電気的検出ライン部の両者が接触した時、導電され、掲示装置が作動 するものである。これによりレフリーは、迅速に、テニスボールの落下した正確 な位置を判定することができることになる。本考案によるラインレフリー補助シ ステムが、正式運動競技に適用可能か否かは、国際バドミントン規則第4条(中 華民国体育協進会現行の民国七十七年(1988年)十月審定本参照)、及び、 テニスボール競技規則第1部第3条(1991年中華民国テニスボール協会編審 )、及びその関連規範に、すべて規定符合するものである。
【0010】 (3)補助装置 前記電気的検出ライン部は、一般の110V変流電源(112)(第7図参照 )を、変圧器(113)(第7図参照)により減圧及び整流(114)すること により、人体に無害安全な直流電流となるものである。シャトルコックもしくは テニスボールなどの球体(2)が落下して、コートのライン上の前記検出電極部 (13)に接触した場合、トランジスター(125)に導通され、リレー(12 6)が始動し、並びに、発光ダイオード(127)とブザー(128)により、 掲示動作が行なわれ、また、RCにより掲示動作の時間(129)が制御される ものである。以上の機能を含有する装置を組合わせた後、外容器(120)に収 納して、使用時には、ナット柱に固定すれば完成(第8、9図参照)するもので ある。
【0011】 なお、本考案によるラインレフリー補助システムは、必要により、音響発生器 、発光器、変圧器、及び、機械式または字幕式掲示器を加装して、前記ラインレ フリー補助システムの使用区域を選択することにより、使用に供されるものであ る。このほか、シングル線、ダブル線、または発球区域を分別するために、例え ば、交流、直流の両用を行なったり、時間制御等を行なったりすることは、本考 案の範囲を逸脱しないかぎり、有効である。
【0012】 本考案によるラインレフリー補助システム装置には、スイッチが設けられてお り、たとえば露天球場の場合には、雨天時には電源を切ることがで可能なもので ある。
【0013】
【考案の効果】
例えばバドミントン及びテニスボール等のスポーツにおいては、シャトルコッ クもしくはテニスボールなどの落下球体の正確な落下位置が、迅速に判定されな ければならないものである。本考案ラインレフリー補助システム装置は、電気的 検出原理を応用したものであり、シャトルコックもしくはテニスボールなどの落 下球体とコートライン、即ち電気的検出ライン部とが接触した瞬間に、電気的検 出を行なうことにより、掲示装置が作動し、レフリーが正確に判定するする事が できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案による電気的検出ライン部の斜
視図である。
【図2】図2は、本考案による折曲げられた電気的検出
ライン部の斜視図である。
【図3】図3は、本考案による折曲げられた電気的検出
ライン部がコートに埋込まれた状態を示す断面図であ
る。
【図4】図4は、本考案による電気的検出ライン部の裏
面斜視図である。
【図5】図5は、本考案による電気的検出ライン部の断
面図である。
【図6】図6は、本考案による電気伝導性接触部を有す
るバドミントンのシャトルコックの正面図である。
【図7】図7は、本考案による補助装置の電気回路図で
ある。
【図8】図8は、本考案による補助装置の音響発生器の
斜視図である。
【図9】図9は、本考案による補助装置の字幕表示器の
斜視図である。
【図10】図10は、本考案によるラインレフリー補助
システム装置をバドミントンのコートに適用した場合の
斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 球体 13 電気的検出ライン部 21 電気伝導性接触部 128 補助装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)絶縁材料からなる基板と、これに配
    された一対の正負電導線と、前記基板に設けられた少な
    くとも1つの検出電極部からなる、電気的検出ライン部
    と、 (2)球体の地面接触面部に、電気伝導体または電気伝
    導性材料が付着されて形成された電気伝導性接触部と、 (3)前記電気的検出ライン部と、前記球体の地面接触
    面部に形成された電気伝導性接触部との接触時に作動す
    る電気的検出装置を、音響発生器、もしくは字幕表示器
    等の媒体を通じて検知させる補助装置と、 からなることを特徴とするラインレフリー補助システム
    装置。
  2. 【請求項2】前記電気的検出ライン部が帯状であり、そ
    の長手方向に沿って対称に2本の折線が設けられてお
    り、前記折線に沿って、前記電気的検出ライン部の両側
    が前記電気的検出ライン部の裏面に向けて折り曲げられ
    ることを特徴とする、実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の、ラインレフリー補助システム装置。
  3. 【請求項3】前記電気的検出ライン部と、前記球体の地
    面接触面部に形成された電気伝導性接触部とが接触した
    場合、前記電気的検出装置が作動することをその特徴と
    する、実用新案登録請求の範囲第1項に記載のラインレ
    フリー補助システム装置。
JP4190591U 1991-05-09 1991-05-09 ラインレフリー補助システム装置 Withdrawn JPH0582465U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009535142A (ja) * 2006-05-02 2009-10-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ スポーツエリアのためのマーキングシステム
KR101973655B1 (ko) * 2018-03-05 2019-08-26 주식회사 디아이블 스포츠 코트 자동인식 및 그에 따른 인/아웃 판단 방법 및 장치

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Effective date: 19950810