JPH058170U - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JPH058170U
JPH058170U JP5417191U JP5417191U JPH058170U JP H058170 U JPH058170 U JP H058170U JP 5417191 U JP5417191 U JP 5417191U JP 5417191 U JP5417191 U JP 5417191U JP H058170 U JPH058170 U JP H058170U
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JP
Japan
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sleeve
joint body
joint
pipe
sides
Prior art date
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Pending
Application number
JP5417191U
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English (en)
Inventor
操 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Corp
Original Assignee
Riken Corp
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Publication date
Application filed by Riken Corp filed Critical Riken Corp
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Publication of JPH058170U publication Critical patent/JPH058170U/ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般配管用ステレンレス鋼鋼管の継手に好適
であり、管の挿入量にばらつきが発生しないように改善
することで、接合後の不具合を解消した管継手を提供す
る。 【構成】 筒状でこの軸線方向の中央部に段付き部12
が設けられた継手本体11と、継手本体11の内部で段
付き部12に両側から当接する対向位置に設けられた環
状一対の弾性パッキン15、15と、継手本体11に両
側から摺接可能に挿入された筒状本体13aを有しかつ
筒状本体13aの周に沿って複数のスリット状切目によ
る舌片部13dが設けられたスリーブ13と、を含み、
スリーブ13の後端に目視可能な表示部14を設けて、
この表示部14が継手本体11によって隠蔽されたと
き、スリーブ13の先端が弾性パッキン15に密着して
継手本体11に所定の挿入量で挿入されたことを確認で
きるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば一般配管用ステンレス鋼鋼管継手に関し、詳しくは、給湯管 、給水管などに好適な管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般配管用ステンレス鋼鋼管継手として知られるものに圧縮式継手がある。圧 縮式継手は、継手本体から袋ナット及びスリーブを外す必要もなく、パイプを直 接継手本体に挿し込んで袋ナットを手締めで締め込み、スパナで所定の締め付け 回転位置まで締め付けることにより接合を完了する。これは、継手本体と袋ナッ トを締め付けてスリーブを圧縮するメタルシール機構が採られ、流体を確実にシ ールする継手である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、こうしたメカニカル継手の場合、袋ナットの締め付けには普通スパ ナが用いられるが、作業者によってパイプの挿入量や、袋ナットの締め付け回転 量及び締め付けトルクが異なることから、継手本体に対する管の挿入量などにば らつきが生じる。このばらつきが配管後の抜けや洩れなどの原因となっている。 特に、パイプの挿入量の過不足を目視確認できないことも、接合後抜けや漏水 の大きな原因となるものである。 従って、本考案は、一般配管用ステレンレス鋼鋼管の継手に好適であり、管の 挿入量にばらつきが発生しないように改善することで、接合後の不具合を解消し た管継手を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による管継手は、筒状でこの軸線方向の中央部に段付き部が設けられた 継手本体と、継手本体の内部で段付き部に両側から当接する対向位置に設けられ た環状一対の弾性パッキンと、継手本体に両側から摺接可能に挿入された筒状本 体を有しかつ筒状本体の周に沿って複数のスリット状切目による舌片部が設けら れたスリーブと、を含んでなり、スリーブの後端に目視可能な表示部を設けて、 この表示部が継手本体によって隠蔽されたとき、スリーブの先端が弾性パッキン に密着して継手本体に所定の挿入量で挿入されたことを確認できるよう構成され ている。 また、本考案の場合、管の挿入後の好適な抜け止め加工を行うために、スリー ブの表示部が隠蔽される挿入位置に対応して、継手本体の外周に抜け止め用の係 止溝加工線を表示することが好ましい。
【0005】
【作用】
管をスリーブに挿入し、このままで継手本体に押し込む。スリーブが継手本体 に所定の挿入位置まで差し込まれると、目視着色帯が隠蔽される。従って、作業 者は管がスリーブを介して継手本体に適切量で挿入されたことを確認でき、この 挿入量でもって次の作業過程である抜け止め加工に備えることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案による管継手の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に示すように、実施例の管継手10は、例えば薄肉ステンレス鋼管を図の ような形状に加工した継手本体11を有し、この継手本体11の内周には両端か ら同一形状のスリーブ13、13が摺動可能に挿入している。継手本体11は軸 線方向の中心部に例えばプレス絞り成形などして環状凹溝状の段付き部12が設 けてあり、この段付き部12を両側から挾む対向一対で環状の弾性パッキン15 、15を突き当てている。弾性パッキン15は断面L字状に成形され、内部には 所要の剛性を確保するための補強芯金16が埋設してある。
【0007】 また、スリーブ13の形状は、継手本体11に挿入された筒状本体13aの外 部端に鍔状のフランジ13bが設けてあり、このフランジ13bが継手本体11 の端面に当接してそれ以上の挿入を制限するようになっている。筒状本体13a の挿入先端には突当て部13cがやはりフランジ状に設けられ、この突当て部1 3cに後述する接続管20(21)の接続端面が当接できるようになっている。 また、フランジ13aに沿って筒状本体13aの外周面に目視着色帯14が施し てある。従って、作業中にこの目視着色帯14が見えている間は、スリーブ13 の継手本体11への挿入量に不足があることを確認できるように工夫されている 。目視着色帯14としては、確認し易い色による着色の他にも、着色テープ等の 貼着など様々な手段が考えられる。更に、筒状の本体13aの周にはスリットに よる切目加工した複数の舌片部13cが等間隔に設けられている。即ち、切目加 工によって舌片部13cは弾性撓みや弾性変形が可能である。
【0008】 ここで、再び継手本体11においては、この両端近傍で2箇所の外周面に管抜 け止め用の係止溝加工線11a、11aが設けられている。この係止溝加工線1 1aは、前述のようなスリーブ13が継手本体11に挿入され、スリーブ13側 の外部フランジ13bが継手本体11の端面に当接した位置で、スリーブ13側 の舌片部13dを加工できる位置に設けられている。
【0009】 次に、実施例の管継手10を用いた管20、21の接続態様例及び作用を説明 する。 管継手10は図1で示されたように各部材の組立体であって、配管に際しては 、図2に示すように、接続される2本の管20、21の管端部をそれぞれ対面す る側のスリーブ13、13に挿入する。図は、管20、21の管端面が筒状本体 13aの先端突当て部13c、13cに当接した状態を示している。
【0010】 図3は、管20、21の管端面がスリーブ13の筒状本体13aの先端突当て 部13c、13cに当接した状態で、スリーブ13と一体に管20、21を更に 継手本体11に押し込み、弾性パッキン15に圧着させた状態を示している。弾 性パッキン15は断面L字状になっているため、押し込まれた管20、21の管 端面をこの板厚方向で抱き込むようにして密着する。この状態で、弾性パッキン 15は継手本体11の中央段付き部12に押し当てられ、それ以上移動しないよ うに規制される。また、同時に、スリーブ13のフランジ13bが継手本体11 の端面に当接し、目視着色帯14が隠蔽される。従って、作業者は管20、21 がスリーブ13を介して継手本体11に適切量で挿入されたことを確認でき、こ の挿入量でもって次の作業過程である抜け止め加工に備えることができる。
【0011】 次に、図4は、先の図3で示されたように、接続される管20、21が継手本 体11にスリーブ13を介して適切量で挿入セットされた状態から、市販製品の チューブカッタ30を用いて管抜け止め加工を行う態様を示している。即ち、チ ューブカッタ30の押圧ローラ31を継手本体11の両側2箇所に表示されてい る係止溝加工線11a、11aの先ず一方に合わせてセットする。チューブカッ タ30をその係止溝加工線11aに沿って押圧回転させる、図示のように、継手 本体11に環状凹溝11bが押圧加工され、同時に内部側のスリーブ13と管2 0(21)の管端部も凹溝加工される。スリーブ13はその筒状本体13aに設 けられている舌片部13dが押圧力で容易に屈曲し、さらにその内側に位置する 管20(21)の管端部に抜け止め凹溝20a(21a)が加工されるのを妨げ ない。こうして、管20、21にそれぞれ設けられた抜け止め凹溝20a、21 aが、直接スリーブ13に加工された屈曲舌片部13dを含む継手本体11の環 状凹溝11bに係止し、管20、21に抜け止め加工を施した接合が完了する。
【0012】 なお、この実施例では、スリーブ13の後端にフランジ13bを設けて、この フランジ13bを継手本体11の端面に当接させる構造が採られているが、継手 本体11によって目視着色帯14を隠蔽することができればよいから、突当ての 目安としてのフランジ13bは省略することも可能である。
【0013】 以上の実施例に対して、図5〜図10は、継手本体11の他の実施例を示し、 スリーブ13に設けられる舌片部を図5のような形状の舌片部41とし、図6の ような形状の舌片部42としたものである。この実施例における舌片部41、4 2の設置個数は、図7〜図10に示すように例えば7箇所程度である。これは前 述の第1実施例の図1〜図4で示された舌片部13dにおいても同様である。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による管継手は、一般配管用ステレンレス鋼鋼管 の継手に好適であり、管の適切な挿入量の目安となる目視着色帯が表示された構 造であるから、作業者による管の挿入量のばらつきが解消され、特に挿入量が不 足した場合で接合後の管の抜けや洩れ等の不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による実施例の管継手の断面図。
【図2】 実施例の管継手を用いた管の初期の挿入断面
図。
【図3】 実施例の管継手を用いた管の適量挿入時の断
面図。
【図4】 管の適量挿入後にチューブカッタによる抜け
止め加工形態の断面図。
【図5】 管継手の他の実施例の断面図。
【図6】 管継手の他の実施例の断面図。
【図7】 図5の管継手におけるスリーブの側面断面
図。
【図8】 図5の管継手におけるスリーブの正面図。
【図9】 図6の管継手におけるスリーブの側面断面
図。
【図10】 図6の管継手におけるスリーブの正面図。
【符号の説明】
10..管継手、11..継手本体、11a..係止溝
加工線、12..段付き部、13..スリーブ、13
b..フランジ、13d..舌片部、14..表示部、
15..弾性パッキン、20、21..接続される管、
30..管抜け止め加工用のチューブカッタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状でこの軸線方向の中央部に段付き部
    が設けられた継手本体と、継手本体の内部で段付き部に
    両側から当接する対向位置に設けられた環状一対の弾性
    パッキンと、継手本体に両側から摺接可能に挿入された
    筒状本体を有しかつ筒状本体の周に沿って複数のスリッ
    ト状切目による舌片部が設けられたスリーブと、を含
    み、 スリーブの後端に目視可能な表示部を設けて、この表示
    部が継手本体によって隠蔽されたとき、スリーブの先端
    が弾性パッキンに密着して継手本体に所定の挿入量で挿
    入されたことを確認できるよう構成したことを特徴とす
    る管継手。
  2. 【請求項2】 スリーブの表示部が隠蔽される挿入位置
    に対応して、継手本体の外周に抜け止め用の係止溝加工
    線を表示した「請求項1」に記載の管継手。
JP5417191U 1991-07-12 1991-07-12 管継手 Pending JPH058170U (ja)

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JP (1) JPH058170U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272869A (ja) * 2001-03-16 2002-09-24 Yamato Protec Co 加圧式粉末消火器
JP2009222107A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Riken Corp ハウジング形管継手
JP2015175132A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 丸一株式会社 管体の接続構造

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