JPH0580397B2 - - Google Patents

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JPH0580397B2
JPH0580397B2 JP62113707A JP11370787A JPH0580397B2 JP H0580397 B2 JPH0580397 B2 JP H0580397B2 JP 62113707 A JP62113707 A JP 62113707A JP 11370787 A JP11370787 A JP 11370787A JP H0580397 B2 JPH0580397 B2 JP H0580397B2
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JP
Japan
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hollow cylinder
piston
tube
section
casing
Prior art date
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Application number
JP62113707A
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English (en)
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JPS6328797A (ja
Inventor
Boo Jaku
Derian Misheru
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Safran Landing Systems SAS
Original Assignee
Messier Bugatti SA
Messier Hispano Bugatti SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Messier Bugatti SA, Messier Hispano Bugatti SA filed Critical Messier Bugatti SA
Publication of JPS6328797A publication Critical patent/JPS6328797A/ja
Publication of JPH0580397B2 publication Critical patent/JPH0580397B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C25/00Alighting gear
    • B64C25/32Alighting gear characterised by elements which contact the ground or similar surface 
    • B64C25/58Arrangements or adaptations of shock-absorbers or springs
    • B64C25/60Oleo legs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C25/00Alighting gear
    • B64C25/001Devices not provided for in the groups B64C25/02 - B64C25/68
    • B64C2025/008Comprising means for modifying their length, e.g. for kneeling, for jumping, or for leveling the aircraft

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、飛行機が上昇位置にある時大きな長
さを有し、一方、地上で飛行機が旋回している間
や飛行機の内部に収納状態にある間、長さを減じ
る、台車型又はタンデム型の飛行機用メイン車台
に関する。
〔従来の技術と問題点〕
既知の台車型、或いはタンデム型の車台は主と
して飛行機に取付けられるケーシングを有し、ケ
ーシング内部にはメインシヨツクアブソーバ(主
衝撃吸収装置)が配置されている。又、ビーム中
心でメインシヨツクアブソーバの底部に“丁番付
け”されるビームは、一端にフロント回転手段、
他端にリア回転手段を保持している。ビーム中心
と一回転手段との間に位置し、所謂専門家が“ピ
ツチ”シヨツクアブソーバと呼んでいるシヨツク
アブソーバは、制御すべきビームの回動を可能に
している。長い胴体を有する飛行機の場合におい
て最大上昇角で離陸する際には、かなりの長さの
メイン車台を必要とする。この長さは、飛行機が
飛行機、地表間に充分な距離(所謂、“安全間
隙”)を以つて地上で旋回する際に、厳密に必要
とされる長さより大きい。
このメイン車台の伸びは、飛行機が地上を走る
際飛行機の修正トリム(実質上水平)を確保する
ためフロント補助車台の増長をも意味している。
メイン及びフロント補助車台のこれらの伸び
は、一方に飛行機内部の車台ハウジング増加を、
又他方には車台質量増加を意味している。
又、このタイプのメイン車台は、2つのシヨツ
クアブソーバ、即ちメインシヨツクアブソーバと
ピツチシヨツクアブソーバとを備えている。
本発明の主眼とするところは、飛行機が上昇位
置にある時、長さを増し、地上走行や飛行機内部
で収納状態にある時、長さを減じることが可能な
車台を実現することにある。
又本発明のその他の爼いは、エネルギの吸収や
ビームの傾き制御をする弾性復帰作用を確実にし
て、飛行機が上昇位置にある時、地上からの飛行
機の安全間隙を充分確実にし得る限界力を有す
る、単一のシヨツクアブソーバ手段(衝撃吸収手
段)を具備する車台を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明の目的は、飛行機の機構に連結され
るべく意図されたケーシングを有ち、ケーシング
内部には衝撃吸収手段を配し、その手段の一端部
にはビームが丁番付けされ、そのビーム両端には
回転手段が装備される飛行機用車台の提供であつ
て、本発明によれば衝撃吸収手段は基本的に、 −第1の端部によつてケーシング内部を滑動
し、第2の端部によつて突出する中空シリンダ
と、 −上記中空シリンダの第1端部で滑動する、断
面Stのプランジヤステムと、 −上記中空シリンダの第2端部で滑動する、断
面Spのピストンとを有し、その結果中空シリン
ダ、プランジヤステム、ピストン及び変形実施例
としてのケーシングにより少くとも1つの閉じチ
ヤンバを画成し、該チヤンバは、プランジヤステ
ムとピストンとの変位によつて可変であり、かつ
チヤンバは、圧縮不可流体から成る少くとも1つ
の容積と協働する、圧縮可能流体から成る少くと
も1つの容積を有して衝撃吸収手段の弾性作用を
確実にし、チヤンバ内部には絞り手段が配置され
て衝撃吸収手段の衝撃吸収作用を確実にし、一方
中空シリンダの第2の端部には、縦方向に該端部
を超えて位置する点Cにヒンジピンを有するヒン
ジ部材が設けられ、このピンはビームの中心とは
異なる点でビームを丁番付けし、ビームは、上記
ピストンに丁番付けされたコンロツドに上記ヒン
ジ点とは異なる点Dで連結される。
本発明による車台は着陸用リア回転手段が地面
と接触する影響下にあつて、ビームがヒンジ点の
周りで旋回するところの作動第1モード(レバー
モード)にあり、ピストンはこの作動モードの間
唯一作動する。全ての回転手段が地面と接触する
時車台は作動第2モード(ダイレクトモード)に
ありその間、衝撃吸収手段はプランジヤステムに
対する中空シリンダの位置に依存して作動する。
地上走行中、ピストンは単独でピツチシヨツクア
ブソーバとして介在し、飛行機の縦揺れ、又は地
表の凹凸によつて発生するビームの縦揺れ、或い
は旋回を制御する。
シリンダ両端において、中空シリンダに入るピ
ストンやプランジヤステムを特定配置することに
より衝撃吸収手段を単独かつコンバクトにするこ
とができる。
離陸の際車台の作動モードは逆転する。即ち、
車台はダイレクトモードからレバーモードに移行
する。レバーモードの際、飛行機を支持するのは
リア回転手段のみである。衝撃吸収手段は充分な
る限界力によつて、上昇位置にある時、地面から
の飛行機の安全間隙を充分確保する。ビームがそ
の中心でなく、中心とフロント回転手段との間に
丁番付けされるために車台は有効に伸ばされるこ
とが理解される。尚、この配置構造は飛行機内部
におけるハウジングの増加を含まない。何故なら
収縮手段は、ビームを車台の縦軸に対し、実質的
に垂直なる位置に至らしめるからである。
又、詳しくは後述するが、フロント及びリア回
転手段が接地した際、ビームと、ピストンに連結
されたコンロツドとのヒンジ点を、フロント及び
リア回転手段に共通の力が得られるように配置し
ても良い。
又その他の利点は、添付図面を参考とした非限
定的例による好ましい第一実施例やその変形、好
ましい第二実施例や衝撃吸収手段の変形に関する
記述から明確にされるであろう。
〔実施例〕
第1〜第4図に異なる位置における同一車台を
示す。
第1図において縦軸2を有する車台1は、部分
的機構で示された飛行機3に関するものである。
車台はケーシング4を有し、ケーシングの一端
5はそれ自身公知のアタツチメント6により飛行
機3の機構に枢着されている。
このケーシング4は飛行機に対してケーシング
より下方に突出する底部を備えた衝撃吸収手段7
を部分的に有する。この底部にはビーム8が丁番
付けされ、その前端にはフロント回転手段9が又
その後端にはリア回転手段10が装着される。
衝撃吸収手段7は、ケーシング内でその長さ方
向に沿つて部分的に収納される中空シリンダ11
から成り、シリンダはケーシング内の第1端部1
2と、ケーシング外の第2端部13とを有する。
壁面15で終端する断面Stの中空プランジヤステ
ム14は、上記第1端部12を貫通する。尚該端
部は、シール16を介してプランジヤステム14
の断面Stなる外面17上を滑動する。
中空シリンダ11の第2端部13には断面Sp
のピストン18が収納され、ピストンには、密封
した状態で中空シリンダ11の内面20に沿つて
滑動するべく適合されたシール19が装着され
る。
封止された第1端部12とピストン18との間
の中空シリンダ11と、壁面15をもつプランジ
ヤステム14とにより閉じチヤンバ21が画成さ
れ、そのチヤンバ21はプランジヤステム及びピ
ストンの変位を関数として可変となる。
閉じチヤンバ21は又、ピストン18とプラン
ジヤステム14と、中空シリンダ11とケーシン
グ4の一部分とによつて画成しても良いことが明
確であろう(第5図)。尚、この好ましい第1実
施例の変形実施例においては、中空シリンダ11
の端部12はプランジヤステム14の外面17と
もはや気密状態で協働せず、端部12は開口部2
00を有し、既知なるように、衝撃吸収手段が拡
張した時に作用する絞り手段201が設けられ
る。気密は、まず第1にプランジヤステム14の
外面17と接触するケーシング4の一部203に
配置されたシール202によつて、第2にケーシ
ング4の下部に配置されたシール204によつて
確実にされる。中空シリンダ11は、例えばケー
シング4の肩部205によつて縦方向に支持さ
れ、肩部は中空シリンダに設けられたストツパ2
06と協働する。
第1図に関し、中空シリンダ11の第2端部1
3にはクロスヘツドのようなヒンジ部材22が設
けられ、該部材は車台の縦軸2方向において端部
13を超えて前方へと延びる。
ビーム8はヒンジピン23によりクロスヘツド
22に丁番付けされ、ヒンジピンはビームの中心
とフロント回転手段9との間の点Cに位置する。
この点Cの位置は、ビーム8を車台の縦軸2に
実質的に垂直になるような位置まで旋回可能にす
る。
コンロツド(コネクテイング−ロツド)24は
一方でヒンジ点Cとは異なる点Dでビーム8に丁
番付けされ、他方ではピストン18に設けられた
ボス25に丁番付けされる。
このビームにおけるヒンジ点の位置は、飛行機
が上昇位置にある時所望の車台の長さを増加でき
る作用がある。
例えばヒンジ点Cをビームの中心から距離x=
0.5mで固定することにより、“低められた位置”
において、その中心が丁番付けされたビームに対
し1.2mの車台長さの増加が得られる。
フロント及びリア回転手段で得られる力を等し
くするコンロツドのヒンジ点Dの位置に関しての
決定は後で詳しく記述する。
両脚リンク26はケーシング4を中空シリンダ
11に接続して縦軸2の周りを中空シリンダが回
転するのを制御する。
ここで衝撃吸収手段7についてより詳しく説明
する。プランジヤステム14は第1のダイアフラ
ム28で終端する第2の端部27を有し、ダイア
フラムには第1の絞り手段29と第1のストツパ
30が設けられ、チヤンバ21内部を可動すべく
適合される。
ピストン18は第1のダイアフラム28を貫通
するロツド31を備える。尚このロツドは、プラ
ンジヤステム14内を滑動すべく適合されると共
に、第2の絞り手段33と第2のストツパ34を
備える第2のダイアフラム32で終端する。
プランジヤステム14の壁面15には、オリフ
イス35が設けられ、オリフイスはチヤンバ21
を容積36を形成するためのオイルのような圧縮
不可流体と、容積37を形成するためのガスのよ
うな圧縮可能流体とで充満ならしめる。
ピストン及び中空シリンダの変位を関数とし
て、絞り手段29,33は圧縮不可流体を絞り調
節することで衝撃吸収作用を確実にする。圧縮不
可流体は圧縮可能流体と協働して衝撃吸収手段7
の弾性作用を確実にする。
絞り手段やそれを使用するための配置に関して
は、当技術に熟練した者の知識の範囲内であるた
め、ここではこれ以上詳しくは記述しない。
プランジヤステム14はケーシング内で収縮部
材により支持され、その部材はケーシング4の内
方区分室39内部において、ステムをケーシング
4の頭部38に向かつた持ち上げることを可能に
する。尚その部材は、例えばコンロツド40及び
レバー41を有するユニツトから成る。レバーは
その中央部分で頭部38に対して枢着され、頭部
をを貫通する。又、レバーは、例えばジヤツキ、
或いは弾性リンク等のそれ自体は公知である上げ
起こし手段(図示せず)によつて飛行機の機構に
連結される。コンロツド−レバーユニツト、及び
上げ起こし手段を以下収縮手段42と呼ぶ。
ピストン18は中空シリンダ11内においてピ
ストン端部13により支持され、その端部にはコ
ンロツド24に必要な間隙が設けられる。特にス
テム14とピストン18との断面により衝撃吸収
手段7は直接ビーム上のコンロツド24のヒンジ
点Dの位置を明確にする。
即ちフロント回転手段9とリア回転手段10に
及ぼされる力を等しくするため、の以下の式が成
り立たなければならない。
F1・x=F2・y 但し、F1:ビーム8のヒンジ点Cでの力 F2:コンロツド24のヒンジ点Dの力 x:ビームの中心0−ヒンジ点C間距離 y:ビームの中心0−コンロツド24の
ヒンジ点“C”間距離 ここでF1=(St−Sp)・P; F2=Sp・P (P:容積37の内膨張圧) 故に、y=〔(St−Sp)/Sp〕・x〔(St/Sp)−
1〕・x ビームのヒンジ点Cの位置を固定するとピス
トンのヒンジ点D位置yは(St/Sp−1)、所謂
ピストン18とステム14の相対断面に依存す
る。
実際には3つの相対値はSt>Spである第1実
施例やStSpである第2実施例に対して減じら
れる。各実施例は車台の使用状況に適する利点を
保証し、これらの利点は車台の作動ついての記述
の際説明する。
第1図は第1実施例を示し、断面Stは断面Sp
より大きな値である。又中空シリンダ11、は例
えばケーシング4内でケーシング4に設けられる
ストツパ43によつて支持され、ストツパは中空
シリンダの肩部44と協働する。
第1実施例の車台は以下のように作動する。第
1図によれば、車台は“下降”位置にあり、衝撃
吸収手段7は、回転手段及びビームの重量と、衝
撃吸収手段内圧力の作用とにより拡張位置にあ
る。中空シリンダ11はケーシング4のストツパ
43と接し、ピストン18は中空シリンダ11の
端部13と接する。着陸(第2図)の際飛行機は
リア回転手段10より着地する。ビーム8はヒン
ジ点Cを中心として旋回し、この旋回運動によつ
て駆動されるコンロツド24は中空シリンダ11
内ピストン18に力を加え、圧縮不可流体は絞り
手段29,33によつて絞り込まれ、圧縮可能流
体を圧縮するに至る。
唯一、ピストン18のみが作動するだけにな
る。車台はレバ(てこ)モードに従つて作動す
る。第7図のグラフにおいて状態1の曲線Iは、
地面に唯一リア回転手段10が接した際に作用す
る力(縦軸)を、その走行(横軸)の関数として
示したものである。
この力FはSp・P・b/aに等しい。(F=
Sp・p・b/a)a:ビームのヒンジ点Cと、
ピストン18に連結されたコンロツド24のヒン
ジ点Dとの、車台長手軸に垂直な軸方向距離、
(第2図) b:点Cと、リア回転手段10の中心との、車
台長手軸に垂直な軸方向距離 この状態1はレバーモードの作動に相当する。
この状態の間、断面Stは断面Spより大きな値を
有するため、中空シリンダはシリンダをしてケー
シング4のストツパ43に対し付勢する力を受け
る。尚、中空シリンダをストツパ43に対して付
勢する力は全て空気チヤンバ内圧力に対応してお
り、その圧力は断面St,Sp間の差によつて増え、
その差に対して“C”点での力が加えられ、この
力はリア回転手段のレベルにてビームに作用する
力、及びコンロツド24のレベルにてビームに作
用する力である他の2つの力を平衡にする。
第3図では飛行機はフロント及びリア回転手段
9,10により着地している。中空シリンダ11
に直接作用するクロスヘツド22は、ケーシング
4に対してシリンダを滑動させ、車台はダイレク
ト(直接)モードに従つて作動する。
回転手段9及び10の中心にもたらされた衝撃
吸収手段の力Fは第7図における曲線Iの状態2
に対応する。
即ち、F=St・P ピストン18は、飛行機の縦揺れやタキシング
間の地表の凹凸により発生する。ビームの揺動を
制御するピツチシヨツクアブソーバとして以外は
もはや介在することはない。当然、離陸の際は上
記とは反対の作動が起るわけであつて、上述した
ことから明らかなため記述しない。
車台を持ち上げるため(第4図)、上げ起こし
手段はコンロツド40とレバー41から成るユニ
ツトの整列を崩すように作動される。尚プランジ
ヤステム14は、その時ケーシング4の基部38
に向かつて上昇し、プランジヤステムのストツパ
30はピストン8のロツド31のストツパ34と
接触する。プランジヤステム14及びピストンの
ロツド31とは、ビーム8をヒンジ点Cの周りで
旋回させる一剛性ユニツトを形成し、回転手段は
飛行機内部で容積を減ずることになる。
この収縮の間、中空シリンダ11は断面Pp,
St間の差により増加された圧縮可能流体圧に相当
する力によつてケーシング4のストツパ43に対
し支持される。
第1実施例の変形実施例は、第一実施例のそれ
と全く同一なる作動原理をもつ。
仮りにピストン断面Spがステム断面Stより大
きいか、或いは等しいならば、中空シリンダ11
はもはやケーシング4に対しストツパで支持され
ることは無く、その結果車台の上げ起こしの間勝
手な位置をとることになる。車台の長さは、飛行
機内部に車台のハウジングを形成するため厳密に
決定されなければならないので、中空シリンダ1
1は第6図に概略的に示すように上げ起こしの際
収縮可能なストツパ45により縦方向において規
制される。このストツパ45は着陸時、収縮して
中空シリンダはケーシング4内で自由に滑動でき
ることになる。
図示しない制御回路はストツパ45を作動させ
るがその作動及び構造は公知である。
ピストン断面Spがプランジヤステム断面Stよ
り大きいか、或いは等しい値を有する、この車台
の第2実施例は、状態1における曲線を上昇さ
せる効果を有する。(第7図)、即ち新しい曲線
は、ピストン断面Spの増加により曲線よりも
増加した静的限界力Sをもつ。
曲線の状態1及び2の間にはレバーモードから
ダイレクトモードへ移行することによる段差が見
られる(比b/aが無くなるため)。この段差は、
エネルギの吸収現象を阻害することはないためそ
れ自体として不都合なものではない。
しかしながら仮りにメイン車台の拡張を最適に
してその結果飛行機の離陸状態を順調にするため
に作動するレバーモードの終わりに(状態1に対
応する曲線、例えば曲線の終わりに)、力を増
加することが必要ならば、圧縮可能流体から成る
2つの独立したチヤンバを具備する、衝撃吸収手
段の第2変形実施例が適当となる。
この第2変形実施例において第1及び第2実施
例と変わりがない手段は記述しない。尚、第1及
び第2実施例より変更された手段は補足としてそ
の番号の前に1を付けて示す。
衝撃吸収手段107(第8図)は、プランジヤ
ステム114によつて第1の端部に入り込まれる
と共に断面Spのピストン118によつて第2の
端部に入り込まれた中空シリンダ111を有す
る。
プランジヤステム114は第1のチユーブ15
0と、第1チユーブの断面より大きな断面Stの第
2のチユーブ151とから成り、これら2つのチ
ユーブはお互いに据え付けられ、既に説明した収
縮手段42に連結された基部115によつて一体
化されている。
又、チユーブ150は開口部167によつて中
空シリンダ111の一壁面152を貫通し、開口
部167にはチユーブ150の外部と接触するシ
ール153が設けられる。
密封された第1端部112と壁面152との間
の中空シリンダ111、及び2つのチユーブ間の
環状空間154により第1の閉じチヤンバ121
が画成され、それは中空シリンダ111の変位を
関数として変化できることになる。
チユーブ151は、第1の絞り手段129が設
けられて中空シリンダ内部で滑動すべく適合され
る第1のダイアフラム128を保持する。
壁面152、中空シリンダ111、及びピスト
ン118により第2の閉じチヤンバ155が画成
され、それはピストン118の変位に依存して可
変であり、第1チヤンバ121からは独立してい
る。
第2絞り手段157を設けた、中空シリンダ1
11の第2のダイアフラム156が第2チヤンバ
155内部に設けられる。
ピストン118は第1のストツパ134で終端
するロツド131を有し、そのストツパは断面が
小さい方のチユーブに設けられた第2のストツパ
130と協働すべく適合されて収縮の間、リア回
転手段10を持ち上げる。
ダイアフラム156はロツド131の周りで伸
長した中空チユーブ158を携える。この中空チ
ユーブは外側に指向した部分159を有し、その
部分には、衝撃吸収手段の拡張時作用すると共
に、中空チユーブ158と、該チユーブ周りに延
びるピストンの一部162との間で画成された拡
張チヤンバ161と協働する絞り手段160が設
けられる。
プランジヤステムの基部115は夫々、小断面
のチユーブ内部及び断面Stのチユーブ内部に開口
するオリフイス163,1464を携える。
このオリフイス164,163はチヤンバ12
1,155を夫々、容積136,165を画成す
る圧縮不可流体及び容積137,166を画成す
る圧縮可能流体で充満せしめることを可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は“車台下降”位置においてフロント及
びリア回転手段を概略的に示した、本発明の第1
実施例の車台縦断面図;第2図はリア回転手段が
接地した、第1実施例の車台図;第3図はフロン
ト及びリア回転手段が接地した第1実施例の車台
図;第4図は上昇、収縮時の第1実施例の車台
図;第5図は第1実施例の車台の変形実施例図;
第6図は車台の第2実施例を示す図;第7図は縦
軸に回転手段中心に及ぼされる力F、横軸に走行
距離hをとりプロツトしたグラフ;第8図は“車
台下降”位置における車台を示し、衝撃吸収手段
の変形実施例である、第1図に類似した図。 2……縦軸、3……飛行機、4……ケーシン
グ、7……衝撃吸収手段、8……ビーム、9……
フロント回転手段、10……リア回転手段、1
1,111……中空シリンダ、12,122……
第1端部、13,113……第2端部、14,1
14……プランジヤステム、18,118……ピ
ストン、21,121,155……閉じチヤン
バ、23……ヒンジピン、24……コンロツド、
29,129,157……絞り手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 飛行機3の機構に接続されるケーシング4
    と、ビーム両端に回転手段9,10を装着するビ
    ーム8を、一端部に丁番付けしてケーシング4内
    部に配置される衝撃吸収手段7とから成り、飛行
    機3に対して縦軸2を有する車台であつて、 上記衝撃吸収手段7は、その第1の端部12,
    112でケーシング内を滑動すると共にその第2
    の端部13,113で突出する中空シリンダ1
    1,111と、該中空シリンダの第1端部におい
    て滑動する断面Stのプランジヤステム14,11
    4と、中空シリンダの第2端部で滑動する断面
    Spのピストン18,118とを有し、 中空シリンダ、プランジヤステム、ピストン、
    及びケーシング4により少なくとも1つの閉じチ
    ヤンバ21,121,155を画成し、 該チヤンバは、中空シリンダとピストンとの変
    位によつて可変であると共に圧縮不可流体から成
    る少くとも1つの容積6,136,165と協働
    する、圧縮可能流体から成る少くとも1つの容積
    37,137,166を有し、 チヤンバ21,121,155内部には絞り手
    段29,129,157が配置され、一方中空シ
    リンダの第2端部13,113には、該端部を超
    えてその前方に位置する点Cにヒンジピン23を
    有するヒンジ部材22が設けられ、ヒンジピンは
    ビーム8の中心とは異なる点でビーム8を丁番付
    けし、ビーム8は、上記ピストンに丁番付けされ
    たコンロツド24に上記ヒンジ点Cとは異なる点
    Dで連結されることを特徴とする車台。 2 上記ピストン18,118の断面Spは、プ
    ランジヤステム14,114の断面Stより小さい
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    車台。 3 上記ピストン18,118の断面Spはプラ
    ンジヤステム14,114の断面Stより大きい
    か、又は等しく、中空シリンダ11,111は車
    台の収縮時、収納ストツパ45により縦軸2に沿
    つて支持されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の車台。 4 上記ピストン18、プランジヤステム14、
    及び中空シリンダ11で閉じチヤンバ21を画成
    し、 プランジヤステム14は、収縮手段42に連結
    される第1の端部15と、第1のダイアフラム2
    8及び第1のストツパ30を有する第2の端部2
    7とを有し、該第1のダイアフラムは第1の絞り
    手段29を装備すると共に中空シリンダ11内を
    滑動するように適合され、 ピストン18は、第2の絞り手段33及び第2
    のストツパ34を装備した第2のダイアフラム3
    2で終端するロツド31を有し、 第2のストツパ34は、収縮手段42によつて
    車台が上昇する際、第1ストツパ30と協働すべ
    く適合されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第3項のいずれか1つに記載の車台。 5 上記プランジヤステム14は、充填オリフイ
    ス35を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第4項に記載の車台。 6 上記ピストン118、中空シリンダ111、
    及びプランジヤステム114で第1の閉じチヤン
    バ121と第2の閉じチヤンバ155を画成し、 プランジヤステム114は、互いに据え付けら
    れると共に収縮手段42に連結された基部115
    により一体化される異断面の第1のチユーブ15
    0と第2のチユーブ151とを有し、 断面が小さい方のチユーブ150は、中空シリ
    ンダ111の一壁面152と、第1のチユーブと
    第2のチユーブの間の環状間隙と、中空シリンダ
    の第1の端部と第1のチヤンバ121を形成する
    壁面152との間のギヤツプとを気密状態で貫通
    し、 大きな断面Stのチユーブ151は、第1の絞り
    手段129を装備して第1のチヤンバ内を滑動す
    べく適合される第1のダイアフラム128を携
    え、 第2のチヤンバは、壁面152とピストン11
    8との間に形成され、ピストンは、中空シリンダ
    内で第2の絞り手段157を装備する第2のダイ
    アフラム156を貫通するロツド131を有し、 該ロツド131は、第1のストツパ134で終
    端し、該第1のストツパは収縮手段42により車
    台が上昇する際に小さい断面のチユーブの第2の
    ストツパ130と協働すべく適合されることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれ
    か1つに記載の車台。 7 上記プランジヤステムの基部115は、第1
    のチユーブ150と第2のチユーブ151との内
    部に開口する充填オリフイス163,164を有
    するとこを特徴とする特許請求の範囲第6項に記
    載の車台。 8 上記ピストン18、中空シリンダ11、プラ
    ンジヤステム14、及びケーシング11で閉じチ
    ヤンバ21を画成し、 ケーシング4は、シール202,204により
    気密状態でプランジヤステム14と中空シリンダ
    11を夫々に協働し、 中空シリンダ11は、その内方端部12に開口
    部200と絞り手段201を装備することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
    1つに記載の車台。
JP62113707A 1986-05-13 1987-05-12 飛行機用車台 Granted JPS6328797A (ja)

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FR8606817 1986-05-13

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