JPH057951Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057951Y2 JPH057951Y2 JP18148787U JP18148787U JPH057951Y2 JP H057951 Y2 JPH057951 Y2 JP H057951Y2 JP 18148787 U JP18148787 U JP 18148787U JP 18148787 U JP18148787 U JP 18148787U JP H057951 Y2 JPH057951 Y2 JP H057951Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- shape
- wading
- vehicle seat
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 10
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 5
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 1
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は車両用シートの構造に関する。
《従来の技術》
第3図は従来の車両用シートの概略構造を示す
ものである。
ものである。
第3図において車両用シート1は、大別すると
シートクツシヨン2とシートバツク3とで構成さ
れている。
シートクツシヨン2とシートバツク3とで構成さ
れている。
そしてシート1は概略形状は型成形されるパツ
ド材で作られ、成形型を準備する関係から幾種類
ものパツド材は作らず標準体形に合せて作つてい
る。したがつて座高の低い人Sは標準座高の人L
に合せて作られたシート1を使用するので、シー
トバツク3の背当て部4の位置が高くなる。
ド材で作られ、成形型を準備する関係から幾種類
ものパツド材は作らず標準体形に合せて作つてい
る。したがつて座高の低い人Sは標準座高の人L
に合せて作られたシート1を使用するので、シー
トバツク3の背当て部4の位置が高くなる。
《考案が解決しようとする問題点》
このため座高の低い人の背中の丸まつた状態で
運転せねばならないので長時間の運転は疲れる。
これを取り除くためシートクツシヨン2に、さら
に高いクツシヨンを敷いて座つたりする方法もと
られているが、敷いたクツシヨンが動いたり、あ
るいは乗降時にシート1から落したりする場合も
あり不便であつた。
運転せねばならないので長時間の運転は疲れる。
これを取り除くためシートクツシヨン2に、さら
に高いクツシヨンを敷いて座つたりする方法もと
られているが、敷いたクツシヨンが動いたり、あ
るいは乗降時にシート1から落したりする場合も
あり不便であつた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、個々の体形に合つたシートを簡単に得ること
のできる構造にした車両用シートを提供すること
を目的とする。
り、個々の体形に合つたシートを簡単に得ること
のできる構造にした車両用シートを提供すること
を目的とする。
《問題点を解決するための手段》
上記目的を達成するため本考案は、フレームに
固定されるパツド材の外面を表皮で覆うととも
に、背当て部または座部となる前記表皮の裏側に
ワデイングを設けてなる車両用シートであつて、
前記ワデイング内に適正な背面または座面形状に
合せた硬質板を取り付けた構成にしたものであ
る。
固定されるパツド材の外面を表皮で覆うととも
に、背当て部または座部となる前記表皮の裏側に
ワデイングを設けてなる車両用シートであつて、
前記ワデイング内に適正な背面または座面形状に
合せた硬質板を取り付けた構成にしたものであ
る。
《作用》
上記構成によれば、パツド材の形を変えずにワ
デイング内の硬質板の形状を変えると、個々の体
形に合つた背面または座面形状をしたシートを簡
単に作ることができる。
デイング内の硬質板の形状を変えると、個々の体
形に合つた背面または座面形状をしたシートを簡
単に作ることができる。
《実施例》
以下、本考案をシートバツクに適用した実施例
について図面を用いて説明するが、本考案はシー
トクツシヨンについても同様に適用できるもので
ある。
について図面を用いて説明するが、本考案はシー
トクツシヨンについても同様に適用できるもので
ある。
第1図乃至第2図は本考案の一実施例に係る車
両用シートの概略構成を示したものである。
両用シートの概略構成を示したものである。
第1図乃至第2図において車両用シート10
は、大別するとシートクツシヨン11とシートバ
ツク12とで構成している。
は、大別するとシートクツシヨン11とシートバ
ツク12とで構成している。
そしてシートバツク12は、鋼管フレーム13
と板金フレーム14とでシートバツク12の骨格
を形成したバツクフレーム15と、このバツクフ
レーム15に取り付けられたバツクパツド16
と、バツクパツド16の背面でバツクフレーム1
5に張設されたバツクスプリング17と、これら
バツクフレーム15、バツクパツド16、バツク
スプリング17などを内側に配置させた状態で包
み込んでいるトリムカバー18などで構成してい
る。
と板金フレーム14とでシートバツク12の骨格
を形成したバツクフレーム15と、このバツクフ
レーム15に取り付けられたバツクパツド16
と、バツクパツド16の背面でバツクフレーム1
5に張設されたバツクスプリング17と、これら
バツクフレーム15、バツクパツド16、バツク
スプリング17などを内側に配置させた状態で包
み込んでいるトリムカバー18などで構成してい
る。
またトリムカバー18は背当て部19となる表
皮20の裏側にウレタンフオームなどのワデイン
グ21を配設し、さらにワデイング21の裏側に
ワデイングカバー22を取り付けている。そして
表皮20とワデイング21およびワデイングカバ
ー22とを部分23で縫製もしくは高周波溶着し
ている。この部分23は上下に沿う状態で設けて
おり、この部分23でワデイング21を複数に区
分している。また部分23で区切つた各ワデイン
グ21内に板状の樹脂またはアルミ材などで形成
した硬質板24を、表面が背当て部19となる表
皮20側に向いた状態で挿入配置されている。な
お硬質板24は個々の体形に合せて個々に形成さ
れ、この硬質板24を挿入配置させることによ
り、シートバツク12の背当て部19の形状が
個々の体形に合つた状態になる。すなわち、この
シートバツク12はバツクフレーム15、バツク
パツド16、バツクスプリング17を共通に使用
し、トリムカバー18だけを硬質板24の形状を
変えて個々の体形に合つたものを使用する。
皮20の裏側にウレタンフオームなどのワデイン
グ21を配設し、さらにワデイング21の裏側に
ワデイングカバー22を取り付けている。そして
表皮20とワデイング21およびワデイングカバ
ー22とを部分23で縫製もしくは高周波溶着し
ている。この部分23は上下に沿う状態で設けて
おり、この部分23でワデイング21を複数に区
分している。また部分23で区切つた各ワデイン
グ21内に板状の樹脂またはアルミ材などで形成
した硬質板24を、表面が背当て部19となる表
皮20側に向いた状態で挿入配置されている。な
お硬質板24は個々の体形に合せて個々に形成さ
れ、この硬質板24を挿入配置させることによ
り、シートバツク12の背当て部19の形状が
個々の体形に合つた状態になる。すなわち、この
シートバツク12はバツクフレーム15、バツク
パツド16、バツクスプリング17を共通に使用
し、トリムカバー18だけを硬質板24の形状を
変えて個々の体形に合つたものを使用する。
したがつて、このシート1では硬質板24を
個々の体形に合わせて形成してトリムカバー18
だけを変えると、個々の体形に適した背当て部1
9を有するシートバツク12を簡単に作ることが
できる。これにより標準体形外の人でも運転がし
易くなり、疲労を減らすことができ、安全性も向
上する。
個々の体形に合わせて形成してトリムカバー18
だけを変えると、個々の体形に適した背当て部1
9を有するシートバツク12を簡単に作ることが
できる。これにより標準体形外の人でも運転がし
易くなり、疲労を減らすことができ、安全性も向
上する。
《考案の効果》
以上説明したとおり、本考案に係る車両用シー
トによれば、型成形するシートパツドなどは共通
に使用し、トリムカバー側内の硬質板の形状を変
えるだけで個々の体形に合つたシートを簡単に作
ることができる。したがつて標準体形以外の人に
も合つたシートが簡単に得られ、疲労を減らすこ
とができ、これにより安全性も向上する。
トによれば、型成形するシートパツドなどは共通
に使用し、トリムカバー側内の硬質板の形状を変
えるだけで個々の体形に合つたシートを簡単に作
ることができる。したがつて標準体形以外の人に
も合つたシートが簡単に得られ、疲労を減らすこ
とができ、これにより安全性も向上する。
第1図は本考案の一実施例に係る車両用シート
の概略構成を示した斜視図、第2図は第1図のA
−A線に相当する部分の拡大断面図、第3図は従
来の係る車両用シートの概略構成を示した側面図
である。 10……車両用シート、11……シートクツシ
ヨン、12……シートバツク、15……バツクフ
レーム、16……バツクパツド、17……バツク
スプリング、18……トリムカバー、19……背
当て部、20……表皮、21……ワデイング、2
2……ワデイングカバー、24……硬質板。
の概略構成を示した斜視図、第2図は第1図のA
−A線に相当する部分の拡大断面図、第3図は従
来の係る車両用シートの概略構成を示した側面図
である。 10……車両用シート、11……シートクツシ
ヨン、12……シートバツク、15……バツクフ
レーム、16……バツクパツド、17……バツク
スプリング、18……トリムカバー、19……背
当て部、20……表皮、21……ワデイング、2
2……ワデイングカバー、24……硬質板。
Claims (1)
- フレームに固定されるパツド材の外面を表皮で
覆うとともに、背当て部または座部となる前記表
皮の裏側にワデイングを設けてなる車両用シート
であつて、前記ワデイング内に適正な背面または
座面形状に合せた硬質板を取り付けたことを特徴
とする車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18148787U JPH057951Y2 (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18148787U JPH057951Y2 (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0186839U JPH0186839U (ja) | 1989-06-08 |
JPH057951Y2 true JPH057951Y2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=31472970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18148787U Expired - Lifetime JPH057951Y2 (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057951Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-28 JP JP18148787U patent/JPH057951Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0186839U (ja) | 1989-06-08 |