JPH0579280A - シールド掘進機のテールクリアランス計測装置 - Google Patents
シールド掘進機のテールクリアランス計測装置Info
- Publication number
- JPH0579280A JPH0579280A JP3239548A JP23954891A JPH0579280A JP H0579280 A JPH0579280 A JP H0579280A JP 3239548 A JP3239548 A JP 3239548A JP 23954891 A JP23954891 A JP 23954891A JP H0579280 A JPH0579280 A JP H0579280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tail clearance
- skin plate
- excavating machine
- segment
- measuring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テールクリアランスを正確に、しかも、リア
ルタイムで計測可能なシールド掘進機のテールクリアラ
ンスの計測装置を提供する。 【構成】 シールド掘進機のスキンプレート１の内側部
にテールクリアランス（スキンプレート１とセグメント
５との間の隙間）を計測するための超音波センサー６を
スキンプレート１の円周方向に所定間隔おきに複数個設
ける。
ルタイムで計測可能なシールド掘進機のテールクリアラ
ンスの計測装置を提供する。 【構成】 シールド掘進機のスキンプレート１の内側部
にテールクリアランス（スキンプレート１とセグメント
５との間の隙間）を計測するための超音波センサー６を
スキンプレート１の円周方向に所定間隔おきに複数個設
ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、シールド掘進機によ
ってトンネルを掘削する際に、シールド掘進機のスキン
プレートとセグメント間の距離（以下、単にテールクリ
アランスという）を測定するためのシ−ルド掘進機のテ
ールクリアランス計測装置に関するものである。
ってトンネルを掘削する際に、シールド掘進機のスキン
プレートとセグメント間の距離（以下、単にテールクリ
アランスという）を測定するためのシ−ルド掘進機のテ
ールクリアランス計測装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、シールド掘進機によってトンネ
ルを掘削しつつ、セグメントを組み立ててトンネルを構
築する場合、組み立て後のセグメントとシールド掘進機
との位置関係を確認する必要があることから、テールク
リアランスを計測する必要がある。
ルを掘削しつつ、セグメントを組み立ててトンネルを構
築する場合、組み立て後のセグメントとシールド掘進機
との位置関係を確認する必要があることから、テールク
リアランスを計測する必要がある。
【０００３】従来、このテールクリアランスの計測は、
手作業によるか、若しくはセグメントを組み立てるため
のエレクター先端部に変位計を取り付け、このエレクタ
ーをセグメントの内周に沿って一回転させて行ってい
る。
手作業によるか、若しくはセグメントを組み立てるため
のエレクター先端部に変位計を取り付け、このエレクタ
ーをセグメントの内周に沿って一回転させて行ってい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の手作業
による方法だと、計測者によって測定値に誤差を生じや
すく、正確な測定値が得られないという課題があった。
また、計測作業は狭い場所で行われるため作業効率の低
下が免れないだけでなく、危険を伴うという課題があっ
た。
による方法だと、計測者によって測定値に誤差を生じや
すく、正確な測定値が得られないという課題があった。
また、計測作業は狭い場所で行われるため作業効率の低
下が免れないだけでなく、危険を伴うという課題があっ
た。
【０００５】一方、後者による計測方法だと、エレクタ
ーをセグメントの内周に沿って一回転させる必要がある
ため、計測に時間がかかり、作業効率の低下が免れない
という課題があった。また、かかる場合の変位計には、
光学系のセンサーが使用されるため、泥、油などのため
に計測が出来なくるおそれもった。
ーをセグメントの内周に沿って一回転させる必要がある
ため、計測に時間がかかり、作業効率の低下が免れない
という課題があった。また、かかる場合の変位計には、
光学系のセンサーが使用されるため、泥、油などのため
に計測が出来なくるおそれもった。
【０００６】この発明はこのような前記従来の課題を解
決するために提案されたもので、テールクリアランスを
正確に、しかも、リアルタイムで計測可能なシールド掘
進機のテールクリアランスの計測装置を提供することを
目的とする。
決するために提案されたもので、テールクリアランスを
正確に、しかも、リアルタイムで計測可能なシールド掘
進機のテールクリアランスの計測装置を提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるシール
ド掘進機のテールクリアランスの計測装置においては、
シールド掘進機のスキンプレートの内側部にテールクリ
アランスを計測するための超音波センサーをスキンプレ
ートの円周方向に所定間隔おきに複数個設けたものであ
る。
ド掘進機のテールクリアランスの計測装置においては、
シールド掘進機のスキンプレートの内側部にテールクリ
アランスを計測するための超音波センサーをスキンプレ
ートの円周方向に所定間隔おきに複数個設けたものであ
る。
【０００８】
【実施例】図１はシールド掘進機の断面図であり、図に
おいて、シールド掘進機は、主としてシールド掘進機の
外形をなす鋼製のスキンプレート１、トンネルを掘削す
るためのカッターヘッド２、シールド掘進機を前進させ
るための推進ジャッキ３およびセグメントを組み立てる
ためのエレクター４などからなり、先端のカッターヘッ
ド（切り刃）２によってトンネルを掘削し、スキンプレ
ート１の内側の後部にてエレクター４によりセグメント
５を組み立て、また、組み立て後のセグメント５に反力
をとり、推進ジャッキ３によって掘進するものである。
おいて、シールド掘進機は、主としてシールド掘進機の
外形をなす鋼製のスキンプレート１、トンネルを掘削す
るためのカッターヘッド２、シールド掘進機を前進させ
るための推進ジャッキ３およびセグメントを組み立てる
ためのエレクター４などからなり、先端のカッターヘッ
ド（切り刃）２によってトンネルを掘削し、スキンプレ
ート１の内側の後部にてエレクター４によりセグメント
５を組み立て、また、組み立て後のセグメント５に反力
をとり、推進ジャッキ３によって掘進するものである。
【０００９】スキンプレート１は円筒形に形成され、そ
の後方の内側部に超音波センサー6,6 が埋設されてい
る。超音波センサー６は互いに直交する方向に少なくと
も４個埋設さている（図３参照）。
の後方の内側部に超音波センサー6,6 が埋設されてい
る。超音波センサー６は互いに直交する方向に少なくと
も４個埋設さている（図３参照）。
【００１０】超音波センサー６はスキンプレート１の円
周方向の各点におけるテールクリアランス（スキンプレ
ート１の内側面とセグメント５間の距離）ｌ1 ，ｌ2 ，
ｌ3 ，ｌ4 を直接に、しかも連続的に計測できるもので
ある。
周方向の各点におけるテールクリアランス（スキンプレ
ート１の内側面とセグメント５間の距離）ｌ1 ，ｌ2 ，
ｌ3 ，ｌ4 を直接に、しかも連続的に計測できるもので
ある。
【００１１】なお、超音波センサーにおいては、０値を
測定出来ないために、超音波センサー６をスキンプレー
ト１内に埋め込み、Ｌーａをテールクリアランスｌとし
ている（図２参照）。
測定出来ないために、超音波センサー６をスキンプレー
ト１内に埋め込み、Ｌーａをテールクリアランスｌとし
ている（図２参照）。
【００１２】また、各計測値ｌ1 ，ｌ2 ，ｌ3 ，ｌ4 は
シールド掘進機の運転室や地上管理室に伝送され、スキ
ンプレート１の中心とセグメント４の中心とのずれ量ｅ
とともに画面に表示れ（図4,5 参照）、これらの計測値
よりシールド掘進機と組立後のセグメント４との位置関
係がリアルタイムで一目で確認できるようになってい
る。
シールド掘進機の運転室や地上管理室に伝送され、スキ
ンプレート１の中心とセグメント４の中心とのずれ量ｅ
とともに画面に表示れ（図4,5 参照）、これらの計測値
よりシールド掘進機と組立後のセグメント４との位置関
係がリアルタイムで一目で確認できるようになってい
る。
【００１３】また、これらの計測値はフロッピーデスク
などに記録され、必要に応じて施工状況（セグメントの
組立状況）が出力できるようになっている。
などに記録され、必要に応じて施工状況（セグメントの
組立状況）が出力できるようになっている。
【００１４】なお、実施例では超音波センサー６は４個
設置されているが、多い方が精度が高められることはい
うまでもない。
設置されているが、多い方が精度が高められることはい
うまでもない。
【００１５】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているため、以下に記載されるような効果を有する。
ているため、以下に記載されるような効果を有する。
【００１６】 テールクリアランス計測の信頼性が向
上する。
上する。
【００１７】 リアルタイムの自動計測ができるた
め、計測作業に時間がかからず、迅速な施工が可能とな
る。
め、計測作業に時間がかからず、迅速な施工が可能とな
る。
【００１８】 人手を介した作業がなくなるため、安
全性が向上する。
全性が向上する。
【００１９】 超音波センサーを用いてテールクリア
ランスを直接計測するため、光学系のセンサーに比べて
泥・油などの付着による計測不能な事態を回避すること
ができ、より高い信頼性が得られる。
ランスを直接計測するため、光学系のセンサーに比べて
泥・油などの付着による計測不能な事態を回避すること
ができ、より高い信頼性が得られる。
【００２０】 テールクリアランスをリアルタイムで
自動計測できるため、シールド掘進機の自動方向制御の
必須情報として利用でき、最適な掘進を行うことがてき
る。
自動計測できるため、シールド掘進機の自動方向制御の
必須情報として利用でき、最適な掘進を行うことがてき
る。
【００２１】
【図１】この発明の１実施例を示すシールド掘進機の縦
断面図である。
断面図である。
【図２】図１における超音波センサーの取付位置を示す
一部拡大断面図である。
一部拡大断面図である。
【図３】図１におけるシールド掘進機の横断面図であ
る。
る。
【図４】計測値の表示方法を示す図である。
【図５】計測値の表示方法を示す図である。
１… スキンプレート、２…カッターヘッド、３…推進
ジャッキ、４…エレクター、５…セグメント、６…超音
波センサー。
ジャッキ、４…エレクター、５…セグメント、６…超音
波センサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今川 勉 東京都港区元赤坂１丁目３番８号 鹿島建 設株式会社東京支店内
Claims (1)
- 【請求項１】 シールド掘進機のスキンプレートの内側
部にテールクリアランス（スキンプレートとセグメント
との間の隙間）を計測するための超音波センサーをスキ
ンプレートの円周方向に所定間隔おきに複数個設けたこ
とを特徴とするシールド掘進機のテールクリアランス計
測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239548A JPH0579280A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | シールド掘進機のテールクリアランス計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239548A JPH0579280A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | シールド掘進機のテールクリアランス計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579280A true JPH0579280A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17046450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3239548A Pending JPH0579280A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | シールド掘進機のテールクリアランス計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579280A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5922654A (en) * | 1995-10-23 | 1999-07-13 | Nsk Ltd. | Lubricant composition |
| US6258760B1 (en) | 1999-04-21 | 2001-07-10 | Showa Shell Sekiyu K.K. | Grease composition for constant velocity joint |
| US7897550B2 (en) | 2003-06-18 | 2011-03-01 | Shell Oil Company | Urea grease composition for constant velocity joints |
| US11073345B2 (en) | 2018-10-31 | 2021-07-27 | Hanon Systems | Heat exchanger header with stiffening element |
| KR20230110495A (ko) | 2020-11-26 | 2023-07-24 | 교도유시 가부시끼가이샤 | 등속 조인트용 그리스 조성물 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3239548A patent/JPH0579280A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5922654A (en) * | 1995-10-23 | 1999-07-13 | Nsk Ltd. | Lubricant composition |
| US6258760B1 (en) | 1999-04-21 | 2001-07-10 | Showa Shell Sekiyu K.K. | Grease composition for constant velocity joint |
| US7897550B2 (en) | 2003-06-18 | 2011-03-01 | Shell Oil Company | Urea grease composition for constant velocity joints |
| US11073345B2 (en) | 2018-10-31 | 2021-07-27 | Hanon Systems | Heat exchanger header with stiffening element |
| KR20230110495A (ko) | 2020-11-26 | 2023-07-24 | 교도유시 가부시끼가이샤 | 등속 조인트용 그리스 조성물 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980818 |