JPH0577825A - 合成樹脂製耐圧自立瓶体 - Google Patents
合成樹脂製耐圧自立瓶体Info
- Publication number
- JPH0577825A JPH0577825A JP26302291A JP26302291A JPH0577825A JP H0577825 A JPH0577825 A JP H0577825A JP 26302291 A JP26302291 A JP 26302291A JP 26302291 A JP26302291 A JP 26302291A JP H0577825 A JPH0577825 A JP H0577825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle body
- synthetic resin
- self
- resistant self
- bottle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/023—Neck construction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 合成樹脂性耐圧自立瓶体の自立安定性及び走
行時の安定性を改良する。 【構成】 開放口頸部１、肩部２、胴部３、底部４及び
複数個の脚部５からなる自立瓶体の前記開放口頸部１、
肩部２及び胴部３を（ａ）、底部及び複数個の脚部を
（ｂ）として（ａ）と（ｂ）との重量比率を７５〜６
０：２５〜４０とする。
行時の安定性を改良する。 【構成】 開放口頸部１、肩部２、胴部３、底部４及び
複数個の脚部５からなる自立瓶体の前記開放口頸部１、
肩部２及び胴部３を（ａ）、底部及び複数個の脚部を
（ｂ）として（ａ）と（ｂ）との重量比率を７５〜６
０：２５〜４０とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば炭酸飲料あるい
は通常の清涼飲料水等を充填するのに適する二軸延伸さ
れた合成樹脂製耐圧自立瓶体の主として瓶体の重量分布
に関し、更に詳しくはコンベアライン走行安定性特性を
満足する瓶体の重量分布あるいは肉厚分布を持った合成
樹脂製耐圧自立瓶体に関する。
は通常の清涼飲料水等を充填するのに適する二軸延伸さ
れた合成樹脂製耐圧自立瓶体の主として瓶体の重量分布
に関し、更に詳しくはコンベアライン走行安定性特性を
満足する瓶体の重量分布あるいは肉厚分布を持った合成
樹脂製耐圧自立瓶体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来合成樹脂製耐圧自立瓶体、炭酸飲料
あるいは清涼飲料等を充填する際に要求される特性は瓶
体底部の強度である。合成樹脂製耐圧自立瓶体は、例え
ば充填時に３．０kg/cm2を越える内部炭酸圧力が加わる
と瓶体底部が外方向に膨らみ、平面での自立時に揺動も
しくは転倒現象を生じる。この瓶体の不安定性の原因
は、該瓶体の重量分布あるいは肉厚分布が不適当である
ことにより発生する。
あるいは清涼飲料等を充填する際に要求される特性は瓶
体底部の強度である。合成樹脂製耐圧自立瓶体は、例え
ば充填時に３．０kg/cm2を越える内部炭酸圧力が加わる
と瓶体底部が外方向に膨らみ、平面での自立時に揺動も
しくは転倒現象を生じる。この瓶体の不安定性の原因
は、該瓶体の重量分布あるいは肉厚分布が不適当である
ことにより発生する。
【０００３】また、合成樹脂性耐圧自立瓶体では、底部
中央から膨出された複数の安定化脚を有するタイプ又は
底部が容器内側に突出したシャンペンタイプが主流を占
めているが、これら容器はいずれも自立性及び製造時の
充填ラインコンベア走行性において、ベースカップ付の
耐圧容器に比較して転倒しやすい欠点を有している（例
えば、特開昭５１−１０４９８９号公報、特公昭５７−
５３１７４号公報、特公昭４８−５７０８号公報、特公
昭５９−４０６９３号公報及び特開昭６３−２０２４２
４号公報）。
中央から膨出された複数の安定化脚を有するタイプ又は
底部が容器内側に突出したシャンペンタイプが主流を占
めているが、これら容器はいずれも自立性及び製造時の
充填ラインコンベア走行性において、ベースカップ付の
耐圧容器に比較して転倒しやすい欠点を有している（例
えば、特開昭５１−１０４９８９号公報、特公昭５７−
５３１７４号公報、特公昭４８−５７０８号公報、特公
昭５９−４０６９３号公報及び特開昭６３−２０２４２
４号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
瓶体の問題点を解決すべく、瓶体の主に口頸部、肩部及
び胴部からなる（ａ）と主に底部及び脚部からなる
（ｂ）との重量分布あるいは肉厚分布を調整することに
より瓶体の変形を防止して自立安定性を向上させ、しか
も液体充填工程における瓶体走行安定性が図れることを
見出し本発明を完成するに至った。
瓶体の問題点を解決すべく、瓶体の主に口頸部、肩部及
び胴部からなる（ａ）と主に底部及び脚部からなる
（ｂ）との重量分布あるいは肉厚分布を調整することに
より瓶体の変形を防止して自立安定性を向上させ、しか
も液体充填工程における瓶体走行安定性が図れることを
見出し本発明を完成するに至った。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、合成
樹脂製の二軸延伸成形された瓶体であって、上端が開放
口縁部とされている口頚部と該口頚部に連続する肩部と
前記肩部に連続する横断面円形の胴部の下方開放部を閉
塞する底部を有し、該底部外周をほぼ等間隔に設けた複
数個の脚部を瓶体下方に突出した合成樹脂製耐圧自立瓶
体において、前記瓶体全高として前記脚部接地面より２
３％までの高さを（ｂ）とし残部を（ａ）とした際に、
前記（ａ）と（ｂ）との重量比が７５〜６０対２５〜４
０の割合となることを特徴とする合成樹脂性耐圧自立瓶
体である。
樹脂製の二軸延伸成形された瓶体であって、上端が開放
口縁部とされている口頚部と該口頚部に連続する肩部と
前記肩部に連続する横断面円形の胴部の下方開放部を閉
塞する底部を有し、該底部外周をほぼ等間隔に設けた複
数個の脚部を瓶体下方に突出した合成樹脂製耐圧自立瓶
体において、前記瓶体全高として前記脚部接地面より２
３％までの高さを（ｂ）とし残部を（ａ）とした際に、
前記（ａ）と（ｂ）との重量比が７５〜６０対２５〜４
０の割合となることを特徴とする合成樹脂性耐圧自立瓶
体である。
【０００６】
【作用及び実施例】以下本発明を図面により詳細に説明
する。図１は、本発明の１例を表すものであり、瓶体
は、開放口縁部１、肩部２、胴部３、底部４及び脚部５
よりなる。
する。図１は、本発明の１例を表すものであり、瓶体
は、開放口縁部１、肩部２、胴部３、底部４及び脚部５
よりなる。
【０００７】本発明瓶体の開放口縁部１は、耐熱性を有
することが望ましく応力緩和された透明性を維持する
か、結晶化された白化状又は他の耐熱性樹脂をインサー
トした状態のいずれであっても差し支えない。
することが望ましく応力緩和された透明性を維持する
か、結晶化された白化状又は他の耐熱性樹脂をインサー
トした状態のいずれであっても差し支えない。
【０００８】また瓶体底部の脚部５は、等間隔で設けた
複数個の脚部からなるが、その他環状に形成されて容器
内部に突出した凸部を設けたシャンペン状の脚部であっ
ても差し支えない。
複数個の脚部からなるが、その他環状に形成されて容器
内部に突出した凸部を設けたシャンペン状の脚部であっ
ても差し支えない。
【０００９】次に本発明の瓶体は、開放口頸部１から脚
部接地面６までを瓶体全体の高さとした際、主に脚部接
地面６から底部４に向かっての高さで２３％までを
（ｂ）、残りの主に開放口頸部１から胴部３を（ａ）と
すると、（ａ）と（ｂ）との重量比は、７５〜６０対２
５〜４０、好ましくは７１〜６５対２９〜３５である。
部接地面６までを瓶体全体の高さとした際、主に脚部接
地面６から底部４に向かっての高さで２３％までを
（ｂ）、残りの主に開放口頸部１から胴部３を（ａ）と
すると、（ａ）と（ｂ）との重量比は、７５〜６０対２
５〜４０、好ましくは７１〜６５対２９〜３５である。
【００１０】（ａ）の重量比率が、７５を越えると瓶体
上面部分の重量が増加して重心が上がり、瓶体の自立安
定性及び充填時の走行安定性を損なうことになり、また
（ａ）の重量比率が６０未満では、瓶体の重心は下がっ
て瓶体の自立安定性及び充填時の走行安定性は増加する
が、主に胴部３の肉厚が低下して瓶体としての耐圧性に
不安が生じる。
上面部分の重量が増加して重心が上がり、瓶体の自立安
定性及び充填時の走行安定性を損なうことになり、また
（ａ）の重量比率が６０未満では、瓶体の重心は下がっ
て瓶体の自立安定性及び充填時の走行安定性は増加する
が、主に胴部３の肉厚が低下して瓶体としての耐圧性に
不安が生じる。
【００１１】また瓶体の（ａ）を主に開放口頸部１、肩
部２及び胴部３とし、（ｂ）を主に底部４、脚部５及び
脚部接地面６に区分けしているが、これは単に便宜上の
区分けであって各部分に付けた名称にこだわるものでな
い。
部２及び胴部３とし、（ｂ）を主に底部４、脚部５及び
脚部接地面６に区分けしているが、これは単に便宜上の
区分けであって各部分に付けた名称にこだわるものでな
い。
【００１２】さらに瓶体の形状についても図１に示した
以外の自立瓶体であれば種類は問わないものである。
以外の自立瓶体であれば種類は問わないものである。
【００１３】実施例 樹脂としてポリエチレンテレフタレート樹脂（固有粘度
０．７５、日本ユニペット（株）製、商品名 ＲＴ５４
３Ｃ）を用いてハスキー（株）製射出成形機にて、表１
の（ａ）と（ｂ）との重量比率になる４９ｇのプリフォ
ームを作製した。次にこのプリフォームを用いて二軸延
伸ブロー成形機にてＡ、Ｂ及びＣそれぞれ２００本の瓶
体を成形した。次に成型したＡ、Ｂ及びＣのそれぞれ瓶
体１００本を用いて（ａ）及び（ｂ）の重量比率と胴部
肉厚の平均を測定した。その結果を表１に示す。
０．７５、日本ユニペット（株）製、商品名 ＲＴ５４
３Ｃ）を用いてハスキー（株）製射出成形機にて、表１
の（ａ）と（ｂ）との重量比率になる４９ｇのプリフォ
ームを作製した。次にこのプリフォームを用いて二軸延
伸ブロー成形機にてＡ、Ｂ及びＣそれぞれ２００本の瓶
体を成形した。次に成型したＡ、Ｂ及びＣのそれぞれ瓶
体１００本を用いて（ａ）及び（ｂ）の重量比率と胴部
肉厚の平均を測定した。その結果を表１に示す。
【００１４】
【００１５】また残りのＡ、Ｂ及びＣそれぞれ空の瓶体
１００本を自社で製作した充填コンベア機を用いて搬送
速度３０ｍ／ｍｉｎで転倒試験を行った。その結果を表
２に示す。
１００本を自社で製作した充填コンベア機を用いて搬送
速度３０ｍ／ｍｉｎで転倒試験を行った。その結果を表
２に示す。
【００１６】
【００１７】
【発明の効果】以上のとおり本発明による合成樹脂製耐
圧自立瓶体は、自立型瓶体全体の重量分布を適切に制御
することにより自立安定性に富み、しかも液体充填時の
コンベアライン走行性にも顕著な安定性を有することが
可能となった。
圧自立瓶体は、自立型瓶体全体の重量分布を適切に制御
することにより自立安定性に富み、しかも液体充填時の
コンベアライン走行性にも顕著な安定性を有することが
可能となった。
【図１】図１は、本発明による合成樹脂製耐圧自立瓶体
の１例を示す立面図である。
の１例を示す立面図である。
１ 開放口頸部 ２ 肩部 ３ 胴部 ４ 底部 ５ 脚部 ６ 脚部接地面
Claims (1)
- 【請求項１】 合成樹脂製の二軸延伸成形された瓶体で
あって、上端が開放口縁部とされている口頚部と該口頚
部に連続する肩部と前記肩部に連続する横断面円形の胴
部の下方開放部を閉塞する底部を有し、該底部外周をほ
ぼ等間隔に設けた複数個の脚部を瓶体下方に突出した合
成樹脂製耐圧自立瓶体において、前記瓶体全高として前
記脚部接地面より２３％までの高さを（ｂ）とし残部を
（ａ）とした際に、前記（ａ）と（ｂ）との重量比が７
５〜６０対２５〜４０の割合となることを特徴とする合
成樹脂性耐圧自立瓶体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26302291A JPH0577825A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 合成樹脂製耐圧自立瓶体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26302291A JPH0577825A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 合成樹脂製耐圧自立瓶体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577825A true JPH0577825A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17383797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26302291A Pending JPH0577825A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 合成樹脂製耐圧自立瓶体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577825A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10305824A (ja) * | 1995-10-31 | 1998-11-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製の耐熱及び耐圧性自立型中空容器 |
| JP2015131685A (ja) * | 2010-05-28 | 2015-07-23 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 広口容器 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP26302291A patent/JPH0577825A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10305824A (ja) * | 1995-10-31 | 1998-11-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製の耐熱及び耐圧性自立型中空容器 |
| JP2015131685A (ja) * | 2010-05-28 | 2015-07-23 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 広口容器 |
| US10899064B2 (en) | 2010-05-28 | 2021-01-26 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Preform neck crystallization method |
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