JPH057743U - スコツプ等の多用途作業具 - Google Patents

スコツプ等の多用途作業具

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JPH057743U
JPH057743U JP6377891U JP6377891U JPH057743U JP H057743 U JPH057743 U JP H057743U JP 6377891 U JP6377891 U JP 6377891U JP 6377891 U JP6377891 U JP 6377891U JP H057743 U JPH057743 U JP H057743U
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scoop
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scoops
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JP6377891U
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Inventor
郁久 小林
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有限会社小林設備工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一の作業具で剣スコップ、角スコップ、じ
ょれん、鍬および転圧具の5種類の作業具としての使分
を可能とする。 【構成】 各面が平坦な多面形状体であるスコップ10
の上面に固着された受金具17に柄杆19の下端部が回
動可能に軸23を介して枢支されると共に、該柄杆19
には、足掛体29を有する操作筒25が上下動可能に外
挿着され、該操作筒25の作動を介して柄杆19がスコ
ップ10の匙部11側に倒されて固定的に係止され、ま
たは剣先部12側に倒されて固定的に係止され、これに
より剣スコップまたは角スコップ等の多用途作業具とし
て使用される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、同じ単一の作業具で、剣スコップ、角スコップ、じょれん、鍬およ び転圧具の5種類の作業具として使分ができるスコップ等の多用途作業具に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、土木工事等において、穴堀をしたり整地をしたりする場合等に おいては、それに対応した剣スコップ、角スコップ、転圧具等複数種の作業具が 使用され、また、家庭菜園においても、スコップやじょれん、鍬等複数種の作業 具が使用されるのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
したがって、土木工事等においては、複数種の作業具を使分けする必要から、 これら複数種の作業具を別に用意しておかなければならず、その手配等に手間が かかるばかりか、これを現場まで運搬しなければならないために、運搬時に相当 嵩高となる等の問題点があった。
【0004】 本考案は、このような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ ろは、同一の作業具に複数種の作業具としての機能を併有させることにより、手 配や運搬等に係る問題点を解決したスコップ等の多用途作業具を提供することに ある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
この目的のため、本考案は、好ましくは、平坦な多面形状であるスコップの上 面に設けられた受金具に柄杆の一端部が回動可能に枢支されると共に、該柄杆に は、足掛体を有し、かつ前記受金具に対する係合手段を有する操作筒が上下動可 能に外挿された構成を特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案に係る作業具は上記の構成であって、これの実際上の使用は次のように して行われる。
【0007】 先ず、剣スコップとして使用する場合には、柄杆が受金具との枢着軸を支体と してスコップ匙部側に倒されると共に、操作筒が柄杆に沿いながら下方に移動せ られ、その足掛体の係止板と操作筒の背面とで匙部端縁部が挟持せられてスコッ プと柄杆が一体的に固定され、剣スコップとして組立てられる(図1および図2 参照)。次に、角スコップとして使用する場合には、操作筒が上方に移動せられ てフリーとなった柄杆が剣先側に倒されると共に、操作筒が再び下方に移動せら れて、その背面と係止板とで剣先部分が挟持せられてスコップと柄杆が一体的に 固定され、角スコップとして組立てられる(図9および図10参照)。
【0008】 次に、じょれん等として使用する場合には、操作筒が上方に移動せられてフリ ーとなった柄杆が垂直に起立せられると共に、この起立状態において操作筒が再 び下方に移動せられて、その切欠溝と受金具の枢着軸との係合を介して略90度 回動係止せられると共に、操作筒と一体の足掛体における係止板がスコップに圧 接係止せられて、スコップと柄杆が一体的に固定され、匙部を下向きにしてじょ れんとして使用され(図11および図12)、また、剣先を下向きにして鍬とし て使用され(図13および図14参照)、更に柄杆を垂直にして土砂等を打ち固 めるための転圧具として使用される(図15および図16参照)。
【0009】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。図1は剣スコップとしての組立状態 における正面図、図2は同上背面図、図3は図1における要部の断面図で、これ ら図において、スコップ10は、匙部11と剣先部12を有し、かつ匙部11の 両端から剣先部先端13に亘って形成の2本の折曲線14、15および匙部11 の後方寄りにして横幅いっぱいに形成の折曲線16を介して適度に内側に折曲せ られて、各面が平坦な多面形状体に形成されている。
【0010】 スコップ10の折曲線16上の中央部位には、二段状に分岐の支承片部18、 18を有する受金具17が溶接等にて固着されると共に、該受金具17の支承片 部18、18間には、把持部20を有する柄杆19の下端に溶接等にて固着され た継手21の継手片部22が軸23とナット24にて回動可能として枢着され、 柄杆19は図3に示されているように、軸23を支体として実線矢印方向に回動 するようになっている。
【0011】 柄杆19には、操作筒25が上下動可能として外挿着されている。操作筒25 は、図6から図8に示されているように、その下端から上方に延びる短い上向き 切欠溝26と該切欠溝26と連なるやや長い径方向切欠溝27が枢着軸23の外 径よりも僅少大なるように切欠形成されると共に、径方向切欠溝27の端部には 軸23が係止せられるやや下方に膨出する円弧状切欠溝28が連続して設けられ ており、また、操作筒25の外周略中間部位には足掛体29が溶接等にて固着さ れている。更に説明すると、足掛体29は、略三角形状の足掛面部31が左右対 称に形成されると共に、その長辺端縁部の中央部位には円弧状切欠部32が形成 された翼状の足掛板30と、該足掛板30の長辺端縁部に下向き垂直に連設され た逆台形状の係止板33を有し、該足掛体29はその係止板33を切欠溝26、 27、28が形成されていない操作筒25の背面側に位置せしめ、かつ左右の足 掛面部31を操作筒25の外周面に溶接することによって固着されている。
【0012】 そして、図1、図2および図3に示されている剣スコップの組立状態、すなわ ち、スコップ10における匙部11の端縁部が操作筒25の背面側と係止板33 とで挟持されて剣スコップとされている状態から、操作筒25が柄杆19に沿い 上方に移動せられてスコップ匙部11の端縁部の挟持が解除せられ、次いで、フ リーとなった柄杆19が軸23を支体として剣先13側に倒され、操作筒25が 再び下方に移動せられて、図9および図10に示されているように、足掛板30 の切欠部32を介して剣先部先端13が外方に突出せられると共に、操作筒25 の背面側と係止板33とで剣先部分が挟持されてスコップ10は固定的に係止せ られ、角スコップとして組立てられる。
【0013】 角スコップの組立状態から、操作筒25が柄杆19に沿い上方に移動せられて 剣先部分の挟持が解除せられ、次いで、フリーとなった柄杆19が軸23を支体 として垂直に起立せられると共に、この起立状態において、操作筒25が再び下 方に移動せられて、その切欠溝26が軸23のナット24よりの突出軸部と係合 せられると共に、この係合状態から操作筒25が柄杆19を支体として略90度 回動せられると、操作筒25はその径方向切欠溝27が軸23の軸部と係合しな がら回動せられて円弧状切欠溝28にて係止せられると共に、操作筒25の回動 と一体に足掛体29が略90度回動してその逆台形状係止板33がスコップ10 に圧接係止せられて、柄杆19はスコップ10に対し略垂直起立状に固定され、 図11および図12に示されているように、匙部11側でじょれんとして使用さ れ、また、図13および図14に示されているように、じょれんの反対側(剣先 部12側)で鍬として使用され、更に、図15および図16に示されているよう に、土砂を打ち固める転圧具として使用される。
【0014】
【考案の効果】
しかして、本考案によれば、同一の作業具で、剣スコップ、角スコップ、じょ れん、鍬および転圧具の5通りに使分けができて至便であるばかりか、従来のよ うに、別に角スコップ、じょれん等複数種の作業具を手配してこれを運搬等しな くてもよいから、手配の手間が省け、かつ運搬等において嵩高とならない等の効 果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る作業具の一例での剣スコップとし
ての組立状態における一部省略の正面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1における要部の断面図である。
【図4】スコップに対する柄杆の枢着状態を示す断面図
である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】操作筒の正面図である。
【図7】操作筒の平面図である。
【図8】図7の8−8線に沿った断面図である。
【図9】角スコップとしての組立状態における一部省略
の正面図である。
【図10】図9の背面図である。
【図11】じょれんとしての組立状態における一部省略
の正面図である。
【図12】じょれんとしての組立状態における一部を断
面し、かつ一部を省略して示す側面図である。
【図13】鍬としての組立状態における一部省略の正面
図である。
【図14】鍬としての組立状態における一部を断面し、
かつ一部を省略して示す側面図である。
【図15】転圧具としての組立状態における一部省略の
平面図である。
【図16】転圧具としての組立状態における一部を断面
し、かつ一部を省略して示す側面図である。
【符号の説明】
10 スコップ 11 匙部 12 剣先部 13 剣先部先端 14、15、16 折曲線 17 受金具 19 柄杆 23 軸 25 操作筒 26 上向切欠溝 27 径方向切欠溝 28 円弧状切欠溝 29 足掛体 30 足掛板 33 係止板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スコップの上面に設けられた受金具に柄
    杆の一端部が回動可能に枢支されると共に、該柄杆に
    は、足掛体を有し、かつ前記受金具に対する係合手段を
    有する操作筒が上下動可能に外挿された構成を特徴とす
    るスコップ等の多用途作業具。
  2. 【請求項2】 前記スコップが平坦な多面形状であるこ
    とを特徴とする請求項1のスコップ等の多用途作業具。
JP1991063778U 1991-07-17 1991-07-17 スコップ等の多用途作業具 Expired - Lifetime JPH0743191Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991063778U JPH0743191Y2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 スコップ等の多用途作業具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991063778U JPH0743191Y2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 スコップ等の多用途作業具

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Publication Number Publication Date
JPH057743U true JPH057743U (ja) 1993-02-02
JPH0743191Y2 JPH0743191Y2 (ja) 1995-10-04

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JP1991063778U Expired - Lifetime JPH0743191Y2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 スコップ等の多用途作業具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243919U (ja) * 1988-09-19 1990-03-27

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037682U (ja) * 1973-07-31 1975-04-19

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JPS5037682U (ja) * 1973-07-31 1975-04-19

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JPH0743191Y2 (ja) 1995-10-04

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