JPH0576760B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0576760B2 JPH0576760B2 JP60027643A JP2764385A JPH0576760B2 JP H0576760 B2 JPH0576760 B2 JP H0576760B2 JP 60027643 A JP60027643 A JP 60027643A JP 2764385 A JP2764385 A JP 2764385A JP H0576760 B2 JPH0576760 B2 JP H0576760B2
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- JP
- Japan
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- circular
- circular particle
- accelerator
- particle accelerator
- synchrotron radiation
- Prior art date
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Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 51
- 230000005469 synchrotron radiation Effects 0.000 claims description 18
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 12
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は放射光発生装置における装置・設備
の小形化に関するものである。
の小形化に関するものである。
［従来の技術］
従来この種の装置として第２図に示すものがあ
つた。図において１は入射器、２は入射器より円
形粒子加速装置３への粒子誘導装置、４は円形粒
子加速装置の高周波加速空胴、５は円形粒子加速
装置より円形粒子蓄積装置６への粒子誘導装置、
７は円形粒子蓄積装置の高周波加速空胴、８〜１
１は放射光取り出し方向の例を表わしている。
つた。図において１は入射器、２は入射器より円
形粒子加速装置３への粒子誘導装置、４は円形粒
子加速装置の高周波加速空胴、５は円形粒子加速
装置より円形粒子蓄積装置６への粒子誘導装置、
７は円形粒子蓄積装置の高周波加速空胴、８〜１
１は放射光取り出し方向の例を表わしている。
次に動作について説明する。入射器１を出たビ
ームは、真空ダクトおよび磁石で構成されるビー
ム誘導装置２によつて円形加速装置３に入射され
る。入射されたビームは装置３に組み込まれた高
周波加速装置４により目的とするエネルギーまで
加速される。装置３は通常種々の磁石で構成され
ている。目的エネルギーに達したビームは、ビー
ム誘導装置５により円形蓄積装置６に入射・蓄積
される。入射されたビームは装置６内に設けられ
た偏向磁石で急に曲げられ、例えば８〜１１のよ
うに、円周軌道の接線方向に放射光を出しエネル
ギーを失なう。この失つたエネルギーを補てんす
るのが、装置６に組み込まれている高周波加速装
置７である。
ームは、真空ダクトおよび磁石で構成されるビー
ム誘導装置２によつて円形加速装置３に入射され
る。入射されたビームは装置３に組み込まれた高
周波加速装置４により目的とするエネルギーまで
加速される。装置３は通常種々の磁石で構成され
ている。目的エネルギーに達したビームは、ビー
ム誘導装置５により円形蓄積装置６に入射・蓄積
される。入射されたビームは装置６内に設けられ
た偏向磁石で急に曲げられ、例えば８〜１１のよ
うに、円周軌道の接線方向に放射光を出しエネル
ギーを失なう。この失つたエネルギーを補てんす
るのが、装置６に組み込まれている高周波加速装
置７である。
［発明が解決しようとする課題］
従来の放射光発生装置は以上のように構成され
ていたので、目的とするエネルギーが高くなれば
なるほど装置全体が大形になり、放射線防護壁の
厚さを要する円形加速装置３を含めた装置全体の
建家設備も大きなものが必要で、また放射光の利
用の面でも例えば第１図の１１方向のものは、装
置５があるために利用できない等の問題があつ
た。
ていたので、目的とするエネルギーが高くなれば
なるほど装置全体が大形になり、放射線防護壁の
厚さを要する円形加速装置３を含めた装置全体の
建家設備も大きなものが必要で、また放射光の利
用の面でも例えば第１図の１１方向のものは、装
置５があるために利用できない等の問題があつ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、放射光発生装置全体を小形化
できるとともに、建家設備も小形化でき、さらに
従来利用できなかつた放射光も利用できるように
した、小形、高能率な放射光発生装置を得ること
を目的とする。
になされたもので、放射光発生装置全体を小形化
できるとともに、建家設備も小形化でき、さらに
従来利用できなかつた放射光も利用できるように
した、小形、高能率な放射光発生装置を得ること
を目的とする。
［課題を解決するための手段］
この発明に係る放射光発生装置は、円形粒子加
速装置と複数の円形粒子蓄積装置とを組み合わ
せ、円形粒子加速装置と１台の円形粒子蓄積装置
とが、円形粒子加速装置を内側として同心円状で
同一高さに配置され、かつ円形粒子加速装置と他
の円形粒子蓄積装置とが、円形粒子加速装置を内
側として同心円状で互いに異なる高さに配置さ
れ、かつ、円形粒子加速装置と全ての円形粒子蓄
積装置との間に、互を区切る放射線防護壁を配し
たものである。
速装置と複数の円形粒子蓄積装置とを組み合わ
せ、円形粒子加速装置と１台の円形粒子蓄積装置
とが、円形粒子加速装置を内側として同心円状で
同一高さに配置され、かつ円形粒子加速装置と他
の円形粒子蓄積装置とが、円形粒子加速装置を内
側として同心円状で互いに異なる高さに配置さ
れ、かつ、円形粒子加速装置と全ての円形粒子蓄
積装置との間に、互を区切る放射線防護壁を配し
たものである。
［作用］
この発明における作用は円形粒子加速装置を内
側として同心円状で同一の高さに配置された円形
粒子蓄積装置にビーム誘導装置を向けてビームを
入射し、かつ円形粒子加速装置を内側として同心
円状で互いに異なる高さに配置された他の円形粒
子蓄積装置にビーム誘導装置を向けてビームを入
射することにより、装置の占有面積も小さくで
き、円形蓄積装置から発せられる放射光の利用に
死角が無くなる。
側として同心円状で同一の高さに配置された円形
粒子蓄積装置にビーム誘導装置を向けてビームを
入射し、かつ円形粒子加速装置を内側として同心
円状で互いに異なる高さに配置された他の円形粒
子蓄積装置にビーム誘導装置を向けてビームを入
射することにより、装置の占有面積も小さくで
き、円形蓄積装置から発せられる放射光の利用に
死角が無くなる。
［発明の実施例］
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第１図ａ，ｂにおいて第２図と同一符号は同
一又は相当部分を示し、第１図ａは平面図、第１
図ｂは断面図を示す。１２は円形加速装置に要す
る放射線防護壁、１３は円形蓄積装置に要する放
射線防護壁、１４は１３の周辺全部で、通常本装
置利用設備の設置領域である。
る。第１図ａ，ｂにおいて第２図と同一符号は同
一又は相当部分を示し、第１図ａは平面図、第１
図ｂは断面図を示す。１２は円形加速装置に要す
る放射線防護壁、１３は円形蓄積装置に要する放
射線防護壁、１４は１３の周辺全部で、通常本装
置利用設備の設置領域である。
図において入射器１から出たビームはビーム誘
導装置２を介して円形加速装置３の内側より入射
される。円形加速装置３内の高周波加速装置４で
目的とするエネルギーに達したビームは、放射線
防護壁１２を通過するビーム誘導装置５を介し
て、円形加速装置３と同心円状に配置された円形
蓄積装置６の内側より入射される。円形蓄積装置
内のビームは、その内部に組み込まれた偏向磁石
の部分で強く曲げられ、例えば８〜１１のように
円の接線方向に放射光を出しながらエネルギーを
失つてゆく。この失つたエネルギーは、高周波加
速空胴７で補てんされる。
導装置２を介して円形加速装置３の内側より入射
される。円形加速装置３内の高周波加速装置４で
目的とするエネルギーに達したビームは、放射線
防護壁１２を通過するビーム誘導装置５を介し
て、円形加速装置３と同心円状に配置された円形
蓄積装置６の内側より入射される。円形蓄積装置
内のビームは、その内部に組み込まれた偏向磁石
の部分で強く曲げられ、例えば８〜１１のように
円の接線方向に放射光を出しながらエネルギーを
失つてゆく。この失つたエネルギーは、高周波加
速空胴７で補てんされる。
このように構成された放射光発生装置は、従来
装置と比べ小形であるばかりでなく、放射光の利
用面で、円形蓄積装置６に適当に偏向磁石を配し
てやれば、放射線防護壁１３の外側全領域１４の
いずれの場所へも放射光を誘導して利用できるこ
ととなる。さらに蓄積装置６内のビームが減衰す
るまでの時間、即ち円形加速装置３を運転しない
時は、防護壁１２の内部で装置の点検等の作業も
できる。
装置と比べ小形であるばかりでなく、放射光の利
用面で、円形蓄積装置６に適当に偏向磁石を配し
てやれば、放射線防護壁１３の外側全領域１４の
いずれの場所へも放射光を誘導して利用できるこ
ととなる。さらに蓄積装置６内のビームが減衰す
るまでの時間、即ち円形加速装置３を運転しない
時は、防護壁１２の内部で装置の点検等の作業も
できる。
また、円形粒子加速装置３と複数の円形粒子蓄
積装置６とを組み合わせ、円形粒子加速装置３を
内側と同心円状で同一の高さに配置された円形粒
子蓄積装置６にビーム誘導装置５から入射し、か
つ円形粒子加速装置３に同心円状で階状或は階下
などの異なる高さに配置された他の円形粒子蓄積
装置６にビーム誘導装置５を向けて入射すること
により、同一装置での放射光利用場所及び利用時
間の拡大を図ることができる。
積装置６とを組み合わせ、円形粒子加速装置３を
内側と同心円状で同一の高さに配置された円形粒
子蓄積装置６にビーム誘導装置５から入射し、か
つ円形粒子加速装置３に同心円状で階状或は階下
などの異なる高さに配置された他の円形粒子蓄積
装置６にビーム誘導装置５を向けて入射すること
により、同一装置での放射光利用場所及び利用時
間の拡大を図ることができる。
［発明の効果］
以上のようにこの発明によれば、円形粒子加速
装置と１台の円形粒子蓄積装置とを同心円状で同
一の高さに配置し、かつ、円形粒子加速装置と他
の円形粒子蓄積装置とを同心円状で異なる高さに
配置し、又、互に放射線防護壁で区切つたので、
放射光発生装置として安価にでき、利用効率の高
いものが得られる効果がある。
装置と１台の円形粒子蓄積装置とを同心円状で同
一の高さに配置し、かつ、円形粒子加速装置と他
の円形粒子蓄積装置とを同心円状で異なる高さに
配置し、又、互に放射線防護壁で区切つたので、
放射光発生装置として安価にでき、利用効率の高
いものが得られる効果がある。
第１図ａはこの発明の一実施例を示す平面図、
第１図ｂは断面図、第２図は従来の放射光発生装
置の例を示す平面図である。 図において、１は入射器、２はビーム誘導装
置、３は円形粒子加速装置、４は高周波加速空
胴、５はビーム誘導装置、６は円形粒子蓄積装
置、７は高周波加速空胴、８〜１１は放射光取出
口、１２，１３は放射線防護壁、１４は放射光利
用領域である。なお、図中同一符号は同一、又は
相当部分を示す。
第１図ｂは断面図、第２図は従来の放射光発生装
置の例を示す平面図である。 図において、１は入射器、２はビーム誘導装
置、３は円形粒子加速装置、４は高周波加速空
胴、５はビーム誘導装置、６は円形粒子蓄積装
置、７は高周波加速空胴、８〜１１は放射光取出
口、１２，１３は放射線防護壁、１４は放射光利
用領域である。なお、図中同一符号は同一、又は
相当部分を示す。
Claims (1)
- １ 円形粒子加速装置と複数の円形粒子蓄積装置
とを組み合わせた放射光発生装置において、前記
円形粒子加速装置と前記円形粒子蓄積装置の内の
１台とが、前記円形粒子加速装置を内側として同
心円状で同一高さに配置され、かつ前記円形粒子
加速装置と前記、複数の円形粒子蓄積装置の内の
前記の１台を除く他の円形粒子蓄積装置とが、前
記円形粒子加速装置を内側として同心円状で、互
に異なる高さに配置され、かつ、前記円形粒子加
速装置と前記の全ての円形粒子蓄積装置との間
に、互を区切る放射線防護壁を有することを特徴
とする放射光発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2764385A JPS61185900A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 放射光発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2764385A JPS61185900A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 放射光発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61185900A JPS61185900A (ja) | 1986-08-19 |
| JPH0576760B2 true JPH0576760B2 (ja) | 1993-10-25 |
Family
ID=12226610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2764385A Granted JPS61185900A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 放射光発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61185900A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017145259A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 三菱電機株式会社 | 重粒子線治療装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3328708A (en) * | 1965-03-04 | 1967-06-27 | Bob H Smith | Method and apparatus for accelerating ions of any mass |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP2764385A patent/JPS61185900A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3328708A (en) * | 1965-03-04 | 1967-06-27 | Bob H Smith | Method and apparatus for accelerating ions of any mass |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61185900A (ja) | 1986-08-19 |
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