JPH0576411A - 酸素によるパ−マネントウエ−ブの仕上げ - Google Patents
酸素によるパ−マネントウエ−ブの仕上げInfo
- Publication number
- JPH0576411A JPH0576411A JP40727490A JP40727490A JPH0576411A JP H0576411 A JPH0576411 A JP H0576411A JP 40727490 A JP40727490 A JP 40727490A JP 40727490 A JP40727490 A JP 40727490A JP H0576411 A JPH0576411 A JP H0576411A
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- JP
- Japan
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- oxygen
- agent
- hairs
- solution
- waves
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
［目的］ コ−ルドパ−マネントウェ−ブの施術におい
て、第２液に代えて施術時に発生させた酸素を頭髪に吹
き付けることにより、安全容易なコ−ルドパ−マネント
ウェブの仕上げを提供する。 ［構成］ 第１剤の還元薬による頭髪の還元作用の後、
第２剤として過炭酸ナトリウムを水に投入して発生する
酸素を頭髪に吹き付ける。
て、第２液に代えて施術時に発生させた酸素を頭髪に吹
き付けることにより、安全容易なコ−ルドパ−マネント
ウェブの仕上げを提供する。 ［構成］ 第１剤の還元薬による頭髪の還元作用の後、
第２剤として過炭酸ナトリウムを水に投入して発生する
酸素を頭髪に吹き付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は頭髪のパ−マネントウェ
−ブにおける最終仕上げの酸化剤として酸素を使用する
ことに関する。
−ブにおける最終仕上げの酸化剤として酸素を使用する
ことに関する。
【０００２】
【従来の技術】頭髪のパ−マネントウェ−ブは過去の電
気加熱により、毛髪の断面を楕円形に変形することでウ
ェ−ブを保持する電髪と称するパ−マネントウェ−ブに
代わって、現在は施術が楽で暑さを感ぜず施術の容易な
コ−ルドパ−マと称する加熱の不必要な薬品による方法
が広く用いられれいる。
気加熱により、毛髪の断面を楕円形に変形することでウ
ェ−ブを保持する電髪と称するパ−マネントウェ−ブに
代わって、現在は施術が楽で暑さを感ぜず施術の容易な
コ−ルドパ−マと称する加熱の不必要な薬品による方法
が広く用いられれいる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】人の頭髪の成分は主と
してケラチンからなり、縦軸を形成する多数のポリペプ
チド鎖とこれを結びつけシスチン結合、塩結合、水素結
合である側鎖とからなる高分子繊維であるとされてい
る。それぞれのポリペプチド鎖は相隣れるものが上記側
鎖によって各所で結合されているため弾力性を保持し、
折り曲げられても曲ったものを伸ばしても限界点を越え
ないかぎり加わる力が除かれると直ちに元に復する力を
持っている。コ−ルドパ−マは還元性の第１液で頭髪の
側鎖を切断して曲げを容易にし、酸化性の第２液で新た
な位置で酸化による側鎖を再結合してウェ−ブを保持さ
せるものであるが、側鎖の分断、結合共に薬液を使用す
るのが面倒であるのを、第２液に代える酸化剤を液によ
らない安全容易なものとする。
してケラチンからなり、縦軸を形成する多数のポリペプ
チド鎖とこれを結びつけシスチン結合、塩結合、水素結
合である側鎖とからなる高分子繊維であるとされてい
る。それぞれのポリペプチド鎖は相隣れるものが上記側
鎖によって各所で結合されているため弾力性を保持し、
折り曲げられても曲ったものを伸ばしても限界点を越え
ないかぎり加わる力が除かれると直ちに元に復する力を
持っている。コ−ルドパ−マは還元性の第１液で頭髪の
側鎖を切断して曲げを容易にし、酸化性の第２液で新た
な位置で酸化による側鎖を再結合してウェ−ブを保持さ
せるものであるが、側鎖の分断、結合共に薬液を使用す
るのが面倒であるのを、第２液に代える酸化剤を液によ
らない安全容易なものとする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】科学薬剤を用いるコ−ル
ドパ−マネントウェ−ブの施術に於いて、第１剤の還元
薬による頭髪の還元作用の後、第２剤として過酸化ナト
リウムを水に投入して発生する酸素で酸化し頭髪のパ−
マネントウェ−ブを形成させる。
ドパ−マネントウェ−ブの施術に於いて、第１剤の還元
薬による頭髪の還元作用の後、第２剤として過酸化ナト
リウムを水に投入して発生する酸素で酸化し頭髪のパ−
マネントウェ−ブを形成させる。
【０００５】
【作用】所望の髪型を作るためのコ−ルドパ−マは前記
の如く還元力のある第１薬で頭髪の側鎖を切断して、所
望の曲げを与えた毛髪に酸化力のある第２液で処理する
ことにより曲げた状態の位置で側鎖を結合させるのを、
第２液に代わって施術時に発生させる酸化力の強い酸素
によつて側鎖を結合させるものである。
の如く還元力のある第１薬で頭髪の側鎖を切断して、所
望の曲げを与えた毛髪に酸化力のある第２液で処理する
ことにより曲げた状態の位置で側鎖を結合させるのを、
第２液に代わって施術時に発生させる酸化力の強い酸素
によつて側鎖を結合させるものである。
【０００６】
【実施例】頭髪のシスチン結合等の側鎖を還元により切
断する薬剤としてのコ−ルドパ−マ第１剤としては、現
在基準的に多く使用されているのはチオグリコ−ル酸お
よびそのアンモニウム塩でチオグリコ−ル酸４％〜７％
水溶液とこの効果の促進させるため、アンモニア水やト
リエタノ−ルアミンなどのアルカリ剤でＰＨを９．０〜
９．５に調整させたものが多く用いられている。
断する薬剤としてのコ−ルドパ−マ第１剤としては、現
在基準的に多く使用されているのはチオグリコ−ル酸お
よびそのアンモニウム塩でチオグリコ−ル酸４％〜７％
水溶液とこの効果の促進させるため、アンモニア水やト
リエタノ−ルアミンなどのアルカリ剤でＰＨを９．０〜
９．５に調整させたものが多く用いられている。
【０００７】チオグリコ−ル酸はこれらアルカリの存在
下でその還元力は著しく増加される。一般に使用されて
いるアルカリ剤としては上記の如くアンモニア水、トリ
エタノ−ルアミン、アンモニウム塩で水酸化ナトリウム
の如き不揮発性無機アルカリはその過剰が頭髪を大きく
損傷するから、その添加量はチオグリコ−ル酸の対応量
以下に制限されなければならない。
下でその還元力は著しく増加される。一般に使用されて
いるアルカリ剤としては上記の如くアンモニア水、トリ
エタノ−ルアミン、アンモニウム塩で水酸化ナトリウム
の如き不揮発性無機アルカリはその過剰が頭髪を大きく
損傷するから、その添加量はチオグリコ−ル酸の対応量
以下に制限されなければならない。
【０００８】形成されたウェ−ブを側鎖の結合でそのウ
ェ−ブを保持させるためには、次に酸化剤で酸化固定さ
せなければならない。その酸化剤である第２剤として用
いられる薬剤は、頭髪の化学的処理による損傷防止を目
的として油成分、湿潤剤等が添加された臭素酸カリウ
ム、臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウムの三剤があ
るが、現在広く用いられているのは水に対する溶解性の
よい臭素酸ナトリウムである。
ェ−ブを保持させるためには、次に酸化剤で酸化固定さ
せなければならない。その酸化剤である第２剤として用
いられる薬剤は、頭髪の化学的処理による損傷防止を目
的として油成分、湿潤剤等が添加された臭素酸カリウ
ム、臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウムの三剤があ
るが、現在広く用いられているのは水に対する溶解性の
よい臭素酸ナトリウムである。
【０００９】本発明ではこの酸化剤である第２剤として
酸素発生剤を用い、施術時に酸素を発生させ、この発生
したばかりの酸素で第２剤に代えて酸化させ側鎖を結合
させてウェ−ブの保持を行なうものである。例えば、 過酸化ナトリウム（Ｎａ2Ｃｏ3３／２Ｈ2ｏ2） 42．73％ 二酸化マンガン（ＭｎＯ2） 4．27％ 酸性ピオリン酸カルシウム（ＣａＨ2Ｐ2Ｏ7） 47．43％ 膨張黒鉛 5．53％ を均一混合し製錠機にかけて加圧成形する。この錠剤を
水に投入すれば Ｎａ2Ｃｏ3３／２Ｈ2ｏ2 １ｇより１
００ｃｃのＯ2を発生する。この酸素をコ−ルドパ−マ
施術時の第２剤に代えて頭髪に吹きつけ、その酸化力で
第１剤で切断された側鎖を所望のウェ−ブを保つ形に結
合させる。
酸素発生剤を用い、施術時に酸素を発生させ、この発生
したばかりの酸素で第２剤に代えて酸化させ側鎖を結合
させてウェ−ブの保持を行なうものである。例えば、 過酸化ナトリウム（Ｎａ2Ｃｏ3３／２Ｈ2ｏ2） 42．73％ 二酸化マンガン（ＭｎＯ2） 4．27％ 酸性ピオリン酸カルシウム（ＣａＨ2Ｐ2Ｏ7） 47．43％ 膨張黒鉛 5．53％ を均一混合し製錠機にかけて加圧成形する。この錠剤を
水に投入すれば Ｎａ2Ｃｏ3３／２Ｈ2ｏ2 １ｇより１
００ｃｃのＯ2を発生する。この酸素をコ−ルドパ−マ
施術時の第２剤に代えて頭髪に吹きつけ、その酸化力で
第１剤で切断された側鎖を所望のウェ−ブを保つ形に結
合させる。
【００１０】第１剤で処理を終わった頭髪に上記酸素発
生剤を図１に示す発生器内の水に投入して、蓋を密閉す
れば直ちに酸素を発生するから、この酸素を水を入れた
洗壜中でバッブリング法により洗浄し、この洗浄壜より
噴出する酸素を頭髪に吹き付けて酸化する。装置として
は図１に示すような簡単なものでよく、酸素発生剤
（１）を発生器（２）内の水（３）に投入して直ちに発
生器（２）を閉蓋し、発生する酸素を導管（４）を介し
て洗浄壜（５）中の水（３）をくぐらせて酸素を泡沫状
にして充分洗浄し上蓋（６）より導出した導管（４）か
ら酸素を噴出させ、これを頭髪に吹きつけて第２液に代
えて酸化させる。
生剤を図１に示す発生器内の水に投入して、蓋を密閉す
れば直ちに酸素を発生するから、この酸素を水を入れた
洗壜中でバッブリング法により洗浄し、この洗浄壜より
噴出する酸素を頭髪に吹き付けて酸化する。装置として
は図１に示すような簡単なものでよく、酸素発生剤
（１）を発生器（２）内の水（３）に投入して直ちに発
生器（２）を閉蓋し、発生する酸素を導管（４）を介し
て洗浄壜（５）中の水（３）をくぐらせて酸素を泡沫状
にして充分洗浄し上蓋（６）より導出した導管（４）か
ら酸素を噴出させ、これを頭髪に吹きつけて第２液に代
えて酸化させる。
【００１１】
【発明の効果】熱や機械を用いないコ−ルドパ−マネン
トの用剤はパ−マネントの施術としては至極容易な方法
ではあるが、第１液第２液ともに作用の強いものである
から、体質や毛髪の状態を充分考慮した上での施術を必
要とするものであるが、本発明の如く第２液に代えて施
術時に発生させた酸素を用いることにより少なくとも第
２液による施術の手数と効果は抜群に安全容易となるの
である。
トの用剤はパ−マネントの施術としては至極容易な方法
ではあるが、第１液第２液ともに作用の強いものである
から、体質や毛髪の状態を充分考慮した上での施術を必
要とするものであるが、本発明の如く第２液に代えて施
術時に発生させた酸素を用いることにより少なくとも第
２液による施術の手数と効果は抜群に安全容易となるの
である。
【図１】 酸素発生剤による酸素発生装置である。
１ 酸素発生剤 ２ 発生器 ３ 水 ４ 導管 ５ 洗浄壜 ６ 上蓋
Claims (1)
- 【請求項１】 化学薬剤を用いるコ−ルドパ−マネント
ウェ−ブの施術に於いて、第１剤の還元薬による頭髪の
還元作用の後、第２剤として過炭酸ナトリウムを水に投
入して発生する酸素を頭髪に吹き付けて酸化反応によ
り、頭髪のパ−マネントウェ−ブを形成させることを特
徴とするパ−マネントウェ−ブの仕上げ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40727490A JPH0576411A (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 酸素によるパ−マネントウエ−ブの仕上げ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40727490A JPH0576411A (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 酸素によるパ−マネントウエ−ブの仕上げ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576411A true JPH0576411A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=18516893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40727490A Pending JPH0576411A (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 酸素によるパ−マネントウエ−ブの仕上げ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576411A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102267668B1 (ko) * | 2020-11-09 | 2021-06-22 | 이희진 | 버블제를 이용한 퍼머시술방법 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51131758A (en) * | 1975-05-06 | 1976-11-16 | Yoshio Murai | Method and apparatus for fixing cold wave with ozone |
| JPS54106356A (en) * | 1978-02-08 | 1979-08-21 | Yoshiaki Sakai | Setting permanent |
| JPS63194604A (ja) * | 1987-02-09 | 1988-08-11 | 有本 利道 | パ−マネントウエ−ブのガス処理法 |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP40727490A patent/JPH0576411A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51131758A (en) * | 1975-05-06 | 1976-11-16 | Yoshio Murai | Method and apparatus for fixing cold wave with ozone |
| JPS54106356A (en) * | 1978-02-08 | 1979-08-21 | Yoshiaki Sakai | Setting permanent |
| JPS63194604A (ja) * | 1987-02-09 | 1988-08-11 | 有本 利道 | パ−マネントウエ−ブのガス処理法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102267668B1 (ko) * | 2020-11-09 | 2021-06-22 | 이희진 | 버블제를 이용한 퍼머시술방법 |
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