JPH057612A - 発汗室構造体およびパネルおよびパネル構造体 - Google Patents

発汗室構造体およびパネルおよびパネル構造体

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JPH057612A
JPH057612A JP25827791A JP25827791A JPH057612A JP H057612 A JPH057612 A JP H057612A JP 25827791 A JP25827791 A JP 25827791A JP 25827791 A JP25827791 A JP 25827791A JP H057612 A JPH057612 A JP H057612A
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JP
Japan
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floor
far
infrared radiator
panel
heat
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JP25827791A
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English (en)
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Koji Hirota
剛治 廣田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のサウナ室は、その周囲特にその下方に
煙通を設け、その煙通内にバーナーで燃焼により生じた
高温ガスから熱を得て、サウナ室の室温を高めていた
が、煙動などの設置空間にかなりの広さが必要であり、
サウナ室の設置に支障が生じていたが本発明は電気的発
熱源による発汗室構造体を開発することにより電気的発
熱源による専有部分をきわめて少なくし、かつ安全な発
汗室を得ることを目的とするものである。 【構成】 発熱源となる床下部分或いは床構造部分を電
熱式発熱体を組み込み少なくとも床上部分に向いた側の
表面部分に遠赤外線放射体を設置することにより、発汗
室内に遠赤外線を床を通して床上に放射させ、発汗室の
入浴者に遠赤外線の照射をなしうるようにした発汗室構
造体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発汗室構造体に関し、
特に、電気的発熱源による発汗室構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサウナ室はそのサウナ室の下側或
いはその他の場所に設けた煙道の中に液体燃料又は気体
燃料を使うバーナーによって生じる燃焼ガスを通すこと
により床下から床上に向けて熱が伝達されサウナ室の室
温を高めるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような従来のサウ
ナ室には煙道が必要であるため煙道が占める広さに制限
のあるところでは、サウナ室を築造しにくい欠点があ
り、また燃焼ガスは燃焼に際し酸素を必要とするので酸
素欠乏による事故が生じるおそれがあった。本発明は上
記の問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】発熱源となる床下部分或
いは床構造部分に電熱式発熱体を組み込み、少くとも床
上部分に向いた側の表面部分に遠赤外線放射体を配設
し、床上部分を発汗作用に適した発汗室にさせてなる発
汗室構造体である。
【0005】
【作用】次に、上記構成から生じる作用について述べる
と、本発明の発汗室の発熱源となる床下部分或いは床構
造部分を電熱式発熱体による構成にし、少くとも床上部
分に向いた側の表面部分に遠赤外線放射体を配設するこ
とにより発汗室内に遠赤外線を床を通して床上に放射さ
せ、発汗室内の入浴者に遠赤外線の照射をなしうるので
ある。
【0006】
【実施例1】発熱源となる床下部分或いは床構造部分を
設け、前記床構造部分の少くとも、床上部分に向いた側
の表面部分に遠赤外線放射体を配設し、床上部分を発汗
作用に適した発汗室にさせてなる発汗室構造体である。
【実施例2】床構造部分の発汗室側に向った表面部分を
遠赤外線放射体によって形成し、前記表面部分を支持す
る部分を多孔質で保温性のある板材で形成してなる発汗
室構造体である。
【実施例3】床構造部分の表面部分の支持部分となる多
孔質で保温性のある板材の素材に遠赤外線を放射する鉱
石を含ませることを特徴とする発汗室構造体である。
【実施例4】床構造部分の表面部分の支持部分となる板
材を遠赤外線放射を放射する鉱石の砂状体とアルミナセ
メントとグラスウール或いは鋼鉄網或いはラスなどの構
造強化材とにより形成させてなる発汗室構造体である。
【実施例5】床構造部分の表面部分に遠赤外線放射セラ
ミックス体を配設してなる発汗室構造体である。
【実施例6】床構造部分の表面部分に焼成白磁(SiO
、AI、NaO)粉末とアルミナ(AI
)粉末を主成分とし、これに酸化第1鉄(FeO)、
酸化珪素(SiC)、炭素(C)、マグネシア(Mg
O)、シリカ(SiO)の粉末を少くとも1種以上添
加し、さらにアルミナセメント、水を混合して昆練し、
成形するようにしてなる遠赤外線発生放射セラミックス
体からなる層状体を配設してなる発汗室構造体である。
【実施例7】1方の表面を遠赤外線放射体の膜状体によ
り形成し、その膜状体の支持部材を多孔質で保温性があ
り、耐圧強度、曲げ強度等の機械的強度を高くしてなる
発汗室構造体に使用する床構造部分のパネルおよびパネ
ル構造体である。
【実施例8】1方の表面の遠赤外線放射体の膜状体によ
り形成し、その膜状体の支持部材を多孔質で保温性があ
り、機械的強度を高くしてなる発汗室構造体に使用する
床構造部分のパネル及びパネル構造体。
【実施例9】床の部分および座部即ちベンチの部分にと
もにヒーターを組み入れたパネルを配設してなる発汗室
構造体。
【実施例10】ニクロム線などのヒーターとそれを支え
る遠赤外線放射体とその枠体および支え板と裏板とから
なる発熱構造部分を有し、前記遠赤外線放射体内にスプ
リング状ニクロム線または他のヒーターなどを内蔵さ
せ、その発熱構造部分の本体部分の下部の適宜位置を前
記支え板の下面を前記裏板によって支持し、前記遠赤外
線放射体の周縁部と前記裏板の周縁部とをとも本枠によ
って支持しうるようにしてなる発汗室構造体。
【実施例11】発汗室の周側壁面部の所望高さのところ
に上下方向に向けて所望幅を有するヒ一ター部分を水平
方向に或は所望方向に形成し、初期の室温を急速に上昇
させうるようにし、所望の室温に到達すると温度制御装
置が働きうるようにしてなる発汗室構造体。
【実施例12】遠赤外線放射体からなる粉体或いは粒体
を耐熱性樹脂或いは耐熱性セメントと混ぜてできたパネ
ルの内部に発熱源となるヒーターを配設し、そのパネル
を床の部分および座部即ちベンチの部分に使用しうるよ
うにしてなる発汗室構造体。
【実施例13】床の部分および座部即ちベンチの部分お
よび側壁面の部分に配設するパネルには遠赤外線放射体
を流し込むための四角い升目模様状の構成部分をそなえ
たことを特徴とする発汗室構造体。
【実施例14】電気不良導体としての遠赤外線放射体お
よび遠赤外線放射体を含んだ耐熱性セメント或いは耐熱
性樹脂の構造体によってニクロム線或いはその他の発熱
体などの発熱源からなるヒーターを支持するようにして
なるパネルおよびパネル構造体を具備した発汗室構造
体。
【0007】
【効果】最近の住宅構造は壁構造に格別空間をとること
なく、全体をコンパクトにすることが行われ、また熱源
を電力源に求める傾向があるが、本発明の発汗室構造体
は従来のサウナ室に代るきわめて清潔でかつ支障の少い
経済性の高い発汗室構造体を提供しうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した発汗室の所望位置を縦断面で切
断して開放して示した斜面図である。
【図2】床部分および長椅子部分の座部および背面図と
なる側壁面部に使用されるパネル構造の斜面図である。
【図3】図2に示されたパネル構造の発熱源となるニク
ロム線等のヒーターの配線状態を示した概念図である。
【図4】ニクロム線等のヒーターとそれを支える遠赤外
線放射体とその枠体および支え板と裏板との関連構成を
示した発熱構造部分の部分構造の縦断面図である。
【符号の説明】
1 床構造部分 2 発熱源即ちニクロム線又はその他のヒーター 3 遠赤外線放射体 4 壁即ち側壁面部 5 天井 6 座部即ちベンチの部分 7 背面部 8 初期室温上昇用ヒーター 9 木枠 10 支え板 11 裏板 12 電源 13 扉

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱源となる床下部分或いは床構造部分
    などの床部分の適切な部分に電熱式発熱体を配設し、少
    くとも床上部分に向いた側の表面部分に遠赤外線放射体
    を配設し、床上部分を発汗作用に適した発汗室にさせて
    なる発汗室構造体。
  2. 【請求項2】 発熱源となる床部分の発熱体を電熱式に
    し、パネルヒータとして配設しうるようにしてなる請求
    項1記載の発汗室構造体。
  3. 【請求項3】 床構造部分の発汗室側に向った表面部分
    を遠赤外線放射体によって形成し、前記床構造部分の中
    間部分に電熱式発熱体の発熱源を配設してなる請求項1
    記載の発汗室構造体。
  4. 【請求項4】 板状の床構造部分の発汗室側に向った表
    面部分とは反対の側の表面部分に遮熱層或いは断熱層等
    の熱の遮断構造部分を配設してなる請求項1記載の発汗
    室構造体。
  5. 【請求項5】 電熱式発熱体の外部を耐蝕性材料によっ
    て被覆させてなる請求項1記載の発汗室構造体。
  6. 【請求項6】 電熱式発熱体の支持構造部分を比較的薄
    い層状構造にさせてなる請求項1記載の発汗室構造体。
  7. 【請求項7】 発熱源となる床下部分を設け、前記床構
    造部分の少くとも、床上部分に向いた側の表面部分に遠
    赤外線放射体を配設し、木材製床構造部分を介して床上
    部分を発汗作用に適した発汗室にさせてなる請求項1記
    載の発汗室構造体。
  8. 【請求項8】 床構造部分の発汗室側に向った表面部分
    を遠赤外線放射体によって形成し、前記表面部分を支持
    する下部構造部分を多孔質で保温性のある厚板構造材で
    形成してなる請求項1記載の発汗室構造体。
  9. 【請求項9】 床構造部分の表面部分を支持する下部構
    造部分となる多孔質で保温性のある板材の素材に遠赤外
    線を放射する鉱石を含ませることを特徴とする請求項1
    記載の発汗室構造体。
  10. 【請求項10】 床構造部分の表面部分を支持する下部
    構造部分となる板材を遠赤外線を放射する鉱石の砂状体
    とアルミナセメントとグラスウール或いは鋼鉄網或いは
    ラスなどの構造強化材とにより形成させてなる請求項1
    記載の発汗室構造体。
  11. 【請求項11】 床構造部分の表面部分に遠赤外線放射
    セラミックス体を配設してなる請求項1記載の発汗室構
    造体。
  12. 【請求項12】 床構造部分の表面部分に焼成白磁(S
    iO、AI、NaO)粉末とアルミナ(AI
    )粉末を主成分とし、これに酸化第1鉄(Fe
    O)、酸化珪素(SiC)、炭素(C)、マグネシア
    (MgO)、シリカ(SiO)の粉末を少くとも1種
    以上添加し、さらにアルミナセメント、水を混合して混
    練し、成形するようにしてなる遠赤外線発生放射セラミ
    ックス体からなる層状体を配設してなる請求項1記載の
    発汗室構造体。
  13. 【請求項13】 1方の表面を遠赤外線放射体の膜状体
    により形成し、その膜状体の支持部分を多孔質で保温性
    があり、耐圧強度、曲げ強度等の機械的強度を高くして
    なる請求項1記載の発汗室構造体に使用する周壁面部分
    および座部即ちベンチの部分などの構造部分のパネルお
    よびパネル構造体。
  14. 【請求項14】 1方の表面の遠赤外線放射体の膜状体
    により形成し、その膜状体の支持部材を多孔質で保温性
    があり、機械的強度を高くしてなる請求項1記載の発汗
    室構造体に使用する床構造部分のパネルおよびパネル構
    造体。
  15. 【請求項15】 床の部分および座部即ちベンチの部分
    にともにヒーターを組み入れたパネルを配設してなる請
    求項1記載の発汗室構造体。
  16. 【請求項16】 ニクロム線などのヒーターとそれを支
    える遠赤外線放射体とその枠体および支え板と裏板とか
    らなる発熱構造部分を有し、前記遠赤外線放射体内にス
    プリング状ニクロム線または他のヒーターなどを内蔵さ
    せ、その発熱構造部分の本体部分の下部の適宜位置を前
    記支え板の下面を前記裏板によって支持し、前記遠赤外
    線放射体の周縁部と前記裏板の周縁部とをとも本枠によ
    って支持しうるようにしてなる請求項1記載の発汗室構
    造体。
  17. 【請求項17】 発汗室の周側壁面部の所望高さのとこ
    ろに上下方向に向けて所望幅を有するヒーター部分を水
    平方向に或は所望方向に形成し、初期の室温を急速に上
    昇させうるようにし、所望の室温に到達すると温度制御
    装置が働きうるようにしてなる請求項1記載の発汗室構
    造体。
  18. 【請求項18】 前記遠赤外線放射体からなる粉体或い
    は粒体を耐熱性樹脂或いは耐熱性セメントと混ぜてでき
    たパネルの内部に発熱源となるヒーターを配設し、その
    パネルを床の部分および座部即ちべンチの部分に使用し
    うるようにしてなる請求項1記載の発汗室構造体。
  19. 【請求項19】 床の部分および座部即ちベンチの部分
    および側壁面の部分に配設するパネルには遠赤外線放射
    体を流し込むための四角い升目模様状の構成部分をそな
    えたことを特徴とする請求項1記載の発汗室構造体。
  20. 【請求項20】 電気不良導体としての遠赤外線放射体
    および遠赤外線放射体を含んだ耐熱性セメント或いは耐
    熱性樹脂の構造体によってニクロム線或いはその他の発
    熱体などの発熱源からなるヒーターを支持するようにし
    てなる請求項1記載のパネルおよびパネル構造体を具備
    した発汗室構造体。
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