JPH0575203U - ゴミ袋 - Google Patents

ゴミ袋

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JPH0575203U
JPH0575203U JP1275292U JP1275292U JPH0575203U JP H0575203 U JPH0575203 U JP H0575203U JP 1275292 U JP1275292 U JP 1275292U JP 1275292 U JP1275292 U JP 1275292U JP H0575203 U JPH0575203 U JP H0575203U
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JP
Japan
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bag
water
sheet
synthetic resin
bag body
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Pending
Application number
JP1275292U
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English (en)
Inventor
昭治 松本
淨 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 袋本体内に投入したゴミ中の水分を吸水して
袋本体の強度の向上と、水分の腐敗を防止して、袋本体
が破損しても袋本体の外部へ水分と悪臭の放出を防止す
るゴミ袋。 【構成】 袋本体の内面の少なくとも底部近傍に吸水性
樹脂を有する吸水部材を配置したゴミ袋。袋本体の内面
側を全面に亘って吸水性樹脂を有する吸水部材で被覆し
たゴミ袋。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴミ袋に関し、更に詳細には家庭、工場等で発生するゴミ、特に生 ゴミを収容する際に使用するに適したゴミ袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のゴミ袋としては、例えばクラフト紙のような単層の紙製シート から成る袋が知られている。 しかしながら、前記ゴミ袋は単層の紙製シートであるため、袋の中に茶殻、野 菜クズ等水分を含むゴミを投入した場合、生ゴミから出た水分が袋本体の底部に 溜まり、時間の経過と共に、ゴミ袋本体の外部に滲み出て悪臭を発生したり、ま たこの水分により袋本体の強度が低下してゴミ袋本体が破損して悪臭が外部に漏 れたり、更には生ゴミ自体が袋本体から外部にはみ出ると共に、悪臭を放つとい う問題があった。
【0003】 そこで、ゴミ袋本体がゴミより出る水分を吸収するのを防止して袋本体の強度 を向上させた袋として、クラフト紙の内面にポリエチレン等の合成樹脂材を被覆 して耐水処理を施した複合シートから成る袋、ポリエチレン等の単層の合成樹脂 製シートから成る袋、或いはポリエチレン等の合成樹脂製シートによる多層構造 の合成樹脂製の複合シートから成る袋(実公平1-18352号公報)等が知られてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記ゴミ袋はいずれもそれ自体が防水性を備えているので、ゴ ミから出た水分を袋本体が吸収することを防止出来るが、袋内には依然してゴミ から出た水分が残る。特に袋本体の底部に溜まるため、時間の経過と共に水分に よりゴミが腐敗して袋内に悪臭が発生し、運搬中にゴミ袋に強い衝撃が与えられ ると破損し、破損個所より外部に腐敗した水分が滲み出たり、漏れ出たり、或い は悪臭が放出されたりするという問題がある。
【0005】 本考案は、かかる問題点を解消し、ゴミ袋の中の水分をゴミ袋中で吸収し、悪 臭の発生を防止し得て、袋本体に破損が生じても水分が漏れたり、悪臭が放出さ れることを防止したゴミ袋を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のゴミ袋は、紙製シート、合成樹脂製シート、紙製シート内面に合成樹 脂材を被覆した複合シート、多層から成る合成樹脂製シートの複合シートのいず れか1つから成る袋本体において、袋本体の内面の少なくともその底部に吸水部 材を配設したことを特徴とする。 前記吸水部材は多孔質シート材の袋状容器内に吸水性樹脂を収容した吸水部材 としてもよいし、また、合成樹脂材中に吸水性樹脂を混練した吸水部材としても よい。
【0007】 また、もう1つのゴミ袋は紙製シート内面に合成樹脂材を被覆した複合シート 、或いは多層から成る合成樹脂製シートの複合シートから成る袋本体において、 複合シートの内面側の合成樹脂製シート中に吸水性樹脂を混入したことを特徴と する。
【0008】
【作用】
袋内に投入したゴミより出る水分は袋本体の内面に設けた吸水部材の吸水性樹 脂に吸収される。 吸収により水分は袋本体内に残存しないから袋本体の強度を低下させない。
【0009】
【実施例】
以下に本考案のゴミ袋について説明する。
【0010】 本考案で用いる紙製シートとしては通常ゴミ袋として用いることが出来る紙材 であれば特に限定はなく、具体的にはクラフト紙等が挙げられる。
【0011】 また、合成樹脂製シートとしては通常ゴミ袋として用いることが出来る合成樹 脂材であれば特に限定はなく、具体的にはポリエチレン等が挙げられる。
【0012】 また、紙製シートの内面に被覆する合成樹脂材としては紙製シートの柔軟性を 損なわない材料であれば特に限定はなく、具体的にはポリエチレン等が挙げられ る。そして紙製シートの内面に合成樹脂材の被覆は、両者をシート状で貼合わせ る方法、或いは紙製シートの内面に合成樹脂材の液状を塗布し、乾燥させる方法 等の手段によればよい。
【0013】 また、吸水性樹脂としては自重の数百〜数千倍の水を吸収・膨潤し、吸水後は 、ヒドロゲルを形成し、圧力をかけても水分を放出しないものであれば特に限定 はなく、具体的にはポリアクリル酸塩から成る商品名アラソープ(荒川化学工業 株式会社製)や商品名ポイズSA−20(花王株式会社製)や商品名スミカゲル (住友化学工業株式会社製)、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体から成る 商品名KIゲル(クラレ株式会社製)、アクリル酸−ビニルアルコール共重合体 から成る商品名スミカゲル(住友化学工業株式会社製)、デンプン−アクリル酸 グラフト共重合体から成る商品名WAS(日澱化学株式会社製)等が挙げられ、 その形状は粒状であってもよいし、粉末状であってもよい。
【0014】 また、前記吸水性樹脂を詰め込む袋状容器の多孔質シート材としては外方より 水分を通過させ、内部に詰め込まれた吸水性樹脂に速やかに吸収させ、吸水後の ヒドロゲル化された吸水性樹脂を外方に滲み出さない材料であれば特に限定はな く、具体的には織布、不織布、水粒子を通過させる微細孔を複数穿設せるポリエ チレン等の合成樹脂製フィルムが挙げられる。そして、袋状容器内に詰め込む吸 水性樹脂の大きさとしては該吸水性樹脂が袋状容器の通水性を阻害しない程度の 、および通水孔から外部ヘ出ない程度の粒状とすることが好ましい。
【0015】 また、前記吸水性樹脂を混入し、練り上げてシート状にする合成樹脂材として は該吸水性樹脂を容易に混練することが出来て、かつシート状に形成することが 出来る合成樹脂であれば特に限定はなく、具体的にはポリエチレン等が挙げられ る。
【0016】 次に図面に従って、本考案の具体的実施例について説明する。
【0017】 実施例1 図1ないし図3は本考案の1実施例であり、図中、1は袋本体を示す。
【0018】 袋本体1は内面にポリエチレン樹脂を被覆して耐水処理を施したクラフト紙か ら成る紙製シートを筒状に形成し、その底部2を加熱、加圧により閉塞して閉塞 部3を設けた袋状である。 かかる構成は従来のゴミ袋と特に変わるところはないが、本考案のものは、袋 状の袋本体1の底部2近傍に図3に示すような不織布製の袋状容器4内に商品名 スミカゲル(住友化学工業株式会社製)を吸水性樹脂5として充填した吸水部材 6を接着剤で貼着し、配設した。
【0019】 実施例2 本実施例では吸水部材6の袋状容器4内に充填せる吸水性樹脂5に例えば有機 酸をベースとする複合物の脱臭剤(商品名ダイムシュウ、大日精化工業株式会社 製)を適量混入した混合物を用いた以外は前記実施例1と同様のゴミ袋とした。 本実施例のように吸水性樹脂5に脱臭剤を混入した混合物を用いれば、ゴミよ り出る水分を吸水出来るばかりではなく、ゴミまたは水分の腐敗により発生する 悪臭を脱臭することが出来る。 尚、袋状容器4内に吸水性樹脂5と共に活性炭を混入してもよい。
【0020】 実施例3 本実施例では袋本体1をポリエチレンから成る合成樹脂製シートを筒状に形成 し、その底部2を加熱、加圧により閉塞して図1および図2に示すような閉塞部 3を設けた袋状とした。 また、袋状の袋本体1の底部2近傍に配置せる吸水部材6を図4に示すような 合成樹脂7(ポリエチレン)中に吸水性樹脂5(商品名ポイズSA−20、花王 株式会社製)を配合し、混練した厚さ 0.1〜 0.5mm程度のシートとし、これを接 着剤で貼着し、配設した。
【0021】 勿論、本実施例においても合成樹脂中に混練する吸水性樹脂を脱臭剤(例えば 活性炭)を混入した混合物としてもよい。
【0022】 実施例4 本実施例では袋本体1のシートをクラフト紙から成る紙製シートと、ポリエチ レンから成る合成樹脂製シートの2層から成る複合シートとした以外は前記実施 例1と同様のゴミ袋とした。
【0023】 実施例5 本実施例では袋本体1のシートをポリエチレンから成る合成樹脂製シートによ る2層から成る複合シートとした以外は前記実施例1と同様のゴミ袋とした。
【0024】 尚、前記実施例では吸水部材6の配設を袋本体1の内面の底部2近傍としたが 、本考案はこれに限定されるものではなく、袋本体1の内面の任意の個所に配設 してもよく、また配設個数および大きさも袋本体1の大きさに合わせて適宜設定 してもよい。
【0025】 実施例6 図5および図6に示す実施例は本考案のもう1つの実施例であり、図中、11 は袋本体を示す。 袋本体11はクラフト紙から成る紙製の外側シート12と、ポリエチレンから 成る合成樹脂製の内側シート13から成る複合シートの該内側シート13を内面 側となるようにして筒状に形成し、その底部14を加熱、加圧により閉塞して閉 塞部15を設けた袋状である。
【0026】 かかる構成は従来のゴミ袋と特に変わりはないが、本考案のものは、内面側と なる内側シート13を合成樹脂7(例えばポリエチレン)中に吸水性樹脂5を配 合して混練した厚さ0.01〜0.1mm程度のシート状の吸水部材16とした。 尚、図中、17は袋本体11の継ぎ目、18は袋本体11のひだ部を示す。
【0027】 勿論、本実施例においても内側シート13の合成樹脂中に混練する吸水性樹脂 5に脱臭剤(例えばアルミナ粉末)を混入した混合物としてもよい。
【0028】 実施例7 本実施例では袋本体11のシートにポリエチレンから成る合成樹脂製の外側シ ート12と、ポリエチレンから成る合成樹脂製の内側シート13から成る2層の 複合シートを用いた以外は前記実施例6と同様のゴミ袋とした。
【0029】
【考案の効果】
本考案のゴミ袋によるときは、袋本体の内面の少なくとも底部に吸水性樹脂を 有する吸水部材が配設されており、或いは袋本体の内面側に全面に亘って吸水性 樹脂を混練した吸水部材が設けられているので、袋本体内にゴミを投入した際に 、ゴミより出る水分を吸水部材の吸水性樹脂で吸収することが出来るから、水分 による袋本体の強度低下を防止出来ると共に、袋本体内に水分が残存しないから 悪臭の発生を防止出来、また、袋本体に破損が生じても袋本体の外部への水分や 悪臭の放出を防止出来る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のゴミ袋の1実施例の斜視図、
【図2】 図1のII−II線の截断面図、
【図3】 本考案に用いる吸水部材の1実施例を示す一
部截除した斜視図、
【図4】 本考案に用いる吸水部材の他の実施例を示す
斜視図、
【図5】 本考案のゴミ袋の他の実施例の斜視図、
【図6】 図5のVI−VI線の截断面図。
【符号の説明】
1,11 袋本体、 2,14 底部、
4 袋状容器、5 吸水性樹脂、 6,16
吸水部材、 7 合成樹脂、12 外側シート、
13 内側シート。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製シート、合成樹脂製シート、紙製シ
    ート内面に合成樹脂材を被覆した複合シート、多層から
    成る合成樹脂製シートの複合シートのいずれか1つから
    成る袋本体において、袋本体の内面の少なくともその底
    部に吸水部材を配設したことを特徴とするゴミ袋。
  2. 【請求項2】 前記吸水部材は多孔質シート材の袋状容
    器内に吸水性樹脂を収容した吸水部材であることを特徴
    とする請求項1に記載のゴミ袋。
  3. 【請求項3】 前記吸水部材は合成樹脂材中に吸水性樹
    脂を混練した吸水部材であることを特徴とする請求項1
    に記載のゴミ袋。
  4. 【請求項4】 紙製シート内面に合成樹脂材を被覆した
    複合シート、或いは多層から成る合成樹脂製シートの複
    合シートから成る袋本体において、複合シートの内面側
    の合成樹脂製シート中に吸水性樹脂を混入したことを特
    徴とするゴミ袋。
JP1275292U 1992-03-13 1992-03-13 ゴミ袋 Pending JPH0575203U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0158507B2 (ja) * 1980-12-19 1989-12-12 Canon Kk
JPH0218401B2 (ja) * 1983-10-13 1990-04-25 Mazda Motor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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