JPH0574643U - 破袋機 - Google Patents

破袋機

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Publication number
JPH0574643U
JPH0574643U JP011616U JP1161692U JPH0574643U JP H0574643 U JPH0574643 U JP H0574643U JP 011616 U JP011616 U JP 011616U JP 1161692 U JP1161692 U JP 1161692U JP H0574643 U JPH0574643 U JP H0574643U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing
shaft
crushing blade
bag
vinyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP011616U
Other languages
English (en)
Inventor
賢昭 谷
寿 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP011616U priority Critical patent/JPH0574643U/ja
Publication of JPH0574643U publication Critical patent/JPH0574643U/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転する破砕軸に設けた破砕刃に巻き付
くビニルなどを気流により吹き飛ばして除去する。 【構成】 破袋室1の上部に投入口3、下部に排出口4
を設ける。破袋室1内には破砕刃24を外周に有する破
砕軸5と、同じく破砕刃25を外周に有する破砕軸6を
配置する。両軸5、6を投入口3に向って互に内回りと
し、軸5を軸6より高速回転とする。高速回転する破砕
刃24の両側に、ビニルなどを排出口4の方へ吹き飛ば
す空気噴射ノズル27を配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はビニル袋や紙袋のような軽くて柔軟なものと、ガラスビンや空缶な どの比較的に比重の重い物質が混在するごみのように破砕刃に巻き付き易いもの を処理する破袋機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の破砕機は上部に被処理物の投入口を有し、下部に処理物の排出口を有す る破袋室内に、破砕刃を外周にそれぞれ有する一対の破砕軸を平行に配置し、両 軸は投入口に向って相互に内回りとするとともに、一方の破砕軸の回転速度を他 方の破砕軸のそれより速くしたものである。
【0003】 上記のような破袋機においては投入口に投入されたビニル袋入りなどのごみは 、一対の破砕軸の各破砕刃間に噛み込まれ、回転速度の差によりビニルや段ボー ルが引き裂かれ、袋内に入っていたガラスビンや鉄缶、アルミ缶などとともに排 出口から排出され、つぎの選別機に向かう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の破袋機においては破られたビニルなどの袋類が高速回転側 の破砕軸に設けた破砕刃に巻き付く。 これを防ぐために高速回転側の破砕刃を先細の巻き付き難い形状にしたり、ス クレーパを設けたりしても、ビニルなどの柔軟で延び易いものは必ず高速側の破 砕刃に巻き付くという問題があった。
【0005】 この考案の課題は上記のような従来の破袋機の問題点を解決するため、高速側 の破砕刃に巻き付くビニルなどを風力により吹き飛ばすようにした破袋機を提供 することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は前側上部に被処理物の投入口を有し 、下部に処理物の排出口を有する破袋室内に、破砕刃を外周にそれぞれ有する一 対の破砕軸を平行に配置し、両軸は投入口に向って相互に内回りとするとともに 、一方の破砕軸の回転速度を他方の破砕軸のそれより速くした破袋機において、 高速側の破砕軸に設けた各破砕刃の両側に、この破砕刃に巻き付いた袋類を上記 排出口の方向に吹き飛ばす空気噴射ノズルを設けた構成としたものである。
【0007】
【作用】
この考案は、上記の構成であり、投入口に投入されたごみ入りのビニル袋など は、一対の破砕軸の各破砕刃間に噛み込まれ、回転速度の差によりビニルや段ボ ールが引き裂かれ、袋内に入っていたガラスビンや鉄缶、アルミ缶などとともに 排出口から排出されてつぎの選別機に向かう。
【0008】 一方、高速側の破砕刃の両側のノズルからは、破砕刃の両面に向けて圧縮空気 が噴射されており、破砕刃に巻き付いたビニルなどはこの気流により吹き飛ばさ れて排出口から排出される。
【0009】
【実施例】
図1および図2において、1は周囲を側壁2により囲んだ破袋室であり、その 上側に投入口3を設け、また、破袋室1の下端には排出口4を設ける。
【0010】 5は破砕室1の前寄りに設けた破砕軸、6は破袋室1の後寄りに設けた破砕軸 であって、何れも大径中空状のもので、この各軸の両端は小径となって側壁2に 設けた軸受により支承されている。
【0011】 また、各軸5、6の一端は図2のように側壁2を貫通して突出し、軸受により 支承され、フレーム7上のモータ9により伝動手段を介して駆動される。
【0012】 すなわち、軸5、6の端部にスプロケット10、11を固定し、モータ9側の 側壁2の外側およびフレーム7の下部に軸受により支承せしめた中間軸12、1 3の端部にもスプロケット14、15を固定する。
【0013】 そして、上記軸5の他端に固定したスプロケット16とモータ9に附属した減 速機20の出力軸に固定したスプロケット17に無端伝動チェン19をかけ、ス プロケット10、11、14、15にも無端伝動チェン21をかけて破砕軸5、 6を図1の矢印方向へ駆動するが、軸5は軸6より高速度で回転するようにスプ ロケット10、11の歯数を設定する。
【0014】 各軸5、6の外周にはそれぞれ複数のリッパホイル22、23を固定するが、 このリッパホイル22、23の外周には多数の破砕刃24、25が設けてある。
【0015】 上記の破砕刃24は先細の山形とし、破砕刃25にはナイフエッジ26を設け るが、このエッジ26は、ホイル23の回転方向と反対の側へ向くように設けら れている。
【0016】 また、各ホイル22、23の破砕刃24、25は図2のように相手ホイル22 、23の破砕刃24、25の外周間に入り込むように配置してある。 27は各破砕刃24の両側に配置した空気噴射ノズルで、その先端の噴出口2 9は図3のように破砕刃24の側面に沿うように扁平に拡大して、巾の広い空気 の流れを刃24の両側面に沿って排出口4の方へ噴出するようにしてある。
【0017】 30は上記各ノズル27へ圧縮空気を送る送気管で、図2に鎖線で示すように 、圧縮空気源に通じる各リッパホイル22毎の主送気管31から2叉に分かれた ものである。
【0018】 つぎに、この実施例の作用を説明すれば、鉄缶、アルミ缶、ビンなどを入れた ビニル袋あるいは段ボールなどの処理物を投入口3へ投入すると同時にノズル2 7から破袋室1内の破砕刃24の両側に圧縮空気を噴射すると、処理物は図1の 矢印方向に回転している破砕軸5、6のリッパホイル22、23間に噛み込まれ る。
【0019】 上記のように処理物がリッパホイル22、23間に噛み込まれるとビニル袋や 段ボールは回転の速い破砕軸5のリッパホイル22の破砕刃24に引っ張られて 、破砕刃24より遅い周速の破砕軸6の破砕刃25に引っかけられてそのナイフ エッジ26により引き裂かれ、ここでビニル袋や段ボールの破砕が行なわれて、 中味の缶類やビン類が排出される。
【0020】 こうして破砕軸5、6のリッパホイル22、23間を通過した缶やビン類は排 出口4から排出される。
【0021】 一方、破袋された袋や段ボール片などの軽いものも缶類やビン類と共に排出口 から排出されるが、その一部が高速回転する破砕軸5の破砕刃24に巻き付く。
【0022】 しかし、上記の各破砕刃24の両側にはノズル27から常に圧縮空気を吹き付 けているから、破砕刃24に巻き付いたビニルなどは気流により排出口4の方へ 吹き飛ばされて排出口4から排出される。
【0023】
【効果】
この考案は上記の構成によりごみ入りビニル袋やビン類やカン類あるいは段ボ ールなどの比重の軽いものと重いものの混在したものをそのまま投入することに より袋は破袋されて中味が排出され、段ボールなども破砕される。その過程でビ ニルのような柔軟で延び易いものが高速回転の破砕刃に巻き付いてくるが、この 破砕刃の両側にはノズルから圧縮空気が噴射されているため、破砕刃に巻き付い たビニルなどは気流により吹き飛ばされるのでビニル類の巻き付きにより破袋機 の運転に支障を来すようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断正面図
【図2】同上の横断平面図
【図3】図1のA−A線の拡大断面図
【符号の説明】
1 破袋室 3 投入口 4 排出口 5 破砕軸 6 破砕軸 25 破砕刃 26 破砕刃 27 空気噴射ノズル 29 扁平な噴出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に被処理物の投入口を有し、下部に
    処理物の排出口を有する破袋室内に、破砕刃を外周にそ
    れぞれ有する一対の破砕軸を平行に配置し、両軸は投入
    口に向って相互に内回りとするとともに、一方の破砕軸
    の回転速度を他方の破砕軸のそれより速くした破袋機に
    おいて、高速側の破砕軸に設けた各破砕刃の両側に、こ
    の破砕刃に巻き付いた袋類を上記排出口の方向に吹き飛
    ばす空気噴射ノズルを設けた破袋機。
JP011616U 1992-03-09 1992-03-09 破袋機 Pending JPH0574643U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP011616U JPH0574643U (ja) 1992-03-09 1992-03-09 破袋機

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JP011616U JPH0574643U (ja) 1992-03-09 1992-03-09 破袋機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0574643U true JPH0574643U (ja) 1993-10-12

Family

ID=11782857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP011616U Pending JPH0574643U (ja) 1992-03-09 1992-03-09 破袋機

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JP (1) JPH0574643U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009285544A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Nikko Co Ltd 破袋機
JP2015112551A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 株式会社キンキ 2軸式破袋装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61157366A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 菱和化工機株式会社 分級装置

Patent Citations (1)

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