JPH057396U - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

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JPH057396U
JPH057396U JP6247691U JP6247691U JPH057396U JP H057396 U JPH057396 U JP H057396U JP 6247691 U JP6247691 U JP 6247691U JP 6247691 U JP6247691 U JP 6247691U JP H057396 U JPH057396 U JP H057396U
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JP
Japan
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water treatment
treatment device
top plate
rainwater
gutter
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Pending
Application number
JP6247691U
Other languages
English (en)
Inventor
哲夫 佐々木
宏吉 長島
Original Assignee
株式会社荏原シンワ
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH057396U publication Critical patent/JPH057396U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水処理装置の天板の内面に沿って横樋部分を形
成し、横樋部分の両端部分に連通する一対の側板の内面
に沿って形成した縦樋部分の下端を外部に開放すること
で、天板上面に降り注ぐ雨水を水処理装置底面に滞留す
ることなく、水処理装置外へ排出可能とする。 【構成】天板10上面に降り注ぐ雨水を横樋部分11内
に導き、この天板10の内面に沿って、横樋部分11内
を側板に向けて流して、横樋部分11の両端部分に連な
る一対の側板の内面に沿って形成した縦樋部分内に流入
させる。これにより、天板に雨水は全く滞留しない。更
にこの縦樋部分内を流下していく雨水を、その下端から
矩形枠体で構成された底面の中央部を経て、この水処理
装置外へ排出させる。これにより、水処理装置の底面に
雨水は溜らず、この底面部から銹が生じ水処理装置が朽
ちることを解消出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この出願に係る考案は水処理装置、殊に冷却塔に使用される水処理装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
冷却塔などの循環水中にその連続運転中にスラム、スケールなどが発生し、循 環水の水質が悪化する傾向を取り、これを防ぐため、化学薬品を注入したり、清 水を補助的に注入すると共に汚染した循環水のし一部を冷却塔の循環水系外にブ ローダウンしている。 更に冷却塔の下部水槽内に紫外線殺菌装置を配備し、この循環水を紫外線を利 用して殺菌処理している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記化学薬品を注入したり、清水を補助的に注入すると共に汚染した循環水の 一部を冷却塔の循環水系外にブローダウンする方式では、化学的汚染を生じやす く、且つ充分な殺菌効果を得がたく、また、冷却塔の下部水槽内に紫外線殺菌装 置を配備したものでは、下部水槽内が手狭となり、この下部水槽を有効に活用出 来ないと共に、その殺菌能力も充分でない。 この様な事情に鑑み、冷却塔の外部に水処理装置を配備し、この水処理装置を 冷却塔の下部水槽に接続し、冷却塔の下部水槽から循環水の一部を水処理装置の 濾過器内に導き濾過し、この濾過された循環水を殺菌処理する形式のものが開発 されつつあるが、次のような欠点を今だ有している。 即ち、前記水処理装置は冷却塔同様に屋外に設置され、風雨にさらされるもの であり、全体としてさびやすく、内部に設置された機器の作動を確保するために その保守は必須であり、その保守はその設置場所が高層ビルの最上階など保守に 不向きな場所に有るため、その保守作業の容易化が望まれる。 この考案は前記欠点を克服し、屋外での設置にも係らず、排水部を改良するこ とで雨水の排出を良好とし、錆にくくすると共に、その保守作業を容易化し、か つ外部へ排水部が露出しないように水処理装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、この考案の水処理装置は、全体長方体を呈し、そ の天板の内面に沿って天板雨水排出用の横樋部分が形成してあり、この横樋部分 の両端部分は一対の側板の内面に沿って形成した縦樋部分の上端に連通しており 、この縦樋部分の下端は外部に開放しており、その底面は矩形枠体で構成され、 その中央部は開放していると共に、一対の側板にはそれぞれ開閉自在なドアが取 り付けてあることを特徴とする。 前記水処理装置は冷却塔用とすることが望ましい。
【0005】
【作用】
前記の様に構成した各請求項に記載された考案の作用を次に説明する。 この水処理装置を屋外に冷却塔と共に設置した場合を例にとり説明すると、冷 却塔の下部水槽から循環水の一部をこの水処理装置の濾過器内に導き濾過し、そ のオゾン発生部から発生するオゾンをこの濾過された循環水内に注入し殺菌処理 した後、この処理済みの循環水を再度冷却塔の下部水槽へ戻す(図1実線矢印参 照)。 また必要に応じて、濾過器を循環水の一部で逆洗し、その目詰まりを除去した 後、この汚水を逆洗水排水口用配管接続部を通して、この水処理装置外に排出す る(図1破線矢印参照)。 前記の様に作動するこの水処理装置の天板上面に降り注ぐ雨水は、前記横樋部 分内に導かれ、この天板の内面に沿って、横樋部分内を前記側板に向けて流れて 行き、この横樋部分の両端部分に連なる前記一対の側板の内面に沿って形成した 縦樋部分内に流入し、この縦樋部分内を流下していき、その下端から矩形枠体で 構成された前記底面の中央部を経て、この水処理装置外へ排出される。 次に、前記水処理装置内部の機器、例えば前記のオゾン発生部や濾過器及びそ の配電盤などを保守、管理する場合は、対応する機器に近い側の前記ドアを開き 、前記全体長方体を呈するこの水処理装置内に接近し、所望の機器の保守、管理 を行う。
【0006】
【実施例】
次に請求項1乃至請求項2に記載された考案の代表的な実施例を説明する。 図1において、Aは冷却塔用の水処理装置全体を示し、この水処理装置Aのケ ースBは全体横長な長方体を呈し、その天板10の内面に沿って天板雨水排出用 の横樋部分11が形成してある(図2参照)。 この横樋部分11の両端部分は一対の側板13の内面に沿って形成した縦樋部 分14の上端に連通しており、この縦樋部分14の下端は外部に開放している。 前記水処理装置Aの底面は矩形枠体16で構成され、その中央部17は開放し ていると共に、前記一対の側板13にはそれぞれ開閉自在なドア18が取り付け てある(図2参照)。 このケースB内には、冷却塔Cの下部水槽20から循環水の一部が供給され、 これを濾過するための濾過器Dと、オゾン発生部Eと、このオゾン発生部Eから 発生するオゾンをこの濾過器Dで濾過された循環水内に注入するエジェクタ部F と、殺菌処理した処理済みの循環水を再度冷却塔Cの下部水槽20へ戻す戻し管 Lと、また必要に応じて、濾過器Dを循環水の一部で逆洗し、その目詰まりを除 去した後、この汚水を水処理装置A外に排水管Gを介して排出する逆洗部とが配 管、配備されている。 図示のものでは、この逆洗部は、第1、第2の三方電磁弁H、Iからなり、こ れら三方電磁弁H、Iの開閉を制御盤Jにより制御し、殺菌処理時には図1の実 線矢印で示すように循環水の一部をエジェクタ部Fに流す流路を形成し、逆洗時 には図1の破線矢印で示すように循環水の一部をエジェクタ部Fには流さず濾過 器Dをその2次側から1次側へ逆流する流路を形成する。Kは圧力スィッチであ る(図1参照)。 前記実施例の作用は前記請求項1及び請求項2に記載された考案の作用と重複 するため、ここでの説明を省略する。
【0007】
【考案の効果】
前記の様に構成し作用する請求項1に記載された考案においては、全体長方体 を呈し、その天板の内面に沿って天板雨水排出用の横樋部分が形成してあり、こ の横樋部分の両端部分は一対の側板の内面に沿って形成した縦樋部分の上端に連 通しており、この縦樋部分の下端は外部に開放しており、その底面は矩形枠体で 構成され、その中央部は開放しているため、天板上面に降り注ぐ雨水を前記上面 に横樋部分内に導き、この天板の内面に沿って、横樋部分内を前記側板に向けて 流して、この横樋部分の両端部分に連なる前記一対の側板の内面に沿って形成し た縦樋部分内に流入させることが出来、天板に雨水は全く滞留せず、前記側板を 含む周壁外面に沿い流下せず、周壁外面に水垢による汚染は生じず、この周壁外 面は常時清潔に維持される。 更にこの縦樋部分内を流下していく雨水は、その下端から形枠体で構成された 前記底面の中央部を経て、この水処理装置外へ排出させることが出来、この水処 理装置の底面に雨水は溜らず、この底面部から銹が生じ水処理装置が朽ちること を解消出来、その結果として、水処理装置の寿命を延ばすことが出来る。
【0008】 更に、請求項1に記載された考案においては、この一対の側板はそれぞれ開閉 自在なドアが取り付けてあるため、前記水処理装置内部の機器、例えば前記のオ ゾン発生部や濾過器及びその配電盤などを保守、管理する場合に、対応する機器 に近い側の側板に設けた前記ドアを開き、前記全体長方体を呈するこの水処理装 置内に接近することが出来、所望の機器の保守、管理を行うことが出来る。 前記のように天板の内面及び一対の側板の各内面に沿って横樋部分及び縦樋部 分を形成することにより、排水部分はこの前記水処理装置内部に取り込まれ、そ の外部には全く露出せず、その外観が良好になるとともに、保守、管理作業時に 、作業者の頭部、腕などが前記横樋部分及び縦樋部分に接触せず、けがをする愁 いは全くなく、安全に保守、管理作業を行うことが出来る。
【0009】 請求項2に記載された考案においては、請求項1に記載された考案と同様に前 記効果を発揮できるとともに、前記水処理装置を冷却塔用としてあるため、冷却 塔の下部水槽内の循環水の一部をこの水処理装置で殺菌処理でき、下部水槽内に は全く水処理装置が配備されていないため、循環水のためにこの下部水槽を有効 に利用できる。 前記実施例固有の効果としてはオゾンは、濾過された後の循環水内に流入され るため、オゾンの殺菌処理効果をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略図である。
【図2】図1の天板部分の拡大縦断面図である。
【図3】図1の側板部分の拡大横断面図である。
【符号の説明】
11 横樋部分 14 縦樋部分

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体長方体を呈し、その天板の内面に沿っ
    て天板雨水排出用の横樋部分が形成してあり、この横樋
    部分の両端部分は一対の側板の内面に沿って形成した縦
    樋部分の上端に連通しており、この縦樋部分の下端は外
    部に開放しており、その底面は矩形枠体で構成され、そ
    の中央部は開放していると共に、一対の側板にはそれぞ
    れ開閉自在なドアが取り付けてあることを特徴とする水
    処理装置。
  2. 【請求項2】前記水処理装置は冷却塔用としてあること
    を特徴とする請求項1記載の水処理装置。
JP6247691U 1991-07-15 1991-07-15 水処理装置 Pending JPH057396U (ja)

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JP6247691U JPH057396U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 水処理装置

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JP6247691U JPH057396U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 水処理装置

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JPH057396U true JPH057396U (ja) 1993-02-02

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ID=13201283

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JP6247691U Pending JPH057396U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 水処理装置

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JPS52159716U (ja) * 1976-05-25 1977-12-03
JP2017521229A (ja) * 2014-04-24 2017-08-03 エヌシーエイチ コーポレイションNch Corporation 高電圧放電とオゾンによる水システムの処理システム及び方法

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