JPH057382A - 構内移動通信装置 - Google Patents

構内移動通信装置

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JPH057382A
JPH057382A JP3156485A JP15648591A JPH057382A JP H057382 A JPH057382 A JP H057382A JP 3156485 A JP3156485 A JP 3156485A JP 15648591 A JP15648591 A JP 15648591A JP H057382 A JPH057382 A JP H057382A
Authority
JP
Japan
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wireless
channel
communication
identification
radio
Prior art date
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Pending
Application number
JP3156485A
Other languages
English (en)
Inventor
Minako Takeishi
美奈子 武石
Kenichi Takahashi
憲一 高橋
Hiroshi Onishi
博 大西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3156485A priority Critical patent/JPH057382A/ja
Publication of JPH057382A publication Critical patent/JPH057382A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディジタル構内移動通信装置に関す
るもので、微弱電波を用いてTDM/TDMA方式で多
重化し、同一周波数上に制御チャネルと通信チャネルを
配置することでシステムの簡素化、経済化を図ることを
目的とする。 【構成】 1つの無線ゾーン内で受信、送信周波数(f
RX、fTX)を各々1周波数ずつ設定して一対にし、その
任意の1タイムスロット対で1チャネルとする。また、
複数のスロットの繰り返しによるフレームを構成し、1
フレーム内のスロットを制御チャネルと通信チャネルに
割り当てる。移動局は待ち受け状態では制御チャネルス
ロットを監視しており、アクセスを起こす時には制御チ
ャネルで報知された空き通信チャネルスロットを用いて
行うものとする。さらに、ゾーン間切り替え制御機能を
付加することで複数のゾーン間を移動しても通信の継続
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時分割多重/時分割多元
接続(以下TDM/TDMAと記す)方式のディジタル
構内移動通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線ページングシステムや携帯電
話等の移動通信システムが注目されてきているが、構内
移動通信に関する具体的なモデル例はまだ少ない。従来
用いられてきた移動通信システムとしては、業務用のマ
ルチ・チャネル・アクセスシステムやゾーン方式の自動
車電話、携帯電話システムなどがあげられる。
【0003】以下に自動車電話システムのチャネル構成
と基本呼処理について説明する。図4(a)、(b)に
各々自動車電話システムの無線ゾーン配置例と通話チャ
ネル配置例を示す。図4(b)のFA1〜FLnは図4
(a)に示された無線ゾーンA〜L内で各々使用される
チャネルを表している。現行のアナログFM方式の自動
車電話システムでは1周波数に1チャネルを割り当て、
回線多重化には周波数多元接続(以下FDMAと記す)
方式を用いている。インターリーブ方式のチャネル配置
を用いているので干渉を防ぐために隣接チャネルは同一
ゾーン内及び、隣接ゾーンでは用いられていない。従っ
て、図4(b)に示されるようなチャネル配置がとら
れ、無線移動局の無線基地局からの受信周波数(以下、
下り回線と記す)帯(870〜885MHz)と無線移動
局から無線基地局への送信周波数(以下、上り回線と記
す)帯(925〜940MHz)の2帯域が存在する。さ
らに上記通話チャネルの他に発信制御用と着信制御用の
接続制御専用チャネルが複数設けられており、これら接
続制御用チャネルは複数の無線ゾーン(例えば図4
(a)のA〜L全域)で共通に使用される。
【0004】待ち受け状態にある移動局は随時基地局か
らの下り回線着信制御チャネルを監視し、位置情報と着
信呼出情報を確認する。位置情報よりゾーン移動が検出
されたときは位置登録操作を開始するが、この場合は上
り回線発信制御チャネルを用いて位置登録信号を送信す
る。発信要求を行うときも同様に上り回線発信制御チャ
ネルを用いて接続要求を行い、下り回線発信制御チャネ
ルで基地局から通話チャネルの指定を受けてチャネルを
切り替え、通話を開始する。着信呼出に対しては上り回
線着信制御チャネルを用いて応答し、通話チャネル指定
は下り回線着信制御チャネルで受ける。終話の場合は移
動局から通話チャネル(上り回線)で終話信号を送信
し、基地局がこの信号を確認して回線切断信号を同じく
通話チャネル(下り回線)で送出する。移動局は回線切
断信号を返送して送信断とし、着信制御チャネルに切り
替えて待ち受け状態に戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、無線回線の多重化にFDMA方式を用いて
いるため使用周波数が多くなり、また制御チャネルと通
信チャネルの周波数を分離しているため、装置や回線制
御システムが複雑になるという課題を有している。ま
た、構内での通信に目を向けると、無線ゾーン範囲が広
く送信電力も大きいため不向きといえる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、低消費電力でより簡単な構内移動通信システムを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の構内移動通信装置は、回線の多重化にTDM
/TDMA方式を採用し、同一周波数上のタイムスロッ
トに制御チャネルと通話またはデータチャネル(以下、
合わせて通信チャネルと記す)を配置した構成の微弱電
波を用いたセルラー方式とするものである。
【0008】
【作用】上記構成により、1つの無線ゾーン内で使用す
る周波数を少なくすることができるため、無線送受信部
等の装置の簡素化が可能となる。加えて、微弱電波を用
いることで送信電力を抑えることができ、省電力化が可
能となる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0010】図1に本発明のTDM/TDMA方式によ
る回線多重化、チャネル割り当ての基本構成を示す。無
線回線は周波数の高低により、受信、送信一対にして用
い、各々の周波数は一定時間幅のスロットに分割され、
受信と送信の任意の1スロット対で1チャネルを構成す
る。また、複数のスロットの繰り返し期間によりフレー
ムを構成し、1フレーム内のスロットを制御チャネルと
通信チャネルに割り当てる。図2はセルラー方式の移動
通信システムに本発明を用いた場合の無線ゾーン及びチ
ャネル配置の概略を表している。図2(a)では無線ゾ
ーンの配置例を示しており、a〜gは無線ゾーンを表し
ている。また図2(b)において、fRX a〜fRXgは各々
無線ゾーンa〜g内で使用される無線移動局の無線基地
局からの受信周波数(下り回線)であり、fTXa〜fTXg
は同じく無線ゾーンa〜g内で無線移動局から無線基地
局への送信周波数(上り回線)である。各ゾーンの周波
数は同じ記号のゾーンでは同一周波数とすることで周波
数の繰り返し利用をするものとする。sR1〜sRn、sT1
〜sTnはTDM/TDMA方式によってn分割された1
フレーム内のスロットを表している。また、sRiとsTi
の上下回線対スロットをまとめてsiと記すことにす
る。図3は本発明の一実施例における構内移動通信シス
テムの構成の実施例を表している。図3においてP1は
交換制御局、C1〜Ciは無線回線制御局、BS1〜B
Sjは無線基地局、MS1〜MSkは無線移動局を示し
ている。
【0011】上記構成において、無線ゾーンAの無線基
地局BS1はfRXaを使用送信周波数として、例えば、
nスロットのうちsR1スロットを制御チャネルに、残り
のs R2〜sRnスロットを通信チャネルに割り当てたチャ
ネル構成をとる。制御チャネルでは位置識別情報、着信
呼出情報の他に、通信チャネルの中で使用されていない
スロットの空きチャネル情報等を報知している。一方、
無線ゾーンA内に所属する無線移動局MS1は位置登録
操作終了後待ち受け状態に入るが、制御チャネルである
R1スロットを常時監視して位置情報を確認、空きチャ
ネル情報を記憶し、着信呼出及び発信に備える。
【0012】位置登録または着信応答、発信要求により
無線移動局MS1から無線基地局BS1に対してアクセ
スを起こす場合には、制御チャネル内の空きチャネル情
報に基づいて使用されていない通信チャネルsiをラン
ダムに選択し、sTiを用いてアクセスを行う。通信チャ
ネルがすべて使用中で空きチャネルがない場合には、位
置登録の場合のみ、上り回線の制御チャネルと対になる
スロットsT1を使用して位置登録操作を行うことができ
る。複数の無線移動局からの同時送信による信号の衝突
等、アクセスが失敗した場合はランダムな待ち時間の後
再度アクセスを行うものとする。
【0013】次に、無線回線制御局に通信中ゾーン切り
替え制御機能を付加した場合について説明する。無線基
地局と無線移動局とが通信を行っている間、無線基地局
または無線移動局は無線回線の通信品質(通信レベル
等)の監視も同時に行っている。図3の無線ゾーンA内
で無線基地局BS1と通信中の無線移動局MS1が無線
ゾーンBに向かって移動を開始すると、通信レベルの低
下や通信品質の劣化が検出される。無線回線制御局C1
はMS1と他のゾーンとの通信レベル情報に基づき、無
線ゾーンBへのゾーン間チャネル切り替えを決定し、無
線移動局MS1に無線基地局BS1からBS2へチャネ
ル切り替えを実行させる。また、無線回線制御局C1か
ら無線基地局BS1への接続もBS2へ切り替える。以
上の操作を行うことにより、複数のゾーン間を移動して
も通信を継続することが可能となる。その場合、チャネ
ル構成を複数のフレームによるマルチ構成とすることで
ゾーン切り替え制御を容易にすることもできる。
【0014】以上本実施例によれば、TDM/TDMA
方式を用いて同一周波数上に制御チャネルと通信チャネ
ルを割り当てることにより、1つの無線基地局は上下一
対の周波数で複数の無線移動局と通信を行うことができ
る。なお、本実施例と送受信の周波数関係が逆になって
も何等さしつかえない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の効果としては、T
DM/TDMA方式を用いて同一周波数上に制御チャネ
ルと通信チャネルを割り当てることで無線送受信部等の
装置を簡単にすることができる。加えて、微弱電波を使
用したセルラー方式とすることで省電力化も可能とな
り、システムの経済化がはかれる。また、通信中ゾーン
切り替え機能を付加することで複数のゾーン間を移動中
でも通信の継続が可能となり、さらに広いサービスエリ
アを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTDM/TDMAフレーム内チャネル
配置を表した図
【図2】セルラー方式での回線多重化、チャネル割当の
概略構成を表した図
【図3】本発明の1実施例における構内移動通信装置の
構成を表した図
【図4】自動車電話方式の通話チャネル配置図
【符号の説明】
RX,fRXa〜fRXg 無線移動局の無線基地局からの受
信周波数 fTX,fTXa〜fTXg 無線移動局から無線基地局への送
信周波数 a〜g 無線ゾーン(セル) sR1〜sRn,sT1〜sTn TDM/TDMAスロット P1 交換制御局 C1〜Ci 無線回線制御局 BS1〜BSj 無線基地局 MS1〜MSk 無線移動局 A〜L 無線ゾーン FA1〜FLn 自動車電話システムでの使用周波数

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線移動局と、前記無線移動局と
    無線回線で接続され前記移動局からの位置登録及び通信
    制御操作を行う各々無線ゾーンを持つ無線基地局と、複
    数の前記無線基地局に接続された無線回線制御局と、複
    数の前記無線回線制御局と接続され、前記無線移動局の
    位置情報を記憶する記憶手段と、外部回線網と内部回
    線、及び内部回線網内での交換接続を行う回線交換手段
    とで構成される交換制御局とを備え、前記無線回線を時
    分割多重/時分割多元接続とし、同一周波数上のタイム
    スロットの一部を制御チャネルに割り当て、残りのスロ
    ットを通話またはデータチャネルとするチャネル構成と
    したことを特徴とする構内移動通信装置。
  2. 【請求項2】 1無線ゾーン内での受信、送信周波数を
    各々1周波数ずつの一対とすることを特徴とする請求項
    1記載の構内移動通信装置。
  3. 【請求項3】 無線回線制御局に、移動局が通信ゾーン
    を移動したとき、切り替え制御機能を有することを特徴
    とする請求項1記載の構内移動通信装置。
JP3156485A 1991-06-27 1991-06-27 構内移動通信装置 Pending JPH057382A (ja)

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JP3156485A JPH057382A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 構内移動通信装置

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JP3156485A JPH057382A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 構内移動通信装置

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JPH057382A true JPH057382A (ja) 1993-01-14

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JP3156485A Pending JPH057382A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 構内移動通信装置

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