JPH0573739U - 光学式ディスクプレーヤ - Google Patents
光学式ディスクプレーヤInfo
- Publication number
- JPH0573739U JPH0573739U JP1828992U JP1828992U JPH0573739U JP H0573739 U JPH0573739 U JP H0573739U JP 1828992 U JP1828992 U JP 1828992U JP 1828992 U JP1828992 U JP 1828992U JP H0573739 U JPH0573739 U JP H0573739U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- outer casing
- optical disc
- opening
- disc player
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】部品点数を増やすことなく比較的簡素な構成の
もとで、トレイのフロント板部と外装ケーシングとの間
に形成される隙間から内部に塵埃が侵入し難くされた、
防塵性の高い光学式ディスクプレーヤを提供する。 【構成】ディスク載置部13aが設けられ、外装ケーシ
ング10に形成された開口部11から前方に引き出され
るトレイ12を備える。トレイ12が外装ケーシング1
0内に引き込まれたとき、上記外装ケーシング10にお
ける開口部11の縁側部分20と上記開口部11に収容
される上記トレイ12のフロント板部14の周縁部分1
5,16とがそれぞれトレイの移送方向に沿ってオーバ
ーラップせしめられる構成。
もとで、トレイのフロント板部と外装ケーシングとの間
に形成される隙間から内部に塵埃が侵入し難くされた、
防塵性の高い光学式ディスクプレーヤを提供する。 【構成】ディスク載置部13aが設けられ、外装ケーシ
ング10に形成された開口部11から前方に引き出され
るトレイ12を備える。トレイ12が外装ケーシング1
0内に引き込まれたとき、上記外装ケーシング10にお
ける開口部11の縁側部分20と上記開口部11に収容
される上記トレイ12のフロント板部14の周縁部分1
5,16とがそれぞれトレイの移送方向に沿ってオーバ
ーラップせしめられる構成。
Description
【0001】
本考案は、ディスク載置部が設けられ、外装ケーシングに形成された開口部か ら前方に引き出されるトレイを備えたフロントローディング式の光学式ディスク プレーヤに関する。
【0002】
CDプレーヤやCD−ROMプレーヤー等の光学式ディスクプレーヤのうち、 ディスクの出し入れをフロントローディング式で行うものの例を図3に示す。こ の例の光学式ディスクプレーヤは、外装ケーシング10に形成された開口部11 から前方に引き出されるトレイ12を備えている。
【0003】 トレイ12は、光ディスクDが乗せられる載置部13aが設けられてプレーヤ 本体部に対してスライドせしめられる基体13とこの基体13の前端部に設けら れた矩形のフロント板部14とを有し、トレイ12が外装ケーシング10内に引 き込まれたとき(図3に示される状態)、フロント板部14が開口部11の内向 き片部21内に収容されるようになっている。
【0004】
しかしながら、上述の如き従来の光学式ディスクプレーヤにおいては、ディス クの出し入れのため外装ケーシング10に対してトレイ12が引き出されるよう にされている関係上、トレイ12が外装ケーシング10内に引き込まれた状態に おいても、トレイ12のフロント板部14と外装ケーシング10との間には隙間 Sが形成される。
【0005】 このように隙間Sが形成されていると、そこから外装ケーシング10内に塵埃 が侵入し、その塵埃が内部に配されたピックアップ(光学ヘッド)に付着してそ の特性を著しく劣化させてしまうという問題が生じていた。
【0006】 このような問題を解決するための一つの手段として、上記隙間Sを塞ぐように スポンジ状のシール部材等を開口部11に配することが考えられるが、シール部 材等を配することは部品点数が増えるとともにその組み付けに手間がかかるとい う問題が伴われる。
【0007】 かかる点に鑑み本考案は、部品点数を増やすことなく比較的簡素な構成のもと で、トレイのフロント板部と外装ケーシングとの間に形成される隙間から内部に 塵埃が侵入し難くされた、防塵性の高い光学式ディスクプレーヤを提供すること を目的とする。
【0008】
上述の目的を達成すべく、本考案に係る光学式ディスクプレーヤは、ディスク 載置部が設けられ、外装ケーシングに形成された開口部から前方に引き出される トレイを備え、上記トレイが上記外装ケーシング内に引き込まれたとき、上記外 装ケーシングにおける開口部の縁側部分と上記開口部に収容される上記トレイの フロント板部の周縁部分とがそれぞれトレイの移送方向に沿ってオーバーラップ せしめられるように構成される。
【0009】
上述の如くの構成とされた本考案に係る光学式ディスクプレーヤにおいては、 トレイが引き込まれたとき、外装ケーシングの開口部の縁側部分とトレイのフロ ント板部の周縁部分とがオーバーラップするように形成される。
【0010】 そのため、塵埃は比較的長い距離をジクザクに進まなければ内部に侵入するこ とができないので、トレイのフロント板部と外装ケーシングとの間に形成される 隙間から内部に塵埃が侵入し難くされ、その結果、シール部材等を必要とせず、 従って部品点数を増やすことなく比較的簡素な構成のもとで、防塵性の向上が図 られる。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 図1は本考案に係るフロントローディング式の光学式ディスクプレーヤをトレ イ12を引き出した状態で示している。
【0012】 図に示される光学式ディスクプレーヤは、例えばコンピュータ用の情報記録媒 体として用いられるCD−ROM(ディスクD)を再生するためのもので、外装 ケーシング10に形成された開口部11から前方に引き出されるトレイ12を備 えている。
【0013】 トレイ12は、ディスクDが乗せられる載置部13aが設けられてプレーヤ本 体部に対してスライドせしめられる基体13とこの基体13の前端部に設けられ た矩形のフロント板部14とを有し、トレイ12が外装ケーシング10内に引き 込まれたとき(図2に示される状態)、フロント板部14が開口部11内に収容 されるようになっている。
【0014】 上記外装ケーシング10の開口部11の縁側部分20は、図2に詳細に示され る如くに、内向きに折り曲がる内向き片部21と、そこから直角に折り曲がる縦 片部22と、そこから外向きに折り曲がる外向き片部23とからなる断面コ字状 とされており、また、上記トレイ12のフロント板部14には、内向きに折り曲 がる周縁部分15,16(図1も参照)が設けられていて、開口部11の断面コ 字状の縁側部分20にフロント板部14の周縁部分15,16が挿入されるよう になっている。
【0015】 従って、トレイが上記外装ケーシング10内に引き込まれたとき、開口部11 の縁側部分20とフロント板部14の周縁部分15,16とがそれぞれトレイ1 2の移送方向に沿ってオーバーラップせしめられて、上記縁側部分20と周縁部 分15との間に断面形状が概略コ字状の迷路が形成される。
【0016】 このようにされることにより、塵埃は比較的長い距離をジクザクに進まなけれ ば外装ケーシング10の内部に侵入することができないので、トレイ12のフロ ント板部14と外装ケーシング10との間に形成される隙間から内部に塵埃が侵 入し難くされ、その結果、シール部材等を必要とせず、従って部品点数を増やす ことなく比較的簡素な構成のもとで、防塵性の向上が図られる。
【0017】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係る光学式ディスクプレーヤによれば 、トレイが引き込まれたとき、外装ケーシングの開口部の縁側部分とトレイのフ ロント板部の周縁部分とがオーバーラップするので、塵埃は比較的長い距離をジ クザクに進まなければ内部に侵入することができない。それゆえ、トレイのフロ ント板部と外装ケーシングとの間に形成される隙間から内部に塵埃が侵入し難く され、その結果、シール部材等を必要とせず、従って部品点数を増やすことなく 比較的簡素な構成のもとで、防塵性の向上を図ることができる。
【図1】本考案に係る光学式ディスクプレーヤの一実施
例をトレイを引き出した状態で示す斜視図。
例をトレイを引き出した状態で示す斜視図。
【図2】図1の光学式ディスクプレーヤをトレイを引き
込んだ状態で示す断面図。
込んだ状態で示す断面図。
【図3】従来の光学式ディスクプレーヤをトレイを引き
込んだ状態で示す断面図。
込んだ状態で示す断面図。
10 外装ケーシング 11 開口部 12 トレイ 13 基体 13a ディスク載置部 14 フロント板部 15,16 周縁部分 20 縁側部分 D ディスク
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスク載置部が設けられ、外装ケーシ
ングに形成された開口部から前方に引き出されるトレイ
を備えたフロントローディング式の光学式ディスクプレ
ーヤにおいて、上記トレイが上記外装ケーシング内に引
き込まれたとき、上記外装ケーシングにおける開口部の
縁側部分と上記開口部に収容される上記トレイのフロン
ト板部の周縁部分とがそれぞれトレイの移送方向に沿っ
てオーバーラップせしめられるように構成されているこ
とを特徴とする光学式ディスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1828992U JPH0573739U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 光学式ディスクプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1828992U JPH0573739U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 光学式ディスクプレーヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573739U true JPH0573739U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=11967468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1828992U Pending JPH0573739U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 光学式ディスクプレーヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0573739U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100326873B1 (ko) * | 1998-12-02 | 2002-03-13 | 구자홍 | 디스크 구동장치의 도어장치 |
WO2012144307A1 (ja) * | 2011-04-18 | 2012-10-26 | シャープ株式会社 | ディスク装置 |
JP2016219083A (ja) * | 2015-05-21 | 2016-12-22 | 三菱電機株式会社 | ディスク装置 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP1828992U patent/JPH0573739U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100326873B1 (ko) * | 1998-12-02 | 2002-03-13 | 구자홍 | 디스크 구동장치의 도어장치 |
WO2012144307A1 (ja) * | 2011-04-18 | 2012-10-26 | シャープ株式会社 | ディスク装置 |
JP2012234612A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-29 | Sharp Corp | ディスク装置 |
JP2016219083A (ja) * | 2015-05-21 | 2016-12-22 | 三菱電機株式会社 | ディスク装置 |
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