JPH0572813U - ゴミ貯留機の扉開閉装置 - Google Patents

ゴミ貯留機の扉開閉装置

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JPH0572813U
JPH0572813U JP1232792U JP1232792U JPH0572813U JP H0572813 U JPH0572813 U JP H0572813U JP 1232792 U JP1232792 U JP 1232792U JP 1232792 U JP1232792 U JP 1232792U JP H0572813 U JPH0572813 U JP H0572813U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
discharge port
arm
closing device
rotating
Prior art date
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Pending
Application number
JP1232792U
Other languages
English (en)
Inventor
武司 勝本
俊 井端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN CLEAN SYSTEM CO., LTD.
Original Assignee
JAPAN CLEAN SYSTEM CO., LTD.
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Filing date
Publication date
Application filed by JAPAN CLEAN SYSTEM CO., LTD. filed Critical JAPAN CLEAN SYSTEM CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ゴミ貯留機の排出口の扉を、小さ
なスペースで開閉できる装置を提供する。 【構成】 ゴミ貯留ドラム1の側方に、上下方向の回動
する回動アーム8を取付け、その回動アーム8の支点軸
10を、排出口2の上端に対して下側でかつドラムの奥
側に設ける。回動アーム8を駆動シリンダ13により回
動させ、扉3を上下に開閉させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ゴミ貯留機における貯留ドラムの排出扉を開閉させるための扉開 閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、住宅地や学校、病院などでは、敷地内に設置したゴミ貯留機にゴミを貯 留し、そのゴミ貯留機が満杯になった時点でゴミ収集車によりゴミを運び出す方 法がとられている。
【0003】 このようなゴミ貯留機は、内周面にらせん状の送り羽根を備えたゴミ貯留ドラ ムを回転自在に支持し、その貯留ドラムの一端に投入口を、他端に排出口を設け て形成されており、貯留ドラムを回転させることにより、送り羽根の作用によっ てゴミを投入口から排出口に向かって移動させるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記ゴミ貯留ドラムの排出口は、危険防止や臭い漏れを防ぐために 扉により開閉する構造がとられるが、従来の排出扉の開閉は、図5に示すように 貯留ドラム31の上部に突設したブラケット32に、支点軸34を介して上下に 回動するアーム33を取付け、そのアーム33を駆動シリンダ35により回動さ せて扉36を上向きに開閉させるようにしている。
【0005】 しかし、上記の開閉構造では、排出口37より上部外側にある支点軸34を中 心として扉36が開閉するため、扉36の回動半径が大きくなり、図5に鎖線で 示すように扉36が開放した状態では排出口37より大きく外側に飛び出した状 態になる。このため、排出口37からゴミ収集車Aにゴミを移し変える場合には 、全長の大きいコンベヤ38を使用する必要があり、設置スペースが大きくなる 問題がある。
【0006】 また、扉36の開閉位置から回動中心までの距離が長いために、扉36の排出 口に対する開閉力を強くするには、駆動シリンダ35の容量やストロークを大き くする必要があり、装置の大型化やコスト高となる欠点がある。さらに、長いコ ンベヤ38には、大きな動力が必要になると共に、付着したゴミ等の清掃に手間 がかかる問題もある。
【0007】 これに対して、図6に示すように、排出口41に対して扉42を手動ハンドル 43により密着離反させるようにし、扉42を直立した状態で駆動シリンダ44 により昇降させて排出口41を開閉する構造のものが提案されている。
【0008】 しかし、上記の構造では、確かに扉42の前後方向の突出量は小さくなるが、 開閉した扉42が上方に飛び出すため、装置の上部にスペースがない場所では使 用することができず、使用場所が制限される問題がある。また、扉42を排出口 41に着脱する場合、手動ハンドル43により扉42を排出口41から引き離し たり強く密着させる必要があるため、操作に時間と大きな労力がかかる欠点があ る。さらに、扉42を開閉するには、開閉用と昇降用の2個の駆動シリンダが必 要になり、駆動構造が複雑化する問題もある。
【0009】 そこで、この考案の第1の目的は、簡単な構造により前後及び上下方向に小さ なスペースで排出口の扉を開閉させることができる扉開閉装置を提供することで ある。
【0010】 また、この考案の第2の目的は、扉と排出口とを機械的機構により確実に密着 又は離反させることができる開閉構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の第1の目的を達成するため、この考案は、ゴミ貯留ドラムの側方に、上 下方向に回動する回動アームを取付け、その回動アームの回動支点を排出口より ドラムの奥側でかつ排出口の上端より下側に位置せしめ、上記回動アームの一端 に扉を、他端にアームを回動させる駆動手段をそれぞれ連結した構造としたので ある。
【0012】 また、第2の目的を達成するため、この考案は、上記の構造において、回動ア ームと扉の連結部に、一端に球状軸受を他端に複数の水平軸を有する継手を設け 、上記球面軸受を扉に設けた球面座に嵌合させると共に、上記各水平軸を回動ア ームに設けた上下方向の長孔に摺動自在に嵌合させ、扉が排出口に密着する位置 で上記各水平軸を長孔の中間位置に保持する保持手段を備えた構造を採用したの である。
【0013】
【作用】
上記第1の手段においては、排出口の上端より下側でかつドラムの奥側に位置 する支点軸を中心として扉が上下に回動するので、排出口に対する扉の飛び出し 量を前後及び上下の両方向で小さくすることができる。
【0014】 また、上記第2の手段では、扉と排出口が密着した状態から回動アームを上向 きに回動させると、最初は各水平軸が長孔を下方に移動し、扉はアームに連動し て回動しないが、アームから加わる回動力により継手が前後方向に引かれ、扉が 排出口に対してほぼ水平方向に離反する。
【0015】 各水平軸が長孔の底部に達すると、回動アームと扉が一体化し、扉はアームと 連動して上向きに回動する。 扉が閉じる場合は、上記とは逆の動作が生じ、扉はほぼ水平に排出口に密着さ れる。
【0016】
【実施例】
図1乃至図3は、実施例の扉開閉装置を示している。 図において、1はゴミ貯留ドラムであり、この貯留ドラム1の端部には排出口 2が形成され、その排出口2に円形の扉3が取付けられている。この扉3は、外 周縁に鍔3aが設けられ、内面に、押え金具5とボルト6を介してパッキン4が 取付けられている。
【0017】 上記貯留ドラム1の外側には、その貯留ドラムを取り囲む門形枠7が設けられ 、その門形枠7の両側の支柱7a、7bに、それぞれ支点軸10、10を介して 一対の回動アーム8、9が上下方向に回動自在に取付けられている。上記の各支 点軸10、10の取付け位置は、貯留ドラム1の排出口2に対して、ドラムの奥 側に入り込んだ位置で、排出口2の上端部より下側になるように設定されている 。
【0018】 上記回動アーム8、9は、図1に示すように正面視が逆くの字形に屈曲する形 状で形成され、その上端部と下端部の近傍が互いに水平な補強管11、12で連 結されており、その上側の補強管11に、貯留ドラム1の上部に設けた駆動シリ ンダ13のピストン杆が連結されている。
【0019】 また、上記回動アーム8、9の下端部は、継手14を介して扉3の中央部のブ ラケット15に連結されている。この継手14は、図3に示すように、一方の端 部に球状軸受16が設けられ、その軸受16が上記扉2のブラケット15に設け た球面座17に回動可能に嵌合している。また、継手14の他方の端部には、水 平軸18が取付けられ、その水平軸18の両端部に、連結板19、19を介して 水平なローラ軸20、20が取付けられており、そのローラ軸20、20と水平 軸18の両端部が、各回動アーム8、9に設けた長孔21、21に嵌合している 。この長孔21は、上半部21aが上下方向に延びる直線孔で形成され、下半部 21bが排出口2に向かって屈曲する屈曲孔となっており、長孔の両側面がロー ラ軸20、20や水平軸18にわずかな遊びをもって摺動自在に嵌合している。
【0020】 また、上記門形枠7の両側支柱7a、7bには、扉3と排出口2が密着状態に あるときに、上記継手14の水平軸18の両端部を支持する支持部材22、23 が取付けられ、その支持部材22、23の支持によって水平軸18が長孔21の 底部から浮き上り、長孔21の上半部21aの位置で保持されるようになってい る。
【0021】 なお、図1に示すように、貯留ドラム1の外側は外被カバー24で覆われてお り、その外被カバー24の端部にゴミ排出用の開口25が形成され、開口25の 上部にそれを塞ぐシャッタ板26が取付けられている。
【0022】 また、排出口2の下部には、伸縮自在となる可動シュート27が取付けられ、 可動シュート27の側部には、シュートを伸縮するための操作ハンドル28が取 付けられている。
【0023】 実施例の扉開閉装置は上記のような構造であり、次にその作用を説明する。 図1に示すように、扉3が排出口2を塞いだ状態では、継手14の水平軸18 とローラ軸20が支持部材22、23により浮き上り、長孔21の中間位置にあ る。
【0024】 この状態から、駆動シリンダ13が収縮し、回動アーム8、9が上向きに回動 すると、水平軸18とローラ軸20、20が長孔21を下方に移動し、扉3は回 動しない。しかし、水平軸18が長孔21の屈曲した下半部21bまで移動する と、回動アーム8、9の回動力により継手14に水平方向の引張力が加わり、扉 2は、長孔21の下半部21bの屈曲方向によって、図4に実線で示すように上 側が大きく開いた傾斜状態で排出口2から水平方向に引き離される。
【0025】 次に、水平軸18が長孔21の底部まで移動すると、継手14と回動アーム8 、9の動きが一体化され、扉3は図4に鎖線で示すように回動アーム8、9に連 動して上向きに回動し、排出口2を開放する。
【0026】 この場合、扉3の回動中心となる各回動アーム8、9の支点軸10、10が、 排出口2の上端に対して下側で、かつドラムの奥側にあるため、排出口2に対す る扉3の回動量は小さくなり、完全に排出口2を開放した時点で、扉3は排出口 2より斜め前方にわずかに突出した状態となる。
【0027】 このため、図1に示すように、排出口2にゴミ収集車Aを接近させても扉3と 干渉することがなくなり、排出口2の下方の可動シュート27を引き出すことに より、貯留ドラム1のゴミをゴミ収集車Aに移し替えることができる。
【0028】 一方、扉3を閉じるために回動アーム8、9を下向きに回動させた場合は、上 記の動作とは逆に、扉3が回動アームと連動して下降し、継手14の水平軸18 が支持部材22、23に当接した時点で下降が止まる。そして、図4に実線で示 すように排出口2と扉3がほぼ水平に向き合った状態から扉3が水平方向に移動 し、排出口2に密着される。
【0029】 このように扉3が回動運動して下降した後、水平移動して排出口2に密着され るため、扉3の内面にパッキン4の押え金具5やボルト6等の突起物があっても 排出口2に干渉することがなく、扉3を排出口2に確実に密着させることができ る。また、扉3が水平移動することにより、扉3と排出口2の間に芯ずれがあっ ても、芯ずれを修正する逃げをとりやすい利点がある。
【0030】 上記の構造では、扉3を回動アーム8、9を介して上下に回動させるために、 回動アーム8、9の駆動は1本の駆動シリンダ13でよく、また、扉3の開閉量 が小さいため、短いストロークのシリンダにより大きな押し付け力を扉3に与え ることができる。
【0031】
【効果】
以上のように、この考案の第1の手段では、扉の排出口からの飛び出しが小さ くなるので、設置スペースやゴミ移し替えのスペースを小さくでき、狭い場所に 対してもゴミ貯留機を設置することができる。
【0032】 また、この考案の第2の手段では、扉を水平移動させて排出口に密着させるた め、扉を排出口に干渉させることなく確実に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の扉開閉装置を示す縦断正面図
【図2】同上のII−II線からみた縦断側面図
【図3】同上の継手の連結部分を拡大して示す断面図
【図4】同上の作用状態を示す断面図
【図5】従来例を示す正面図
【図6】他の従来例を示す側面図
【符号の説明】
1 ゴミ貯留ドラム 2 排出口 3 扉 8、9 回動アーム 10 支点軸 13 駆動シリンダ 14 継手 16 球状軸受 17 球面座 18 水平軸 20 ローラ軸 21 長孔 22、23 支持部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴミ貯留ドラムの排出口を塞ぐ扉を、そ
    の排出口に対して上下方向に開閉させるゴミ貯留機の扉
    開閉装置において、上記ゴミ貯留ドラムの側方に、上下
    方向に回動する回動アームを取付け、その回動アームの
    回動支点を上記排出口よりドラムの奥側でかつ排出口の
    上端より下側に位置せしめ、上記回動アームの一端に扉
    を、他端にアームを回動させる駆動手段をそれぞれ連結
    したことを特徴とするゴミ貯留機の扉開閉装置。
  2. 【請求項2】 上記回動アームと扉の連結部に、一端に
    球状軸受を他端に複数の水平軸を有する継手を設け、上
    記球面軸受を扉に設けた球面座に嵌合させると共に、上
    記各水平軸を回動アームに設けた上下方向の長孔に摺動
    自在に嵌合させ、扉が排出口に密着する位置で上記各水
    平軸を長孔の中間位置に保持する保持手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載のゴミ貯留機の扉開閉装
    置。
JP1232792U 1992-03-12 1992-03-12 ゴミ貯留機の扉開閉装置 Pending JPH0572813U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1232792U JPH0572813U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 ゴミ貯留機の扉開閉装置

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JP1232792U JPH0572813U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 ゴミ貯留機の扉開閉装置

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JPH0572813U true JPH0572813U (ja) 1993-10-05

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ID=11802220

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JP1232792U Pending JPH0572813U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 ゴミ貯留機の扉開閉装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100908000B1 (ko) * 2007-11-29 2009-07-16 현대건설주식회사 쓰레기 투입구의 배출 밸브 장치

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