JPH0572447A - Av用光伝送装置 - Google Patents
Av用光伝送装置Info
- Publication number
- JPH0572447A JPH0572447A JP3260988A JP26098891A JPH0572447A JP H0572447 A JPH0572447 A JP H0572447A JP 3260988 A JP3260988 A JP 3260988A JP 26098891 A JP26098891 A JP 26098891A JP H0572447 A JPH0572447 A JP H0572447A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical fiber
- convex spherical
- spherical surface
- connector
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光結合損失が少ないAV用光伝送装置を実現
する。 【構成】 光ファイバー1を用いたAV用光伝送装置に
おいて、光発信装置または光受信装置のいずれか一方と
連結する光ファイバー1の少なくとも一端面2を凸球面
にした。また、そのAV用光伝送装置の凸球面側をフェ
ル−ル3に固定し、そのフェル−ル3をコネクタ4のハ
ウジング5に装着固定した。
する。 【構成】 光ファイバー1を用いたAV用光伝送装置に
おいて、光発信装置または光受信装置のいずれか一方と
連結する光ファイバー1の少なくとも一端面2を凸球面
にした。また、そのAV用光伝送装置の凸球面側をフェ
ル−ル3に固定し、そのフェル−ル3をコネクタ4のハ
ウジング5に装着固定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル光やアナログ光
を用いるAV(音響・映像)機器間、例えばオーデオ機
器間の伝送路として、光発信装置と光受信装置の間に光
コ−ドを用いたAV用光伝送装置に関するものである。
を用いるAV(音響・映像)機器間、例えばオーデオ機
器間の伝送路として、光発信装置と光受信装置の間に光
コ−ドを用いたAV用光伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】AV機器間の伝送路として、光発信装置
と光受信装置の間に光伝送路として用いられている従来
の光AV用コードA(図5)は、端面Bの形状が平面状
であった。このコードを図示されていないコネクタに装
着するには、通常は同コードAの端部を図示されていな
いフェル−ルに接続し、そのフェル−ルをコネクタのハ
ウジングに固定していた。この場合、受発光素子と光フ
ァイバーとの光結合損失は両者間の間隙、軸ずれ、両者
間での反射等の要因に依存する。そこで従来はこの間
隙、軸ずれ、反射等の諸問題をできるだけ抑制するため
に次のようにしていた。 .受発光素子と光ファイバー間の間隙をできるだけ小
さくするために、フェルールの先端部の研磨量を規制し
て、できるだけフェルール長を長くしていた。 .受発光素子と光ファイバーとの軸ずれを少なくする
ため、ファイバーをできるだけフェルールの中心部に挿
入したり、寸法精度に富み且つ結合部の密着性が高い光
伝送モジュ−ルやコネクタ等を使用している。 .ファイバー端面での入・出射時の反射を抑制するた
めに、同端面を粗雑にしていた。
と光受信装置の間に光伝送路として用いられている従来
の光AV用コードA(図5)は、端面Bの形状が平面状
であった。このコードを図示されていないコネクタに装
着するには、通常は同コードAの端部を図示されていな
いフェル−ルに接続し、そのフェル−ルをコネクタのハ
ウジングに固定していた。この場合、受発光素子と光フ
ァイバーとの光結合損失は両者間の間隙、軸ずれ、両者
間での反射等の要因に依存する。そこで従来はこの間
隙、軸ずれ、反射等の諸問題をできるだけ抑制するため
に次のようにしていた。 .受発光素子と光ファイバー間の間隙をできるだけ小
さくするために、フェルールの先端部の研磨量を規制し
て、できるだけフェルール長を長くしていた。 .受発光素子と光ファイバーとの軸ずれを少なくする
ため、ファイバーをできるだけフェルールの中心部に挿
入したり、寸法精度に富み且つ結合部の密着性が高い光
伝送モジュ−ルやコネクタ等を使用している。 .ファイバー端面での入・出射時の反射を抑制するた
めに、同端面を粗雑にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタは次の
ような課題があった。 .フェルール長を長くして間隙を小さくするには限界
があった。 .ファイバーをフェルールの中心部に挿入するにして
も、寸法精度に富み且つ結合部の密着性が高い光伝送モ
ジュ−ルやコネクタ等を使用するにしても、限度があっ
た。 .ファイバーの端面を粗雑にすると外観の体裁が悪
く、芳しくない。
ような課題があった。 .フェルール長を長くして間隙を小さくするには限界
があった。 .ファイバーをフェルールの中心部に挿入するにして
も、寸法精度に富み且つ結合部の密着性が高い光伝送モ
ジュ−ルやコネクタ等を使用するにしても、限度があっ
た。 .ファイバーの端面を粗雑にすると外観の体裁が悪
く、芳しくない。
【0004】本発明の目的は従来使用されていた光伝送
モジュ−ルやコネクタ等と同じ部品を使用しても、光結
合損失が少ないコネクタが得られるようにしたAV用光
伝送装置を実現することにある。
モジュ−ルやコネクタ等と同じ部品を使用しても、光結
合損失が少ないコネクタが得られるようにしたAV用光
伝送装置を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
AV用光伝送装置は、AV機器間の伝送路として、光発
信装置と光受信装置の間に光伝送路を有するAV用光伝
送装置において、前記光伝送路は光ファイバー1を用い
た光コードからなり、前記光ファイバー1は前記光発信
装置または光受信装置のいずれか一方と連結する少なく
とも軸線方向一端面2を凸球面にしたものである。本発
明のうち請求項2のAV用光伝送装置は、請求項1の光
ファイバー1の凸球面側を図4に示すようにフェル−ル
3に固定し、そのフェル−ル3をコネクタ4のハウジン
グ5に装着固定したものである。
AV用光伝送装置は、AV機器間の伝送路として、光発
信装置と光受信装置の間に光伝送路を有するAV用光伝
送装置において、前記光伝送路は光ファイバー1を用い
た光コードからなり、前記光ファイバー1は前記光発信
装置または光受信装置のいずれか一方と連結する少なく
とも軸線方向一端面2を凸球面にしたものである。本発
明のうち請求項2のAV用光伝送装置は、請求項1の光
ファイバー1の凸球面側を図4に示すようにフェル−ル
3に固定し、そのフェル−ル3をコネクタ4のハウジン
グ5に装着固定したものである。
【0006】
【作用】本発明のAV用光伝送装置では、光発信装置ま
たは光受信装置のいずれか一方と連結する光ファイバー
1のうち少なくとも一端面2を凸球面にしたので、同光
ファイバー1内を伝送されてくる光は凸球面で集光され
て出射され、同光ファイバー1に入射する光は同凸球面
を通過することにより光ファイバー1の内側に屈折して
外部への漏洩が少ないため、光ファイバー1の凸球面と
それに対向する受発光素子との光結合効率が向上する。
たは光受信装置のいずれか一方と連結する光ファイバー
1のうち少なくとも一端面2を凸球面にしたので、同光
ファイバー1内を伝送されてくる光は凸球面で集光され
て出射され、同光ファイバー1に入射する光は同凸球面
を通過することにより光ファイバー1の内側に屈折して
外部への漏洩が少ないため、光ファイバー1の凸球面と
それに対向する受発光素子との光結合効率が向上する。
【0007】
【実施例】図1に示すものは本発明のAV用光伝送装置
の第1の実施例を示すものであり、これは光ファイバー
1の軸線方向両端面2、6を凸球面にしてある。この二
つの凸球面2、6のうち一方は受光素子7に、他方は発
光素子8に対向させて使用される。図2に示すものは本
発明のAV用光伝送装置に使用される光ファイバーの1
実施例を示すものであり、これは光ファイバー1の軸線
方向一端面2だけを凸球面にしてある。図3に示すもの
は本発明のAV用光伝送装置の第3の実施例を示すもの
であり、これは図4に示すように光ファイバー1のうち
凸球面にした一端面2をフェル−ル3に固定し、そのフ
ェル−ル3をコネクタ4のハウジング5に装着固定し、
そのコネクタ4を光受送信モジュ−ル9のケ−ス10に
差込みできるようにしてある。図4において11は光フ
ァイバー1の外周に被せたプラスチックチュ−ブ、12
はフェル−ル3をハウジング5に押し付けるスプリン
グ、13は光受送信モジュ−ル9に内蔵された受発光素
子である。この受発光素子13は光ファイバー1の凸球
面に適宜の間隔をあけて対向させてある。14は受発光
素子10を光受送信モジュ−ル9のケ−ス10に固定す
る埋込み用樹脂である。
の第1の実施例を示すものであり、これは光ファイバー
1の軸線方向両端面2、6を凸球面にしてある。この二
つの凸球面2、6のうち一方は受光素子7に、他方は発
光素子8に対向させて使用される。図2に示すものは本
発明のAV用光伝送装置に使用される光ファイバーの1
実施例を示すものであり、これは光ファイバー1の軸線
方向一端面2だけを凸球面にしてある。図3に示すもの
は本発明のAV用光伝送装置の第3の実施例を示すもの
であり、これは図4に示すように光ファイバー1のうち
凸球面にした一端面2をフェル−ル3に固定し、そのフ
ェル−ル3をコネクタ4のハウジング5に装着固定し、
そのコネクタ4を光受送信モジュ−ル9のケ−ス10に
差込みできるようにしてある。図4において11は光フ
ァイバー1の外周に被せたプラスチックチュ−ブ、12
はフェル−ル3をハウジング5に押し付けるスプリン
グ、13は光受送信モジュ−ル9に内蔵された受発光素
子である。この受発光素子13は光ファイバー1の凸球
面に適宜の間隔をあけて対向させてある。14は受発光
素子10を光受送信モジュ−ル9のケ−ス10に固定す
る埋込み用樹脂である。
【0008】
【発明の効果】本発明のAV用光伝送装置は、光発信装
置または光受信装置のいずれか一方と連結する光ファイ
バー1の端面2、6のうち少なくとも一端面が凸球面に
形成されているので、従来のAV用光伝送装置よりも格
段と光結合損失の少ない光伝送路となる。
置または光受信装置のいずれか一方と連結する光ファイ
バー1の端面2、6のうち少なくとも一端面が凸球面に
形成されているので、従来のAV用光伝送装置よりも格
段と光結合損失の少ない光伝送路となる。
【図1】本発明のAV用光伝送装置の第1の実施例を示
す説明図。
す説明図。
【図2】本発明のAV用光伝送装置に使用される光ファ
イバーの実施例を示す説明図。
イバーの実施例を示す説明図。
【図3】本発明のAV用光伝送装置のコネクタと光受送
信モジュ−ルの外観図。
信モジュ−ルの外観図。
【図4】図3のコネクタと光受送信モジュ−ルを装着し
た状態の縦断面図。
た状態の縦断面図。
【図5】従来のAV用光伝送装置の1例を示す説明図。
1 光ファイバー 2 光ファイバーの一端面 3 フェル−ル 4 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 一寿 東京都品川区西五反田3丁目9番17号 東 洋ビル ソニーエンジニアリング株式会社 内
Claims (2)
- 【請求項1】 AV機器間の伝送路として、光発信装置
と光受信装置の間に光伝送路を有するAV用光伝送装置
において、前記光伝送路は光ファイバー1を用いた光コ
ードからなり、前記光ファイバー1は前記光発信装置ま
たは光受信装置のいずれか一方と連結する少なくとも軸
線方向一端面2を凸球面にしたことを特徴とするAV用
光伝送装置。 - 【請求項2】 請求項1の光ファイバー1の凸球面側を
フェル−ル3に固定し、そのフェル−ル3をコネクタ4
のハウジング5に装着固定したことを特徴とするAV用
光伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260988A JPH0572447A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | Av用光伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260988A JPH0572447A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | Av用光伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572447A true JPH0572447A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17355511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3260988A Pending JPH0572447A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | Av用光伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0572447A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000062108A1 (fr) * | 1999-04-13 | 2000-10-19 | Nomura Jimusho, Inc. | Cable a fibres optiques |
JP2008129406A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Victor Co Of Japan Ltd | ロータリジョイント |
JP2009294220A (ja) * | 1999-03-17 | 2009-12-17 | Seiko Instruments Inc | 光マイクロカンチレバーとその製造方法および光マイクロカンチレバーホルダ |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3260988A patent/JPH0572447A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009294220A (ja) * | 1999-03-17 | 2009-12-17 | Seiko Instruments Inc | 光マイクロカンチレバーとその製造方法および光マイクロカンチレバーホルダ |
JP4542193B2 (ja) * | 1999-03-17 | 2010-09-08 | セイコーインスツル株式会社 | 光マイクロカンチレバーの製造方法 |
WO2000062108A1 (fr) * | 1999-04-13 | 2000-10-19 | Nomura Jimusho, Inc. | Cable a fibres optiques |
JP2008129406A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Victor Co Of Japan Ltd | ロータリジョイント |
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